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【2026年版】防水ソックスおすすめ5選|雨と雪の日に靴はそのまま。水が入るのは履き口から

更新日: 2026年11月5日

雨の森の砂利道に置いたメッシュのトレイルシューズと、石の上の防水ソックス
記事概要

防水ソックスは、メッシュの靴やローカットに足すだけで、雨と雪の日の足を濡らしにくくしてくれます。ただ、どの防水ソックスも、履き口からは水が入ります。DexShell・モンベル・ダイワ・SealSkinz の5足を、公式の仕様と値段で。

雨の朝、メッシュのスニーカーで出かけたら、駅に着くころには靴の中までぐっしょり。低山の下草の朝露や、雪の残る道でも、足が濡れると一気に冷えてしまいますよね。

そんなとき、ゴアテックスの靴を買う前に試してみたいのが防水ソックスです。いまの靴はそのままで、靴下を替えるだけ。ただ、どこまでも水を防げるわけではないんですよね。

ここでは、防水ソックスで足りる場面と足りない場面、選び方、そして5足を、各メーカーの公式の仕様と値段でご紹介します。

笑い猫

笑い猫

登山を始めたころは、たいていジャージで低山に行っていました。朝露の残る下草を抜けただけで、裾がぐっしょり濡れて、なかなか乾かなかったのを覚えています。

裾が濡れると、その水が脚を伝って、靴下の中まで入ってくるんですよね。なので私は、草の多い道では、防水ソックスをゲイターやレインパンツと一緒に使うのが安心だと思っています。雨の日の街なら、靴を丸ごと買い替える前に、まず靴下から考えてみるのもいいと思います。

決め手は「どこまで水に入るか」

防水ソックスで足りる場面と足りない場面の図。雨の日・ぬれた草・浅い水たまりは◯、雪の日の道はゲイターと一緒に◯、くるぶしより深い水は履き口から水が入るので×。膜は爪と岩に弱く、乾燥機とストーブは使わない
防水ソックスで足りる場面・足りない場面

防水ソックスは、つま先から履き口の下までを、防水の膜で包んだ靴下です。雨の日や濡れた草、浅い水たまりなら、靴の中が濡れても、足は濡れにくくなります。

いっぽうで、履き口から水が入るのは、どのメーカーも同じです。靴の中まで水が入る深さ(くるぶしを越えるくらい)だと、生地を伝って履き口から回りこみ、入った水は中にたまってしまうんですよね。

こんな人は この1足 わけ
雨の日の通勤・メッシュの靴 DexShell ウルトラシン クルー いちばん薄く、靴に入れやすい
いまの登山の靴下を使いたい モンベル ストームソックス ふだんの靴下の上に履く
サンダルにも合わせたい ダイワ DS-1022R メーカーがサンダルとの組み合わせをすすめる
雪の日・冬の自転車 DexShell ハイサーモ プロ いちばん暖かく、ふくらはぎ丈

買わなくていい場合

まず、雨の日の通勤くらいなら、替えの靴下をジップ袋に入れて持っていき、着いたら履き替えるだけでも、ずいぶん楽になります。草の朝露で裾から濡れるのが気になるなら、靴下より先に、ゲイターやレインパンツで上から来る水を止めるのが近道かなと思います。

雨の日にしっかり歩くなら、もうゴアテックスの登山靴やスニーカーを持っている方は、防水ソックスを足さなくても困らないことが多いと思います(ゴアテックスの靴で防げる水)。

反対に、沢や川遊びのように水に浸かる場面は、防水ソックスの出番ではありません。水に入る前提なら、沢用の靴や、モンベルのネオプレンの靴下のような、濡れても冷えにくい物のほうが合います。

もう1つ、「撥水(はっすい)」の靴下は、水をはじくだけで、防水の膜は入っていません。値段は安いのですが、雨の日に足を濡らさないための物ではないので、選ぶときは「防水」と書いてあるかを見てくださいね。

防水ソックスの仕組みと、水が入る所

今回の5足は、どれも3層の作りです。外側の生地と、肌に当たる内側の生地のあいだに、水は通さず汗の湿気は外へ逃がす膜が入っています。

  • 履き口から入る:水が外側の生地を伝わって、履き口から内側に回りこみます(ダイワ)。履き口にシリコンのテープが付いた SealSkinz の型でも、水に浸かれば上から入ります
  • 膜に穴があくと入る:伸びた爪、針や釘、靴を履かずに靴下だけで歩くこと、サンダルだけで岩場を歩くことで、膜に穴があくことがあります(SealSkinz・DexShell)
  • 汗で中が湿る:靴の中は空気が動きにくいので、汗の湿気がたまって、中が湿った感じになることがあります。ただ、冷たい水が出入りしないぶん、濡れたふつうの靴下よりは暖かく保てる、と DexShell は説明しています

「完全防水」の書き方は、メーカーでちがう

メーカー 書き方 試験の数字
SealSkinz(ナガトモ・トレーディング) 「完全防水」 書いていない
DexShell(キャラバン) 「防水透湿三層構造」 耐水度 81kPa(水の柱で約8,260mm)・透湿度 6,264g/㎡/24h
モンベル 「防水透湿性素材」 素材(ドライテック)の透湿性 5,000〜20,000g/㎡/24h の幅
ダイワ 「完全防水仕様ではありません」 書いていない

同じ3層の作りでも、言葉はこれだけちがいます。しかも、「完全防水」と書くメーカーも、「完全防水ではない」と書くメーカーも、履き口から入ることは同じなんですよね。言葉より「どこまで水に入る場面か」で選ぶのがいいと思います。商品ごとに試験の数字まで出しているのは DexShell(キャラバン)で、モンベルは素材全体の幅を出しています。

※DexShell の数字はキャラバンのデクシェルのテクノロジー(耐水度 JIS L 1092 B法・透湿度 JIS L 1099 B1法)、モンベルの数字はドライテックの素材の案内(JIS L-1099B-1法)によります。

選び方|丈・厚さ・履き方・サイズ

丈は、高いほど水が入りにくい

水が入るのは履き口からなので、丈が高いほど、水たまりや雪に強くなります。雨の日の通勤ならクルー丈(ふくらはぎの中ほどの少し下)で足りることが多いかなと思います。雪の日の道なら、ふくらはぎ丈やハイソックスが安心です。雪の道は、ゲイターと組み合わせると、上から入る雪も防げます。

厚さは、季節で選ぶ

薄手は靴に入れやすく、暑い季節にも使えます。冬は、内側にメリノウールの入った中厚か、保温の厚手のほうが暖かいですよね。日本の販売元のキャラバンは、DexShell の保温の目安を5段階で出していて、ウルトラシンが1、ハイサーモ プロが5です。

直に履くか、靴下の上に履くか

多くの防水ソックスは、肌に直接履く形です。モンベルのストームソックスだけは、ふだんの靴下の上に重ねる形なので、いまの登山の靴下(メリノの靴下)をそのまま使えるのが、うれしいところですよね。

サイズは、いまの靴に入るかを先に

防水ソックスは、膜が入っているぶん、ふつうの靴下より厚めです。いまの靴が少しきつくなることがあるので、買う前に、手持ちの靴に入るかを考えておくと安心かなと思います。サイズに迷ったら大きいほう、きつい靴なら1つ上のサイズが目安です(DexShell)。

防水ソックスおすすめ5選

値段の安い順に並べています。値段は2026年11月5日の定価(日本の販売元とメーカーの公式)です。DexShell のウルトラシンとハイサーモ プロは、Amazon でも定価と同じ値段でした。ただ、SealSkinz は Amazon の在庫が少なめでした。

製品名 こんな人向け 価格 履き方 サイズ 定価 おすすめ用途
DexShell ウルトラシン クルー(DS683)
DexShell ウルトラシン クルー(DS683)

薄くて入れやすい
★★★★★
約3,600円〜 直に履く S 22〜24cm/M 24〜26cm/L 26〜28cm/LL 28〜30cm(LL は黒だけ) 3,630円 薄くて靴に入れやすい
モンベル ドライテック ストームソックス
モンベル ドライテック ストームソックス

靴下に重ねる
★★★★☆
約4,600円〜 ふだんの靴下の上に履く XS 21.5cm〜XL 29.0cm 4,600円 手持ちの靴下に重ねる
ダイワ 防水ソックス DS-1022R
ダイワ 防水ソックス DS-1022R

サンダルにも
★★★★☆
約4,900円〜 直に履く フリー(25〜27cm) 4,950円 サンダルにも合わせる
DexShell ハイサーモ プロ(DS634)
DexShell ハイサーモ プロ(DS634)

雪と寒い日に
★★★★☆
約6,300円〜 直に履く S・M・L・LL(LL はオレンジだけ) 6,380円 雪の日・寒い日に
SealSkinz オールウェザー ミッド(RAYNHAM)
SealSkinz オールウェザー ミッド(RAYNHAM)

自転車と歩き
★★★☆☆
約10,800円〜 直に履く S・M・L・XL 10,890円 自転車と歩きの両方に

1. DexShell ウルトラシン クルー(DS683)|いちばん薄手|メッシュの靴や自転車のシューズに

DexShell ウルトラシン クルー(DS683)

DexShell ウルトラシン クルー(DS683)の価格を比較する

履き方
直に履く
丈
クルー(ふくらはぎの中ほどの少し下)
厚さ
いちばん薄手(キャラバンの保温レベル1)
作り
3層(防水透湿の膜 ポレール)
重さ
約63g(Mサイズ・ペア)
サイズ
S 22〜24cm/M 24〜26cm/L 26〜28cm/LL 28〜30cm(LL は黒だけ)
定価
3,630円
価格帯
約3,600円〜

DexShell の中でいちばん薄い防水ソックスです。日本の販売元はキャラバンで、定価は3,630円。Amazon でも同じ値段でした。
薄いので、メッシュのスニーカーやローカットの靴、自転車のシューズにも入れやすいんですよね。自転車や通勤、ふだんの雨の日に向く1足です。

こんな人に:雨の日の通勤や、メッシュの靴・ローカットのまま低山を歩きたい人、自転車のシューズに入れたい人

気になる点:薄手なので、寒い日はあまり暖かくありません。冬は、ハイサーモ プロのほうが合います

2. モンベル ドライテック ストームソックス|ふだんの靴下の上に履く、モンベルの防水ソックス

モンベル ドライテック ストームソックス

※このモデルはAmazon・楽天ではほとんど流通しておらず、あっても公式より高値のことが多いため、公式オンラインショップか実店舗での購入がおすすめです。

履き方
ふだんの靴下の上に履く
作り
ドライテック 3レイヤー・縫い目にシームテープ
重さ
平均44g(片足かペアかの記載なし)
サイズ
XS 21.5cm〜XL 29.0cm
丈の長い型
ハイソックス(6,600円)
定価
4,600円
価格帯
約4,600円〜

ふだんの靴下の上に重ねて履く、モンベルの防水ソックスです。モンベル独自の防水透湿の素材 ドライテックで作ってあって、縫い目にはシームテープが貼ってあります。
いま気に入っている登山の靴下を、そのまま中に履けます。アイロンで貼れる修理用のパッチも付いています。丈の長いハイソックス(6,600円)もあります。

こんな人に:いま履いている登山の靴下(メリノなど)をそのまま使いたい人

気になる点:モンベルの公式と直営店で買う形です。靴下と重ねるぶん厚くなるので、いまの靴に入るかを試してから

(モンベル ドライテック ストームソックスの写真の出典:モンベル公式オンラインストア)

3. ダイワ 防水ソックス DS-1022R|「完全防水ではない」と書く、釣りのメーカーの1足

ダイワ 防水ソックス DS-1022R

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履き方
直に履く
作り
3層(防水透湿のフィルム)・裏はコットン配合
サイズ
フリー(25〜27cm)
メーカーの断り
完全防水仕様ではない・履き口から水が回りこむことがある
定価
4,950円
価格帯
約4,900円〜

釣りの道具のダイワが作っている防水ソックスです。定価は4,950円で、Amazon では Amazon.co.jp が売っていました。
防水でない靴やサンダルに合わせて、防水を足す使い方を考えて作られた1足です。いっぽうで「完全防水仕様ではありません」「素材を伝わって履き口より水が内側に回りこむ場合があります」と、はっきり書いているのが、正直でいいなと思います。

こんな人に:防水でない靴やサンダルに合わせて使いたい人(サイズが25〜27cmの人)

気になる点:サイズはフリー(25〜27cm)だけです。足の小さい方は、DexShell かモンベルを

4. DexShell ハイサーモ プロ(DS634)|DexShell でいちばん暖かい|ふくらはぎ丈

DexShell ハイサーモ プロ(DS634)

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履き方
直に履く
丈
ふくらはぎの真ん中まで
厚さ
いちばん暖かい(キャラバンの保温レベル5)・内側にメリノウール38%
作り
3層(ポレール)
重さ
約124g(Mサイズ・ペア)
サイズ
S・M・L・LL(LL はオレンジだけ)
定価
6,380円
価格帯
約6,300円〜

DexShell の中で、いちばん暖かい防水ソックスです。定価は6,380円で、丈はふくらはぎの真ん中まであります。
雪山のような寒い場面にも向く作りなので、雪の日の道や、冬の自転車で足先が冷える方には、こちらが心強いと思います。

こんな人に:雪の日の道や冬の自転車、冷える日に足を濡らしたくない人

気になる点:厚いぶん、いまの靴がきつくならないかを見てください。暖かい日には暑すぎます

5. SealSkinz オールウェザー ミッド(RAYNHAM)|「完全防水」と書くメーカー|メリノのライナー入り

SealSkinz オールウェザー ミッド(RAYNHAM)

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履き方
直に履く
丈
ミッド(ふくらはぎ丈)
作り
防水の膜・内側にメリノウールのライナー
サイズ
S・M・L・XL
メーカーの書き方
完全防水
定価
10,890円
価格帯
約10,800円〜

イギリスの SealSkinz の、ふくらはぎ丈の防水ソックスです。日本総代理店の店の定価は10,890円です。
「完全防水」をうたう1足で、サイクリングにもウォーキングにも向く作りです。内側はメリノウールのライナーです。ただ、ほかのメーカーと同じく、水に浸かると履き口から水が入るので、そこは同じと考えておいてくださいね。

こんな人に:自転車でも歩きでも使いたい人

気になる点:5足の中ではいちばん高い1万円台です。Amazon は残りものが多いので、日本の総代理店の店も見てみてください

自転車で使うなら|シューズカバーと組み合わせる

自転車のシューズは中のゆとりが少ないので、厚い防水ソックスだと入らないこともあるんですよね。そこで合うのが、薄手の DexShell ウルトラシン クルーです。

雨の日や冬の日は、足先には前から雨と風が当たります。まずは、手持ちのシューズカバーか防水ソックスのどちらかから始めて、冷たい雨の日や長く走る日は、両方を重ねるのがいいかなと思います。シューズカバーの選び方はシューズカバーの記事、冬の服装の全体は冬のサイクリングの服装でご紹介しています。

洗い方と、長く使うために

  • 手洗いがいちばん:洗濯機なら洗濯ネットに入れて弱く、30℃以下で(DexShell の本国の決まりがいちばん低い30℃)。強く絞らず、脱水機も使いません(キャラバン・モンベル)
  • 漂白剤・アイロン・乾燥機は使わない:DexShell は、熱で層がはがれることがあるとしています
  • ストーブやヒーターに直接かけない:裏返して陰干し(SealSkinz)、表と裏の両面を自然乾燥(キャラバン)が基本です
  • 爪を短くしておく:伸びた爪で、中から膜に穴があくことがあります
  • サンダルで使うなら、岩場は避ける:サンダルだけで岩場を歩くと、膜に穴があくおそれがあります(SealSkinz)。ダイワはサンダルとの組み合わせをすすめているので、サンダルで使うときは岩場を避けるのが安心です

※SealSkinz の商品の取扱い・DexShell の手入れの案内・キャラバンのテクノロジーのページ・モンベル・ダイワの商品ページによります。

よくある質問

防水ソックスは完全防水ですか?

「完全防水」と書くメーカーもありますが、履き口から水が入ることは、どの型も同じです。靴の中まで水が入る深さだと、中に水が入ると考えておいてください。

川遊びや沢で使えますか?

向いていません。水に浸かると、履き口から入った水が中にたまります。水に入る前提なら、沢用の靴や、濡れても冷えにくいネオプレンの靴下のほうが合います。

蒸れませんか?

膜が汗の湿気を外へ逃がしますが、靴の中は空気が動きにくいので、ふつうの靴下より湿った感じになることはあります。暑い日や晴れの日は、ふつうの靴下のほうが快適かなと思います。

ふつうの靴下を重ねて履いてもいいですか?

直に履く型(DexShell・ダイワ・SealSkinz)は、そのまま肌に履く作りで、重ねると靴がきつくなりがちです。手持ちの靴下を使いたいなら、はじめから靴下の上に履く作りのモンベル ストームソックスが合います。

サイズはどう選べばいいですか?

ふつうの靴下より厚いので、いまの靴に入るかを先に考えてください。DexShell は、迷ったら大きいほうを、きつい靴なら1つ上のサイズをすすめています。ダイワはフリー(25〜27cm)だけです。

ゴアテックスの靴と、どちらがいいですか?

毎日の雨の通勤や、雨でもしっかり歩く山なら、ゴアテックスの靴が楽です(ゴアテックスのスニーカー)。雨の日だけ、いまの靴で済ませたいなら、防水ソックスから試してみるのがいいと思います。

まとめ

  • 防水ソックスは、いまの靴のまま、雨の日・濡れた草・浅い水たまりで足を濡らしにくくする
  • どの型も履き口から水が入る。靴の中まで水が入る深さ・沢には向かない
  • 雨の日の通勤ならDexShell ウルトラシン クルー、手持ちの靴下に重ねるならモンベル ストームソックス
  • 雪の日・冬の自転車ならDexShell ハイサーモ プロ。自転車はシューズカバーと組み合わせる
  • 洗うときは低い温度で、乾燥機とストーブは使わない

※価格は2026年11月5日時点の定価です。仕様は、キャラバン(DexShell の日本の販売元)・ナガトモ・トレーディング(SealSkinz の日本総代理店)・モンベル・ダイワの公式サイトによります。