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関東の滝ハイク7選|初心者がバス停・駐車場から歩いて30分以内で行ける滝【2026年版】
更新日: 2026年10月13日

関東で、バス停や駐車場から歩いて30分以内で行ける滝を7つご紹介します。華厳の滝、竜頭の滝、吹割の滝、払沢の滝、黒山三滝、粟又の滝、濃溝の滝の、歩く時間と行き方、冬の閉鎖や通行の決まりを、2026年10月時点の案内でまとめました。
滝を見に行ってみたいけれど、山道を長く歩くのは自信がない。そんな方も多いですよね。
関東には、バス停や駐車場から歩いて30分以内で、滝の前まで行ける場所があります。ここでは、はじめての方でも歩きやすい滝を7つ、歩く時間・行き方・冬の閉鎖や通行の決まりといっしょにご紹介します。
ちなみに、滝は「行ってみたら入れなかった」が起きやすい場所なんですよね。冬のあいだ閉まる滝や、遊歩道の一部が通れない滝もあるので、そこも先にお伝えします。数字は、2026年10月時点の、自治体と観光協会、運行会社の案内のものです。
関東の滝7つの早見表
北から南へ並べました。歩く時間は、バス停や駐車場から滝までの目安です。
| 滝(都県) | 歩く時間 | 電車とバス | 先に知っておきたいこと |
|---|---|---|---|
| 華厳の滝(栃木・日光市) | バス停から約5分。エレベーターを降りてから、階段が約70段 | 日光駅からバス約50分「中禅寺温泉」 | エレベーターは大人600円 |
| 竜頭の滝(栃木・日光市) | バス停から約2分 | 日光駅からバス約65分「竜頭の滝」 | 茶屋は、12〜4月が不定休 |
| 吹割の滝(群馬・沼田市) | バス停から約3分。遊歩道をひと回りで約1時間 | JR沼田駅からバス約45分「吹割の滝」 | 12月中旬〜3月下旬は冬期閉鎖 |
| 払沢の滝(東京・檜原村) | バス停・駐車場から約15分 | JR武蔵五日市駅からバス約25分「払沢の滝入口」 | 夜は外灯がありません |
| 黒山三滝(埼玉・越生町) | バス停から15〜20分 | 越生駅からバス約25分「黒山」 | バスは土休日だけ |
| 粟又の滝(千葉・大多喜町) | 町営の駐車場から約10分 | いまは車で(小湊鉄道は、上総牛久駅から先が運休中) | 滝めぐり遊歩道は、滝から100mで折り返し |
| 濃溝の滝(千葉・君津市) | 駐車場のある広場の中 | 東京駅・千葉駅から高速バスと、タクシー約5分 | 洞窟の正面は、落石に注意 |
※2026年10月13日時点。日光市観光協会、沼田市と沼田市観光協会、檜原村観光協会、越生町と越生町観光協会、大多喜町、君津市、千葉県の観光サイトの案内によります
同じ「歩いて行ける滝」でも、行き方はずいぶん違うんですよね。電車とバスだけで行きやすいのは、華厳の滝・竜頭の滝・払沢の滝。黒山三滝と濃溝の滝は、車のほうが動きやすいかなと思います。
7つの滝の場所
7つの滝の場所を、地図にまとめました。番号は見出しの番号と同じで、印を押すと、その滝の項目へ移ります。
1. 華厳の滝(栃木県日光市)|エレベーターで滝つぼの近くまで

高さ約97mを一気に落ちる、日本三名瀑のひとつです。「中禅寺温泉」のバス停から歩いて約5分。有料のエレベーターで約100mを1分で下りると、滝つぼを間近に見る観瀑台に出られます。
ただ、エレベーターを降りてから観瀑台までは、階段が約70段あります。歩く距離は短いのですが、段差がまったく無いわけではないんですよね。
| 歩く時間 | 「中禅寺温泉」バス停から約5分 |
|---|---|
| 電車とバス | JR日光駅・東武日光駅から、中禅寺温泉方面行きのバスで約50分 |
| エレベーター | 大人(中学生以上)600円、小学生400円(往復) |
| 営業時間 | 3月〜11月は8:00〜17:00、12月〜2月は9:00〜16:30(最終の入場は20分前)。年中無休で、天気が悪い日は休むことがあります |
| 駐車場 | 県営の華厳第一・第二駐車場(有料) |
行く前に知っておきたいこと
- 無料の観瀑台もあります…エレベーターに乗らなくても、上から滝を見られます
- 冬…1月から2月は、まわりの細い滝(十二滝)が凍って、滝ぜんたいが青白く見えます。滝そのものが止まるわけではありません
- 竜頭の滝とセットで…同じバスの路線の先にあるので、1日で両方まわれます
※2026年10月13日時点。日光市観光協会と、華厳滝エレベーターの案内によります
2. 竜頭の滝(栃木県日光市)|バス停から2分、茶屋から眺める階段のような滝

湯川が、長さ約210mの溶岩の斜面を、階段のように流れ落ちる滝です。幅は約10m。滝つぼの手前で、大きな岩が流れを二つに分けていて、その形が竜の頭に見えることから、この名前が付きました。
「竜頭の滝」のバス停から歩いて約2分。滝のそばには龍頭之茶屋があって、滝を眺めながらひと休みできるんですよね。
| 歩く時間 | 「竜頭の滝」バス停から約2分 |
|---|---|
| 電車とバス | JR日光駅・東武日光駅から、湯元温泉行きのバスで約65分 |
| 龍頭之茶屋 | 5月〜11月は9:00〜17:00(無休)、12月〜4月は10:00〜16:00(不定休)。おぞう煮700円、施無畏だんご450円 |
| 見ごろ | 紅葉は9月下旬ごろから色づきはじめ、日光でいちばん早いと言われます。5月〜6月はトウゴクミツバツツジ |
行く前に知っておきたいこと
- 滝に沿って歩けます…滝つぼから滝の上まで、流れの横に遊歩道があります
- その先へ歩くなら…上流の戦場ヶ原や湯滝のほうへ歩く日は、歩道の工事で通れない区間が出ていることがあります。日光湯元ビジターセンターの案内を見てから出かけてください
※2026年10月13日時点。日光市観光協会の案内によります
3. 吹割の滝(群馬県沼田市)|「東洋のナイアガラ」を、遊歩道ひと回り約1時間で

高さ7m、幅は30mあまり。「東洋のナイアガラ」と呼ばれる、国の天然記念物・名勝です。「吹割の滝」のバス停から歩いて約3分で遊歩道に入れて、観瀑台が3つあります。
滝のまわりをひと回りすると、約1時間。歩く道そのものは長くないのですが、気をつけたいことが2つあります。
- 遊歩道に柵がありません…川のすぐ横を歩きます。足元の白線より川の側には入らないでください。道が狭く、雨のあとはすべりやすいので、底のしっかりした靴がおすすめです
- 冬は閉まります…例年、12月中旬から3月下旬まで冬期閉鎖です。夜のあいだも通れません
| 歩く時間 | 「吹割の滝」バス停から約3分で遊歩道。ひと回りで約1時間 |
|---|---|
| 電車とバス | JR沼田駅から、鎌田行きのバスで約45分 |
| 料金 | 見るのは無料 |
| 駐車場 | 無料の駐車場(約10台)のほか、まわりのドライブインの駐車場 |
| 見ごろ | 水が多いのは、雪どけの4月〜6月。紅葉は例年10月下旬〜11月上旬 |
※2026年10月13日時点。沼田市観光協会と沼田市の案内によります
4. 払沢の滝(東京都檜原村)|東京でただひとつの「日本の滝百選」

東京都でただひとつ、「日本の滝百選」に選ばれている滝です。ぜんぶで4段、高さの差は60mあって、遊歩道から見えるのは、いちばん下の段(約23m)。バス停と駐車場から、ウッドチップを敷いた道をゆるやかに登って、約15分で滝つぼに着きます。
| 歩く時間 | 「払沢の滝入口」バス停・駐車場から約15分 |
|---|---|
| 電車とバス | JR武蔵五日市駅(1番乗り場)から、西東京バスで約25分 |
| 駐車場 | 普通車で約28台・無料 |
| トイレ | 駐車場の近くと、バス停の近く |
行く前に知っておきたいこと
- バスの行き先…「払沢の滝入口」に停まるのは、「藤倉」行きや、「払沢の滝入口」を経由する便です。経由しない「数馬」行きに乗ったときは、「本宿役場前」で降りて、約5分歩きます
- 道の様子…歩きやすい道ですが、段差があります。車いすでは行けません
- 冬…寒い年には滝が凍ります。ただ、ぜんぶが凍ったのは2006年と2018年で、ここ数年は半分から7割ほど。1月から2月は、檜原村観光協会が毎朝の凍り具合を知らせています
- 夜…遊歩道に外灯がありません。明るいうちに戻ってくださいね
※2026年10月13日時点。檜原村観光協会と檜原村の案内によります
5. 黒山三滝(埼玉県越生町)|3つの滝をまとめて見られる、無料の駐車場つき

上下2段の男滝(おだき・高さ11m)と女滝(めだき・5m)、少し下流の天狗滝(14m)の、3つをあわせた呼び名です。室町時代に、山で修行をする人たちの拠点として開かれた場所で、いまは県立の自然公園になっています。
「黒山」のバス停から約1.1km、歩いて15〜20分。町営の駐車場からも、15〜19分ほどで着きます。入場は無料で、トイレもあるんですよね。
| 歩く時間 | 「黒山」バス停から15〜20分(約1.1km) |
|---|---|
| 電車とバス | 越生駅(JR八高線・東武越生線)から、黒山行きのバスで約25分。バスは土休日だけです |
| 駐車場 | 町営の駐車場が3つ(23台・17台・10台)。どれも無料 |
| 料金 | 入場は無料 |
行く前に知っておきたいこと
- 平日はバスがありません…2026年4月から、黒山行きのバスは土曜・日曜・祝日だけになりました。平日に行くなら、車かタクシーになります
- 駐車場は早めに…10時から15時ごろは、停めるまでに30分以上かかることがある、と町が知らせています。道ばたには停めないでください
※2026年10月13日時点。越生町と、越生町観光協会、川越観光自動車の案内によります。滝の高さは、埼玉県の川の情報サイトの数字です
6. 粟又の滝(千葉県大多喜町)|岩の斜面を100m流れ落ちる、養老渓谷の滝

養老渓谷の上流にある、落差約30m、長さ約100mの滝です。岩の斜面を、水がすべるように流れ落ちていきます。町営の粟又駐車場から歩いて約10分。紅葉の見ごろは、例年11月下旬から12月上旬です。
気をつけたいのは、滝めぐり遊歩道が、いまは滝から100mの地点で折り返しになっていること。下流の側からは入れません(2026年9月29日の大多喜町の案内)。歩けるのは滝のまわりだけ、と考えて出かけるのがいいかなと思います。
| 歩く時間 | 町営の粟又駐車場から約10分 |
|---|---|
| 電車とバス | ふだんは、小湊鉄道 養老渓谷駅から「粟又・ごりやくの湯」行きのバス(平日5本、土日祝6本)。2026年10月13日の時点で、小湊鉄道は上総牛久駅〜上総中野駅が運休中です |
| 車 | 圏央道 市原鶴舞ICから、国道465号の老川十字路をへて約20km |
| 駐車場 | 粟又駐車場(町営)は普通車37台、1回500円。トイレあり |
行く前に知っておきたいこと
- いまは、電車では行けません…小湊鉄道は、2026年9月の台風25号の被害で、上総牛久駅から先が運休しています。全線が開通するまで、半年から1年以上かかる見込みです(10月8日の発表)。車で向かってください
- 駅から歩いては行けません…養老渓谷駅から滝までは、まっすぐ測っても5km以上あります。電車が動いているときも、バスか車で向かいます
- バスの時刻…本数が少ないので、行きと帰りの時刻を先に決めておくと安心です。12月29日から1月3日は、全便が運休になります
- 雨のあと…川の水が増えると、遊歩道が通れなくなることがあります
※2026年10月13日時点。大多喜町の通行規制のお知らせ(2026年9月29日更新)と、千葉県の観光サイト、小湊鉄道バスの時刻(2026年4月1日改正)、小湊鉄道の運行状況(2026年10月9日更新)によります
7. 濃溝の滝(千葉県君津市)|洞窟から差す光がハートの形になる場所

清水渓流広場の中にある、洞窟と小さな滝です。江戸時代に、田んぼを作るために川を曲げて掘った洞窟で、朝の光が差しこむと、水面に映る光がハートの形に見えることで知られるようになりました。
そのハートの形が見えるのは、3月と9月のお彼岸のころ、朝6時30分から7時30分のあいだです。1年じゅう見られるわけではないんですよね。
| 歩く時間 | 駐車場のある広場の中にあります |
|---|---|
| 駐車場 | 第一(26台)・第二(20台)・第三(約80台)。どれも無料 |
| バスとタクシー | 東京駅・千葉駅から高速バスで「君津ふるさと物産館」、そこからタクシーで約5分 |
| 近くの道の駅 | 道の駅ふれあいパーク・きみつは、車で約2km先です |
行く前に知っておきたいこと
- 洞窟の正面は、落石に注意…ハートの形が見やすい正面のあたりは、石が落ちたり崖がくずれたりするおそれがある、と君津市が知らせています。長くとどまらないでください
- マムシと山ビル…出たという知らせがあります。草の中には入らず、足首の出ない服装がおすすめです
- 車が動きやすい場所です…近くを通るJR久留里線の、久留里駅から上総亀山駅までの区間は、鉄道をやめる届け出が出ています(2026年3月)。電車で行くより、車か高速バスで計画するのがいいかなと思います
※2026年10月13日時点。君津市と千葉県の観光サイトの案内によります
滝を歩く日の持ち物と注意
歩く時間は短くても、滝のまわりは足元がぬれています。次の3つは、どの滝でも用意しておくと安心です。
- すべりにくい靴…ぬれた岩や土の道では、底のしっかりした靴が歩きやすいです。サンダルはおすすめしません
- 雨具…しぶきがかかる滝もありますし、山あいは天気が変わりやすいので、晴れの予報でも持っていきます
- 上に着るもの…滝の前は、夏でもひんやりします。奥日光は標高が高いので、ふもとより1枚多めに
あとは、雨のあとのこと。川の水が増えると、遊歩道が通れなくなる滝があります。前の日まで雨が続いたときは、出かける前に、それぞれの自治体や観光協会のお知らせを見てくださいね。
よくある質問
電車とバスだけで行きやすい滝は、どれですか?
華厳の滝・竜頭の滝・払沢の滝です。どれも、駅からバス1本で、バス停から歩いて2〜15分で着きます。
吹割の滝も、JR沼田駅からバス1本で行けます。黒山三滝は、バスが土休日だけ。粟又の滝は、小湊鉄道が運休しているあいだ、電車とバスでは行けません(2026年10月13日)。
歩く時間がいちばん短いのは、どの滝ですか?
竜頭の滝(バス停から約2分)と、吹割の滝(バス停から約3分で遊歩道)です。華厳の滝もバス停から約5分ですが、エレベーターを降りてから階段が約70段あります。
冬でも見に行けますか?
華厳の滝・竜頭の滝・払沢の滝は、冬でも行けます。華厳の滝は、1月から2月に、まわりの細い滝が凍ります。
吹割の滝は、例年12月中旬から3月下旬まで冬期閉鎖です。雪や凍結のある時期は、すべりにくい靴で出かけてください。
車で行くなら、駐車場はありますか?
7つとも、近くに駐車場があります。払沢の滝(約28台)・黒山三滝(3か所で50台)・濃溝の滝(3か所で約126台)は無料です。
粟又の滝の町営駐車場は1回500円、華厳の滝の県営駐車場は有料です。
七ツ釜五段の滝は、歩いて30分で行けますか?
行けません。七ツ釜五段の滝は、山梨県山梨市の西沢渓谷にあって、入口から歩いて約2時間かかります。12月から4月下旬までは、渓谷が閉まります。
歩く時間の長いコースなので、この記事ではなく、沢沿いの登山コースの記事でご紹介しています。
まとめ
- 電車とバスで行きやすいのは、華厳の滝・竜頭の滝・払沢の滝
- 華厳の滝は、エレベーターを降りてから階段が約70段。エレベーターは大人600円
- 吹割の滝は、12月中旬〜3月下旬が冬期閉鎖。遊歩道に柵が無いので、白線の内側を歩く
- 黒山三滝は、バスが土休日だけ。駐車場は無料
- 粟又の滝は、いまは車で(小湊鉄道が運休中)。滝めぐり遊歩道は、100mで折り返し
- 濃溝の滝のハートの光は、3月と9月のお彼岸のころの朝だけ
まずは、歩く時間の短い滝から。行き方と開いている時期だけ先に見ておけば、はじめての方でも、気持ちよく歩けると思います。
※歩く時間・運賃・時刻・通行の決まりは、2026年10月13日時点の、自治体と観光協会、運行会社の案内によります。変わることがあるので、出かける前に、それぞれの公式ページでご確認ください





滝って、写真で見るよりも、水の音としぶきの涼しさのほうが印象に残る場所だと思うんですよね。歩く時間が短くても、目の前に立つと、来てよかったなと感じられる気がします。
私は、奥多摩で次のバスまで50分待ったことがあります。バスで行く滝は、帰りの時刻を先に見ておくのがおすすめです。