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【2026年版】登山のソフトシェルジャケットおすすめ7選|レインウェア・ウィンドシェルとの違いと、要る季節

更新日: 2026年10月8日

風のある秋の尾根を、フード付きのソフトシェルジャケットを着て歩く登山者の後ろ姿
記事概要

登山のソフトシェルジャケットは、風と小雨をしのぎながら、着たまま歩ける伸びる上着です。レインウェアやウィンドシェルとの違い、買わなくていい場合、薄手と裏起毛の選び方をまとめました。9,900円から4万円台まで、7着をご紹介します。

稜線に出たとたん、風が冷たい。でも、レインウェアを着て歩くと蒸れる。秋や春の山で、何を羽織るか迷うこと、ありますよね。

ソフトシェルは、そのあいだを埋める上着です。風と小雨をしのぎながら、よく伸びて、着たまま歩けます。

ただ、防水ではないので、レインウェアの代わりにはなりません。買わなくていい場合から、順にご紹介しますね。

買わなくていい場合

  • まだレインウェアを持っていない…先に要るのはレインウェアです。ソフトシェルは、雨を止められません
  • 風の日は、レインウェアを羽織って困っていない…そのままで大丈夫です
  • 夏の低山が中心…暑い時期は、薄いウィンドシェルのほうが出番が多いです

向いているのは、秋から春に、風のある尾根や稜線を歩く人です。フリースだと風が抜けて寒い、レインウェアを着ると蒸れる、という場面で、ちょうどよく収まってくれます。

3つの上着の役目。ウィンドシェルは風を止める薄い1枚、ソフトシェルは風と小雨をしのぐ伸びる行動着、レインウェアは雨を通さない防水の1枚。ソフトシェルは防水ではない
ソフトシェルは、風と小雨をしのぐ行動着です
笑い猫

笑い猫

ソフトシェルって、無くても山には登れる服なんですよね。雨はレインウェアで止められますし、寒さはフリースで何とかなるので。

なので、私は「3枚目か4枚目に買う上着」だと思っています。レインウェアとフリースをそろえて、それでも風の日に困るようになったら考える、という順番で十分かなと。

ただ、ハマる季節には、朝から下山まで着たままでいられる服です。脱ぎ着が面倒な人ほど、合う気がします。

レインウェア・ウィンドシェルとの違い

3つとも「いちばん外に着る上着」ですが、役目が違います。

ウィンドシェル ソフトシェル レインウェア
役目 風を止める 風と小雨をしのぎながら、着たまま歩く 雨を通さない
雨 はっ水まで はっ水まで。長く降られるとしみる 防水
生地 薄くて軽い 伸びる。裏が起毛のものもある 防水の膜が入る
着る場面 休憩や、風の出たとき 歩いているあいだ、ずっと 雨と、強い風のとき

モンベルは、ソフトシェルを「はっ水性に優れ、風・雨・雪を適度に防ぎます」と説明しています。ポイントは「適度に」のところなんですよね。

同じ案内には、「高いはっ水性を持ちますが『防水性』はありません」ともあります。小雨でも長く降り続くと、生地の中に水がしみてくるので、雪のない季節はレインウェアを、雪山ではアルパインウェアを、必ず持っていくよう書かれています。

ちなみに、パンツのソフトシェルも考え方は同じです。冬のパンツは、冬のトレッキングパンツの記事でご紹介しています。

ソフトシェルジャケット7選|定価の安い順

いま公式に載っている現行の型から、値段の帯がばらけるように7着を選びました。並びは、メーカーの定価の安い順です。表の値段は、2026年10月8日の Amazon の表示か、メーカーの定価です。

モンベルは公式で買うのが基本なので、リンクは公式の商品ページにしてあります。

製品名 こんな人向け 価格 重さ 裏 おすすめ用途
モンベル ライトシェル パーカ Men's
モンベル ライトシェル パーカ Men’s

最初の1着
★★★★★
約9,900円〜 331g 起毛のメッシュ 最初の1着
コロンビア カスケードリッジIIIソフトシェル
コロンビア カスケードリッジIIIソフトシェル

フードを外せる
★★★★☆
約10,800円〜 記載なし 記載なし フードを外せる
モンベル ノマドパーカ Men's
モンベル ノマドパーカ Men’s

裏起毛の基本
★★★★★
約15,900円〜 416g 起毛 裏起毛の基本
ミレー セネカ シールド ジャケット
ミレー セネカ シールド ジャケット

風を止める
★★★★☆
約16,200円〜 564g 起毛(フリース) 風を止めたい人
ブラックダイヤモンド アルパインスタートフーディー
ブラックダイヤモンド アルパインスタートフーディー

軽さで選ぶ
★★★★☆
約30,800円〜 205g(Mサイズ) 記載なし 軽さを取る
マムート トレッカーズ ソフトシェル フーデッド ジャケット AF
マムート トレッカーズ ソフトシェル フーデッド ジャケット AF

丈夫さで選ぶ
★★★★☆
約24,500円〜 510g メッシュ 丈夫さを取る
アークテリクス ガンマ フーディ
アークテリクス ガンマ フーディ

長く着る1着
★★★★☆
約47,300円〜 465g 起毛 長く着る1着

1. モンベル ライトシェル パーカ Men’s|9,900円で331g|薄手で、一年じゅう使える

モンベル ライトシェル パーカ Men's

※このモデルはAmazon・楽天ではほとんど流通しておらず、あっても公式より高値のことが多いため、公式オンラインショップか実店舗での購入がおすすめです。

重さ
331g
裏
起毛のメッシュ
防風
防風性とはっ水性を備えたシェル素材
メーカーの案内
冬山では中間着、春山ハイクや夏の高山ではアウター
買える場所
モンベル公式・直営店
価格帯
約9,900円〜

7着の中でいちばん安い1着です。防風性とはっ水性のある薄い表地に、起毛のメッシュの裏地を合わせてあります。モンベルは「冬山では中間着として、春山ハイクや夏季の高山ではアウターとして一年を通じて」着られる、と案内しています。
スタッフバッグが付いていて、小さくしまえるのも助かるところです。はじめてのソフトシェルなら、ここからでいいかなと思います。
(写真の出典:モンベル公式オンラインストア)

こんな人に:まず1着、安いものから試したい人

気になる点:薄手なので、冬にこれ1枚では足りません。冬は、中に着る使い方になります

2. コロンビア カスケードリッジIIIソフトシェル|防風の機能つきで1万円台|フードを外せる

コロンビア カスケードリッジIIIソフトシェル

コロンビア カスケードリッジIIIソフトシェルの価格を比較する

重さ
記載なし
裏
記載なし
防風
防風透湿機能「オムニウインドブロック」
メーカーの案内
ウインドシェルにもミッドレイヤーにも使える
メーカー定価
14,300円
価格帯
約10,800円〜

コロンビアの、防風の機能がついた1着です。はっ水の「オムニシールド」と、防風透湿の「オムニウインドブロック」を備えていて、コロンビアは「ウインドシェルにもミッドレイヤーにも使える」と案内しています。
フードはスナップで取り外せます。上にレインウェアを重ねるときは外しておけるので、首まわりがすっきりしますよね。

こんな人に:通販で買える、手ごろな1着を探している人

気になる点:公式の商品ページに、重さの数字がありません(10月8日の時点)。持ち歩くつもりなら、店で手に取ってみてください

3. モンベル ノマドパーカ Men’s|裏が起毛で416g|春秋は上着、冬は中間着

モンベル ノマドパーカ Men's

※このモデルはAmazon・楽天ではほとんど流通しておらず、あっても公式より高値のことが多いため、公式オンラインショップか実店舗での購入がおすすめです。

重さ
416g
裏
起毛
防風
防風性と通気性のバランスがよい
メーカーの案内
冬は中間着、春・秋はアウター
買える場所
モンベル公式・直営店
価格帯
約15,900円〜

モンベルのソフトシェルの、基本の1着です。表は防風性とはっ水性、裏は起毛の生地で、2方向に伸びます。モンベルの案内は「防風性と通気性のバランスがよく」「冬季には中間着として、春・秋にはアウターとして」。
ライトシェルより85g重くなりますが、裏が起毛なので、そのぶん暖かさを足せます。晩秋や春先の、風の冷たい日に歩く人に合います。
(写真の出典:モンベル公式オンラインストア)

こんな人に:晩秋から春先まで、長い季節に着たい人

気になる点:色とサイズによって、入荷待ちがあります(10月8日の時点)

4. ミレー セネカ シールド ジャケット|防風メンブレン入りで裏起毛|寒い季節に

ミレー セネカ シールド ジャケット

ミレー セネカ シールド ジャケットの価格を比較する

重さ
564g
裏
起毛(フリース)
防風
防風メンブレン入りの3層
メーカーの案内
寒い季節のアウトドアに
メーカー定価
23,100円
価格帯
約16,200円〜

表地と、起毛フリースの裏地のあいだに、防風のメンブレン(膜)を挟んだ3層の生地です。ミレーは「風や多少の雨雪を防ぎつつ優れた動きやすさと暖かさ、蒸れにくさを提供します」と説明していて、寒い季節向けの1着です。
フードは無く、立ち襟の形です。上にレインウェアを重ねても、首まわりがもたつきません。メーカーの定価は23,100円ですが、Amazon では1万円台後半からありました(10月8日の時点)。

こんな人に:風の強い稜線や、寒い時期の低山を歩く人

気になる点:564gと、重さの分かる6着の中でいちばん重いです。フードはありません

5. ブラックダイヤモンド アルパインスタートフーディー|205gで胸ポケットにしまえる|薄手で持ち歩く1着

ブラックダイヤモンド アルパインスタートフーディー

ブラックダイヤモンド アルパインスタートフーディーの価格を比較する

重さ
205g(Mサイズ)
裏
記載なし
防風
霧や小雨、風のある稜線で耐候性を発揮
メーカーの案内
胸ポケットにしまえる超軽量ソフトシェル
メーカー定価
30,800円
価格帯
約30,800円〜

205gしかない、薄手のソフトシェルです。ブラックダイヤモンドの案内は「霧や小雨、風のある稜線等で耐候性を発揮」。カラビナループの付いた胸ポケットに、本体をしまえます。
フードはヘルメットに対応した作りです。ウィンドシェルに近い使い方の1着なので、暖かさは、下に着るもので足してください。Amazon では、色とサイズによって2万円台前半の出品もありました(10月8日の時点)。

こんな人に:春から秋に、ザックに入れて持ち歩きたい人

気になる点:薄手なので、寒い時期にこれ1枚では足りません

6. マムート トレッカーズ ソフトシェル フーデッド ジャケット AF|二重織の4方向ストレッチ|荷物を背負って長く歩く人に

マムート トレッカーズ ソフトシェル フーデッド ジャケット AF

マムート トレッカーズ ソフトシェル フーデッド ジャケット AFの価格を比較する

重さ
510g
裏
メッシュ
防風
記載なし(透湿性の高い二重織)
メーカーの案内
装備を背負った長距離ハイキングに
メーカー定価
35,200円
価格帯
約24,500円〜

マムートの、ハイキング向けのソフトシェルです。透湿性の高い、二重織の4方向ストレッチの生地で、マムートは「装備を背負った長距離ハイキング」に向くとしています。
両わきのポケットはクライミングハーネスに対応した位置にあって、前のファスナーは下からも開けられます。フードもヘルメットに対応しています。
メーカーの定価は35,200円ですが、Amazon では2万円台半ばの出品がありました(10月8日の時点)。

こんな人に:ザックを背負って、長い距離を歩く人

気になる点:公式ストアは色が黒だけで、サイズによって残りわずかです(10月8日の時点)

7. アークテリクス ガンマ フーディ|いちばん高い|裏起毛で、岩場からスキーまで

アークテリクス ガンマ フーディ

アークテリクス ガンマ フーディの価格を比較する

重さ
465g
裏
起毛
防風
通気性と耐風性のある二重織
メーカーの案内
ハイキングからバックカントリースキーまで
メーカー定価
47,300円
価格帯
約47,300円〜

アークテリクスの、裏が起毛のソフトシェルです。表は通気性と耐風性のある二重織。いまの型は、胸ポケットが2つになり、フードの調節が1か所で済むようになりました。アークテリクスの案内は「ハイキングやクライミングからバックカントリースキーまで」。
値段は、ライトシェルのほぼ5倍です。岩に擦れる山や雪の山まで行く人が、長く着るための1着かなと思います。
Amazon では、正規の出品に値段が出ていないことがあり、並行輸入品は公式より高い値段でした(10月8日の時点)。公式ストアの値段と見比べてから買うのが安心です。

こんな人に:岩場のある山や雪の山まで、1着で通したい人

気になる点:7着の中でいちばん高いです。低山のハイキングだけなら、ここまでは要りません

選ぶときに見る3つ

裏が起毛かどうか

ソフトシェルは、薄手のものと、裏が起毛のものに分かれます。薄手は春から秋に、ザックに入れて持ち歩く使い方。裏起毛は、晩秋から春先に、着たまま歩く使い方です。

7着では、ブラックダイヤモンドが薄手、モンベルのノマド、ミレー、アークテリクスが裏起毛です。モンベルのライトシェルは、薄い表地に起毛のメッシュを合わせた、あいだの作りになっています。

防風フィルムが入っているか

風の止め方は、2通りあります。目の詰まった生地で風を弱めるものと、生地のあいだに防風のフィルムを挟んだものです。

フィルム入りは、風をしっかり止めます。で、そのかわりに通気は落ちるんですよね。モンベルも、フィルムを挟んだクリマバリアパーカについては「通気性はありません」と書いています。

7着でフィルム(メンブレン)入りなのは、ミレーのセネカ シールドです。登りで汗をかきやすい人は、フィルムなし。風の強い稜線や、寒い時期が中心の人は、フィルム入りが合うかなと思います。

フードと、上に重ねるもの

フードがあると、首から耳まで風を防げます。ただ、雨が降ってきたら、上にレインウェアを重ねることになります。フードが2枚重なると首まわりがもたつくので、コロンビアのように外せるものや、ミレーのようにフードの無いものだと楽です。

季節ごとの重ね方

モンベルは、ソフトシェルの使い方を、季節で分けて案内しています。

春・秋 冬
薄手(ライトシェル) 低山や、夏の高山で、いちばん外に 低山で、中間着として
裏起毛(ノマド) いちばん外に 雪山で、中間着として

※モンベル「風を防ぎ、暖かく、動きやすいソフトシェル」の、おすすめシーンによります

つまり、春と秋は上着として、冬はレインウェアやハードシェルの下に着る中間着として使う服なんですよね。冬の山でソフトシェルをいちばん外に着るのは、晴れて風の弱い日だけ、と考えておくと安心です。

どの季節でも、ザックにはレインウェアを入れておいてください。

洗い方と、はっ水の戻し方

ソフトシェルは、汚れが付くと水を弾きにくくなります。モンベルの案内では、洗濯で汚れを落とすと、はっ水は戻ります。それでも弾かなくなってきたら、はっ水剤を使います。

洗うときは、柔軟剤を使わないのが、どのメーカーにも共通するところです。乾燥機は、使えるものと使えないものがあって、メーカーによって案内が逆になります。内側の洗濯表示を見てからにしてくださいね。

はっ水の戻し方は、レインウェアの撥水を戻す方法でくわしくご紹介しています。

よくある質問

ソフトシェルとは何ですか?

風と小雨をしのぎながら、着たまま歩けるように作った、伸びる上着です。モンベルは「防風性と保温性を備え、ストレッチ性にも優れる」ウェアと説明しています。
防水の膜で雨を止めるレインウェア(ハードシェル)に対して、やわらかくて動きやすいので、ソフトシェルと呼ばれます。

雨の日に着られますか?

小雨なら弾きます。ただ、防水ではありません。モンベルは「小雨でも長時間降り続く場合には生地内に水を浸透させてしまいます」と案内しています。
雨が降り続くときは、上にレインウェアを着てください。

レインウェアの代わりになりますか?

なりません。ソフトシェルを持っていても、レインウェアは別に要ります。
逆に、レインウェアを持っていて、風の日はそれを羽織って困っていないなら、ソフトシェルは買わなくて大丈夫です。

ウィンドシェルとは、どう違いますか?

ウィンドシェルは、風を止めるための、薄くて軽い1枚です。休憩や、風が出たときに羽織って、ふだんはザックの中、という使い方になります。
ソフトシェルは、もう少し厚くて伸びる生地で、歩いているあいだ着たままでいる服です。裏が起毛のものは、暖かさも足せます。

冬の山で着られますか?

着られます。裏が起毛のものは、冬の低山や雪山で、レインウェアやハードシェルの下に着る中間着として使えます。
ただ、雪や強い風を止めるのは、ハードシェルやレインウェアの役目です。冬も、防水の上着は必ず持っていってください。

洗濯機で洗えますか?

洗えるものが多いです。汚れを落とすと、はっ水も戻りやすくなります。
柔軟剤は使わないでください。乾燥機が使えるかはメーカーによって違うので、内側の洗濯表示で確かめてからにしてください。

まとめ

  • ソフトシェルは、風と小雨をしのぎながら、着たまま歩ける伸びる上着
  • 防水ではない。レインウェアの代わりにはならないので、買うのはレインウェアのあと
  • 春から秋に持ち歩くなら薄手、晩秋から春先に着て歩くなら裏起毛
  • 風をしっかり止めたいなら防風フィルム入り。そのぶん、蒸れやすくなる
  • 最初の1着は、9,900円のモンベル ライトシェルか、裏起毛のノマドから

レインウェアとフリースで困っていないなら、あわてて買う服ではありません。風の日に「もう1枚あれば」と思ったら、選んでみてくださいね。

※価格・仕様は2026年10月8日時点のものです。モンベルは公式オンラインストアの価格、ほかはメーカーの定価と Amazon の表示によります。重さは、メーカーが載せている数字です(サイズの書き方はメーカーによって違います)。