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【2026年版】自転車通勤のリュックおすすめ7選|背中の蒸れと雨、どちらを先に防ぐかで選ぶ
更新日: 2026年10月12日

自転車通勤のリュックを、背中の作りと雨への備えで7つ選びました。背中に風を通す型はレインカバーつき、中身を濡らさない防水の型は背中がパッド。どちらを先に取るかで選ぶと迷いません。容量や、背負って走るときの決まりもご紹介します。
自転車通勤を始めると、すぐ気になってくるのがリュックですよね。会社に着くころには、背中が汗でびっしょり。雨の日は、中のパソコンや書類が心配になります。
で、自転車向けのリュックを調べてみると、「背中に風を通す型」と「中身を濡らさない防水の型」に、はっきり分かれているんですよね。今回の7つには、両方がそろった型はありませんでした。
ここでは、どちらを先に取るかという選び方と、5千円台から2万円台までの7つを、メーカーの公式の仕様をもとにご紹介します。
選び方|先に決めるのは「背中」か「雨」か
背中の作りは3つ
自転車向けのリュックは、背中に当たるところの作りが、大きく3つに分かれます。
- パッドを2本並べて、あいだに溝を作る:ドイターのレース、バイクI。溝を風が抜けます
- メッシュを張って、背中を浮かせる:ドイターのレースエアー。背中とリュックのあいだに、すき間ができます
- フォームのパッド:オルトリーブ、クロームの防水の型。背中に当たる面が広くなります
メーカーをまたいで「どのくらい蒸れにくいか」を比べる物差しは、ありません。ただ、作りの違いははっきりしています。汗をかきやすい方や、走る距離が長い方は、上の2つから選ぶのが合うかなと思います。

雨への備えは4段階
「防水」と書いてあっても、中身はいろいろです。今回の7つは、こう分かれます。
- 等級が出ている防水:オルトリーブ ヴェロシティ(IP64)。口を巻いて閉じるロールトップです
- メーカーの区分で完全防水:クローム アーバン イーエックス。クロームが3段階に分けているうちの、いちばん上です
- 防水の加工はあるが、完全防水ではない:ドッペルギャンガー。メーカーの注意書きに「完全防水仕様ではありません」とあります
- レインカバーをかぶせる:ドイターの3つと、パールイズミ。カバーが付いてきます
レインカバーの型は、降ってきたら止まって、カバーをかぶせる使い方になります。パソコンや書類を入れる方は、中でもう1枚、防水の袋に入れておくと安心ですよね。
容量は15〜20L、荷物が多い人は25L前後
着替えとお弁当、雨具くらいなら、15〜20Lで足ります。靴やパソコンも毎日運ぶなら、20Lから25L前後が目安かなと思います。
あとは、背負う重さです。メーカーは、リュックごとに目安を出しています。ドイターのレース 12は、本国の案内で、すすめる荷物の重さが2〜5kg。オルトリーブのヴェロシティは、耐荷重が10kgです。重い荷物を毎日運ぶなら、背負うより、自転車に積むほうが楽になります。
パソコンを入れるなら、仕切りの大きさを見る
パソコンの入る大きさを、メーカーが数字で出しているのは、今回の7つのうち2つです。
- クローム アーバン イーエックス 20L:35×21cm(13インチまで)
- オルトリーブ ヴェロシティ:36×24.5×2.5cm
ドイターの3つ、パールイズミ、ドッペルギャンガーは、パソコンの入る大きさが、メーカーのページに書かれていません。入れるつもりの方は、リュックの外側の大きさと、お手持ちのパソコンを見比べてみてください。
買わなくていい場合|まずは手持ちのリュックで
片道が数kmで、荷物も少ないなら、手持ちのリュックで十分です。まずは何日か走ってみて、「背中の汗がつらい」のか「雨の日が心配」なのか、どちらが気になるかを確かめてからでも遅くありません。
反対に、片道が10kmを超える方や、重い荷物を毎日運ぶ方は、荷台とバッグで自転車に持たせるほうが、体は楽です。
自転車通勤のリュック7選
通販の値段の安い順に並べています。値段は2026年10月12日に見たもので、定価はスペックの欄に入れてあります。
| 製品名 | こんな人向け | 価格 | 雨への備え | 背中の作り | 容量 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
ドッペルギャンガー ターポリンデイパック 2
|
まず安く ★★★★☆ |
約5,900円〜 | ロールトップと熱圧着(メーカーの案内は「完全防水仕様ではありません」) | メッシュ | 24L | 安く始める |
|
ドイター レース 12
|
軽さで選ぶ ★★★★☆ |
約10,800円〜 | レインカバー付き | パッド2本のあいだに溝 | 12L | 軽さと背中の溝 |
|
ドイター レースエアー 10
|
背中の汗に ★★★★★ |
約13,100円〜 | レインカバー付き | 張ったメッシュで背中を浮かせる | 10L | 背中を浮かせる |
|
パールイズミ バックパック ツアー
|
荷物が多い人に ★★★★☆ |
約13,100円〜 | レインカバー付き(蛍光色) | 凹凸のフレーム | 26L(本体19L・ポケット7L) | 荷物が多い人に |
|
ドイター バイクI 20
|
小物を分ける ★★★★☆ |
約16,200円〜 | レインカバー付き | 縦に2本のパッド | 20L | 小物を分けて入れる |
|
オルトリーブ ヴェロシティ 23L
|
防水で選ぶ ★★★★★ |
約19,900円〜 | 防水(IP64・ロールトップ) | フォームのパッド | 23L | 等級つきの防水 |
|
クローム アーバン イーエックス 20L
|
細身の防水 ★★★★☆ |
約20,900円〜 | 完全防水(溶接構造) | EVAのパッド | 20L | 13インチのPCと完全防水 |
1. ドッペルギャンガー ターポリンデイパック 2|ロールトップで5千円台|まず安く始める

ドッペルギャンガー ターポリンデイパック 2の価格を比較する
- 雨への備え
- ロールトップと熱圧着(メーカーの案内は「完全防水仕様ではありません」)
- 背中の作り
- メッシュ
- 容量
- 24L
- 重さ
- 1kg
- 大きさ
- 幅30×奥行17.5×高さ48cm
- PCの仕切り
- 記載なし
- 定価
- オープンプライス
- 価格帯
- 約5,900円〜
5千円台で買える、ロールトップのリュックです。口をくるくる巻いて閉じる形で、生地どうしを熱で貼り合わせた作り。背中はメッシュで、胸のベルトと、肩のベルトの反射材も付いています。
ただ、メーカーの注意書きには「完全防水仕様ではありません」とあります。長い時間の雨や、強い雨では、水が入ることがあるんですよね。パソコンを入れるなら、中でもう1枚、防水の袋に入れておくと安心です。
ちなみに、もともとはオートバイ向けに作られたバッグです。A4のファイルが入る四角い形なので、通勤の荷物は入れやすいかなと思います。
こんな人に:まずは安く、雨に強い形のリュックを試したい人
気になる点:メーカーの案内は「完全防水仕様ではありません」。もともとはオートバイ向けのバッグです
2. ドイター レース 12|560gの軽さ|背中に溝のある自転車専用

ドイター レース 12の価格を比較する
- 雨への備え
- レインカバー付き
- 背中の作り
- パッド2本のあいだに溝
- 容量
- 12L
- 重さ
- 560g
- 大きさ
- 44×24×15cm
- PCの仕切り
- 記載なし
- 定価
- 14,300円
- 価格帯
- 約10,800円〜
ドイターの自転車専用のリュックで、いちばん手に取りやすいモデルです。定価は14,300円。通販では1万円台の前半から見つかります。
重さは560g。背中にパッドを2本並べて、あいだの溝を風が抜ける作りです。ドイターは、前かがみの姿勢でもヘルメットに当たりにくく、荷物の重さで後ろに引かれにくいように設計した、と説明しています。
レインカバーが付いてきます。12Lなので、着替えとお弁当、雨具くらいの方に向いています。
こんな人に:着替えとお弁当くらいの荷物で、軽く背負いたい人
気になる点:12Lなので、パソコンや靴までは入りません。ヘルメットホルダーは付きません
3. ドイター レースエアー 10|張ったメッシュ|背中を浮かせる

ドイター レースエアー 10の価格を比較する
- 雨への備え
- レインカバー付き
- 背中の作り
- 張ったメッシュで背中を浮かせる
- 容量
- 10L
- 重さ
- 870g
- 大きさ
- 45×25×16cm
- PCの仕切り
- 記載なし
- 定価
- 16,500円
- 価格帯
- 約13,100円〜
背中にメッシュを張って、背中とリュックのあいだにすき間を作ったモデルです。定価は16,500円。通販では1万3千円台から見つかります。
ドイターは、背中の通気を高めて汗の量を減らすことを目指した設計で、「ロングライドの他、自転車通勤などもで多く活用されています」と案内しています。
レインカバーと、ヘルメットホルダーが付いてきます。背中の汗がいちばんの悩み、という方は、まずこれかなと思います。
こんな人に:背中の汗がいちばん気になる人
気になる点:レース 12 より310g重くなります。容量は10Lです
4. パールイズミ バックパック ツアー|26L|荷物が多い日も入る

パールイズミ バックパック ツアーの価格を比較する
- 雨への備え
- レインカバー付き(蛍光色)
- 背中の作り
- 凹凸のフレーム
- 容量
- 26L(本体19L・ポケット7L)
- 重さ
- 記載なし
- 大きさ
- 幅27×高さ48×奥行15cm(広げると23cm)
- PCの仕切り
- 記載なし
- 定価
- 16,500円
- 価格帯
- 約13,100円〜
パールイズミの、自転車専用のリュックです。定価は16,500円。通販では1万3千円台から見つかります。
容量は26L(本体19L、ポケット7L)。今回の7つの中でいちばん大きく、着替えや靴まで入れたい方に向いています。背中には凹凸のフレームがあって、風の通り道を作ってあります。
レインカバーは、目立つ蛍光色。底と横、肩のベルトに反射材があって、LEDライトを付けるホルダーも付いています。暗い時間に走る方には、うれしい作りですよね。
こんな人に:着替えも靴も運びたい人、暗い時間に走る人
気になる点:重さと、パソコンが入るかどうかは、メーカーのページに書かれていません
5. ドイター バイクI 20|20L|小物を分けて入れやすい

ドイター バイクI 20の価格を比較する
- 雨への備え
- レインカバー付き
- 背中の作り
- 縦に2本のパッド
- 容量
- 20L
- 重さ
- 720g
- 大きさ
- 49×25×19cm
- PCの仕切り
- 記載なし
- 定価
- 19,800円
- 価格帯
- 約16,200円〜
20Lで、中を分けて使いやすいドイターのモデルです。定価は19,800円。通販では1万6千円台から見つかります。
背中は、縦に2本のパッド。工具を入れる仕切り(ツールオーガナイザー)があって、小物がばらばらになりにくい作りです。
レインカバーとヘルメットホルダーが付いてきます。重さは720g。12Lでは足りないけれど、背中の風通しは欲しい、という方に合います。
こんな人に:工具や小物を、きちんと分けて入れたい人
気になる点:通販でも1万6千円台と、背中に風を通す型の中ではいちばん高めです
6. オルトリーブ ヴェロシティ 23L|IP64の防水|PCの仕切りつき

オルトリーブ ヴェロシティ 23Lの価格を比較する
- 雨への備え
- 防水(IP64・ロールトップ)
- 背中の作り
- フォームのパッド
- 容量
- 23L
- 重さ
- 880g(代理店の表示)
- 大きさ
- 高さ50×幅30×奥行16cm
- PCの仕切り
- 36×24.5×2.5cm
- 定価
- 23,100円
- 価格帯
- 約19,900円〜
ドイツのオルトリーブの、防水のリュックです。定価は23,100円。通販では2万円前後から見つかります。
防水の等級はIP64。オルトリーブは、激しい雨や水しぶきでも中身は濡れない、と説明しています。口を巻いて閉じるロールトップで、中にパソコンの仕切り(36×24.5×2.5cm)があります。胸と腰のベルトは、取り外せます。
背中はフォームのパッドです。中身を濡らさないことを、いちばんに考える方に向いています。通販には、生地の違う「ヴェロシティ PS」や17L、29Lも並んでいるので、買うときは型の名前と容量を見てくださいね。
こんな人に:パソコンや書類を、雨の日も毎日運ぶ人
気になる点:背中はフォームのパッドです。汗をかきやすい人は、夏に蒸れを感じるかもしれません
7. クローム アーバン イーエックス 20L|溶接の完全防水|13インチまでのPC

クローム アーバン イーエックス 20Lの価格を比較する
- 雨への備え
- 完全防水(溶接構造)
- 背中の作り
- EVAのパッド
- 容量
- 20L
- 重さ
- 0.82kg
- 大きさ
- 幅25×高さ63.5×奥行16.5cm
- PCの仕切り
- 35×21cm(13インチまで)
- 定価
- 20,900円
- 価格帯
- 約20,900円〜
クロームの、溶接で作った完全防水のリュックです。定価は20,900円です。
クロームは、自社のバッグの防水を3段階に分けていて、これはいちばん上の「ウォータープルーフ(完全防水)」。13インチまでのパソコンと、A4の書類を入れる仕切りがあります。横には、背負ったまま手が届く、防水のファスナーつきポケットも。
幅25cmの細身の形で、重さは0.82kg。背中はEVAのパッドです。
10月12日に見たときは、通販にタイムセールの値段も出ていました。ここでは、ふだんの値段(参考価格)を載せています。
こんな人に:13インチまでのパソコンを運ぶ人、細身の形が好きな人
気になる点:胸のベルトについては、メーカーのページに記載がありません
背負って走るときの決まりと注意
リュックを背負って自転車に乗ることを、名指しで禁じる決まりは、私が調べた範囲(東京都の道路交通規則と、警察庁の自転車の「よくある質問」)には見当たりませんでした。
ただ、東京都の規則には、こうあります。
「傘を差し、物を担ぎ、物を持つ等視野を妨げ、又は安定を失うおそれのある方法で、大型自動二輪車、普通自動二輪車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと。」
物差しは、前が見えにくくならないか、ふらつかないかです。決まりは都道府県ごとに違うので、お住まいの地域のものも、いちど見てみてください。
背負うときに気をつけたい3つ
- 荷物を詰めこみすぎない:重いリュックは、ふらつきのもとです。メーカーの重さの目安を越えないようにします
- 余ったベルトは、留めるか巻いておく:垂らしたままだと、車輪に巻きこむおそれがあります。胸のベルトがあれば留めると、リュックの揺れも抑えられます
- 入りきらない荷物を、ハンドルに掛けない:警察庁も「自転車のハンドルの操作が難しくなり、危険なのでやめましょう」と呼びかけています
よくある質問
自転車通勤のリュックは、何Lがいいですか?
着替えとお弁当、雨具くらいなら15〜20Lで足ります。靴やパソコンも運ぶなら、20Lから25L前後が目安かなと思います。
今回の7つだと、10L・12Lはドイターのレースの2つ、20L台はバイクI、オルトリーブ、クローム、ドッペルギャンガー、パールイズミです。
背中の蒸れは、リュックで変わりますか?
背中の作りが違います。パッドのあいだに溝を作る型、メッシュを張って背中を浮かせる型、フォームのパッドの型の3つです。
メーカーをまたいで比べる物差しは無いのですが、背中の汗が気になる方は、溝のある型か、背中を浮かせる型から選ぶのが合うと思います。
レインカバーがあれば、パソコンを入れても大丈夫ですか?
レインカバーは、リュックの外側にかぶせるものです。心配な方は、中でもう1枚、防水の袋に入れておくと安心です。
雨の日もパソコンを毎日運ぶなら、本体が防水の型(オルトリーブ ヴェロシティ、クローム アーバン イーエックス)が向いています。
ロードバイクでも、リュックは背負えますか?
背負えます。ドイターのレースは、前かがみの姿勢でもヘルメットに当たりにくいように設計した、とメーカーが説明しています。
ただ、長い時間を走るなら、荷物は軽いほうが楽です。工具やチューブは、サドルバッグに分けるのもいいかなと思います。
リュックを背負って自転車に乗るのは、違反になりますか?
リュックを名指しした決まりは、私が調べた範囲(東京都の道路交通規則と、警察庁のよくある質問)には見当たりませんでした。
東京都の規則は、物を担ぐなどして「視野を妨げ、又は安定を失うおそれのある方法」で運転しないこと、としています。決まりは都道府県ごとに違うので、お住まいの地域のものも見てみてください。
リュックと、荷台に付けるバッグは、どちらがいいですか?
片道が短くて荷物が少ないなら、リュックが手軽です。片道が10kmを超える方や、重い荷物を毎日運ぶ方は、荷台とバッグのほうが体は楽です。
くわしくは、クロスバイク通勤のカスタムの記事でご紹介しています。
まとめ
- 自転車通勤のリュックは、「背中に風を通す型」と「中身を濡らさない型」に分かれる
- 背中の汗が気になるなら、ドイター レースエアー 10(張ったメッシュ)か、レース 12(パッドの溝)
- パソコンを雨の日も運ぶなら、オルトリーブ ヴェロシティ 23L(IP64)か、クローム アーバン イーエックス 20L
- 荷物が多いなら、26Lのパールイズミ バックパック ツアー。安く始めるなら、5千円台のドッペルギャンガー
- 片道が短くて荷物も少ないなら、まずは手持ちのリュックで
背中と雨、どちらが気になるかが決まれば、選ぶのはぐっと楽になります。ご自分の通勤に合う1つを、見つけてみてくださいね。
※価格は2026年10月12日時点のものです。仕様と定価は各メーカー・取り扱い元の公式サイトによります。決まりは、東京都道路交通規則と、警察庁の自転車ポータルサイトを見ています。




自転車通勤のリュックって、全部そろった1つを探したくなるんですけど、背中の涼しさと防水は、なかなか両立しないんですよね。
なので、自分がどちらで困っているかを、先に決めるのがいいと思っています。私は結構汗かきなので、自分で選ぶなら、背中の作りから見るかなと思います。パソコンを毎日運ぶ方なら、防水が先ですよね。
あと、最初から専用のものを買わなくても大丈夫です。手持ちのリュックで何日か走ってみると、欲しい機能が見えてくる気がします。