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マウンテンクルーザー200・400・600の違い|差は3000円、選ぶのは重さ
更新日: 2026年10月1日

モンベルのマウンテンクルーザー200・400・600の違いを探している方へ。3つともミドルカットでゴアテックス、ソールもトレールグリッパーで共通です。価格差は3,000円しかないので、予算で選ぶ場面ではありません。違うのは重さで、200が360g、400が524g、600が545g。400と600は21g差でほぼ同じなので、実質の分かれ目は200かどうかです。200だけソールを張り替えられないことや、幅広モデル、合わなかったときの他社の候補もあわせて。
マウンテンクルーザーの200と400と600、どれを選べばいいのか迷いますよね。数字が3つ並んでいて、しかも順番の意味がよく分からない。
実は、3つとも、ミドルカットでゴアテックスで、ソールも同じなんです。作りの系統は変わりません。
そして値段の差は3,000円しかありません。200が2万1千800円、600が2万4千800円。だから予算で選ぶ場面ではないんですよね。
違うのは重さと、アッパーの素材と、想定している山。それから、200だけソールを張り替えられません。そのあたりを、順番に見ていきますね。
3つとも中身の系統は同じ
まず共通点から。ここが分かると、あとは引き算で選べます。
| 200 | 400 | 600 | |
|---|---|---|---|
| カット | ミドル | ミドル | ミドル |
| 防水 | ゴアテックス | ゴアテックス | ゴアテックス |
| ソール | トレールグリッパー | トレールグリッパー | トレールグリッパー |
| 重量(片足) | 360g | 524g | 545g |
| 価格 | ¥21,800 | ¥22,800 | ¥24,800 |
| ソールの張り替え | できない | できる | できる |
※モンベル公式オンラインストアの価格(税込・2026年9月時点)と重量(25.5cm・片足)です。
カットも防水もソールも、3つとも同じなんですよね。ここが意外と知られていないところかなと思います。
「600のほうが上位だから硬いのでは」と思われがちですが、ハイカットになるわけでもゴアテックスが上等になるわけでもありません。
ソールはどれもトレールグリッパー
モンベルが自社で作っている、濡れた岩に強いソールですね。グリップの性格は3つとも変わりません。
「安いほうは滑るのでは」という心配は要らないかなと。ここは共通です。
ただ、200だけはソールの張り替えができません。ソールの種類は同じでも、減ったあとの扱いが違います。

違うのは重さ|200だけが別枠
ここが選ぶときの本題です。
400と600は、ほとんど同じ
400が524g、600が545g。差は21gしかありません。片足で21gなので、履いて分かる差ではないと思います。
値段も2,000円差。「400と600のどちらか」で悩んでいる方は、そこにあまり時間を使わなくていいかなと。
メーカーが挙げている用途を並べても、ほとんど同じです。
- 400…軽装備のトレッキングや山小屋泊登山など
- 600…軽装備のトレッキングから小屋泊登山まで幅広く
説明の言葉も、400は「フィット感に優れ」、600は「柔らかく」くらいの違いです。店で両方履いてみて、足に合うほうを選べば十分かなと思います。
200は164g軽い。ここが本当の分かれ目
200は360g。400より164g軽いです。両足だと328g違うので、こちらははっきり体感できます。
軽い理由はアッパーの素材で、200はメッシュが主体(合成皮革と樹脂シートで補強)。400と600はスエードレザーで補強されています。
200は軽さを取り、400と600は丈夫さを取っているという関係かなと。
もうひとつ、仕様表で見落としやすいのがソールの張り替えです。400と600はできますが、200はできません。ソールが減ったら、200はそこで買い替えになります。
| こういう人は | これ |
|---|---|
| 低山の日帰りが中心。軽く歩きたい | 200 |
| 山小屋泊まで見ている。荒れた道も歩く | 400か600 |
| ソールを張り替えて長く履きたい | 400か600 |

200は普段使いもできる
普段も履けたらうれしい、という方もいると思います。
できます。用途としても「低山ハイキングやキャンプに適した」となっていて、いかにも登山靴という見た目ではないですし。
360gはスニーカーに近い重さです。ゴアテックスなので雨の日の通勤にも使えますし、そこは無理のない使い方かなと思います。
ただし、街で履くと減る
ひとつだけ。アスファルトはソールを削ります。トレールグリッパーは濡れた岩に食いつくよう柔らかめに作られているので、街で毎日履くと山で使う前に減ってしまいます。
しかも200はソールを張り替えられないので、減ったら買い替えです。
ここは考え方次第ですね。「山用として長く持たせたいなら街では履かない」、「1足で兼ねたいなら割り切って減らす」。私はどちらでもいいと思っています。
年に数回しか山に行かないなら、持っているだけで古くなるより、履いて減らすほうが自然かなと。
どこで買うか|公式が確実
買う場所についても、ご紹介しておきますね。
マウンテンクルーザーは、モンベル公式で買うのがいちばん確実です。理由は3つあります。
1. 値段が素直
掲載価格がそのまま定価です。通販だと色とサイズの組み合わせによって値段が別々に付くことがあって、自分のサイズだけ高いということが起こります。
2. サイズの選択肢が多い
マウンテンクルーザーにはワイド(幅広)もあります。600ワイドは2万4千800円と、通常幅と同じ値段ですね。200と400のワイドも、通常幅と同じ値段です。
足の幅で困っている方は、ここを見落とさないでください。幅広を選んでも高くならないので。
3. 店で履ける
これがいちばん大きいかなと思います。登山靴はサイズが合っているかがすべてなので。
モンベルは直営店が多いので、近くにあるなら一度履いてみてください。ふだんの靴+0.5cmを基準に、厚手の登山用靴下を持っていく。これだけで失敗はかなり減ります。
モンベル公式のマウンテンクルーザー一覧で、ワイドやBOAも含めて今のモデルを確認できます。
マウンテンクルーザー以外の選択肢
モンベルには他にも登山靴があります。混同しやすいので整理しておきます。
| モデル | 価格 | 位置づけ |
|---|---|---|
| マウンテンクルーザー200 | ¥21,800 | 低山・軽さ重視 |
| マウンテンクルーザー400 | ¥22,800 | 軽装備〜小屋泊 |
| マウンテンクルーザー600 | ¥24,800 | 軽装備〜小屋泊 |
| マウンテンクルーザー600 レザー | ¥29,800 | 前を一枚革で包んだもの |
| トレールホッパー | ¥16,800 | トレイルランニング用(防水なし) |
| トレールウォーカー レザー ワイド | ¥22,000 | 低山・革・幅広 |
| アルパインクルーザー800 BOA | ¥31,000 | 夏の長期縦走 |
※2026年9月時点のモンベル公式オンラインストア掲載価格(税込)です。
迷ったらマウンテンクルーザーで大丈夫
アルパインクルーザーは、名前が似ていますが別物です。800 BOAは3万1千円で、夏場の長期縦走を想定した靴ですね。
低山から小屋泊までなら、マウンテンクルーザーの3つのどれかで足ります。ここを超える山に行くようになってから考えれば十分かなと思います。
履いて合わなかったら|同じミッドカット・防水の他社3足
店で履いてみて、ワイドでもしっくりこなかったら、無理に買わないでください。靴の形(木型)はブランドごとに違うので、合わないときは別のブランドを履いたほうが早いです。
同じミッドカットで防水の靴を、安い順に3つ挙げておきます。3つとも、通販ならマウンテンクルーザーより安く買えるんですよね。
ちなみに、重さはメーカーごとに量るサイズが違います。モンベルは25.5cm、キャラバンは26.0cm、メレルとコロンビアは27.0cm。大きいサイズで量っているほど重く出るので、数字だけで並べないようにしてください。
コロンビア セイバー6 ミッド アウトドライ|いちばん安く、ワイドも同じ値段
コロンビア セイバー6 ミッド アウトドライの価格を比較する
- カット
- ミッドカット
- 防水
- アウトドライ(コロンビア独自)
- 重量
- 約446g(27.0cm・片足)
- 幅
- ふつう/ワイド(同じ値段)
- 定価
- 16,940円(公式)
- 価格帯
- 約13,700円〜
ゴアテックスではなく、コロンビア独自の防水「アウトドライ」です。ふつうの幅とワイドが同じ値段で、公式の定価は1万6千940円。3つの中ではいちばん手に取りやすいかなと思います。
キャラバン C1_02S|日本のブランドの定番。幅は3E
キャラバン C1_02Sの価格を比較する
- カット
- ミッドカット
- 防水
- ゴアテックス
- 重量
- 約590g(26.0cm・片足)
- 幅
- 3E
- ソールの張り替え
- できる
- 定価
- 20,900円(公式)
- 価格帯
- 約14,600円〜
キャラバンを代表する登山靴で、初めての1足として作られています。指先まわりにゆとりを持たせた作りで、幅は3E。そのぶん重さは約590g(26.0cm・片足)と、3つの中ではいちばん重めです。
メレル モアブ3 シンセティック ミッド ゴアテックス|世界の定番。Amazonはワイドが中心
メレル モアブ3 シンセティック ミッド ゴアテックスの価格を比較する
- カット
- ミッドカット
- 防水
- ゴアテックス
- 重量
- 約480g(27.0cm・片足)
- 幅
- ワイド(Amazonはワイドが中心)
- 定価
- 24,200円(公式・ワイド。ふつうの幅は23,100円)
- 価格帯
- 約17,000円〜
ハイキングシューズの世界的な定番です。Amazonで出ているのはワイド(幅広)が中心で、ふつうの幅はメレルの公式ストアで選べます。モアブ3の選び方はメレルの登山靴の記事にまとめています。
よくある質問
マウンテンクルーザー200・400・600の違いは何ですか?
違うのは重さとアッパーの素材、そして想定している山です。カット(ミドル)・防水(ゴアテックス)・ソール(トレールグリッパー)は3つとも同じですね。
重量は200が360g、400が524g、600が545g(いずれも25.5cm・片足)。400と600は21g差でほぼ同じで、200だけが164g軽いです。
価格は2万1千800円・2万2千800円・2万4千800円。差は3,000円しかないので、予算で選ぶ場面ではありません。
もうひとつ、200はソールの張り替えができません(400と600はできます)。
400と600、どちらを買えばいいですか?
重さも値段もほとんど変わらないので、そこで悩まなくて大丈夫です。21g差、2,000円差です。
メーカーが挙げている用途も、400は軽装備のトレッキングや山小屋泊登山、600は軽装備のトレッキングから小屋泊登山までで、ほぼ同じです。
店で両方履いてみて、足に合うほうを選べば十分だと思います。
200は登山に使えますか?
低山の日帰りなら使えます。用途としても「低山ハイキングやキャンプに適した」とあります。ミドルカットでゴアテックス、ソールも上位モデルと同じです。
ただしアッパーがメッシュ主体なので、400や600のスエードレザー補強と比べると、岩に擦れるような場所では傷みやすいです。
荒れた道をよく歩くなら400か600、整備された道を軽く歩きたいなら200、という分け方かなと。
マウンテンクルーザー200は普段使いできますか?
できます。360gはスニーカーに近い重さですし、見た目もいかにも登山靴という感じではありません。ゴアテックスなので雨の日にも使えます。
ただしアスファルトはソールを削ります。トレールグリッパーは濡れた岩に食いつくよう柔らかめなので、街で毎日履くと山で使う前に減ります。200はソールの張り替えもできません。
年に数回しか山に行かないなら、履いて減らすほうが自然かなとも思います。そこは考え方次第です。
幅が広いのですが、合うサイズはありますか?
ワイド(幅広)モデルがあります。200・400・600のどれにもワイドがあって、どれも通常幅と同じ値段です(600 ワイドなら2万4千800円)。
幅広を選んでも高くならないので、足の幅で困っている方は必ずこちらも見てください。
サイズはふだんの靴+0.5cmを基準に、厚手の登山用靴下を履いて試すのが確実です。
ワイドでも合わなければ、ほかのブランドを履いてみるのが早いです。
アルパインクルーザーとは何が違いますか?
別物です。アルパインクルーザー800 BOAは3万1千円で、夏場の長期縦走を想定した靴ですね。
マウンテンクルーザーは2万1千800円から2万4千800円なので、そこから6千円以上高くなります。
低山から小屋泊まではマウンテンクルーザーで足ります。それを超える山に行くようになってから考えれば十分かなと思います。
まとめ
- 3つともミドルカット・ゴアテックス・トレールグリッパー。作りの系統は同じです
- 価格差は3,000円だけ。予算で選ぶ場面ではありません
- 400と600は21g差でほぼ同じ。ここで悩む必要はないかなと
- 200だけが164g軽い。実質の分かれ目はここです
- 200はメッシュ主体で軽さ重視、400と600はスエードレザーで丈夫さ重視
- 200はソールを張り替えられません。長く履くなら400か600です
- ワイドは通常幅と同じ値段です。幅で困っているなら見落とさないでください
- 公式で買うのが確実。通販はサイズと色で値段が別々に付くことがあります
- 履いて合わなければ、ほかのブランドのミッドカット・防水を。上で挙げた3足は、通販ならマウンテンクルーザーより安く買えます
最後にひとつだけ。どれを選んでも、サイズが合っていなければ意味がありません。モンベルは直営店が多いので、近くにあるなら一度履いてみてください。厚手の登山用靴下を持っていくのを忘れずに。









モンベルの登山靴は、数字の意味が分かるまで本当に混乱しました。200と400と600があって、さらにアルパインクルーザー800まであるので。
調べてみて拍子抜けしたのが、200と600の値段が3,000円しか違わなかったことなんですよね。てっきり倍くらい違うと思っていました。
なので「予算的に200かな」という選び方は、そもそも成り立たないです。重さと、どんな山に行くかで決めてください。