KEENのターギーを買おうとして、いちばん引っかかるのがサイズ感なんですよね。「幅広って聞くけど、何センチを選べばいいの?」というところで止まる。
先に結論を書きます。ターギーはどのモデルも同じ木型で作られています。だからモデルごとにサイズを悩む必要は、実はあまりないんです。
そのうえで、KEENの公式サイトには30日間の返品無料があります。家で履いてみて、合わなければ送料もかからず返せる。サイズ感の悩みは、正直これがいちばん早い解決策かなと思います。
この記事ではサイズの決め方と、ターギー2・4・エイペックスの違い、そしてどこで買うといくらなのかまで書きます。
ターギーのサイズ感|木型はどれも同じ
KEENの公式サイトを見ていくと、ターギーのどのモデルにも「オリジナルフィット」という同じ言葉が書かれています。
中身はこう説明されています。「つま先全体を広げるスペースを作ることによって、万人受けするフィット感」。つま先まわりが広い、と言い換えてもいいと思います。
ターギー4は「2と同じ木型」
ここが大事なところです。ターギー4の説明にはこう書かれています。
「TARGHEE II と同じ靴の木型を使用することで、靴に足を快適に入れることのできる仕組みは踏襲」。
2も4も足の形は同じ設計ということです。エイペックスにも「幅広い前足部はそのまま」とあるので、こちらも同系統ですね。
なので「ターギー2は履けたけど4はどうなんだろう」という心配は要らないかなと思います。
ただし4は「よりぴったり」と書かれている
同じ説明の続きに、「アッパーの設計と素材を見直し、より足にぴったりとフィットするつくり」とあります。
木型は同じでも、甲まわりの締まり方は4のほうがタイトと読めます。2を履いていて甲がちょうどいい方だと、4はやや窮屈に感じるかもしれません。
で、何センチを買えばいいか
- ふだんのスニーカー+0.5cmを基準に
- 厚手の登山用靴下を履く前提で考える
- 下りでつま先が当たらないよう、指先に少し余裕を残す
- ただしかかとが浮くほど大きいのはだめ。靴ずれの原因になります
幅については、KEENはもともと広いので「幅広だから大きめを買う」は不要です。むしろ幅で困っていた方が、いつものサイズで普通に履けたということが起こりえます。

サイズで迷うなら公式で買って、合わなければ返す
ここが今回いちばん伝えたいところです。
KEENの公式サイトには30日間の返品保証があります。条件はこうなっています。
- 未使用品(室内での試着のみ)であること
- 注文日から30日以内
- 返品の送料は無料
- 購入も14,000円以上、または会員登録で送料無料
要は自宅で登山用の靴下を履いて、実際に立って歩いて確かめられる。合わなければ送り返すだけです。
店で試すより家のほうが分かることもある
お店だと、どうしても数分しか履いていられません。私も店で「大丈夫です」と言って買ったのに、後で長く歩いたら小指が当たった、ということがありました。
家なら30分でも1時間でも履いていられます。階段を上り下りしてみるのもいいですね。下りでつま先が当たるかどうかは、これでだいたい分かります。
もちろん近くにお店があるなら、行って履くのがいちばん確実です。ただ「近くに置いてる店がない」という方は多いと思うので、その場合の答えとしてこれを覚えておいてください。
KEEN公式オンラインストアのターギー一覧から見られます。
ターギー2・4・エイペックスの違い
ターギーには今、3つのラインがあります。数字が続いているので分かりにくいのですが、ぜんぜん性格が違います。
| モデル | 重さ(片足) | メーカー定価 | 性格 |
|---|---|---|---|
| ターギー エイペックス | 340g | ¥22,550 | 軽さ重視の新ライン |
| ターギー エイペックス ミッド | 375g | ¥24,200 | 同上のミッドカット |
| ターギー2 | 460g | ¥23,100 | 20年続く定番 |
| ターギー4 ミッド | 570g | ¥25,300 | いちばん頑丈 |
※2026年9月時点のKEEN公式サイト掲載の重量・価格(税込)です。
いちばん驚いたのは重さの差
エイペックスのミッドが375g、ターギー4のミッドが570g。片足で195g違います。両足だと約390gですね。
これはけっこうな差です。500mlのペットボトルを持って歩くかどうかくらいの違いがあります。
しかもエイペックスのほうが定価は1,100円安いんですよね。「新しくて軽くて安い」ので、ここだけ見ればエイペックスが良さそうに見えます。
じゃあエイペックス一択かというと、そうでもない
ターギー4は接着剤を使わずアッパーとソールを一体化させる製法で作られていて、メーカー側も耐久性を前面に出しています。570gという重さは、その頑丈さの裏返しなんですよね。
で、ターギー2が今もいちばん売れているという事実も無視できません。公式サイトでもベストセラーの表示が付いていて、レビュー件数もいちばん多いです。20年続いているモデルなので、そこは素直に信頼していいかなと思います。
| こういう人は | こっち |
|---|---|
| とにかく軽く歩きたい | エイペックス |
| 街と山を1足で済ませたい | ターギー2 |
| 荒れた道も歩く。長く使いたい | ターギー4 ミッド |
| とにかく安く買いたい | 型落ちのターギー2・3 |

どこで買うか|通販が定価の1.7倍になっていた
ここも見ておいてください。KEENに限らないのですが、登山靴は買う場所で値段がかなり変わります。
エイペックスは公式のほうが圧倒的に安い
2026年9月に調べたとき、こうなっていました。
| ターギー エイペックス ミッド | 値段 | 定価との比 |
|---|---|---|
| KEEN公式(セール中) | ¥16,940 | 0.70倍 |
| メーカー定価 | ¥24,200 | 1.00倍 |
| 通販サイト | ¥29,821 | 1.23倍 |
公式のセール価格と通販を比べると1.76倍です。同じ靴で1万3千円ほど違います。
で、これは在庫の問題だと思います。新しいモデルで正規の在庫が薄いと、そこに高い出品が並ぶんですよね。
逆に、型落ちは通販のほうが安い
おもしろいことに、逆の現象も起きています。
- ターギー4 ミッド…定価2万5千300円 → 通販1万7千980円(0.71倍)
- ターギー2…定価2万3千100円 → 通販1万8千176円(0.79倍)
どちらが安いかは、モデルごとに逆転します。「公式が安い」でも「通販が安い」でもなく、その都度両方を見るしかないですね。
通販はサイズごとに値段が別
これは知っておいたほうがいいところです。同じターギー4でも、調べたときは26.0cmが2万3千100円、27.5cmが3万6千80円で並んでいました。
色とサイズの組み合わせごとに値段が別々に付いているので、自分のサイズの値段を必ず確認してください。記事やレビューに書いてある値段は、たいてい在庫の多いサイズのものです。
通販で買える5足
安い順に並べています。価格は2026年9月時点で、メーカー定価が分かっているものはスペック欄に入れました。
サイズによって値段が変わるので、リンク先で自分のサイズを見てください。
| 製品名 | こんな人向け | 価格 | カット | 世代 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|
|
KEEN ターギー2 ミッド ウォータープルーフ
|
最安 ★★★★☆ |
約16,000円〜 | ミッド | 型落ち | いちばん安くミッドカットが欲しい人 |
|
KEEN ターギー3 ウォータープルーフ
|
型落ち ★★★★☆ |
約17,500円〜 | ロー | 型落ち | 型落ちで安く、街でも履きたい人 |
|
KEEN ターギー4 ミッド ウォータープルーフ
|
定番 ★★★★★ |
約17,900円〜 | ミッド | 現行 | 迷ったらこれ。現行のミッドカット |
|
KEEN ターギー2 ウォータープルーフ
|
実績 ★★★★★ |
約18,100円〜 | ロー | 現行 | 20年続く定番。街と山を1足で |
|
KEEN ターギー4 ウォータープルーフ
|
現行ロー ★★★★☆ |
約23,100円〜 | ロー | 現行 | 最新の作りをローカットで |
1. KEEN ターギー2 ミッド ウォータープルーフ|いちばん安いミッドカット

KEEN ターギー2 ミッド ウォータープルーフの価格を比較する
- カット
- ミッド
- 防水
- KEEN.DRY
- 木型
- オリジナルフィット
- 世代
- 型落ち
- 価格帯
- 約16,000円〜
この記事でいちばん安いミッドカットです。1万6千円台で防水入りのミッドが買えます。
型落ちにはなりましたが、木型は現行と同じ「オリジナルフィット」なので、履き心地の系統は変わりません。作りが悪いから安いわけではないんですよね。
ただ在庫のあるサイズと色が限られます。自分のサイズが残っているかは、リンク先で確かめてください。
こんな人に:予算を抑えて足首まで守りたい人
気になる点:型落ちなのでサイズが揃いにくいです
2. KEEN ターギー3 ウォータープルーフ|型落ちを安く

KEEN ターギー3 ウォータープルーフの価格を比較する
- カット
- ロー
- 防水
- KEEN.DRY
- 木型
- オリジナルフィット
- 世代
- 型落ち
- 価格帯
- 約17,500円〜
ターギー3の防水ローカットです。すでに型落ち扱いですが、1万7千円台で買えます。
ローカットなので街でもそのまま履けます。登山靴を1足しか持たないなら、出番はこちらのほうが多いかもしれません。
3も4も同じ系統の木型なので、サイズ選びは同じ考え方で大丈夫です。
こんな人に:街でも履ける1足が欲しい人
気になる点:こちらも在庫は減っていきます
3. KEEN ターギー4 ミッド ウォータープルーフ|迷ったらこれ

KEEN ターギー4 ミッド ウォータープルーフの価格を比較する
- カット
- ミッド
- 重量
- 570g
- 防水
- KEEN.DRY
- 木型
- 2と同じ
- 世代
- 現行
- メーカー定価
- ¥25,300
- 価格帯
- 約17,900円〜
現行のターギー4、そのミッドカットです。定価2万5千300円のところ、調べたときは1万7千980円でした。定価の0.71倍ですね。
公式が「ターギー2と同じ木型」と明記しているモデルなので、2を履いたことがある方はサイズを迷わなくていいのがありがたいです。
ただ片足570g。この記事でいちばん重いので、軽さを求めるならエイペックスのほうかなと。
こんな人に:現行モデルを安く買いたい人
気になる点:片足570gとこの中で最も重いです
4. KEEN ターギー2 ウォータープルーフ|20年続くベストセラー

KEEN ターギー2 ウォータープルーフの価格を比較する
- カット
- ロー
- 重量
- 460g
- 防水
- KEEN.DRY
- 木型
- オリジナルフィット
- 世代
- 現行
- メーカー定価
- ¥23,100
- 価格帯
- 約18,100円〜
20年続いているターギーの原型です。公式サイトでもベストセラーの表示が付いていて、レビュー件数もいちばん多いモデルですね。
片足460g。ローカットとしては軽くはないですが、そのぶん作りがしっかりしています。定価2万3千100円に対して1万8千円台なので、値段も落ち着いています。
足首は守れないので、荒れた道が多いならミッドを選んでください。
こんな人に:街と山を1足で済ませたい人
気になる点:ローカットなので足首は守れません
5. KEEN ターギー4 ウォータープルーフ|最新の作りをローカットで

KEEN ターギー4 ウォータープルーフの価格を比較する
- カット
- ロー
- 防水
- KEEN.DRY
- 木型
- 2と同じ
- 世代
- 現行
- メーカー定価
- ¥23,100
- 価格帯
- 約23,100円〜
現行ターギー4のローカット版です。最新の作りを、軽いローカットで履けます。
調べたときはちょうど定価の2万3千100円でした。値引きはないぶん、変な高値づかみにもなりません。
この記事ではいちばん高いです。ただミッドは要らないけど作りは新しいものがいい、という方にはここが答えになります。
こんな人に:軽さと最新の作りを両立したい人
気になる点:この中でいちばん高いです
よくある質問
ターギー4のサイズ感は、ふだんの靴と同じでいいですか?
ふだんのスニーカー+0.5cmを基準にしてください。厚手の登山用靴下を履くぶんと、下りでつま先が当たらない余裕が要ります。
幅については、KEENはもともとつま先が広い作りなので、幅を理由に大きめを買う必要はありません。メーカーの説明でも「つま先全体を広げるスペースを作っている」となっています。
かかとが浮かない範囲でいちばん大きいサイズ、という決め方かなと思います。
ターギー2を履いています。4も同じサイズで大丈夫ですか?
基本的には同じサイズで大丈夫です。商品ページに「TARGHEE II と同じ靴の木型を使用」とあります。
ただし4は「アッパーの設計と素材を見直し、より足にぴったりとフィットするつくり」ともあります。甲まわりは4のほうが締まると読めるので、2でちょうどいい方は少しきつく感じるかもしれません。
心配なら公式の30日間返品を使って、家で試すのが確実です。
ターギー5は出ていますか?
2026年9月時点では出ていません。現行はターギー4と、新しいラインのターギー エイペックスです。
ターギー3はすでに型落ち扱いになっていて、通販では安く残っています。作りが悪いわけではないので、安く買いたいなら3を狙うのはありです。
エイペックスとターギー4、どっちを買うべきですか?
軽さならエイペックス、頑丈さならターギー4です。ミッドカットで比べると片足375g対570gで、両足だと約390gの差があります。
エイペックスは定価も1,100円安いので、数字だけ見ればこちらが有利に見えます。ただターギー4は接着剤を使わない製法で、耐久性を前面に出した作りです。
日帰り中心で軽さを取るならエイペックス、荒れた道も歩いて長く使いたいならターギー4かなと思います。
KEENの登山靴は幅が広いと聞きました。細い足だとゆるいですか?
足が細い方には、つま先まわりが余ると感じることがあります。KEENは「万人受けするフィット感」を狙ってつま先を広く作っているので、そこは構造上どうしようもないところですね。
ただしかかとはヒールキャプチャーシステムで固定される作りになっているので、歩いていて足全体が泳ぐということにはなりにくいです。
気になる場合は厚手の靴下やインソールで調整できます。
公式の返品は本当に無料ですか?
未使用品(室内での試着のみ)で、注文日から30日以内なら返品送料は無料です。外で履いてしまうと使用品になるので、そこは注意してください。
購入時の送料も、14,000円以上または会員ログインで無料になります。
条件は変わることがあるので、買う前に公式サイトで最新の記載を確認してもらえたらと思います。
まとめ
- ターギーはどのモデルも同じ木型。商品ページに「2と同じ木型」とあるので、モデルごとにサイズを悩む必要はありません
- サイズはふだんのスニーカー+0.5cmが基準。幅広だからと大きめにする必要はないです
- KEEN公式サイトに30日間の返品無料があります。家で靴下を履いて試せるので、近くに店がないならこれがいちばん早いかなと
- 重さはエイペックス340g、ターギー2が460g、ターギー4ミッドが570g。軽さならエイペックス、頑丈さならターギー4
- 安いほうはモデルごとに逆転します。エイペックスは公式、型落ちのターギー2・4は通販が安かったです
- 通販はサイズごとに値段が違うので、自分のサイズで確認してください
最後にもう一度だけ。値段より、足に合っているかのほうがずっと大事です。返品できる仕組みがあるうちに、いちど自分の足で確かめてみてください。
他のブランドも見たい方は登山靴選びのロードマップにまとめてあります。



私は足の幅が広いほうで、登山靴を買うたびに小指の付け根が当たっていました。長さを上げると今度はかかとが浮くので、どうにもならないんですよね。
KEENを勧められて履いたとき、いつものサイズでつま先が当たらなかったのが正直うれしかったです。幅で困っている人には、まず試してほしいブランドかなと思います。
逆に足が細い方には余ると思います。そこは合う合わないなので、返品できるうちに家で確かめるのがいちばんです。