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【2026年版】SPDペダルおすすめ7選&選び方|初心者向けに片面・両面・クリッカーを徹底比較
更新日: 2026年7月30日

SPDペダルの選び方(片面フラット・両面SPD・クリッカーの違い、クリートSM-SH51/SH56)と、シマノPD-EH500/PD-T421/PD-M520からLOOK・クランクブラザーズ・MKSまで初心者向けおすすめ7選を予算・用途別に徹底比較します。
クロスバイクやロードに慣れてくると「もっと楽に、遠くまで」と思うもの。そこで導入したいのが、ペダルと靴を固定するビンディングペダルです。中でも初心者に最適なのがSPD規格——クリートが小さく歩きやすい、固定力が適度で外しやすい、多くが両面キャッチで扱いやすい、という3拍子。
この記事では、まず3タイプ(片面フラット/両面SPD/クリッカー)の違いと選び方を整理し、そのうえで初心者が失敗しない7台を予算・用途別に紹介します。ペダルと一緒に、対応するSPDシューズも要チェックです。
まず知りたい|SPDペダル 3タイプの違い

片面フラット(PD-EH500型)が向いている人
片面がSPD、片面が普通のフラット。通勤はスニーカーや革靴、週末は専用シューズと使い分けたい人に最適。1台で街乗りからロングライドまでこなせます。
両面SPD(PD-M520型)が向いている人
表裏どちらもSPD。向きを気にせず足を乗せれば「カチャッ」とはまるので、信号待ちからの発進がスムーズ。「乗るときは必ず専用シューズ」派に圧倒的に楽です。
クリッカー(PD-T421型)が向いている人
とにかく軽い力で外れる初心者向け設計。立ちごけの恐怖を最小化したい慎重派の入門に。固定力は弱めなので、慣れたら両面SPDへ進むのも手です。
タイプ比較|ひと目でわかる早見表
| タイプ | 片面フラット | 両面SPD | クリッカー |
|---|---|---|---|
| 代表モデル | PD-EH500 | PD-M520 | PD-T421 |
| メリット | スニーカーでも乗れる | 裏表なくキャッチ簡単 | 軽い力で外れる |
| デメリット | キャッチ面を探す | 普通の靴は踏みにくい | 固定力は弱め |
| おすすめ | 通勤・街乗り | ツーリング・運動 | 立ちごけが怖い人 |
スペック比較表|7台を一覧で確認
今回の7台を、タイプ・重量・付属クリートで一覧にしました。「タイプ」列で片面フラット/両面/ケージ付きがひと目でわかります。
| 製品名 | こんな人向け | 価格 | タイプ | 重量 | 付属クリート | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
シマノ PD-EH500
|
迷ったらこれ ★★★★★ |
約9,700円〜 | 片面フラット+片面SPD | 383g(ペア) | SM-SH56(マルチ) | 通勤・街乗り/まず1台 |
|
シマノ PD-T421(CLICK’R)
|
立ちごけが怖い人へ ★★★★★ |
約6,900円〜 | 片面クリッカー+片面フラット | 418g(ペア) | SM-SH56(マルチ) | 立ちごけが不安な初心者 |
|
シマノ PD-M520
|
コスパ最強の両面 ★★★★★ |
約6,200円〜 | 両面SPD | 380g(ペア) | SM-SH51(要SH56推奨) | 専用シューズ派・コスパ重視 |
|
シマノ PD-ME700
|
踏み面ワイド ★★★★☆ |
約5,900円〜 | 両面SPD+ケージ | 540g(ペア) | SM-SH51(要SH56推奨) | グラベル・踏み面の安定重視 |
|
LOOK X-TRACK
|
通な選択 ★★★★☆ |
約7,100円〜 | 両面SPD(互換) | 390g(ペア) | LOOK専用(SM-SH51可) | シマノ以外で通な選択 |
|
Crankbrothers Double Shot 1
|
最軽量・泥に強い ★★★★☆ |
約8,700円〜 | 片面フラット+片面専用 | 331g(ペア・最軽量) | 専用(SPD非互換) | 軽さ・泥に強いグラベル |
|
MKS US-S
|
日本製の回転 ★★★★★ |
約8,600円〜 | 両面SPD(互換) | 432g(ペア) | MKS専用(SM-SH51可) | こだわり派・日本製の回転 |
※価格は2026年7月時点の参考価格です。並行輸入品と国内正規品で差が出ることがあります。
初心者の最適解|おすすめSPDペダル7選
ここからは7台を1つずつ解説します。迷ったらPD-EH500、立ちごけが不安ならPD-T421、専用シューズ派はPD-M520が基本の3択です。
1. シマノ PD-EH500|スニーカーでも乗れる片面フラットの決定版

シマノ PD-EH500の価格を比較する
- タイプ
- 片面フラット+片面SPD
- 重量
- 383g(ペア)
- 付属クリート
- SM-SH56(マルチ)
- 着脱
- ライトアクション
- 価格帯
- 約9,700円〜
「最初のSPDペダル、どれ?」への鉄板回答。片面はピン付きフラットなのでスニーカーでも滑らず漕げ、もう片面はライトアクションSPDで軽い力で着脱できます。通勤は普段靴、週末は専用シューズ——1台で使い分けたい人の最適解。初心者にやさしいマルチクリート(SM-SH56)が付属し、届いたその日から使えます。
こんな人に:通勤とサイクリングを1台で兼ねたい人/最初の1台
気になる点:キャッチ面を探す一手間はある
2. シマノ PD-T421(CLICK’R)|通常より約60%軽い力で外れるクリッカー

シマノ PD-T421(CLICK’R)の価格を比較する
- タイプ
- 片面クリッカー+片面フラット
- 重量
- 418g(ペア)
- 付属クリート
- SM-SH56(マルチ)
- 着脱
- 超軽い(クリッカー)
- 価格帯
- 約6,900円〜
ビンディング最大の恐怖「立ちごけ」対策に生まれたクリッカー。通常のSPDより約60%軽い力でステップイン、約62%軽い力でステップアウトでき、ペダルが靴を迎えに来るポップアップ機構で装着も簡単。反射板も標準装備で夜間の通勤も安心。「怖いけど試したい」慎重派はまずこれ。
こんな人に:とにかく立ちごけが不安な慎重派
気になる点:固定力は弱め。ガチ走りには物足りない
3. シマノ PD-M520|世界中で愛される両面SPDの大定番

シマノ PD-M520の価格を比較する
- タイプ
- 両面SPD
- 重量
- 380g(ペア)
- 付属クリート
- SM-SH51(要SH56推奨)
- 着脱
- 標準
- 価格帯
- 約6,200円〜
「乗るときは必ず専用シューズ」と割り切れるならコスパ最強。手頃な価格ながら耐久性は抜群で、泥詰まりにも強い両面SPD。裏表を気にせずカチャッとはまるので発進がスムーズです。世界中で長年愛される名品。標準はSH51なので、立ちごけが不安ならSH56へ交換すると安心です。
こんな人に:専用シューズで乗ると決めた人/予算重視
気になる点:標準はSH51。初心者はSH56へ交換推奨
4. シマノ PD-ME700|ケージ付きで接地面が広く安定

シマノ PD-ME700の価格を比較する
- タイプ
- 両面SPD+ケージ
- 重量
- 540g(ペア)
- 付属クリート
- SM-SH51(要SH56推奨)
- 着脱
- 標準
- 価格帯
- 約5,900円〜
SPDの弱点「踏み面の小ささ」をケージ(枠)で解消したモデル。接地面が広くパワーが逃げにくいうえ、クリートをはめ損ねてもケージに足を乗せて漕げるので、砂利道やグラベルでも安心。540gとやや重めですが、その分の安定感は本物。未舗装路メインの人に。
こんな人に:グラベルや未舗装路で安定感が欲しい人
気になる点:540gとやや重い
5. LOOK X-TRACK|ビンディングの祖・LOOK製の広い踏み面

LOOK X-TRACKの価格を比較する
- タイプ
- 両面SPD(互換)
- 重量
- 390g(ペア)
- 付属クリート
- LOOK専用(SM-SH51可)
- 着脱
- 標準
- 価格帯
- 約7,100円〜
ビンディングの生みの親、フランスLOOKのSPD互換ペダル。同クラスのシマノより踏み面が広く力が伝わりやすいのが持ち味で、ロングライドにも好適。重量は約390g(ペア)。専用クリートが付属しますがシマノSPDクリートも使用可。「人と違う通な1台」を選びたい方に。
こんな人に:シマノ以外で人と差をつけたい人
気になる点:専用クリート。国内流通はやや少なめ
6. Crankbrothers Double Shot 1|ペアで331g、独自構造で泥詰まりに強い

Crankbrothers Double Shot 1の価格を比較する
- タイプ
- 片面フラット+片面専用
- 重量
- 331g(ペア・最軽量)
- 付属クリート
- 専用(SPD非互換)
- 着脱
- 標準
- 価格帯
- 約8,700円〜
ペダルメーカークランクブラザーズの軽量ハイブリッド。ペアで331gと今回最軽量、独自構造で泥詰まりに圧倒的に強いため雨上がりやキャンプツーリングでも快適。カラーも豊富。ビンディング面はシマノSPD非互換(付属専用クリート使用)なので、SPDシューズ派はクリート交換が要る点だけ注意。
こんな人に:軽量重視・雨天やキャンプツーリング派
気になる点:シマノSPDクリート非互換(要クリート交換)
7. MKS US-S|三ヶ島の滑らかな回転と分割式の軽い脱着

MKS US-Sの価格を比較する
- タイプ
- 両面SPD(互換)
- 重量
- 432g(ペア)
- 付属クリート
- MKS専用(SM-SH51可)
- 着脱
- 軽い(分割式)
- 価格帯
- 約8,600円〜
「ペダルは回転が命」と考える人から絶大な信頼を集める三ヶ島製作所(MKS)の日本製。分割式ビンディングで固定はしっかり・外す力は半分という巧みな構造。何よりベアリングの回転が滑らかで、精密な作りと耐久性が所有欲を満たします。専用クリート付属・シマノSPDクリートも使用可。
こんな人に:道具にこだわりたい人/国産好き
気になる点:432gと軽くはない。価格もやや高め
買う前に知っておきたい|クリートとシューズ

クリートは「シングル」か「マルチ」か
シマノのSPDクリートは2種類。シングル(SM-SH51)はかかとを外へひねった時だけ外れる慣れた人向け、マルチ(SM-SH56)は多方向に動かすと外れる初心者向け。立ちごけが不安なら迷わずSH56を選びましょう。
シューズは必ず「2穴(SPD)」対応を
SPDペダルには、ソールに2つのネジ穴があるSPD対応シューズが必要です。3穴(SPD-SL)専用シューズは付きません。対応シューズはSPDシューズおすすめ7選で用途別に選べます。
よくある質問(FAQ)
クリートはペダルに付属していますか?
はい、SPDペダルにはクリートが付属します(シューズには付きません)。シマノにはシングルモード(SM-SH51)とマルチモード(SM-SH56)の2種類があり、立ちごけが不安な初心者は多方向に外せるSH56がおすすめ。PD-EH500・PD-T421は最初からSH56付属、PD-M520・PD-ME700はSH51付属なので必要なら別売りSH56へ交換しましょう。
片面フラットと両面SPD、どっちを選べばいい?
スニーカーでも乗るなら片面フラット(PD-EH500)、乗るときは必ず専用シューズなら両面SPD(PD-M520)が快適です。通勤と週末ライドを1台で兼ねたい人は片面フラット、発進のたびに裏表を気にしたくない人は両面が向いています。
ロードバイクにSPD(MTB用)ペダルはダサい・非効率ですか?
いいえ。SPDはもともとMTB規格ですがロードでも広く使われ、通勤・ツーリング・街乗りでは歩きやすさで有利です。レースでタイムを詰めるならSPD-SLですが、初心者やホビーライドではSPDの快適さがメリット。見た目もPD-EH500やLOOK X-TRACKなどスマートなモデルが多くあります。
他社シューズ・他社クリートでも使えますか?
シマノSPD・LOOK X-TRACK・MKSは2穴(SPD)クリートで相互に使えることが多い一方、クランクブラザーズは独自規格でシマノSPD非互換です。シューズは必ず「2穴(SPD)対応」を選び、クリートとペダルの規格を合わせてください。
ペダル交換は自分でできますか?
15mmのペダルレンチ(または8mm六角)があれば自分で交換できます。ポイントは進行方向で、右ペダルは通常ネジ、左ペダルは逆ネジ。ネジ山に薄くグリスを塗って締めれば固着も防げます。不安なら購入店で工賃数百円〜で交換してもらえます。
まとめ|まず3択、あとは用途で選ぶ
SPDペダル選びは、①通勤も兼ねるなら片面フラット(PD-EH500)、②立ちごけが不安ならクリッカー(PD-T421)、③専用シューズ派ならコスパ最強の両面SPD(PD-M520)——まずこの3択から。安定感重視ならPD-ME700、軽さならDouble Shot 1、こだわりならMKS US-Sと広げていけば失敗しません。
ペダルが決まったら、対応するSPDシューズを合わせ、装備全体はサイクリング装備の基本ガイドをどうぞ。SPDとフラットで迷うなら選び方の完全ガイドが役立ちます。
※掲載情報は2026年7月時点のものです。価格・仕様は変更される場合があります。購入前に各販売ページ・最新の付属クリート仕様をご確認ください。




最初はSPD-SLで立ちごけを連発していたのですが、ショップで「初心者はSPDでいいよ」と勧められてクリッカー(PD-T421)に替えたら世界が変わりました。「かかとを上げれば外れる」安心感は絶大で、それからSPDの気楽さにすっかりハマりました。今は気分でペダルを替えて楽しんでいます。この記事では、当時の自分が知りたかった「片面フラット・両面SPD・クリッカーの違い」と、初心者が失敗しない7台を予算・用途別にまとめました。