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【2026年版】登山のウィンドシェルおすすめ7選|レインを着るほどでもない風に、56〜178gの1枚
更新日: 2026年10月28日

稜線の風が冷たい。でもレインウェアを着ると蒸れる。そんなときに羽織るのがウィンドシェルです。要らない場合、重さを量ったサイズの違い、撥水はどこまでか、フリースの上に着るときのサイズ感と、モンベル・ノースフェイス・アークテリクスなど7着をご紹介します。
稜線に出たら、風が冷たい。でも、レインウェアを着て歩くと、すぐに蒸れてくる。そんな場面、ありますよね。
そんなときに羽織るのが、ウィンドシェル(ウインドジャケット)です。風を止めるための薄い上着で、軽いものは100gを切ります。ふだんはザックの中に入れておいて、風が出たら1枚羽織る、という使い方になります。
ここでは、ウィンドシェルが要る場面と要らない場面、選ぶときに見るところ、そして7着をご紹介します。
ウィンドシェルは要る?|レインウェアとの役目の違い

まず大事なのは、ウィンドシェルはレインウェアの代わりにならないことです。表面がはっ水しているので、小雨くらいなら弾いてくれます。ただ、降り続く雨には防水性がないので、長い雨はしみてきます。山では、レインウェアは必ず持っていくものなんですよね。
反対に、レインウェアは、風も止めてくれます。なので、ウィンドシェルは「なくても困らないけれど、あると快適になる1枚」です。重さは防水のシェルの半分くらいで、軽くて蒸れにくいのが良いところです。
買わなくていい場合
- レインウェアを羽織って困っていない:風の日はレインウェアを着て、蒸れも気にならないなら、そのままで大丈夫です。ウインドブラスト(178g)と同じくらいの重さのレインウェアもあります(ティートンブロスのフェザーレインジャケットは185g・M)
- 寒い時期は着たまま歩きたい:秋の終わりから春先に、朝から着たままでいたいなら、少し厚くて暖かいソフトシェルのほうが合うこともあります
- 夏の低い山の日帰りだけ:風が冷たくなる場面が少ないなら、まずはレインウェアだけで試してみて、困ってから足しても遅くないと思います
一方で、風の強い尾根や稜線をよく歩く人、休憩のたびに体が冷える人には、ザックにいつも入れておける1枚があると心強いですよね。
選び方|重さ・はっ水・ポケット・サイズ感
重さは「何サイズで量ったか」をそろえて見る
ウィンドシェルは、軽さが大事な道具です。ただ、メーカーによって、重さを量ったサイズが違うんですよね。
| メーカー | 重さの書き方 | 例 |
|---|---|---|
| モンベル | 平均重量(サイズは書かない) | EXライト ウインド パーカ 56g |
| ザ・ノース・フェイス | L サイズ | スワローテイルフーディ 約125g |
| ティートンブロス | M サイズ | ウインドリバーフーディ 100g |
| ミレー | M サイズ(XXS も) | ウルトラライト ファスト 68g |
| アークテリクス | サイズの記載なし | スコーミッシュ フーディ 150g |
※2026年10月28日に、各社の公式の商品ページで見た書き方です。
たとえば、ノースフェイスの125gは L サイズで、ティートンブロスの100gは M サイズの数字です。数字だけで並べると、ノースフェイスが重く見えますが、同じサイズで比べた数字ではありません。20〜30gの差は、サイズの違いで入れかわることもある、くらいに見ておくといいかなと思います。
雨は、小雨まで
今回の7着は、どれも生地の表面のはっ水(撥水)までで、防水ではありません。小雨くらいなら、濡れもそれほど気になりません。霧の稜線や、ぱらっと降る程度なら着たまま歩けますが、本降りになったらレインウェアに着替える、と考えておいてください。
ポケットと、しまう場所
7着とも、本体をポケットやフードの裏にしまって、小さく持ち歩けます。違いが出るのは、着ているときに使えるポケットです。腰にポケットがあると、行動食や手袋を入れておけて便利なんですよね。軽さを取るか、ポケットを取るか、で選ぶ形になります。
サイズ感は、下に何を着るかで
ウィンドシェルは、風でばたつかないように、体に沿った形のものが多いです。モンベルの EXライトは、ややタイトな形。アークテリクスのスコーミッシュも、トリムフィット(体に沿った形)です。フリースの上に重ねるなら、ゆとりのある形(モンベルのウインドブラストの M-R・L-R、今季ゆとりを足したティートンブロス)を選ぶか、ひとつ上のサイズを試着してみてください。
ちなみに、今回の7着の日本の公式の商品ページには、通気のよさの数字(CFM など)は載っていません。蒸れにくさは、ベンチレーション(脇の開け口)や、ファスナーを下から開けられるか、で見るのが現実的かなと思います。
登山のウィンドシェルおすすめ7選
値段の安い順に並べています。値段は2026年10月28日のもので、定価はスペックの欄に入れてあります。モンベルの3着は、公式オンラインストアと直営店で買う形です。
| 製品名 | こんな人向け | 価格 | 重さ | 生地 | ポケット | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 丈夫で安い ★★★★☆ |
8,400円(公式) | 178g(平均重量) | 40デニール ナイロン・はっ水 | 3つ(腰2・胸1=しまう用) | 丈夫で、いちばん安い | |
| 最初の1枚に ★★★★★ |
10,450円(公式) | 117g(平均重量) | 15デニール ストレッチナイロン・はっ水 | 3つ(腰2・しまう用1) | 最初の1枚に | |
| いちばん軽い ★★★★☆ |
11,000円(公式) | 56g(平均重量) | 7デニール ナイロン・はっ水 | 1つ(しまう用) | 軽さがいちばん | |
|
ザ・ノース・フェイス スワローテイルフーディ(メンズ)
|
熱を逃がせる ★★★★☆ |
約15,400円〜 | 約125g(Lサイズ) | ナイロン・はっ水 | 2つ(両脇・ファスナー付き) | 脇から熱を逃がせる |
|
ティートンブロス ウインドリバーフーディ(メンズ)
|
フリースの上にも ★★★★☆ |
約18,700円〜 | 100g(Mサイズ) | ストレッチナイロン・撥水 | 1つ(右腰・しまう用) | フリースの上にも |
|
ミレー ウルトラライト ファスト ジャケット
|
軽くてフード付き ★★★★☆ |
約23,100円〜 | 68g(Mサイズ) | 10デニール ナイロン・撥水 | 脇(しまう用) | つば付きのフード |
|
アークテリクス スコーミッシュ フーディ(メンズ)
|
岩場も歩くなら ★★★★☆ |
約33,000円〜 | 150g(サイズの記載なし) | ストレッチナイロン・撥水(FC0 DWR) | 胸1つ(しまう用) | ヘルメットの上からかぶれるフード |
1. モンベル ウインドブラスト パーカ Men’s|178g・40デニール|生地が厚く、丈夫さ寄り

※このモデルはAmazon・楽天ではほとんど流通しておらず、あっても公式より高値のことが多いため、公式オンラインショップか実店舗での購入がおすすめです。
- 重さ
- 178g(平均重量)
- 生地
- 40デニール ナイロン・はっ水
- ポケット
- 3つ(腰2・胸1=しまう用)
- しまった大きさ
- 21×15×4.5cm
- 定価
- 8,400円
- 価格帯
- 8,400円(公式)
モンベルの、40デニールのしっかりした生地のウインドパーカです。定価は8,400円で、7着の中でいちばん安いです。
重さは178gと重めですが、7デニールや15デニールの2着より生地が厚いぶん、丈夫さ寄りの1着です。腰に2つ、胸にしまう用の1つと、ポケットも多め。サイズは XS〜XXL のほかに、着丈はそのままで身幅にゆとりのある「M-R・L-R」があります。冬の低山でフリースの上に羽織るなら、このゆとりは助かるかなと思います。
こんな人に:はじめての1枚を安く。冬の低山で、フリースの上に羽織りたい人(ゆったりした M-R・L-R がある)
気になる点:7着の中でいちばん重く、しまった大きさも1.5Lと大きめです。黒は XL と M-R・L-R のほかは、入荷時期未定で注文できませんでした(10月28日)。ほかの色は、どれかのサイズで在庫があります
2. モンベル U.L.ストレッチ ウインドパーカ Men’s|117g・腰ポケット2つ|伸びる生地で動きやすい

※このモデルはAmazon・楽天ではほとんど流通しておらず、あっても公式より高値のことが多いため、公式オンラインショップか実店舗での購入がおすすめです。
- 重さ
- 117g(平均重量)
- 生地
- 15デニール ストレッチナイロン・はっ水
- ポケット
- 3つ(腰2・しまう用1)
- しまった大きさ
- 16.5×12.5×4.0cm
- 定価
- 10,450円
- 価格帯
- 10,450円(公式)
モンベルの、伸びる15デニールの生地のウインドパーカです。重さは117gで、定価は10,450円。
腰のポケットが2つあるので、行動食や手袋を入れておけます。生地が伸びるので、腕を上げたり、大きくまたいだりしても突っ張りにくいんですよね。重さ・値段・使いやすさのバランスがよく、はじめての1枚にいちばんすすめやすい形だと思います。
こんな人に:重さ・値段・使いやすさのバランスで選びたい人
気になる点:ダークグレーの全サイズと、ブルーグリーンの M は入荷待ち(1月上旬の予定・10月28日)でした。イエローはどのサイズもあります
3. モンベル EXライト ウインド パーカ|56g・しまうと11.5×8cm|とにかく軽く持ちたい人に

※このモデルはAmazon・楽天ではほとんど流通しておらず、あっても公式より高値のことが多いため、公式オンラインショップか実店舗での購入がおすすめです。
- 重さ
- 56g(平均重量)
- 生地
- 7デニール ナイロン・はっ水
- ポケット
- 1つ(しまう用)
- しまった大きさ
- 11.5×8×4.5cm
- 定価
- 11,000円
- 価格帯
- 11,000円(公式)
モンベルの、7デニールの生地で56gしかないウインドパーカです。定価は11,000円。
同じシリーズのジャケット(45g・9,680円)に、フードが付いた形です。フードが要らなければ、ジャケットのほうが安くて軽いですよ。男女兼用で、サイズは XS〜XL です。しまうと11.5×8×4.5cmで、手のひらにのる大きさ。脇にベンチレーターがあって、熱を逃がせます。そのぶん、ポケットはしまう用の1つだけで、形はややタイトです。フリースの上に着るなら、ひとつ上のサイズも試してみてください。
こんな人に:荷物を1gでも減らしたい人。「使うかどうか分からないけれど、念のため」で持つ1枚に
気になる点:ポケットはしまう用の1つだけ。形がややタイトなので、フリースの上に着るなら試着を
4. ザ・ノース・フェイス スワローテイルフーディ(メンズ)|125g(L)|両脇のポケットから熱を逃がせる

ザ・ノース・フェイス スワローテイルフーディ(メンズ)の価格を比較する
- 重さ
- 約125g(Lサイズ)
- 生地
- ナイロン・はっ水
- ポケット
- 2つ(両脇・ファスナー付き)
- しまい方
- フードの裏に本体をしまう
- 定価
- 19,800円
- 価格帯
- 約15,400円〜
ザ・ノース・フェイスの、今季の新しい型のスワローテイルフーディです。定価は19,800円で、通販では1万5千円台から見つかります。
両脇のファスナー付きポケットが、ベンチレーションを兼ねているのが特徴です。開けておけば、脇から熱を逃がせるんですよね。フードの裏に本体をしまえます。前の型(NP72501)は約145g(L)だったので、新しい型は20gほど軽くなりました。
こんな人に:登りでも着たままでいたい人。蒸れやすいのが気になる人
気になる点:重さは L サイズで量った数字なので、M ならもう少し軽いはずです。定価は前の型より1,100円上がりました
5. ティートンブロス ウインドリバーフーディ(メンズ)|100g(M)|今季はゆとりを足した形

ティートンブロス ウインドリバーフーディ(メンズ)の価格を比較する
- 重さ
- 100g(Mサイズ)
- 生地
- ストレッチナイロン・撥水
- ポケット
- 1つ(右腰・しまう用)
- しまい方
- ポケットにしまう
- 定価
- 18,700円
- 価格帯
- 約18,700円〜
ティートンブロスの、ストレッチの効いたウインドリバーフーディです。定価は18,700円。
防風と通気をうたう生地で、強風のときにフリースの上に羽織る使い方にも向いています。今季の型は、胸まわりと裾にゆとりを足した形に変わりました。前のファスナーは下からも開けられるダブルスライダーなので、暑いときは下から少し開けておけます。
こんな人に:風が強い日に、フリースの上に重ねて着たい人
気になる点:公式では XL が全色売り切れでした(10月28日)。フリースの上に重ねるためにひとつ上のサイズを、と考える L の人は選べないので、試着できる店で。ポケットはしまう用の1つだけです
6. ミレー ウルトラライト ファスト ジャケット|68g(M)|軽くて、バイザー付きのフード

ミレー ウルトラライト ファスト ジャケットの価格を比較する
- 重さ
- 68g(Mサイズ)
- 生地
- 10デニール ナイロン・撥水
- ポケット
- 脇(しまう用)
- しまい方
- 脇のポケットにしまう
- 定価
- 23,100円
- 価格帯
- 約23,100円〜
ミレーの、10デニールの生地で68g(M)のウィンドシェルです。定価は23,100円。
名前は「ジャケット」ですが、つば付きのフードが付いています。脇のポケットに本体をしまえます。男女兼用の作りで、サイズは XXS〜XL です。ちなみに、ミレーの公式ストアでは、11月4日まで30%引きのセールをしていました(この記事の値段は、セールの前の定価です)。
こんな人に:EXライトと同じくらい軽くて、モンベル以外を選びたい人
気になる点:7着の中で2番目に高い23,100円です。男女兼用の作りなので、サイズは公式のサイズ表で確かめてください
7. アークテリクス スコーミッシュ フーディ(メンズ)|150g|ヘルメットに対応したフードとストレッチ

アークテリクス スコーミッシュ フーディ(メンズ)の価格を比較する
- 重さ
- 150g(サイズの記載なし)
- 生地
- ストレッチナイロン・撥水(FC0 DWR)
- ポケット
- 胸1つ(しまう用)
- しまい方
- 胸ポケットにしまう
- 定価
- 33,000円
- 価格帯
- 約33,000円〜
アークテリクスの、ストレッチの効いたスコーミッシュ フーディです。定価は33,000円。
ヘルメットの上からかぶれる、調節できるフードと、伸びる生地が特徴です。胸ポケットに本体をしまえて、ハーネスやザックに付けられるループもあります。岩場を歩く人や、長く着たままでいたい人に向く1枚かなと思います。
こんな人に:ヘルメットをかぶる岩場を歩く人。伸びる生地で、長く着たままでいたい人
気になる点:7着の中でいちばん高い33,000円です。トリムフィット(ややタイト)なので、重ね着の量は試着で
(モンベルの3着の写真の出典:モンベル公式オンラインストア)
ノースフェイスのスワローテイルは、新しい型に
ザ・ノース・フェイスのスワローテイルフーディは、新しい型(NP22601)に替わりました。公式の数字で比べると、こうなります。
| 前の型 NP72501 | いまの型 NP22601 | |
|---|---|---|
| 重さ(L) | 約145g | 約125g |
| 定価 | 18,700円 | 19,800円 |
| 袖まわり | 袖下を中心にややゆとり(重ね着しやすい) | 袖口はゴムシャーリング |
※2026年10月28日時点。ゴールドウインの公式オンラインストアの、それぞれの商品ページによります。
前の型は、公式のアウトレットで30%引きの13,090円になっていましたが、多くのサイズと色が在庫なしでした。前の型は袖下にゆとりがあって、フリースと重ねやすい形でした。見つかったら、20g重いぶん安くて重ね着しやすい、と考えて選ぶのもありかなと思います。
よくある質問
雨の日に、レインウェアの代わりになりますか?
なりません。7着とも、はっ水までで防水ではないので、長い雨はしみてきます。山では、レインウェアは別に持っていってください。
ソフトシェルとは、どう違いますか?
ウィンドシェルは、風を止めるための薄くて軽い1枚で、ふだんはザックに入れておくものです。ソフトシェルは、もう少し厚くて伸びる生地で、着たまま歩く服です。くわしくはソフトシェルの記事でご紹介しています。
冬の低山でも使えますか?
使えます。フリースの上に重ねると、風が抜けにくくなります。重ねるなら、ゆとりのある形か、ひとつ上のサイズを試着してみてください。
何gくらいのものを選べばいいですか?
今回の7着は56〜178gです。軽さを最優先するなら50〜70g台、ポケットや丈夫さもほしいなら100〜180g、が目安かなと思います。重さは、メーカーによって量ったサイズが違うので、同じサイズの数字で比べてください。
自転車にも使えますか?
風を止める役目は同じなので使えます。自転車用のウィンドブレーカーの選び方は、自転車のウィンドブレーカーの記事でご紹介しています。
まとめ
- ウィンドシェルは、風を止める薄い1枚。雨は小雨までなので、レインウェアは別に必ず持つ
- レインウェアを羽織って困っていないなら、買わなくていい
- 重さは、何サイズで量ったかをそろえて見る
- 着ているときに使うポケットと、フリースの上に着るならサイズ感も
- 迷ったら、117gで腰ポケットのあるモンベル U.L.ストレッチ ウインドパーカ。軽さならEXライト ウインド パーカ(56g)
まずはレインウェアから。風の強い稜線を歩く日が増えてきたら、ザックにいつも入れておける1枚を足してみてくださいね。
※価格は2026年10月28日時点のものです(セール中の値下げ価格は入れていません)。重さ・生地・ポケット・定価は、モンベル・ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン)・ティートンブロス・ミレー・アークテリクスの公式サイトによります。





学生のころ、先輩に「ザックと登山靴とレインウェアはケチるな」と言われたことがあります。
なので私は、ウィンドシェルは、レインウェアを良いものにしてから足す1枚かなと思っています。風の強い稜線を歩くようになって、レインだと蒸れるな、と感じてからで十分なんですよね。