【PR表記】当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。記事内で紹介している商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元される場合があります。
スノーシューの服装|スキーウェアやレインウェアで足りる?ツアーに着ていく上下と、手袋・足もと
更新日: 2026年11月4日

はじめてのスノーシューツアー、服はスキーウェアでも登山のレインウェアでも行けます。分かれ目は、中に着る量と、雪に座ったり手をついたりしても濡れないよう、下半身と手を防水にしておくこと。手持ちで足りる組み合わせをご紹介します。
スノーシューのツアーに申し込んだけれど、何を着ていけばいいのか迷いますよね。スキーウェアでいいのか、登山のレインウェアでいいのか、それとも専用の服が要るのか。
スキーウェアでも、登山のレインウェアでも行けます。分かれ目は、上着の種類よりも「中に着る量」と「下半身と手を防水にしているか」です。スノーシューは、雪に座ったり、転んだり、雪に手をついたりすることが多い遊びなんですよね。手持ちの服で足りる組み合わせと、足すなら何か、をご紹介します。
先に結論|スキーウェアでも、レインウェアでも行ける
| 手持ちの服 | スノーシューに | 気をつけること |
|---|---|---|
| スキー・スノーボードのウェア上下 | 行ける | 保温材入りは、歩くと暑い。中を薄く |
| 登山のレインウェア上下(防水透湿) | 行ける | 中に保温の1枚と、休憩用の上着を足す |
| ジーンズ・綿の服・撥水だけのパンツ | 向かない | 雪に座ると、しみて冷える |
ツアーや施設の服装の案内を見ると、多くが「スキーウェア」でよいと書いています。登山のレインウェアでいいかは、ツアーの案内にはあまり出てこないんですが、モンベルのスノーシューの装備の案内では、アウターは防水透湿性のあるもので、保温材入りと「一枚地」の両方が並んでいます。モンベルが「一枚地」として並べているのは冬用の上下ですが、保温材の無い防水透湿の上下という点では、山のレインウェアも同じ仲間かなと思います。

ツアーや施設の服装の案内は?
まずは、参加するツアーの「服装・持ち物」の案内を見るのがいちばん確かです。レンタルできる物も、ツアーごとにちがいます。関東から行きやすい所と、雪の多い地域のツアーの案内をくらべると、こんな感じです。
| ツアー・施設 | 服装の案内 | 借りられる物 |
|---|---|---|
| リゾナーレ八ヶ岳の入笠山のスノートレッキング(2027年1月4日〜2月28日) | 冬用トレッキングウェアの上下、またはスキーウェア上下 | 防水ブーツ・スノーギア・ストックは料金に込み |
| ピラタス蓼科(北八ヶ岳ロープウェイ) | 防寒着(上下)。スキー用でも代用できるが、登山にあまり向かないものもある | スノーシュー 3,000円・スノーブーツ 1,000円・ウェア上下 3,500円 |
| 裏磐梯ビジターセンター(2026年1〜3月の案内) | 温かい服装(スキーウェア・防寒着) | 長靴 500円 |
| 十日町のスノーシューツアー(アストラル・オレンジ) | スキーやスノーボードのウェアでよい。保温材の無いものがおすすめ | スノーシュー・スノーブーツ・ゲイター(ウェアは相談) |
※リゾナーレ八ヶ岳・ピラタス蓼科スノーリゾート(レンタル)・裏磐梯ビジターセンター(2026年1〜3月の案内)・アストラル・オレンジの「装備と服装」の案内。2026年11月4日時点。ピラタス蓼科のレンタルは大人1日の料金です。
どこも、スキーウェアで行けるという書き方です。そのうえで、ピラタス蓼科は「登山にはあまり向いていないものがあります」と注意していて、十日町のツアーは、暖かい日は非常に暑くなるからと、保温材の無いウェアをすすめています。
スノーシューならではの3つ|座る・転ぶ・手をつく
夏の山歩きとちがって、スノーシューでは雪の上に座って休んだり、深い雪で転んだり、起き上がるときに手をついたりすることがよくあります。だから、上着よりも下半身と手が濡れやすいんですよね。
「防水」か「撥水」かを見る
ここで気をつけたいのが、「撥水」と「防水」はちがうということ。撥水は、生地の表面で水をはじくだけなので、雪の上に長く座ると、体温でとけた雪がしみてくることがあります。手持ちの服の表示を見てみると、こんな感じです。
| 服(例) | メーカーの表示 | スノーシューに |
|---|---|---|
| ユニクロ ブロックテックパーカ(いまの型) | 3層・縫い目にテープ・撥水加工。ただ「完全防水ではございません」 | 上着には使える。座るなら下は防水のパンツを |
| ワークマン イージス防水防寒スーツ(上下 4,900円) | 防水・耐水圧10,000mm・中わた入り(スノーブラウンの色は裾の内側に雪よけ) | 防水。中わた入りなので、ゆっくり歩くツアー向き。中は薄く |
| ワークマン ウォームパンツ 6088(1,990円) | 耐久撥水(防水の表示なし) | 雪に座ると、しみるおそれ |
※ユニクロ・ワークマンの公式サイトの表示(2026年11月4日)。ワークマンの商品は季節で入れ替わります。
雪に座って休むなら、小さな座布団(座るためのマット)を1枚持っていくと、お尻が冷えにくいです。
手袋は防水のものを
十日町のツアーの案内には、「手を付くこともありますので」防水性のある手袋を、とあります。毛糸や布の手袋だと、雪に手をついた瞬間にしみてきて、すぐ冷たくなってしまいます。5本指は細かい作業がしやすく、ミトンは指どうしが温め合うぶん暖かい、という違いがあります。
手持ちに無いことが多い2つ|防水の手袋とゲイター
上着とパンツは手持ちで何とかなっても、防水の手袋とゲイターは、持っていない人が多いと思います。足すなら、この2つからかなと思います。
| 製品名 | こんな人向け | 価格 |
|---|---|---|
|
ショーワグローブ TEMRES 02winter
|
雪に手をつく ★★★★★ 透湿防水の外側の手袋 |
約3,800円〜 |
|
イスカ ゴアテックス ライトゲイター フロントジッパー
|
深い雪 ★★★★★ ゴアテックス・高さ40cm |
約6,300円〜 |
※価格は2026年11月4日時点の Amazon の目安(割引の表示の無い出品)です。サイズや色で変わります。
要らない人:防水のスキーグローブを持っているなら、手袋はそれで大丈夫です。スキーパンツの裾に雪よけが付いていれば、ゲイターも無くても歩けます。ゲイターは、ツアーで借りられることもあります。手袋の重ね方は冬の手袋の記事、ゲイターの選び方はゲイターの記事でご紹介しています。
スキーウェアで行くなら|中を薄くする
保温材(中綿)の入ったスキーウェアは、歩きっぱなしのスノーシューだと暑くなりやすいです。ポイントは3つ。
- 中は薄く:肌の上に汗を吸って乾く化繊かウールの長袖、その上は薄いフリースくらいに
- ファスナーで逃がす:上り坂の前に前を開けて、汗をかきすぎないように
- パンツの裾の内側を見る:スキーパンツには、裾の内側に雪よけ(スノーカフ)が付いているものがあります。付いていれば、まずはそれで歩いてみて、雪が入るようならゲイター(スパッツ)を足す、で十分かなと思います(くわしくはゲイターの記事)
ただ、スキーウェアは丈が長くて動きにくいものもあります。坂を登るツアーなら、足を上げやすいかは、家で一度しゃがんだり足を上げたりして確かめておくと安心かなと思います。
登山のレインウェアで行くなら|休憩用の1枚を足す
登山のレインウェア(防水透湿の上下)は、保温材の入っていない薄い上下です。中に着るもので暖かさを足し引きできるので、歩いて暑くなったときに調節しやすいのがいいところ。そのぶん、生地は冬用の上着より薄いので、暖かさは中で足します。
- 中に保温の1枚:フリースや薄い中綿の上着を、上半身に1枚
- 休憩用の上着:歩いているあいだは暑くても、止まるとすぐ冷えます。休憩のときに羽織る、厚手のダウンを1枚
- 下はタイツ+レインパンツ:レインパンツは薄いので、寒い日は下にタイツを
レインウェアがまだ無い人は、登山のレインウェアの選び方を見てみてください。スノーシューのためだけでなく、夏の山や雨の日にも使えるので、1着持っておくと出番が多いと思います。冬の低山の服の組み立て方は、冬の低山の服装にまとめています。
帽子・目・足もと
- 帽子:耳まで隠れるニット帽を。耳や首元は冷えやすいんですよね
- 目:晴れた雪の上は照り返しでとてもまぶしく、紫外線で目が炎症を起こす「雪目」になることがあります。サングラスかゴーグルを忘れずに。山で使うサングラスはこちら
- 足もと:防水の登山靴を持っていれば、まずはそれで。無ければ、ツアーによってはスノーブーツや長靴を借りられます。買うなら、ミッドカット以上で防水・保温材入りの靴を。靴の選び方はスノーブーツの記事にまとめています
- 靴下:厚手のものを。濡れたときのために、替えを1足持っていくと安心です
汗冷えを防ぐ|出発は少し寒いくらいで
スノーシューは、寒さより汗で困ることが多いと思います。歩いて汗をかいたあと、止まると、その汗で冷えてしまうんですよね。
- 肌の上は綿を避ける:綿は汗を吸ったまま乾きにくいので、化繊かウールの長袖を(冬のベースレイヤー・ドライレイヤー)
- 出発のときは少し寒いくらいに:歩きはじめると、すぐに暖まります
- 止まる前に1枚着る:冷えてから着るより、休憩のはじめに着るほうが暖かいです
雪の上は道が見えにくいので、ツアーでなく自分たちで歩くなら、気をつけたいことが増えます。モンベルの案内も、前の人の足跡にそのまま従わず、地図とコンパスで道を確かめること、雪崩や雪庇(せっぴ)など夏山には無い危険があることを書いています。はじめてなら、ガイドの付くツアーから始めるのがいいかなと思います。
よくある質問
ジーンズで行ってもいいですか?
おすすめしません。綿のジーンズは、雪に座ったり転んだりすると、しみてきて乾きにくく、体が冷えてしまいます。下は、防水のパンツ(スキーパンツか登山のレインパンツ)にしておくと安心です。
スキーウェアを持っていません。何を買えばいいですか?
まずは、参加するツアーや施設でウェアを借りられるかを見てみてください(ピラタス蓼科は上下 3,500円)。登山のレインウェアの上下があれば、それでも行けます。中にフリースなどの保温の1枚と、休憩用の上着を足してください。続けるなら、スノーシューのあとも夏の山や雨の日に使える、登山のレインウェアから考えるのがいいと思います。
スキーウェアだと暑すぎませんか?
保温材の入ったウェアは、歩くと暑くなりやすいです。中に着るものを薄くして、上り坂の前にファスナーを開けるなどで調節してみてください。
スノーボードのブーツでも歩けますか?
十日町のツアーの案内では「スノーボードのブーツでも大丈夫」とあります。ただ、モデルによってはスノーシューとのフィッティングが合わないこともあるそうです。靴の選び方はスノーブーツの記事で。
手袋は何枚持っていけばいいですか?
防水の手袋を1組と、濡れたときの替えがあると安心です。重ね方は冬の手袋の記事でご紹介しています。
まとめ
- スノーシューの服は、スキーウェアでも登山のレインウェアでも行ける
- スキーウェアなら中を薄く、レインウェアなら保温の1枚と休憩用の上着を足す
- 雪に座る・転ぶ・手をつくので、下半身と手は防水に。撥水と防水はちがう
- 目はサングラスかゴーグル、足もとはまず手持ちの防水の登山靴で
- まずは参加するツアーの服装の案内を見て、借りられる物を確かめる






私も登山を始めたころは、たいていジャージで低山に行っていて、朝露の下草を抜けただけで裾がぐっしょり濡れて、乾かなかったことがあります。
雪の上は、座ったり手をついたりするぶん、もっと濡れやすい場所なんですよね。私は、スノーシューなら上着より先に、下半身と手を防水にしておくのがいいと思っています。