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ジェットボイルの違い|フラッシュ・ジップ・スタッシュ・ミニモ、新しいフラッシュは前の型より約20秒遅い【2026年】

更新日: 2026年10月25日

雲海の見える秋の山の岩の上で、ガス缶に載せた一体型のバーナーでお湯を沸かしている様子
記事概要

ジェットボイルはモンベルで買える型が8つ。お湯だけならジップ0.8L、軽さならスタッシュ、煮込みと寒さならミニモ。2025年に出た新しいフラッシュ1.0Lは、前の型より沸くのが約20秒遅く、値段は4,250円高い。前の型は、まだモンベルで買えます。

ジェットボイルを買おうとして、フラッシュ・ジップ・スタッシュ・ミニモ…と名前が並んで、どれがいいのか迷っていませんか?しかも2025年に、フラッシュとジップが新しい型になって、前の型もまだ売られているんですよね。

ジェットボイルは、熱を逃がしにくいカップとガスバーナーがひと組になった、お湯を早く沸かすための道具です。日本ではモンベルが輸入して売っていて、モンベルのオンラインストアで買える型は8つもあります。名前だけでは、違いが分かりにくいですよね。

ここでは、その8つを公式の数字で並べて、どんな人がどれを選べばいいかと、新しい型と前の型の違い、使う前に知っておきたい決まりをご紹介します。

先に結論|どんな人がどれ?

こんな人 選ぶなら わけ
お湯を沸かすだけ ジップ0.8L(18,500円) 新しい型。速さはフラッシュ1.0L と同じ約120秒
速さと値段を両方ほしい 前の型のフラッシュ(19,250円) いちばん速い約100秒。点火装置・湯温の印・ゴトクつき
つまみ1つで点火から火加減まで・風よけも使いたい フラッシュ1.0L(23,500円) 回し切ると点火・半回転で火加減。専用の風防が付く。前の型より約20秒遅い
とにかく軽く スタッシュ(17,000円) 本体200g。ほかの鍋もそのまま載る
スープや煮込みを作る・寒い時期も ミニモ(22,000円) 口が広く浅い。-6℃まで火力が落ちにくい
2〜4人で スモー(23,500円) 1.8L のカップ
手持ちの鍋で煮込みもしたい トレイルクック1.2L(29,800円) ゴトクが一体で、直径23cm・2Lまでの鍋が載る
とにかく安く(取り寄せでもよい) 前の型のジップ(13,750円) ゴトクつき。黒の1色で取り寄せ
ジェットボイルの選び方の図。お湯を沸かすだけならジップ0.8L、速さと値段なら前の型のフラッシュ、つまみ1つで点火・火加減ならフラッシュ1.0L、とにかく軽くならスタッシュ、煮込みも・寒い時期もならミニモ、2〜4人ならスモー
ジェットボイルの選び方

迷ったら、お湯を沸かすのが中心なら、前の型のフラッシュがいちばんお得かなと思います(いつまで売るかの案内は出ていません)。新しい型の中から選ぶなら、ジップ0.8Lで十分な方が多いはずです。

ジェットボイルを買わなくていい場合

  • シングルバーナーと鍋をもう持っていて、お湯の早さに困っていない:買い足さなくても大丈夫です。ジェットボイルの良さは、早く沸いて、ガスが少なくて済むところ(一般的なバーナーと比べて、ガスの消費量は約半分というのがメーカーの説明)なので、そこに不満が無ければ、いまの道具で足ります
  • 焼く・炒めるが中心:ジェットボイルは、どの型も揚げ物・炒め物・焼き物をしない決まりです(ゴトクでほかの鍋を載せても同じ)。焼き物もしたいなら、分離型のシングルバーナーとフライパンのほうが向いています
  • ほかのメーカーのガス缶をたくさん持っている:ジェットボイルで使えるのは、専用のガス缶だけです
  • 年に1〜2回のキャンプでお湯を沸かす程度:まずは手持ちの道具や、手ごろなシングルバーナーで試してからでも遅くないですよね

シングルバーナー全体の選び方は、シングルバーナーおすすめ9選でご紹介しています。

8つの型の違い(モンベルで買える型)

いまの6つの型と、まだ売られている前の型2つを、公式の数字で並べました。

型 定価 容量(人数)・重さ 0.5Lが沸くまで・点火
スタッシュ 17,000円 0.8L(1人)
200g
約150秒
点火装置なし
ジップ0.8L 18,500円 0.8L(1人)
324g
約120秒
点火装置なし
フラッシュ1.0L 23,500円 1.0L(1〜2人)
371g
約120秒
点火装置あり
ミニモ 22,000円 1.0L(1〜2人)
415g
約140秒
点火装置あり
トレイルクック1.2L 29,800円 1.2L(1〜2人)
550g
約130秒
点火装置あり
スモー 23,500円 1.8L(2〜4人)
453g
1.0Lで約285秒
点火装置あり
フラッシュ(前の型) 19,250円 1.0L(1〜2人)
約371g
約100秒
点火装置あり
ジップ(前の型) 13,750円 0.8L(1人)
約340g
約150秒
点火装置なし

※2026年10月25日時点のモンベル オンラインストアの定価(税込)と仕様。重さは本体で、付属のスタビライザー(27g)とゴトクは含みません。沸くまでの時間は「周囲温度20℃、水温20℃、海抜64m、無風」の条件での、メーカーの数字です。

数字で見ると、新しいジップ0.8L とフラッシュ1.0L は、速さが同じ(どちらも約120秒)です。2つの違いは、カップの大きさ(1.0Lと0.8L)と点火装置、それに湯温を色で知らせるカバーの印です。重さは47g、値段は5千円ちがいます。

8つの中でいちばん速いのは前の型のフラッシュ(約100秒)、いちばん軽いのはスタッシュ(200g)なんですよね。

新しいフラッシュ1.0Lと前の型の違い

2025年3月に、フラッシュは「フラッシュ1.0L」として作り直されました。並べると、速さと値段は前の型のほうが上なんですよね。

前の型(#1824393) フラッシュ1.0L(#1824351)
定価 19,250円 23,500円
0.5Lが沸くまで 約100秒 約120秒
出力 2,269kcal/h 1,335kcal/h
本体の重さ 約371g 371g
ゴトク 付属 別売り(ゴトク2.0・2,200円)
点火 自動点火装置 つまみを回し切ると点火
公式の風防 なし ウインドスクリーン(4,400円)

※2026年10月25日時点のモンベル オンラインストアの定価と仕様。

新しい型は、速さより燃料と使いやすさ

新しい型の出力は、前の型の6割ほどです。そのぶん沸くのは約20秒遅くなりましたが、メーカーは、出力とバーナー・カップの関係を見直して「より少ない燃料での高速沸騰」にしたと説明しています(減り方の数字は出ていません)。

使い勝手の面では、つまみを半回転させるだけで最大の火力から火を消すまで調整できること、カップの脱落を防ぐロック、ふたの注ぎ口、スタビライザーをバーナーに留められることが変わりました。風に吹かれる場所で使うなら、専用のウインドスクリーンを付けられるのも新しい型だけです。

型落ちは買い?

お湯を早く沸かすことと値段を見るなら、前の型のほうがお得です。4,250円安くて、ゴトクも付いて、約20秒速いんですよね。点火装置と湯温の印は、どちらにも付いています。モンベルのオンラインストアでも、アウトレットではなく、ふつうの値段(19,250円)で並んでいます。

ただ、ジェットボイルの日本の公式サイトの製品一覧には、前の型は載っていません。いつまで売るかの案内は出ていないので、気になる方はモンベルのオンラインストアや通販で見てみてください。メーカーの言う「より少ない燃料」や、つまみ1つで点火から火加減までできる使いやすさ、専用の風防を取るなら、新しい型です。

ジップ0.8Lと前の型のジップ

ジップは、フラッシュとは逆に新しい型のほうが速く、軽くなりました。0.5Lが沸くまでが約150秒から約120秒に、重さが約340gから324gに。そのかわり、定価は13,750円から18,500円に上がっています。

前の型のジップにはゴトクが付いていて、ほかの鍋も使うなら、別売りのゴトク(2,200円)が要る新しい型との差はもっと開きます。

ただ、モンベルのオンラインストアでは黒の1色だけで、取り寄せになっていました(2026年10月25日)。すぐに手に入れたいなら、新しいジップ0.8Lのほうが選びやすいかなと思います。

スタッシュ・ミニモ・スモー・トレイルクック

スタッシュ|本体200gでいちばん軽い

カップとバーナーを合わせて200g。登山やバックパッキングで、荷物をできるだけ軽く少なくしたい人のための型なんですよね。ゴトクが一体なので、シェラカップから直径20cmの鍋まで載せられます。

ただ、スタッシュのカップは、ほかのバーナーやほかのジェットボイルとは組み合わせられません。点火装置も無く、0.5Lが沸くまで約150秒と、速さはいちばんゆっくりです。

ミニモ|煮込みがしやすく、寒い時期も

口が広くて浅いカップで、スープや煮込みを作りやすい型です。寒さで火力が落ちにくい仕組み(サーモレギュレーター)が付いていて、-6℃まで火力が安定する作りです。冬の低山でも使いたいなら、まずミニモかなと思います。

スモー|2〜4人分の1.8L

カップが1.8Lと大きく、2〜4人で使うなら、これかなと思います。1.0Lの水が約285秒で沸きます。ミニモと同じく、-6℃まで火力が落ちにくい仕組みと点火装置、ゴトクが付いています。

トレイルクック1.2L|手持ちの鍋もそのまま

2026年7月に出た、いちばん新しい型です。ゴトクがバーナーと一体で、直径23cm・2Lまでの手持ちの鍋がそのまま載ります。ただ、説明書は揚げ物・炒め物・焼き物をしないよう書いているので、使うのは煮る・沸かす料理です。カップの内側にはセラミックのコーティング。
29,800円と8つの中でいちばん高く、モンベルのオンラインストアでは3色とも取り寄せでした(2026年10月25日)。鍋をそのまま使えるのは、料理をする人にはうれしいところですよね。

Amazon・楽天で選びやすい5つ

値段は、2026年10月25日時点の Amazon の値段です。モンベルの定価は、スペックに載せています。

選ぶときは、「日本正規品」かどうかを見てください。日本で売るための検査に通った正規品には、バーナーに「PS LPG マーク」が付いています。マークの無い並行輸入品は、修理やリコールの対象外です。商品名の「日本正規品」と、出品者を確かめてから選ぶと安心ですよね。

製品名 こんな人向け 価格 容量 点火装置 おすすめ用途
JETBOIL フラッシュ(前の型・#1824393)
JETBOIL フラッシュ(前の型・#1824393)

速さと値段
★★★★★
約19,200円〜 1.0L(1〜2人) あり 速さと値段
JETBOIL ジップ0.8L(#1824350)
JETBOIL ジップ0.8L(#1824350)

お湯だけ
★★★★☆
約18,100円〜 0.8L(1人) なし(マッチかライター) お湯を沸かすだけ
JETBOIL フラッシュ1.0L(#1824351)
JETBOIL フラッシュ1.0L(#1824351)

使いやすさ
★★★★☆
約23,500円〜 1.0L(1〜2人) あり(つまみを回し切ると点火) つまみ1つで点火から火加減
JETBOIL スタッシュ(#1824400)
JETBOIL スタッシュ(#1824400)

軽さ
★★★★☆
約16,100円〜 0.8L(1人・調理は0.5Lまで) なし(マッチかライター) とにかく軽く
JETBOIL ミニモ(#1824381)
JETBOIL ミニモ(#1824381)

煮込み・寒さ
★★★★☆
約22,000円〜 1.0L(1〜2人) あり 煮込み・寒い時期

1. JETBOIL フラッシュ(前の型・#1824393)|約100秒でいちばん速い、ゴトク付きの前の型

JETBOIL フラッシュ(前の型・#1824393)

JETBOIL フラッシュ(前の型・#1824393)の価格を比較する

容量
1.0L(1〜2人)
重さ
約371g(スタビライザー・ゴトクは別)
0.5Lが沸くまで
約100秒
出力
2,269kcal/h
点火装置
あり
湯温の印
あり
ゴトク
付属
定価
19,250円(モンベル)
価格帯
約19,200円〜

2018年から売られている、いわば「前のフラッシュ」です。0.5Lが約100秒で沸いて、モンベルで買える8つの中でいちばん速い数字。自動の点火装置と、湯温を色で知らせる印、ほかの鍋を載せるゴトクも付いています。
それでいて定価は19,250円で、新しいフラッシュ1.0L(23,500円)より4,250円安いんですよね。
モンベルのオンラインストアと Amazon で、2026年10月25日の時点で買えます。

こんな人に:お湯を早く沸かしたい人/点火装置つきを安く買いたい人

気になる点:ジェットボイルの日本の公式サイトの製品一覧には載っていない、前の型です。いつまで売るかの案内は出ていません

2. JETBOIL ジップ0.8L(#1824350)|お湯を沸かすだけなら、これで十分

JETBOIL ジップ0.8L(#1824350)

JETBOIL ジップ0.8L(#1824350)の価格を比較する

容量
0.8L(1人)
重さ
324g(スタビライザーは別)
0.5Lが沸くまで
約120秒
出力
1,335kcal/h
点火装置
なし(マッチかライター)
ゴトク
別売り(ゴトク2.0)
定価
18,500円(モンベル)
価格帯
約18,100円〜

2025年3月に出た、新しいジップです。0.5Lが約120秒で沸いて、新しいフラッシュ1.0Lと同じ速さ。カップが0.8Lと少し小さいぶん、324gと軽く、値段も5千円安くなります。
点火装置は付いていないので、マッチかライターで火を点けます。カップめんやコーヒーのお湯を沸かすのが中心なら、これで十分かなと思います。

こんな人に:カップめんやコーヒーのお湯を沸かすのが中心の人

気になる点:点火装置が無いので、マッチかライターが要ります

3. JETBOIL フラッシュ1.0L(#1824351)|つまみ1つで点火から火加減まで

JETBOIL フラッシュ1.0L(#1824351)

JETBOIL フラッシュ1.0L(#1824351)の価格を比較する

容量
1.0L(1〜2人)
重さ
371g(スタビライザーは別)
0.5Lが沸くまで
約120秒
出力
1,335kcal/h
点火装置
あり(つまみを回し切ると点火)
湯温の印
あり
ゴトク
別売り(ゴトク2.0)
定価
23,500円(モンベル)
価格帯
約23,500円〜

2025年3月に出た、新しいフラッシュです。火力のつまみを回し切ると点火装置が働いて、そのまま半回転で火加減まで調整できます。カバーの印の色で、お湯の温まり具合も分かります(ここは前の型も同じ)。
前の型より沸くのは約20秒遅くなりましたが、燃料が少なくて済むように作り直された型です。カップは脱落を防ぐロック機能付きで、別売りの風防(ウインドスクリーン)が付けられるのも、新しい型だけです。

こんな人に:点火と火加減を楽にしたい人/風よけを付けて使いたい人

気になる点:前の型より約20秒遅く、4,250円高くなりました。ゴトクは別売りです

4. JETBOIL スタッシュ(#1824400)|本体200g|いちばん軽い

JETBOIL スタッシュ(#1824400)

JETBOIL スタッシュ(#1824400)の価格を比較する

容量
0.8L(1人・調理は0.5Lまで)
重さ
200g(スタビライザーは別)
0.5Lが沸くまで
約150秒
出力
1,134kcal/h
点火装置
なし(マッチかライター)
ゴトク
バーナーと一体(直径20cm・1.5Lまでの鍋)
定価
17,000円(モンベル)
価格帯
約16,100円〜

本体200gと、モンベルで買える8つの中でいちばん軽い型です。ゴトクがバーナーと一体になっていて、直径20cm・1.5Lまでのほかの鍋も、そのまま載せられます。
そのかわり、0.5Lが沸くのは約150秒と、いちばんゆっくり。点火装置も無く、専用のカップは、ほかのバーナーやほかのジェットボイルとは組み合わせられません。

こんな人に:荷物を少しでも軽くしたい人/ほかの鍋もそのまま使いたい人

気になる点:沸くのはいちばん遅め(約150秒)。専用のカップは、ほかのバーナーでは使えません

5. JETBOIL ミニモ(#1824381)|口が広くて煮込みがしやすい|-6℃まで

JETBOIL ミニモ(#1824381)

JETBOIL ミニモ(#1824381)の価格を比較する

容量
1.0L(1〜2人)
重さ
415g(スタビライザー・ゴトクは別)
0.5Lが沸くまで
約140秒
出力
1,404kcal/h
点火装置
あり
寒さ
-6℃まで安定した火力(サーモレギュレーター)
ゴトク
付属
定価
22,000円(モンベル)
価格帯
約22,000円〜

口が広くて浅いカップで、煮込みがしやすい型です。ふつうのジェットボイルのカップより、口が2.3cm広く、高さが4.5cm低い作りで、食べるときにスプーンを持つ手がカップに当たりにくいんですよね。
寒さで火力が落ちにくい仕組み(サーモレギュレーター)が付いていて、-6℃まで火力が安定する作りです。点火装置とゴトクも付いて、22,000円です。

こんな人に:スープや煮込みを作る人/寒い時期にも使う人

気になる点:5つの中でいちばん重く、本体だけで415gです

スモーとトレイルクック1.2Lは、スモー・トレイルクック1.2L(どちらもモンベルのオンラインストア)から見られます。

使う前に知っておきたい決まり

ジェットボイルは火とガスを使う道具なので、ここは取扱説明書に書いてあるとおりにしてください。

ガスは専用の「ジェットパワー」だけ

使えるのは、ジェットボイル専用のガス缶「ジェットパワー」だけです。ほかのメーカーの OD 缶は、形が合っても使いません。説明書は「危険」の欄で、ガス漏れによる出火・爆発のおそれと、一酸化炭素が多く出るおそれを挙げていて、ほかのガス缶を使ったときの故障は保証の対象外です。ジェットパワーは 100G(690円)と 230G(880円)で、100G の1缶で約10〜12Lの水が沸かせます。

テントの中・車の中では使わない

ガスが燃えると一酸化炭素が出ます。風通しのよい屋外で使い、テントの中・車の中・部屋の中のような、換気ができない場所では、寒い日でも使わないでください。

風よけでガス缶を囲わない

ガス缶まで風よけで囲うと、缶が熱くなって破裂するおそれがあります。風が強い日に使うなら、フラッシュ1.0Lとジップ0.8Lには、カップに付ける専用のウインドスクリーン(4,400円)があります。ただし、ゴトクを付けた状態では使えません(ほかの鍋を載せるときは使わない)。

寒いときは、ガス缶を手で温める

  • 気温が低いと、ガスが気化しにくくなって火が弱くなります。そのときは、両手でガス缶を温めます
  • ガス缶を雪や氷の上で使わない。冷たい雪の上を避けるための道具に、つり下げて使うハンギングキットがあります(すべての型に合うのは「ハンギングキット 2.0」8,500円)
  • 点火装置は、高い所や寒い所では点かないことがあります。マッチかライター(電子着火式でないもの)を必ず持っていきます
  • 雪を溶かして水を作るときは、先にカップに水を200ccほど入れてから、雪を少しずつ足します。雪だけを入れて火にかけないでください

ほかの鍋は、ゴトクを付けてから

専用のカップ以外の鍋を載せるときは、ゴトクを付けます(フラッシュ1.0Lとジップ0.8Lは別売りのゴトク2.0・2,200円。載せられる鍋は直径13〜23cm・2Lまで)。ゴトク無しでほかの鍋を載せると、バーナーが熱くなりすぎて壊れたり、火事になったりするおそれがあります。反対に、専用のカップとゴトクは、いっしょには使いません。

点火は、カップを付ける前に

火は、専用のカップを付ける前に点けて、炎の大きさを見てからカップを載せます。使っているあいだは持ち上げたり傾けたりせず、まわり1mに燃えやすい物を置かないようにします。沸かした直後は、カバー(コジー)も熱くなっているので、やけどに気をつけてください。

笑い猫

笑い猫

私は、ジェットボイルは「お湯を早く、少ないガスで沸かす道具」と割り切ると選びやすいと思っています。山でカップめんやコーヒーのお湯を沸かすのが中心なら、いちばん高い型でなくても十分なはずです。

いまなら、前の型のフラッシュがいちばんお得かなと思います。新しい型にするなら、点火装置が要るかどうかで、フラッシュ1.0Lかジップ0.8Lかを決めると迷いにくいですよね。

よくある質問

ほかのメーカーの OD 缶は使えますか?

使えません。使えるのは、ジェットボイル専用のガス缶「ジェットパワー」だけです。ほかのガス缶では、ガス漏れや一酸化炭素が多く出るおそれがあり、故障も保証の対象外になります。

新しいフラッシュ1.0Lと前の型、どちらを買えばいいですか?

速さと値段なら前の型(約100秒・19,250円・ゴトク付き)、つまみ1つで点火から火加減までできる使いやすさと専用の風防、メーカーの言う「より少ない燃料」なら新しい型(約120秒・23,500円)です。点火装置と湯温の印は、どちらにも付いています。

冬の山や氷点下でも使えますか?

寒さで火力が落ちにくい仕組み(サーモレギュレーター)があるのは、ミニモ・スモー・トレイルクックで、ミニモとスモーは「-6℃まで」とされています。ほかの型は、気温の下限の数字が出ていません。寒いときは両手でガス缶を温め、雪や氷の上に缶を置かないようにします。テントの中では使えません。

ゴトクは要りますか?

専用のカップだけで使うなら要りません。ほかの鍋を載せるときに使います。フラッシュ1.0Lとジップ0.8Lは別売り(ゴトク2.0)、ミニモとスモーは付属、スタッシュとトレイルクックはバーナーと一体です。

ガス1缶でどれくらい沸かせますか?

ジェットパワー 100G の1缶で、約10〜12Lの水が沸かせます(メーカーの数字)。

マイクロモはもう売っていませんか?

2026年10月25日の時点で、ジェットボイルの日本の公式サイトの製品一覧と、モンベルのオンラインストアには、マイクロモの本体は出ていませんでした。小さめで料理もしやすい型なら、いまはミニモが近いかなと思います。

Amazon や楽天で買っても大丈夫ですか?

「日本正規品」を選べば安心です。日本の正規品はバーナーに PS LPG マークが付いていて、マークの無い並行輸入品は、修理やリコールの対象外です。

まとめ

  • お湯を沸かすだけならジップ0.8L、つまみ1つで点火から火加減まで済ませたいならフラッシュ1.0L(速さは同じ約120秒)
  • 速さと値段なら前の型のフラッシュ(約100秒・19,250円・ゴトク付き)
  • 軽さならスタッシュ、煮込みと寒い時期ならミニモ、2〜4人ならスモー
  • ガスは専用のジェットパワーだけ。テントや車の中では使わない
  • 通販では「日本正規品」を選ぶ

※値段は2026年10月25日時点のものです。定価・重さ・容量・沸くまでの時間・出力は、モンベル(ジェットボイルの日本の輸入販売元)のオンラインストアの商品ページと、ジェットボイルの日本の公式サイトによります。使い方の決まりは、各型の取扱説明書によります。