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雪山の靴下は靴で選ぶ|冬の低山に3シーズン靴なら、極厚はかえって冷える

【雪山ハイキング】3シーズン靴でも寒くない!登山用靴下おすすめ7選
雪山(冬の低山)の靴下は、厚さを靴に合わせて選びます。3シーズン靴なら中厚〜厚手のフルクッション。極厚は冬靴のための靴下で、3シーズン靴に履くと足が締めつけられて血の巡りが悪くなり、かえって冷えます。冷えを防ぐのは厚さより、替えの靴下を1足持つこと、綿を履かないこと、靴ひもを締めすぎないこと。チェーンスパイクのゴムが甲に当たるなら、甲までクッションのあるものを。1,400円台から極厚まで7足を実価格で並べました。
目次

雪山(冬の低山)の靴下は、厚さを靴に合わせて選ぶのが答えです。

夏も履いている3シーズン靴で行くなら、中厚〜厚手。いちばん分厚い極厚の靴下は、冬靴のための靴下なんですよね。3シーズン靴に履くと足が締めつけられて、かえって冷えます

そのうえで、冷えを防ぐのは厚さより大事なことが3つあります。それを先に書いて、そのあと1,400円台から極厚まで7足を並べます。

靴下の厚さは、靴で決まる

「寒いんだから、いちばん厚い靴下を」と考えたくなるんですが、ここに落とし穴があります。

極厚は、冬靴のための靴下

中に保温材が入った冬靴は、はじめから厚い靴下を履く前提で選ぶ靴です。いっぽう3シーズン靴は、中の余裕が少ない

そこに極厚の靴下を履くと、足がパンパンに締めつけられて、血の巡りが悪くなります。暖かいはずの靴下を履いているのに、つま先の感覚がなくなる。厚くしたせいで冷える、ということが起きるんですよね。

靴下の厚さ 理由
3シーズン靴 中厚〜厚手 中の余裕が少ない。厚すぎると締めつけて冷える
冬靴(保温材入り) 厚手〜極厚 はじめから厚い靴下を履く前提で選ぶ

3シーズン靴なら、中厚〜厚手

チェーンスパイクを付けて歩くような冬の低山なら、中厚か厚手のフルクッション(足全体にクッションがあるもの)で足ります。

寒がりの方は厚手、汗をかきやすい方は中厚、くらいの分け方でいいかなと思います。ただ、同じ「厚手」でもメーカーによって厚さはかなり違います。店で手に取って比べられるなら、それがいちばんですね。

迷ったら、試し履きのときの靴下で

いちばん確実なのは、靴を試し履きしたときと同じくらいの厚さにすることです。靴はその靴下でちょうどいい大きさに選んでいるので、そこから大きく厚くすると、きつくなるんですよね。

ちなみに、冬用に厚い靴下を買うなら、その靴下を持って靴を履いてみると失敗がありません。

靴下の厚さは靴で決まる。3シーズン靴なら中厚から厚手、冬靴なら厚手から極厚。極厚を3シーズン靴に履くとかえって冷える
靴下の厚さは、靴で決まる

冷えを防ぐのは、厚さより3つ

実は、靴下の厚さを上げるより、足の冷えに差が出ることが3つあるんですよね。

替えの靴下を1足

冬でも、登りでは足に汗をかきます。その汗で湿った靴下のまま山頂で休むと、足が一気に冷えるんですよね。

なので替えの靴下を1足、ザックに入れておく。山頂や長い休憩で履き替えるだけで、下りの足がかなり楽になります。靴下は軽いので、荷物の負担にもなりません。

綿の靴下は履かない

綿は汗を吸うと乾きにくく、濡れたまま冷えます。ウールか、ウール混の登山用を選んでください。ウールは濡れても保温が残るので、冬の靴下に向いています。

靴ひもは締めすぎない

厚い靴下と同じで、靴ひもを締めすぎても血の巡りが悪くなります。とくに足の甲のあたり。下りでかかとが浮かない程度に締めて、甲はきつくしすぎないのがコツかなと思います。

チェーンスパイクのゴムには、甲のクッション

チェーンスパイクや軽アイゼンはゴムやベルトで靴に固定するので、長く歩くと足の甲に食い込んで痛くなることがあります。

足裏だけでなく甲にもクッションがあるフルクッションなら、この痛みがやわらぎます。薄手の靴下より、ここは厚みがあったほうが楽なところですね。

足の冷えを防ぐのは厚さより3つ。替えの靴下を山頂で履き替える、綿の靴下は履かない、靴ひもを締めすぎない
冷えを防ぐのは、厚さより3つ
笑い猫

笑い猫

私が初めて買った登山用の靴下は、スマートウールでした。冬はいまもスマートウールのフルクッションを履いています。スルッと履けて暖かくて、文句なしですね。

チェーンスパイクを付けるような山に行くなら、登山用の靴下は必須だと思っています。登山靴を試し履きするときにも要りますし。

あと余談ですが、山から下りて、登山靴と靴下を脱いだときの開放感。あれは何度味わってもいいものです。

1,400円台から極厚まで7足

ここからは実際に買える7足を、薄い順に並べます。上の3足が中厚、次の3足が厚手、いちばん下が冬靴用の極厚です。

厚さはメーカーの呼び方のまま入れています。値段は2026年9月時点のもので、定価もスペック欄に入れました。

製品名 こんな人向け 価格 厚さ 靴の目安 おすすめ用途
ナイガイ メリノウール 登山ソックス 90301018
ナイガイ メリノウール 登山ソックス 90301018

まず安く
★★★★☆
約1,400円〜 中厚(総パイル) 3シーズン靴 まず安く1足
スマートウール ハイク フルクッション クルー SW70113
スマートウール ハイク フルクッション クルー SW70113

中厚
★★★★★
約4,100円〜 中厚(フルクッション) 3シーズン靴 靴の中でずれにくいもの
ダーンタフ ハイカー ブーツソック ミッドウェイト フルクッション 1405
ダーンタフ ハイカー ブーツソック ミッドウェイト フルクッション 1405

中厚・丈夫
★★★★★
約4,700円〜 中厚(ミッドウェイト・フルクッション) 3シーズン靴 1足を長く履く
ファイントラック メリノスピンソックス アルパイン レギュラー FSU0411
ファイントラック メリノスピンソックス アルパイン レギュラー FSU0411

厚手
★★★★☆
約2,700円〜 厚手 3シーズン靴 汗をかきやすい人
モンベル メリノウール アルパイン ソックス #1118418
モンベル メリノウール アルパイン ソックス #1118418

厚手
★★★★☆
約2,800円〜 厚手 3シーズン靴〜冬靴 厚手を手ごろに
スマートウール ハイククラシック エクストラクッション クルー SW70117
スマートウール ハイククラシック エクストラクッション クルー SW70117

厚手・寒がり
★★★★☆
約3,000円〜 厚手(上から2番目) 3シーズン靴(余裕があれば)・冬靴 寒がりの人
ファイントラック メリノスピンソックス EXP FSU0511
ファイントラック メリノスピンソックス EXP FSU0511

極厚(冬靴)
★★★★☆
約3,900円〜 極厚 冬靴 冬靴を履く人

1. ナイガイ メリノウール 登山ソックス 90301018|1,400円台の総パイル

ナイガイ メリノウール 登山ソックス 90301018

ナイガイ メリノウール 登山ソックス 90301018の価格を比較する

厚さ
中厚(総パイル)
靴の目安
3シーズン靴
ウール
20%(メリノ)
価格帯
約1,400円〜

1,400円台で買える登山用の靴下です。通常1,430円で、セールだと1,200円台。
靴下メーカーのナイガイが作っていて、足全体がパイル編み(クッション)。メリノウールは2割で、残りはアクリルやナイロンです。メーカーは「冬なら関東以南の低山(千メートル程度)の日帰り程度なら十分」としています。
この値段なので、替えの1足にもしやすいんですよね。まず1足試すならこれかなと思います。

こんな人に:最初の1足を安くそろえたい人

気になる点:ウールは2割です

2. スマートウール ハイク フルクッション クルー SW70113|靴の中でずれにくい中厚

スマートウール ハイク フルクッション クルー SW70113

スマートウール ハイク フルクッション クルー SW70113の価格を比較する

厚さ
中厚(フルクッション)
靴の目安
3シーズン靴
ウール
56%(メリノ)
定価
¥4,180
価格帯
約4,100円〜

靴の中でずれにくい、中厚のフルクッションです。4,180円。
足の甲にずれを抑えるバンドが入っていて、つま先とかかとのクッションが特に厚い作り。メリノウールは56%で、リサイクルナイロンを混ぜて丈夫にしています。
3シーズン靴の冬の低山なら、いちばん癖がなくて選びやすい1足かなと思います。

こんな人に:靴の中で足が動くのが気になる人

気になる点:4千円台と高めです

3. ダーンタフ ハイカー ブーツソック ミッドウェイト フルクッション 1405|穴が空いたら交換してもらえる

ダーンタフ ハイカー ブーツソック ミッドウェイト フルクッション 1405

ダーンタフ ハイカー ブーツソック ミッドウェイト フルクッション 1405の価格を比較する

厚さ
中厚(ミッドウェイト・フルクッション)
靴の目安
3シーズン靴
ウール
66%(メリノ)
定価
¥4,730
価格帯
約4,700円〜

「通常の使用で穴が空いたら新しい靴下と交換」という生涯保証がある靴下です。4,730円。
メーカーは「中厚」としていて、足全体にクッションがあるフルクッション。メリノウールは66%です。編みが詰まっていて、履き心地はややしっかりめ。
チェーンスパイクで雪道を歩くと靴下もすり減りやすいので、1足を長く使いたい方向けですね。

こんな人に:1足を長く履きたい人

気になる点:この中でいちばん高いです

4. ファイントラック メリノスピンソックス アルパイン レギュラー FSU0411|乾きやすい厚手

ファイントラック メリノスピンソックス アルパイン レギュラー FSU0411

ファイントラック メリノスピンソックス アルパイン レギュラー FSU0411の価格を比較する

厚さ
厚手
靴の目安
3シーズン靴
ウール
55%
定価
¥3,168
価格帯
約2,700円〜

乾きやすさで選ぶなら、日本のファイントラックの厚手です。定価3,168円のところ、通販で2,700円台。
メーカーは「オールシーズンの登山に適した厚手モデル」としていて、ウールにナイロンを混ぜた糸で乾きやすく、においも抑える作り。重さは80gと軽めです。
登りで汗をかきやすい方に向いています。

こんな人に:汗をかきやすい人

気になる点:極厚ではないので冬靴には薄いことも

5. モンベル メリノウール アルパイン ソックス #1118418|厚手を手ごろに

モンベル メリノウール アルパイン ソックス #1118418

※このモデルはAmazon・楽天ではほとんど流通しておらず、あっても公式より高値のことが多いため、公式オンラインショップか実店舗での購入がおすすめです。

厚さ
厚手
靴の目安
3シーズン靴〜冬靴
ウール
63%
価格帯
約2,800円〜

モンベルの厚手のウール靴下です。2,860円。
モンベルのオンラインショップでは「雪山トレッキング」の分類に入っていて、ウール63%。重さは118gと、厚手らしい重さがあります。
通販だとモンベル以外の出品が混ざって値段がばらつくので、モンベルの店かオンラインショップで買うのが確実です。
(写真の出典:モンベル公式)

こんな人に:モンベルの店が近い人

気になる点:通販は出品で値段がばらつきます

6. スマートウール ハイククラシック エクストラクッション クルー SW70117|寒がりの人の厚手

スマートウール ハイククラシック エクストラクッション クルー SW70117

スマートウール ハイククラシック エクストラクッション クルー SW70117の価格を比較する

厚さ
厚手(上から2番目)
靴の目安
3シーズン靴(余裕があれば)・冬靴
定価
¥3,850
価格帯
約3,000円〜

寒がりの人のための厚手です。定価3,850円のところ、通販で3千円くらい。
スマートウールによると、ハイククラシックシリーズのクッションは5段階で、エクストラクッションは上から2番目の厚さ。寒い季節にも対応するものです。
厚いぶん、3シーズン靴では窮屈に感じることがあります。靴に少し余裕がある方向けですね。

こんな人に:足先がとくに冷える人

気になる点:3シーズン靴では窮屈なことがあります

7. ファイントラック メリノスピンソックス EXP FSU0511|冬靴に合わせる極厚

ファイントラック メリノスピンソックス EXP FSU0511

ファイントラック メリノスピンソックス EXP FSU0511の価格を比較する

厚さ
極厚
靴の目安
冬靴
ウール
59%
定価
¥4,158
価格帯
約3,900円〜

冬靴に合わせる、極厚の靴下です。定価4,158円のところ、通販で3,900円台。
ファイントラックは「保温性最大の極厚手」としていて、重さは120g。ウール59%です。
ここまで厚いと、3シーズン靴にはまず入りません。保温材入りの冬靴を持っている方、これから冬靴を買う方が、試し履きのときにこれを持っていく、という使い方がいいかなと思います。

こんな人に:保温材入りの冬靴を履く人

気になる点:3シーズン靴には厚すぎます

よくある質問

雪山の靴下は、どれくらいの厚さがいいですか?

靴で決めてください。3シーズン靴なら中厚〜厚手、保温材入りの冬靴なら厚手〜極厚です。
3シーズン靴に極厚を履くと、足が締めつけられてかえって冷えることがあります。

靴下は2枚重ねたほうが暖かいですか?

靴に余裕がなければ、1枚のほうが暖かいことが多いです。重ねるときつくなって、血の巡りが悪くなります。
2枚持つなら、重ねるより替えとして持っておいて、湿ったら履き替えるほうがおすすめです。

スキー用の靴下で代用できますか?

代用はできます。ただスキー用は、すねのクッションが中心で、足裏のクッションが薄いものがあります。長く歩くと足裏が疲れやすいので、歩く距離が長い日は登山用のほうが楽です。

ウールと化繊は、どちらがいいですか?

冬はウールかウール混がおすすめです。ウールは濡れても保温が残るので、汗をかいてからも冷えにくいです。
化繊が混ざっているものは乾きが速く、丈夫になります。登山用の靴下は、たいていウールにナイロンなどを混ぜています。

雪国の普段使いにも使えますか?

使えます。登山用はクッションが厚く丈夫なので、雪道の通勤や雪かきにも向いています。
毎日履くなら、この記事では1,400円台のナイガイくらいが気軽かなと思います。

ダーンタフの生涯保証とは何ですか?

ダーンタフの靴下は、通常の使用で穴が空いたら新しい靴下と交換してもらえる、という保証です(日本の代理店の案内より)。
1足4千円台と高めですが、長く履くつもりなら元が取れる考え方もできます。

まとめ

  • 雪山(冬の低山)の靴下は、厚さを靴に合わせて選ぶ
  • 3シーズン靴なら中厚〜厚手のフルクッション。極厚は冬靴のための靴下です
  • 3シーズン靴に極厚を履くと、締めつけでかえって冷えることがあります
  • 迷ったら、靴を試し履きしたときと同じくらいの厚さ
  • 冷えを防ぐのは厚さより、替えの靴下を1足・綿を履かない・靴ひもを締めすぎないの3つ
  • チェーンスパイクのゴムが甲に当たるなら、甲までクッションのあるもの

※価格は2026年9月時点のものです。

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