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冬のサイクリングの服装は気温で決める|10℃は手持ちの重ね着、5℃を切ったら前が防風

【保存版】冬のサイクリング服装ガイド|気温5度・10度対応のレイヤリング術と必須装備
冬のサイクリングの服装は、気温で4段階に分けて決めます。10℃くらいまでは、長袖ジャージにウインドブレーカー、レーパンにレッグウォーマーと、手持ちの重ね着でたいてい足ります。5℃を切ったら、ジャケット・タイツ・グローブ・シューズカバーを前が防風のものに。0℃は中綿入りに、首と耳をふさぎます。汗冷えを防ぐインナーの考え方と、サイクルウェアがなくても走れる服装、5℃用の4点を実価格でまとめました。
目次

冬のサイクリングの服装は、気温で4段階に分けて決めると迷わなくなります。

いちばん迷う10℃の日なら、長袖ジャージにウインドブレーカー、レーパンにレッグウォーマー。手持ちの重ね着でたいてい足りるんですよね。冬用を買い足すのは5℃を切ってからで、そのとき替えるのは「前が防風」の4点です。

上半身・下半身・手・足の組み合わせは、気温ごとの早見表にしてあります。その日の気温の行を見れば、着ていくものが決まります。

気温別の服装早見表

パールイズミが製品ごとに出している対応気温(15℃・10℃・5℃・0℃)に合わせると、上から下まで同じ物差しでそろえられます。

気温 上半身 下半身
15℃前後 長袖ジャージ レーパン+レッグウォーマー 裏起毛の薄手グローブ つま先カバー
10℃前後 長袖ジャージ+ウインドブレーカー 裏起毛のタイツ フリースのグローブ 甲までのカバー
5℃前後 前が防風の冬用ジャケット 前が防風のタイツ 防風のグローブ 足首までのシューズカバー
0℃前後 防風+中綿のジャケット 防風+保温のタイツ 防風+指先に中綿 中綿入りのシューズカバー

※パールイズミの対応気温(2026年秋冬)をもとにした目安です。上半身の重ね着(長袖ジャージ+ウインドブレーカー)と、レーパン+レッグウォーマーは、メーカーの気温表記がない組み合わせです

冬のサイクリングの服装は気温で4段階。15℃は長袖ジャージ、10℃はウインドブレーカーを足す、5℃は前が防風の4点、0℃は中綿と首・耳
10℃までは手持ちの重ね着、5℃を切ったら前が防風

迷ったら、寒いほうの行

同じ日でも、朝と昼、登りと下りで体感はかなり変わります。いちばん寒くなる時間に合わせて選んで、暑くなったら脱ぐほうが、あとで困らないんですよね。

風が強い日や、日が差さない日、長い下りがある日は、表より1段寒い行で考えるとちょうどいいかなと思います。

10℃の日は、手持ちの重ね着で足りる

10℃は、走り出しは寒いのに、しばらくこぐと暑くなる気温です。ここで冬用のジャケットを着ていくと、登りで汗だくになるんですよね。

上は長袖ジャージにウインドブレーカー

秋に着ていた長袖ジャージに、薄いウインドブレーカーやジレ(袖なしの防風ベスト)を重ねます。暑くなったら脱いで、背中のポケットへ。冬用ジャケットにはこれができません。

1枚で済ませたいなら、前身頃と袖だけを防風にした10℃用のジャージ(パールイズミの3515-BLなど)もあります。

下はレッグウォーマーか、裏起毛のタイツ

夏のレーパンにレッグウォーマーを足せば、膝を冷やさずに走れます。暑くなったら外せるのがいいところですね。朝晩の冷えがつらい人は、裏起毛のタイツにすると楽です。

手と足は、指先から冷える

10℃でも、指先とつま先は先に冷えてきます。指切りのグローブは長指に替えて、足はつま先カバーを。ロードシューズの通気穴を内側からテープでふさぐだけでも、けっこう違います。

5℃を切ったら、前が防風の4点

5℃を切ると、重ね着で頑張るより冬用に替えたほうが楽になります。替えるのは、ジャケット・タイツ・グローブ・シューズカバーの4点。どれも風を受ける前側が防風になっているものです。

5℃を切ったら前が防風の4点。上は冬用ジャケット、下は防風タイツ、手は防風グローブ、足はシューズカバー
替えるのは、前が防風の4点

風を受けるのは前、汗が溜まるのは背中

自転車は、走っているあいだ前から風を受け続けます。冬用のジャケットやタイツの多くが前だけ防風なのはそのためで、パールイズミの5℃用ジャケットも、汗をかく背中の中心は吸汗素材になっています。全身を防風で固めると、今度は中が蒸れるんですよね。

4点のうち、先に買うならグローブ

5℃を切って最初につらくなるのは、たいてい指先とつま先です。とくにブレーキを握る指がかじかむのは危ないので、4点を一度にそろえないなら、グローブから、次にシューズカバー、が私のおすすめです。上半身は、インナーを足せばもう少し粘れます。

0℃は中綿と、首と耳

0℃前後になると、前が防風でも寒さが勝ってきます。ジャケットは中綿入り、タイツは保温の厚いもの、グローブは指先に中綿、シューズカバーも中綿入りに替えます。

首と耳をふさぐ

0℃の日に意外と冷えるのが、首と耳です。ネックウォーマーと、ヘルメットの下にかぶれる薄いイヤーウォーマーを足すだけで、体感はかなり変わります。暑くなったら外してポケットに入るのもいいところですね。

気温より、路面の凍結

0℃を下回る朝は、日陰や橋の上が凍っていることがあります。服装がそろっていても、凍った路面ではどうにもならないので、日が高くなってから走るのが安心です。

どの気温でも、インナーは汗を離すもの

冬のライドでいちばん冷えるのは、登りでかいた汗が残ったまま下るときです。寒いからと着込むほど、汗をかいて冷えるんですよね。

綿と、普段着の吸湿発熱インナーは避ける

綿のTシャツは、汗を吸ったまま乾きません。吸湿発熱をうたう普段着のインナーも、自転車でかく汗の量には追いつかないことが多いです。普段着が悪いのではなく、想定している汗の量が違うんですよね。

肌に1枚、汗を離すもの

肌に直接着るのは、汗を外へ逃がすメッシュのドライレイヤーか、化繊のスポーツ用インナー。その上に、暖かさを足す1枚です。これだけで、同じ上着でも下りの寒さがかなり変わります。

あとは、登る前に1枚脱いで、下る前に着る。汗をかいてから脱ぐのでは遅いので、少し寒いくらいで登り始めるのがコツかなと思います。

笑い猫

笑い猫

冬の服装でいちばん失敗したのは、寒いからと何枚も着込んだ日でした。登りで汗だくになって、下りで一気に冷えるんですよね。綿のTシャツやヒートテックで走っていた頃は、たいていそうでした。

いまは肌にミレーのメッシュ、その上にパールイズミのインナー、外は前が防風の5℃用ジャケット(3500-BL)です。枚数を減らしたほうが、かえって寒くないんです。

サイクルウェアがなくても走れる服装

旅先のレンタサイクルや、クロスバイクで近所を流す日なら、サイクルウェアをそろえなくても大丈夫です。登山やランニングの服で代わりになります。

  • :化繊のインナー+薄手のフリース+ウインドブレーカー。ダウンは暖かいぶん、こいでいると暑くなりやすいので、休憩のときに羽織る用に
  • :よく伸びるパンツ。裾が広いものは、チェーンに巻き込まないよう裾バンドで留めます。ジーンズは汗で乾きにくく、膝も曲げにくいです
  • 手と耳:ここだけは用意しておきたいところ。手袋は、ブレーキを握りやすい薄手のものを

ロードバイクで1時間以上走るようになったら、そのとき初めて、前が防風のサイクル用に替えれば十分です。

5℃を切ったら、この4点

5℃用の4点を、パールイズミでそろえた場合です。どれも前が防風で、対応気温は5℃。定価の合計は5万8千円くらい、通販では4万5千円弱からそろいます。

先に買うならグローブ、の順に並べました。ほかの気温の段や、ほかのブランドとの比較は、部位ごとの記事にまとめてあります。

製品名 こんな人向け 価格 目安の気温 おすすめ用途
パールイズミ ウィンドブレーク ウィンター グローブ 7215
パールイズミ ウィンドブレーク ウィンター グローブ 7215


★★★★★
約7,600円〜 5℃(パールイズミ) 冬の通勤・昼のライド
パールイズミ ウィンドブレーク ロード シューズカバー 7911
パールイズミ ウィンドブレーク ロード シューズカバー 7911


★★★★☆
約7,200円〜 5℃(パールイズミ) 冬の昼間のライド
パールイズミ ウィンドブレーク ジャケット 3500-BL
パールイズミ ウィンドブレーク ジャケット 3500-BL

上半身
★★★★★
約18,700円〜 5℃(パールイズミ) 冬の昼間
パールイズミ ウィンドブレーク タイツ 6000-3DR
パールイズミ ウィンドブレーク タイツ 6000-3DR

下半身
★★★★☆
約10,900円〜 5℃(パールイズミ) 冬の昼間

1. パールイズミ ウィンドブレーク ウィンター グローブ 7215|全部のパーツが防風の5℃用

パールイズミ ウィンドブレーク ウィンター グローブ 7215

パールイズミ ウィンドブレーク ウィンター グローブ 7215の価格を比較する

目安の気温
5℃(パールイズミ)
素材
ウィンドブレーク(防風)
タッチパネル
対応
定価
¥9,790
価格帯
約7,600円〜

手の甲も手のひらも指のマチも、全部のパーツに防風素材を使った5℃用です。定価9,790円。通販では前の年のモデルが7千円台で残っています。
指先の冷えは、風を止めるだけでかなり変わるんですよね。ブレーキレバーを握りやすいすべり止め付き。4点のうち最初の1つなら、私はこれかなと思います。

こんな人に:まず指先を守りたい人

気になる点:新しい年のモデルは定価どおりの値段です

2. パールイズミ ウィンドブレーク ロード シューズカバー 7911|足首まで覆う5℃用

パールイズミ ウィンドブレーク ロード シューズカバー 7911

パールイズミ ウィンドブレーク ロード シューズカバー 7911の価格を比較する

覆う範囲
足首まで
目安の気温
5℃(パールイズミ)
対応
ロード(MTB靴は合わないことあり)
素材
ウィンドブレーク
定価
¥8,800
価格帯
約7,200円〜

足首まで覆う、5℃用のシューズカバーです。定価8,800円。通販では7千円台から見つかります。
後ろのファスナーが下まで開いて、足裏はマジックテープで留める形。着脱が楽なのがいいところです。
ただMTBタイプの靴には合わないことがあるので、SPDの靴で走る方は、シューズカバーの記事で合うものを見てください。

こんな人に:ロードシューズで走る人

気になる点:MTBタイプの靴には合わないことがあります

3. パールイズミ ウィンドブレーク ジャケット 3500-BL|前面防風の5℃用の定番

パールイズミ ウィンドブレーク ジャケット 3500-BL

パールイズミ ウィンドブレーク ジャケット 3500-BLの価格を比較する

目安の気温
5℃(パールイズミ)
つくり
前面ウィンドブレーク・背中は吸汗素材
ジャケット
定価
¥20,900
価格帯
約18,700円〜

前面が防風で、背中の中心が吸汗素材の、5℃用ジャケットです。定価2万900円。通販では1万8千円台から見つかります。
風を受ける前は止めて、汗が溜まる背中からは逃がす作り。袖と背中のポケットには反射材が付いています。
レディースのW3500-BLと、ゆったりしたワイドサイズのB3500-BLもあります。

こんな人に:冬の昼間に走る人

気になる点:通販でも1万8千円くらいします

4. パールイズミ ウィンドブレーク タイツ 6000-3DR|前が防風の5℃用タイツ

パールイズミ ウィンドブレーク タイツ 6000-3DR

パールイズミ ウィンドブレーク タイツ 6000-3DRの価格を比較する

目安の気温
5℃(パールイズミ)
防風
前面がウィンドブレーク
ウエスト・パッド付き・裾ファスナー
定価
¥18,700
価格帯
約10,900円〜

前側が防風の、5℃用のタイツです。定価1万8,700円。通販では前の年のモデルが1万円台前半から見つかります。
裾にファスナーがあって、はき替えが楽。両脚の後ろには反射材も付いています。
お腹まで冷えやすい人は、肩ひものあるビブタイツ(T6000-3DR)もあります。

こんな人に:膝を冷やしたくない人

気になる点:色とサイズで値段がかなり違います

よくある質問

気温10℃の日は、何を着ればいいですか?

長袖ジャージ+ウインドブレーカー(またはジレ)、化繊のインナー、レーパン+レッグウォーマー、長指のグローブが基本です。
冬用のジャケットだと、登りで暑くなりすぎることが多いです。

冬用のウェアは、何℃から必要ですか?

5℃を切ったらが目安です。ジャケット・タイツ・グローブ・シューズカバーを、前が防風のものに替えます(パールイズミの対応気温より)。
10℃くらいまでは、手持ちの重ね着で走れることが多いです。

ユニクロのヒートテックやダウンは使えますか?

街乗りや、ゆっくり流す日なら使えます。
ただ汗をかくペースで走るなら、吸湿発熱のインナーは汗の量に追いつかないことが多く、ダウンはこいでいると暑くなりがちです。肌には化繊のインナー、ダウンは休憩のときに羽織る、と分けるのがおすすめです。

女性用のウェアはありますか?

パールイズミは、品番の頭にWが付くものがレディースです。たとえば5℃用ジャケットにはW3500-BLがあり、対応気温は同じ5℃です。
ゆったりしたワイドサイズ(B3500-BL)もあります。

風が強い日や、曇りの日はどうすればいいですか?

早見表より1段寒い行で考えてください。
自転車は走っているだけで前から風を受けるので、向かい風や日陰では体感がぐっと下がります。ウインドブレーカーを1枚持っていくと安心です。

0℃を下回る日も走れますか?

装備をそろえれば走れますが、気をつけたいのは路面の凍結です。
朝の日陰や橋の上は凍っていることがあるので、日が高くなってから走るのが安心です。

まとめ

  • 冬の服装は気温で4段階。15℃は長袖ジャージ、10℃はウインドブレーカーを足す、5℃は前が防風の4点、0℃は中綿と首・耳
  • 10℃までは手持ちの重ね着でたいてい足りる。脱げるものを重ねる
  • 5℃を切ったら、ジャケット・タイツ・グローブ・シューズカバーを前が防風のものに。先に買うならグローブ
  • どの気温でも、肌には汗を離すインナー。登る前に脱いで、下る前に着る
  • 風の強い日や曇りの日は、1段寒い行で考える

※価格は2026年9月時点のものです。

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