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【2026年版】ザックカバー(レインカバー)おすすめ5選|サイズは容量で選ぶ、要らない場面も
更新日: 2026年10月26日

ザックカバーは、ザックを外から雨や泥から守るカバーです。容量に合わせたサイズの選び方、背中側が濡れやすい理由と中の防水袋との組み合わせ、要らない場面、モンベル・ミレー・グレゴリーなど5つをご紹介します。
雨の山を歩いたあと、ザックを開けたら着替えまでしっとり濡れていた。そんな経験はありませんか?
ザックの生地は水をはじいても、縫い目やファスナーから水が入ってきます。ザックカバー(レインカバー)は、そのザックを外から包んで、雨や泥から守るためのカバーです。
ここでは、ザックカバーが要る場面と要らない場面、容量に合わせたサイズの選び方、そして5つのカバーをご紹介します。
ザックカバーは要る?|外から守るカバーと、中から守る袋

ザックカバーは、ザックの上と横と、背中と反対の面を覆うカバーです。ただ、背負う側(背中側)は肩ベルトがあるので、覆いきれません。強い雨だと、背中側や下から水が入ってくることもあるんですよね。モンベルのカバーにも、入った水を逃がす水抜きが付いています。
なので、カバーは雨よけ、中身を守るのは中の防水の袋、と2段で考えておくと安心です。防水をうたうザックでも、たとえばモンベルのストームパックは「完全防水ではありません」として、状況に応じてパックカバーやスタッフバッグを併用するよう案内しています。
買わなくていい場合
- ザックにカバーが付いている:モンベルのトレッキングパックやチャチャパックのように、専用のカバーが付属しているザックもあります。底のポケットなどに入っていないか、一度見てみてください
- 中の防水の袋だけで済ませる:着替えや電子機器をスタッフバッグに入れておけば、ザックの外が濡れても中身は守れます。いちばん安いのは、厚手のゴミ袋をザックの内側に広げて、その中に荷物を入れる方法です
- 晴れの日の日帰りだけ:晴れの予報の日帰りだけなら、カバーは「急な雨のときの保険」です。まずは中の袋だけで始めて、雨の中を歩く機会が増えてから買い足しても遅くないと思います
反対に、ザックの外側の生地や泥汚れを防ぎたいとき、泊まりがけで雨の中を歩く日があるときは、カバーがあると心強いですよね。
選び方|サイズ・留め方・水抜き
サイズは、ザックの容量で選ぶ
カバーには「25〜30L用」のように、合うザックの容量が書いてあります。ただ、メーカーごとに区切り方が違って、境目の数字が重なっているんですよね。
| ザックの容量 | モンベル | イスカ ベーシック |
|---|---|---|
| 20L | 20L(15〜20L)・25L(20〜25L) | 25(20〜25L) |
| 30L | 30L(25〜30L)・35L(30〜35L) | 35(25〜35L) |
| 40L | 40L(35〜40L)・50L(40〜50L) | 45(35〜45L) |
| 50L | 50L(40〜50L)・60L(50〜60L) | 60(45〜60L) |
| 60L | 60L(50〜60L)・70L(60〜70L) | 60(45〜60L)・80(60〜80L) |
※モンベル ジャストフィット パックカバーと、イスカ ベーシック パックカバーの公式の対応容量です。2つ書いてあるのは、ちょうど境目の容量です。
ちょうど境目の容量なら、大きいほうを選んでおくと安心かなと思います。モンベルも、マットなどをザックの外に付けるときは「ワンサイズ大きめ」をすすめています。ザックより長いトレッキングポールを付けていると、カバーで覆いきれないこともあります。
留め方は、ずれを防ぐストラップがあるもの
稜線で風が強いと、カバーがばたついて、外れて飛ばされることもあります。背中側でストラップやゴムテープを留められるカバーなら、ずれにくくなります。今回の5つは、どれも、ずれを防ぐストラップやテープ、フックが付いています。
水抜きと色
ちなみに、底に水抜きがあると、中に入った水がたまりにくくなります(モンベルのドレイン・グレゴリーの排水孔)。色は、霧や雨の中でも目立つ明るい色だと、仲間から見つけてもらいやすいかなと思います。
ザックカバーおすすめ5選
通販の値段の安い順に並べています。値段は2026年10月26日のもので、定価はスペックの欄に入れてあります。
| 製品名 | こんな人向け | 価格 | 対応 | 重さ | 留め方 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
ザ・ノース・フェイス スタンダードレインカバー 20L
|
日帰りの小型に ★★★★☆ |
約2,400円〜 | 20Lまで | 約60g | ドローコード+背面の固定用ストラップ | ライト用ループ |
|
イスカ ベーシック パックカバー 35
|
サイズが細かい ★★★★☆ |
約2,600円〜 | 25〜35L(20〜100Lの6サイズ) | 90g | ゴムコード+上のフック+背面のゴムテープ | 手ごろな値段 |
|
ミレー ジップ レイン カバー 20/25
|
付けたまま開ける ★★★★★ |
約3,400円〜 | 20〜25L(30/40もある) | 90g | 背面のコンプレッションストラップ | 付けたまま出し入れ |
| 10サイズから ★★★★★ |
約3,600円〜 | 25〜30L(15〜110Lの10サイズ) | 98g | 上のドローコード+ズレを防ぐテープ | 水抜きと収納袋つき | |
|
グレゴリー レインカバー 30L-50L
|
小屋泊のザックに ★★★★☆ |
約6,600円〜 | 30〜50L | 約110g(0.11kg) | ドローコード+肩ベルトの上に留めるフック | 縫い目まで防ぐ |
1. ザ・ノース・フェイス スタンダードレインカバー 20L|約60g|20Lまでの小さいザックに

ザ・ノース・フェイス スタンダードレインカバー 20Lの価格を比較する
- 対応
- 20Lまで
- 重さ
- 約60g
- 留め方
- ドローコード+背面の固定用ストラップ
- 生地
- 70D リサイクルリップストップナイロン
- 定価
- 2,970円
- 価格帯
- 約2,400円〜
ザ・ノース・フェイスの、小さいザック用のカバーです。定価は2,970円で、通販では2,400円前後から見つかります。
重さは約60gと、5つの中でいちばん軽いです。背面のドローコードと固定用のストラップでずれにくくしてあって、たたむと小さくなります。下にライトを付けるループがあるので、暗くなる帰り道や、自転車通勤のリュックにも使いやすいかなと思います。
こんな人に:20Lくらいまでの日帰りのザックに、軽いカバーを1枚入れておきたい人
気になる点:対応は20Lまでです。25L以上のザックには小さいので、イスカやモンベルのように合うサイズのあるカバーを選んでください
2. イスカ ベーシック パックカバー 35|20〜100Lの6サイズ|手ごろな値段

イスカ ベーシック パックカバー 35の価格を比較する
- 対応
- 25〜35L(20〜100Lの6サイズ)
- 重さ
- 90g
- 留め方
- ゴムコード+上のフック+背面のゴムテープ
- 定価
- 2,750円
- 価格帯
- 約2,600円〜
イスカの、手ごろな値段のパックカバーです。
サイズは20〜25Lから80〜100Lまで6つあって、ザックの容量に合わせやすいんですよね。背面のゴムテープでワンタッチで留められて、風でのばたつきを抑えてくれます。
こんな人に:ザックの容量にぴったりのサイズを、手ごろな値段で選びたい人
気になる点:公式のページに、生地の厚さ(デニール)の記載がありません。公式のストアは在庫切れが多く、通販で探すことになりそうです
3. ミレー ジップ レイン カバー 20/25|付けたまま出し入れできるジッパー

ミレー ジップ レイン カバー 20/25の価格を比較する
- 対応
- 20〜25L(30/40もある)
- 重さ
- 90g
- 留め方
- 背面のコンプレッションストラップ
- 生地
- 70D リップストップ シリコン ナイロン
- 定価
- 3,740円
- 価格帯
- 約3,400円〜
ミレーの、ジッパー付きのレインカバーです。定価は3,740円で、通販では3,400円前後から見つかります。
いちばんの特徴は、カバーの上についた大きなジッパー。カバーを付けたまま、ザックの中身を出し入れできるんです。雨の中で行動食や防寒着を出すたびにカバーを外さなくていいのは、うれしいところですよね。
こんな人に:雨の中でも、カバーを外さずにザックの中身を出したい人
気になる点:20〜25Lと30〜40Lの2サイズだけです。40Lより大きいザックには合いません
4. モンベル ジャストフィット パックカバー 30L|15〜110Lの10サイズ|水抜きと収納袋つき

※このモデルはAmazon・楽天ではほとんど流通しておらず、あっても公式より高値のことが多いため、公式オンラインショップか実店舗での購入がおすすめです。
- 対応
- 25〜30L(15〜110Lの10サイズ)
- 重さ
- 98g
- 留め方
- 上のドローコード+ズレを防ぐテープ
- 生地
- 40デニール ナイロン・リップストップ
- 定価
- 3,600円
- 価格帯
- 約3,600円〜
モンベルのパックカバーで、15〜110Lの10サイズがあります。30Lのザックなら、ひとつ上の35L用(30〜35L)も候補です。
上のドローコードで締めるだけで形が合って、ズレを防ぐテープも付いています。底には、入った水を逃がす水抜きがあり、たたんで入れる袋も付属。ザックの背中側の上のほうまで覆ってくれるんですよね。
こんな人に:自分のザックにぴったりのサイズを選びたい人、店で合わせて買いたい人
気になる点:Amazon・楽天ではほとんど扱いがなく、モンベルの公式か店舗で買う形です
5. グレゴリー レインカバー 30L-50L|縫い目をテープでふさいだ作り|反射ロゴつき

グレゴリー レインカバー 30L-50Lの価格を比較する
- 対応
- 30〜50L
- 重さ
- 約110g(0.11kg)
- 留め方
- ドローコード+肩ベルトの上に留めるフック
- 生地
- リサイクルポリエステル リップストップ
- 定価
- 6,600円
- 価格帯
- 約6,600円〜
グレゴリーの、30〜50Lのザック用のカバーです。値段は6,600円で、通販でも同じくらいです。
縫い目をテープでふさいだ作りで、前には大きな反射ロゴ。底には排水用の穴があり、収納用のポーチも付いています。肩ベルトの上にフックで留められるので、ずれにくい形です。小屋泊の大きさのザックに合わせるなら、しっかりした1枚かなと思います。
こんな人に:30〜50Lのザックで、縫い目からの水も防ぎたい人
気になる点:5つの中ではいちばん高い6,600円で、重さもいちばん重い約110gです
(モンベル ジャストフィット パックカバーの写真の出典:モンベル公式オンラインストア)
よくある質問
ザックカバーを付ければ、中は濡れませんか?
カバーは雨よけで、中まで完全に防ぐものではありません。背中側は覆いきれず、強い雨だと下から水が入ることもあります。着替えや電子機器は、防水の袋(スタッフバッグやジップ付きの袋)に入れておくと安心です。
サイズはどう選べばいいですか?
ザックの容量(◯L)に合わせて選びます。境目の容量なら、大きいほうが安心です。マットなどをザックの外に付けるなら、ワンサイズ大きめにしてください(モンベルの案内)。
ゴミ袋で代えられますか?
中身を守るだけなら、厚手のゴミ袋でも代わりになります。ザックの外にかぶせるより、内側に広げて荷物を入れる使い方のほうが向いています。ザックの外側の泥汚れや、生地が水を吸って重くなるのを防ぎたいなら、カバーがあると助かります。
ザックとカバーは、同じメーカーでないとだめですか?
そんなことはありません。カバーは、ザックの容量(◯L)で選びます。ただ、ザックの形によって合う・合わないがあるので、店で合わせられるなら、ザックを持っていくと確実です。
ザックにカバーが付いているかは、どこで分かりますか?
メーカーの商品ページの仕様に「パックカバー付き」「レインカバー付属」などと書いてあります。モンベルのトレッキングパック・チャチャパックには、専用のカバーが付いています。オスプレーのケストレルLTのように、底のポケットにカバーが入っている型もあります。
自転車通勤のリュックにも使えますか?
使えます。ノースフェイスのスタンダードレインカバーのように、下にライトを付けるループがあるカバーなら、暗い時間の通勤でも後ろから見えやすくなります。通勤用のリュックそのものの選び方は、自転車通勤のリュックの記事でご紹介しています。
まとめ
- ザックカバーは外からの雨よけ。中身は防水の袋で守る、の2段で考える
- ザックにカバーが付いているなら、買わなくていい。まずは中の袋(ゴミ袋でも)から
- サイズはザックの容量で。境目なら大きいほう、外にマットを付けるならワンサイズ上
- 強い風に備えて、ずれを防ぐストラップやテープのあるものを
- 迷ったら、サイズの多いモンベル ジャストフィットかイスカ ベーシック。付けたまま開けたいならミレー ジップ レイン カバー
まずは中の袋から。雨の中を歩く日が増えてきたら、ザックの容量に合うカバーを1枚、用意してみてくださいね。
※価格は2026年10月26日時点のものです(セール中の値下げ価格は入れていません)。対応容量・重さ・定価は、ザ・ノース・フェイス・イスカ・ミレー・モンベル・グレゴリーの公式サイトによります。





私は、ザックの中の荷物を、ジップロックで分けていました。
着替えやスマホのように濡らしたくないものを袋に入れておけば、ザックの中まで水が入ってきたときも安心かなと思います。カバーを買う前に、まずはここからでいいんですよね。