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15万円以下で買えるロードバイク|主要9ブランドの現行モデルと総額20万円の内訳【2026年版】

更新日: 2026年10月27日

【2025-26年版】予算15万円以下!初心者向けロードバイクおすすめ5選|コスパ最強モデルを徹底比較
記事概要

ロードバイクを15万円以下で買いたいけれど、実際どれが選べるのか分かりにくいですよね。主要9ブランドの現行モデルを並べると、15万円以下のドロップハンドルのものは18台。この価格帯で変わるのは車体の骨組みではなくギアの部品でした。ブランドごとの選択肢の差、アルミとカーボンの分かれ目、そして総額20万円になる理由まで、店に行く前に知っておきたいことをまとめました。

ロードバイクの予算を15万円くらいで考えている、というのはかなり多い入り方だと思います。ただ実際に調べ始めると、思ったより選べないことに気づくはずです。

主要9ブランドの現行モデルを公式の価格で並べると、15万円以下のドロップハンドルのものは18台。ただし内訳がかなり偏っていて、6台あるブランドもあれば、1台も無いブランドもありました。

この記事では、まずその全体像をご紹介します。そのうえで、15万円という予算で何が決まるのか、そして車体以外にいくらかかるのかも見ていきますね。

私はアンカーのRL6D(105)という自転車に乗っています。いまのRE6は、その後継モデルです。上のグレードなので、この記事の予算からは外れています。ただ後継のRE6には14万9千円のものもあるので、同じアンカーの話として、身近に感じながら書けるかなと思います。

15万円以下、いま何台あるのか

先に結論だけ置いておきます。この9社の中で、ドロップハンドルのものは18台でした。

ほかのブランドもあるので、これが全部というわけではないです。ただ店でよく見かける主要どころは押さえているので、選択肢の全体像としては目安になるかなと思います。

並べたのは、アンカー・ジャイアント・トレック・メリダ・ビアンキ・キャノンデール・フジ・コーダーブルーム・ネストの9社です。値段は、各社の公式サイトに載っている現行モデルの希望小売価格(税込)です。

価格(税込) ブランド モデル タイプ
¥96,800〜 ネスト FALAD(2024年モデル。2025年モデルは¥108,900) ロード(ターニー・2×7速)
¥111,100 フジ BALLAD R クロモリロード(変速はWレバー)
¥119,900 ジャイアント Contend 3 ロード
¥121,000 メリダ RIDE 80 ロード
¥124,300 フジ MILESDOVES ツーリング
¥126,500 コーダーブルーム FARNA ロード
¥128,000 キャノンデール CAAD Optimo 4 ロード
¥129,800 ネスト FALAD PRO(2026年モデル) ロード
¥134,200
(アウトレット ¥120,780)
メリダ SCULTURA RIM 100 ロード
¥135,300 フジ FEATHER CX+ シクロクロス
¥139,700 ジャイアント Contend 2 ロード
¥143,000 ネスト ALTERNA ロード
¥148,500 ネスト GAVEL グラベル
¥148,500 フジ NAOMI ロード
¥148,500 フジ BALLAD Ω クロモリロード
¥148,500 フジ JARI 2.5(SHIFTA限定) グラベル
¥149,000 アンカー RE6 CLARIS MODEL ロード
¥149,000 トレック Domane AL 2 Gen 4 ロード

※2026年10月27日時点の、各メーカーの公式サイトに載っている値段です(メリダは公式ストアの通常価格。キャノンデールとトレックのほかは「税込」の表示)。価格は改定されることがあるので、購入前に各メーカーの公式サイトでご確認ください。

表の「タイプ」について
・ロード…下向きに曲がったハンドルの、いわゆるロードバイクです
・グラベル/シクロクロス…見た目はロードバイクとほぼ同じで、タイヤが少し太いタイプです(後で詳しく書きます)
・ツーリング…荷物を積んで旅に出ることを想定したタイプ
・クロモリ…骨組みに鉄の一種を使ったもの。細身で乗り心地が柔らかいのが特徴です
・ターニー・2×7速…ギアの部品が、入門のクラリスよりさらに下のランク。後ろのギアは7枚で、ほかの車体は8〜9枚です
・Wレバー…変速のレバーが、ハンドルの手元ではなく、車体の斜めの管に付いている形です。ほかの車体は、ブレーキのレバーで変速もできる形(STI)です

ハンドルがまっすぐなフラットバーのものは、この表に入れていません。クロスバイクに近い乗り味で、アンカーのRL1(7万円〜)、ネストのALTERNA FLAT(9万9千円)、フジのAKILAH(11万円)などがあります。ネストのALTERNAとGAVELは、取り扱いが一部の販売店に限られるので、行く前に店に聞いてみてください。

15万円の手前に6台

表の下のほうを見てもらうと、14万8,500円にフジが3台とネストのGAVEL、14万9千円にアンカーのRE6 CLARIS MODELとトレックのDomane AL 2が並んでいます。GAVELは9月には14万1,900円で、この秋はFARNAやFALADも値上がりしています。買う前に、公式の値段をもう一度見ておくと安心です。

これは偶然というより、いまのエントリーロードの上限がこのあたりに来ているということかなと思います。15万円という予算は、ちょうど選べるものの端っこを狙っている形になります。

ブランドごとのいちばん安いロードバイク。ネスト9.7万円、フジ11.1万円、ジャイアント12.0万円、メリダ12.1万円、コーダーブルーム12.7万円、キャノンデール12.8万円、アンカーとトレック14.9万円。ビアンキだけ17.1万円で15万円を超える
ブランドごとのいちばん安いロード。15万円を超えるのはビアンキだけです

ブランドによって、あるところと無いところがはっきり分かれる

台数そのものより、内訳のほうが大事です。

ブランド 15万円以下の台数 いちばん安いロード
フジ 6台 ¥111,100
ネスト 4台 ¥96,800(前の年のモデル)
ジャイアント 2台 ¥119,900
メリダ 2台 ¥121,000(前の年のモデルはアウトレット ¥98,900)
コーダーブルーム 1台 ¥126,500
キャノンデール 1台 ¥128,000
アンカー 1台 ¥149,000
トレック 1台 ¥149,000
ビアンキ 0台 ¥170,500

ビアンキは15万円に2万円届かない

ビアンキでいちばん安いロードはVIA NIRONE 7(SORA)の17万500円です。15万円まで2万500円足りません。

で、ここは見間違えやすいところで、ビアンキの公式サイトは税込の値段の横に、税抜の値段も並べて出しています。税抜だと15万5千円なので、そちらを見ると「あと5千円」に見えるんですよね。比べるときは、ほかのブランドと同じ税込でそろえてください。

その先も、ディスクブレーキ版が20万3,500円、105版が23万6,500円と上がっていきます。ビアンキのあのチェレステカラーが好きで、という人はけっこういると思います。ただそこは予算をもう少し伸ばすか、別のブランドにするかの二択になるのが現状です。

メリダは2台。前の年のモデルはアウトレットに

メリダには15万円以下のロードが2台あります。新しく出たRIDE 80(12万1千円)と、2026年モデルのSCULTURA RIM 100(13万4,200円)です。どちらもシマノのClarisで、リムブレーキのモデルですね。

RIDE 80は、公式ストアのロードバイクの一覧では2ページ目にあります。高いREACTOやSCULTURAが先に並んでいるので、1ページ目だけ見ると「メリダは高いブランド」と思ってしまうんですよね。

それから、SCULTURA RIM 100は、いまは公式ストアのアウトレットの値段(12万780円)で出ています。前の年のRIDE 80も、アウトレットで9万8,900円です。どちらもロードバイクの一覧には出てこないので、見落としやすいところです。前の年のRIDE 80は、新しいモデルと部品が同じで、違うのは色。ただ、残っているサイズは、SCULTURA RIM 100が44と52、RIDE 80が1色の44・47・52だけです。

ちなみに、メリダの公式ストアは、ネットで注文して、近くの専門店で受け取る形です。買ったあとの相談もお店でできるので、実店舗で買うのに近い形かなと思います。

選択肢がいちばん多いのはフジとネスト

フジは6台、ネストは4台と、この価格帯を厚めに残しています。

ただフジの6台にはグラベルやシクロクロス、ツーリング系、クロモリが混ざっています(このあたりは後で書きます)。ネストは、FALADの前の年のモデルが公式にまだ載っていて、10万円前後から選べます。ふつうのロードバイクの中で比べるなら、2台ずつあるジャイアントとメリダが比べやすいかなと思います。

ブランド別の15万円以下のロードバイクの台数。フジ6台、ネスト4台、ジャイアント2台、メリダ2台、コーダーブルーム・キャノンデール・アンカー・トレック各1台、ビアンキ0台
ブランドによって本数がまったく違います。ビアンキは0台

値段の差は、車体そのものではなくギアの部品

15万円の予算をどう使うか、いちばん大事なのがここかなと思います。

先に言葉の説明をしておきます。自転車の値段の話をするときに「フレーム」と「コンポ」という2つの言葉がよく出てきます。

  • フレーム…自転車の骨組みです。三角形になっている、あの本体の部分ですね
  • コンポ…ギアを変えるための部品ひとまとめです。ハンドルのレバー、チェーンを移動させる装置、後ろのギアの歯車、この一式をまとめてこう呼びます。お店では「コンポ」と略して言われることが多いです

で、15万円という予算で変わっているのは、骨組みのほうではなく、ギアの部品のほうです。

私が乗っているRL6Dの後継、アンカーのRE6を例にすると、はっきりします。RE6には3つのグレードがあって、価格は14万9千円・16万9千円・24万9千円と並んでいます。

グレード名 価格(税込) ギアの部品 骨組み
RE6 CLARIS MODEL ¥149,000 シマノ CLARIS(入門) 3つとも
同じもの
RE6 CUES 9s MODEL ¥169,000 シマノ CUES(真ん中)
RE6 105 MODEL ¥249,000 シマノ 105(上位)

グレード名に付いている「CLARIS」「CUES」「105」というのは、部品メーカーのシマノがつけているランク名です。数字が大きかったり名前が上のほうだと、値段も上がります。車のグレードみたいなものですね。

で、大事なのはここです。骨組みは3つとも同じものが使われています。違うのはおもにギアの部品で、105 MODELはブレーキ(油圧のディスク)と車輪・タイヤも上のものになります。それで10万円の差です。

「高い自転車=いい車体」だと思っていると、逆に見えるかもしれません。15万円で買っても24万9千円で買っても、乗っている土台は同じなんですね。

じゃあ安いほうだと走れないのか

そんなことはないです。安いほうでもギアはちゃんと変わりますし、骨組みが同じなら乗り心地のクセも同じです。

差が出るのはこの2つです。

  • 後ろのギアの枚数…多いほど坂で細かく調整できます。入門クラスのクラリスは8枚、ソラは9枚、上のクラスの105は、いまの型だと12枚です(ひとつ前の型は11枚)
  • レバーを押したときの感触…上のクラスほど軽い力でカチッと変わります

どちらも長い距離を走ったり、坂を何回も登ったりするようになってから気になってくるところです。街中を走っているぶんには、正直そこまで差を感じないかなと思います。

私は105という上のほうのモデルに乗っていますけど、最初からこれが必要だったかというと、たぶん違ったかなと思います。走る距離が伸びてきてから上を考えても、順番としては問題ないです。

骨組みの材料とブレーキは、ほぼ選べない

ギアの部品の話をしましたけど、残りの2つはこの値段だとほぼ決まっています。

骨組みの材料はアルミ

軽い金属で、丈夫で、扱いやすい材料です。もっと軽い「カーボン」という材料もありますが、そちらは25万円あたりから見えてきます。

ただアルミが劣っているという話ではないです。私のRL6Dもアルミですし、不満を感じたことはないです。カーボンのほうが軽くて路面のガタガタを吸ってくれますが、その差が分かるのはかなり走り込んでからかなと思います。

ブレーキは2種類

  • リムブレーキ…車輪のフチをゴムで挟んで止めます。この値段だとほとんどがこちらです
  • ディスクブレーキ…車輪の中心にある円盤を挟んで止めます。同じ車体でも2〜4万円ほど高くなります

違いがはっきり出るのは雨の日です。リムブレーキは車輪が濡れると止まりにくくなりますが、ディスクブレーキはあまり影響を受けません。

なので通勤で毎日乗る、雨でも走る、という予定があるならディスクを優先する価値はあります。

ただ晴れた休日に走るのが中心なら、リムブレーキで困ることはないです。15万円の中で無理にディスクを狙うと、他のところを削ることになるので、そこは割り切っていいかなと思います。

ギアの部品は、後から交換もできる

骨組みが同じなら、あとから入門クラスのギアを上のクラスに載せ替えることも、技術的にはできます。

ただ部品代と作業代を足すと、最初から上のモデルを買うより高くつくことが多いです。なので実際には「乗り続けると決まってから、次の1台で上げる」という人のほうが多い印象です。

ここは無理に決めなくていいところかなと。まず1台目で走ってみないと、自分に何が足りないか分からないので。

アンカーRE6の3グレード。14万9千円・16万9千円・24万9千円で骨組みは共通、違いはおもにギアの部品
アンカーRE6の3種類。骨組みは同じで、違うのはおもにギアの部品です(105 MODELはブレーキと車輪も上のもの)

車体は15万円でいい、ただし総額は20万円くらい

車体に15万円かける、というのは全然ありだと思います。ただ、それで終わらないということは先に知っておいたほうがいいです。

ロードバイクは買っただけでは走り出せません。最低限そろえるものがあります。

買うもの 目安 備考
車体 15万円 この記事の本題
ヘルメット 1〜1.5万円 努力義務。無しで乗るものではないです
鍵 3千〜8千円 停める場所があるなら必須
ライト(前後) 5千〜1万円 夜間・トンネルで必要
空気入れ(仏式対応) 3千〜6千円 週1回は入れます
パンク修理の道具 2千〜5千円 出先で直せないと詰みます
ボトル+ケージ 2千〜4千円 夏は2本あると安心
ペダル 0〜1万円 付属しない車体があります
防犯登録 660円 義務です
合計 約19〜21万円 ウェアは別

だいたい20万円前後を見ておくと、買ってすぐ走り出せます。

で、ここで多いのが「車体に予算を全部使ってしまって、付属品が後回しになる」というパターンです。ライトが無いから暗くなる前に帰らないといけない、鍵が無いからコンビニに寄れない、という感じで、走れる範囲がじわじわ狭くなります。

なので予算が20万円なら、車体は15万円までにしておくという配分が現実的かなと思います。逆に予算が15万円しか無いなら、車体を10〜11万円くらいに抑えるほうが結果的に早く走り出せます。

この予算だと、表の上のほうから選ぶ形になります。

  • ネストのFALAD(2024年モデル):9万6,800円
  • メリダのRIDE 80の前の年のモデル(アウトレット・サイズは44・47・52だけ):9万8,900円
  • ネストのFALAD(2025年モデル):10万8,900円
  • フジのBALLAD R(変速はWレバー):11万1,100円

もう少し出せるなら、ジャイアントのContend 3(11万9,900円)や、メリダのRIDE 80(12万1千円)も候補です。

ロードバイクの総額。車体15万円に加えヘルメット・鍵・ライトなどで約5万円、合計約20万円
車体15万円でも、走り出すまでに20万円ほどかかります

「ロードバイク」だけで探すと、選択肢を自分で狭める

さっきの表をもう一度見てもらうと、タイプの欄にグラベル・シクロクロス・ツーリングと書いてあるものが混ざっています。

フジのJARI 2.5(SHIFTA限定)やFEATHER CX+、ネストのGAVEL、フジのMILESDOVES あたりです。これらは「ロードバイク」で検索すると出てこないことがあります。

見た目はほぼ同じ

下向きに曲がったハンドルが付いていて、細めのタイヤで、前に体を倒して乗る。そこは同じです。違うのはタイヤがもう少し太いことと、荷物を積むためのネジ穴が付いていることくらいです。

で、初心者にとってはこの違いがむしろ有利に働くことが多いんですね。

  • タイヤが太いぶん、段差や砂利で安定します(最初の1年でいちばん怖いのがここです)
  • 荷物を積めるので、そのまま旅にも出られます
  • 舗装路だけを走るぶんには、ロードバイクとの速度差はそれほど気になりません

レースに出たい、少しでも速く走りたい、というのが目的ならロードバイクのほうがいいです。ただ「サイクリングを楽しみたい」が目的なら、グラベルのほうが合っている人はかなり多いかなと思います。

自転車で旅をしてみたい場合の選び方は旅自転車の選び方とおすすめ装備にまとめました。

型落ちを狙うと、1つ上のグレードに手が届く

ここは知っているかどうかで結果が変わるところです。

ロードバイクは毎年モデルチェンジがあって、前年式が値下げされます。中身はほとんど変わらないのに、カラーリングと年式が違うだけで安くなることがよくあります。

15万円の予算で、型落ちの18〜20万円クラスが買えることがあるということですね。これはけっこう大きい差です。メーカーの公式サイトに前の年のモデルが載ったままのこともあって、ネストのFALADは2024年・2025年モデル、FALAD PROは2026年・2027年モデルが並んでいます。メリダも、前の年のRIDE 80と、2026年モデルのSCULTURA RIM 100が、公式ストアのアウトレットの値段で出ています。

しかも、前の年のモデルのほうが、上の部品が付いていることもあります。ネストのFALAD PROは、2026年モデル(12万9,800円)のブレーキが上のランクの105で、2027年モデル(14万800円)は入門のクラリスです。前の年のほうが、ブレーキが上で、しかも1万1千円安いんですよね。

ただ、条件がいくつか

  • サイズが選べません。残っているサイズが自分に合わなければ、その時点で終わりです
  • 色も選べません。好きな色が残っているとは限らないです
  • 出るタイミングが読めません。だいたい秋から冬にかけて多いですが、確実ではないです

なので「型落ちを待つ」という作戦は、あまりおすすめしないです。待っている間は走れないので。

そうではなく、店に行ったときに「型落ちで残っているものはありますか」と聞いてみるくらいの温度がちょうどいいかなと思います。あればラッキー、無ければ現行から選ぶ、という感じで。

買う場所は実店舗がおすすめ

この記事に通販のリンクを載せていないのは、そういう理由です。

ロードバイクはサイズ選びを外すと、どれだけ良い車体でも快適に乗れません。身長だけでは決まらなくて、腕や脚の長さ、体の柔らかさでも変わります。これはまたがってみないと分からないです。

それと、通販で届いたロードバイクは組み立てが必要です。ハンドルを付けて、変速を調整して、ブレーキを合わせる。ここを自分でやるのは、最初の1台としてはハードルが高いかなと思います。

店を1つ持っておくと後がラク

買った後のほうが長いです。

変速の調子が悪い、異音がする、パンクした、といったことは必ず起きます。そのときに「あそこに持っていけばいい」という店があるかどうかで、乗り続けられるかどうかが変わります。

ネットで数千円安く買えたとしても、相談できる場所が無いほうが結果的に高くつくことが多いです。

店に行くときに聞くこと

  • 「予算は総額◯万円です」と伝える(車体だけの予算ではなく総額で言うと、付属品まで含めて組んでもらえます)
  • 「主にどこを走りたいか」を伝える(通勤なのか、休日に遠出したいのかで勧められるものが変わります)
  • 「またがらせてもらえますか」と聞く(試乗できる店もあります)
  • 「型落ちで残っているものはありますか」と聞く

この4つを言えれば、あとは店の人が組み立ててくれます。知識が無い状態で行っても大丈夫です。むしろ中途半端に調べて「このモデルください」と指名するより、目的を伝えたほうが良い買い物になるかなと思います。

笑い猫

笑い猫

私が初めて買ったロードバイクも、アンカーのエントリーモデルでした(当時で10万円を切るくらい)。専門店であれこれ聞きながら選んで、帰りは店から家まで2時間かけて、そのまま乗って帰ったんですよね。
選んだ理由は、シンプルな見た目が好きだったから。結局その1台に7年乗りました。最初の1台は、店で話を聞いて、あとは見た目で決めていいと私は思っています。

各ブランドの公式サイト

価格は改定されることがあるので、気になるモデルがあったら公式で最新を確かめてください。台数は、15万円以下のドロップハンドルのものです。

ブランド 15万円以下 公式サイト
フジ 6台
ネスト 4台
ジャイアント 2台
メリダ 2台(RIDE 80 は一覧の2ページ目)
コーダーブルーム 1台
キャノンデール 1台
アンカー 1台
トレック 1台
ビアンキ 0台

※この記事には通販へのリンクを載せていません。自転車はサイズ合わせと、最初の組み立て・調整が要るので、実店舗での購入をおすすめしているためです。

よくある質問

15万円のロードバイクと30万円のロードバイク、何が違いますか?

いちばん大きいのは骨組みの材料です。15万円前後はアルミ、30万円クラスになるとカーボンが視野に入ってきます。カーボンのほうが軽くて、路面の細かい振動を吸収してくれます。
ただアルミだから走れない、ということはまったくないです。私が乗っているアンカーのRL6Dもアルミですが、不満を感じたことはないです。
あとはギアの部品のランクが変わりますが、これは上に書いたとおりです。

ディスクブレーキは15万円以下で買えますか?

買えますが、選択肢はかなり絞られます。15万円以下のロードは多くがリムブレーキ(ホイールを挟むタイプ)です。アンカーのRE6 CLARIS(14万9千円)のように、機械式のディスクブレーキが付くものもあります。ディスクブレーキ搭載だと、同じモデルでも2〜4万円ほど上がります。
雨の日に乗るならディスクのほうが安心です。ただ晴れた日に乗るのが中心なら、リムブレーキでも困らないかなと思います。予算を優先してリムブレーキにするのは、十分ありな判断です。

中古はどうですか?

最初の1台としては、あまりおすすめしないです。ロードバイクは消耗品が多くて、見た目がきれいでもチェーンやタイヤ、ワイヤーが寿命ということがあります。交換するとけっこうな金額になります。
それと骨組みの内側にできた傷は、見ただけでは分かりません。転倒したことのある車体だと、走っている最中に不具合が出ることもあります。
どうしても中古で、という場合は自転車店が整備して販売している中古を選んでください。個人売買は避けたほうが無難です。

ペダルは付いてきますか?

付いてこない車体があります。ロードバイクはペダルを自分で選ぶのが前提になっていることが多いので、価格に含まれていない場合があります。
最初はふつうのフラットペダル(スニーカーで踏めるもの)で問題ないです。慣れてきてから専用の靴で固定するペダル(ビンディングペダル)を検討する、という順番で大丈夫かなと思います。

身長が低いのですが、乗れるサイズはありますか?

あります。ブランドによって展開が違いますが、身長150cm前後から対応するサイズを用意しているメーカーもあります。
ただこれは通販で判断しないほうがいいところです。同じ「Sサイズ」でもメーカーごとに寸法が違いますし、ハンドルまでの距離は身長だけでは決まりません。店でまたがって決めてください。

15万円のロードバイクで、どのくらいの距離を走れますか?

車体の値段と走れる距離は、あまり関係ないです。15万円のロードバイクでも100km以上走れますし、1泊2日の旅にも出られます。
距離を決めているのは体力と、お尻の慣れと、ルートの引き方のほうです。高い車体のほうが疲れにくいのは確かですが、それは長い距離を走り込むようになってから分かってくる差かなと思います。

まとめ

  • 主要9ブランドの中では、15万円以下のドロップハンドルのロードは18台でした
  • ただしブランドの差が大きく、フジ6台・ネスト4台に対してビアンキは0台です(いちばん安くて17万500円)
  • メリダには2台あります。RIDE 80は公式ストアの一覧の2ページ目、SCULTURA RIM 100と前の年のRIDE 80はアウトレットにあって、見落としやすいので気をつけてみてください
  • 値段の差は、車体の骨組みではなく、おもにギアの部品です。アンカーRE6は14万9千円のものも24万9千円のものも、骨組みは同じでした
  • 車体15万円で問題ないですが、付属品を入れると総額20万円前後になります
  • グラベルやツーリング系まで含めて探すと選択肢が広がります。初心者にはむしろ合っていることが多いです
  • 買うのは実店舗で。サイズ合わせと、買った後に相談できる場所のためです

最後に1つだけ。車体選びで悩んでいる時間は、けっこうもったいないです。

この価格帯はどれを選んでも大きく外れることはないです。それより早く手に入れて走り出したほうが、自分に何が合っているかが分かります。2台目を考えるのは、その後で十分かなと思います。