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モンベル EXライト サーマラップと U.L.サーマラップの違い|軽いのは EXライト、暖かいのは U.L.
更新日: 2026年10月11日

モンベルの EXライト サーマラップと U.L.サーマラップの違いを、公式の仕様と値段で比べました。メンズのジャケットは174g・15,400円と、229g・17,050円。暖かさの並び、生地と縫い方、厚い型との違いもご紹介します。
モンベルの薄い中綿ジャケットを見ていると、「EXライト サーマラップ」と「U.L.サーマラップ」が並んでいて、どちらにするか迷いますよね。見た目も値段も近いので、なおさらです。
モンベル公式の数字で比べると、違いははっきりします。軽くて小さくしまえるのが EXライト、一段暖かくて、すそも絞れるのが U.L.。メンズのジャケットで、差は55gと1,650円です。
ここでは、公式オンラインストアの仕様と値段(2026年10月)で、2つの違いと選び方をご紹介しますね。厚い「サーマラップ パーカ」との違いも、あわせてまとめました。
どんな人がどれを選ぶ?
着る季節と場面で分けると、こうなります。
- 春・秋の山や夏の高い山で、ザックに入れておく1枚がほしい → EXライト サーマラップ(ジャケットで174g・しまうと1.1L)
- 晩秋から冬の低山で、歩きながら着る時間が長い → U.L.サーマラップ(公式の並びで、EXライトより暖かい側)
- 冬の休憩や、寒い日の上着にもしたい → 厚いサーマラップ パーカ

ちなみに、どちらも要らない場合もあります。いま持っている薄いフリースで、歩いていて寒くも暑くもないなら、急いで買い足さなくて大丈夫です。休憩のときに羽織るだけの1枚なら、ダウンジャケットも候補になります。
サーマラップが合うのは、歩きながら着たい人、汗や小雨で濡れても気にせず使いたい人かなと思います。
違いの一覧|メンズのジャケットを公式の数字で比べる
モンベル公式オンラインストアの商品ページから、違いの出るところを並べました。
| EXライト サーマラップ ジャケット | U.L.サーマラップ ジャケット | |
|---|---|---|
| 値段(税込) | 15,400円 | 17,050円 |
| 重さ | 174g | 229g |
| しまった大きさ | Φ9×16cm(1.1L) | Φ12×19cm(2.2L) |
| 表地 | 20デニールのナイロン | 身頃12デニール、脇・肩・腕15デニールのナイロン |
| 中綿 | ストレッチ エクセロフト | ストレッチ エクセロフト |
| 縫い方 | 三枚差し構造(表に縫い目が出ない) | シングルキルト構造 |
| すそを絞るコード | 記載なし | あり(インナードローコードアジャスター) |
| ポケット | ジッパー付き3個(左胸1・腰2) | ジッパー付き3個(左胸1・腰2) |
| 公式の並び | 3つの系統で、いちばん軽い側 | まんなか |
※2026年10月11日時点のモンベル公式オンラインストア(品番 #1101688・#1101539)。重さは平均重量です
値段の差は1,650円、重さの差は55g。しまった大きさは、EXライトが U.L. の半分です。
中綿は、どちらも同じ「ストレッチ エクセロフト」。違うのは、中綿を包む生地と縫い方、そしてすそを絞れるかどうかなんですよね。
比べる4着
ジャケットとパーカ(フード付き)を、2つずつ並べました。モンベルの服は、公式オンラインストアと直営店で買うのが基本なので、リンクは公式の商品ページにしてあります。
| 製品名 | こんな人向け | 価格 | 重さ | フード | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| 軽さを取る ★★★★★ |
約15,400円〜 | 174g | なし | 春・秋の山に持っていく1枚 | |
| フードもほしい ★★★★☆ |
約17,000円〜 | 200g | あり | 軽さとフードの両方 | |
| 歩きながら長く着る ★★★★☆ |
約17,000円〜 | 229g | なし | 晩秋から冬の低山 | |
| 冬の行動着に ★★★★☆ |
約18,700円〜 | 252g | あり | 冬の山の行動着 |
1. モンベル EXライト サーマラップ ジャケット Men’s|174g・しまうと1.1L|持ち歩く1枚に

※このモデルはAmazon・楽天ではほとんど流通しておらず、あっても公式より高値のことが多いため、公式オンラインショップか実店舗での購入がおすすめです。
- 重さ
- 174g
- フード
- なし
- しまった大きさ
- Φ9×16cm(1.1L)
- 表地
- 20デニールのナイロン
- 縫い方
- 三枚差し構造
- すそを絞るコード
- 記載なし
- 価格帯
- 約15,400円〜
4着の中でいちばん軽く、いちばん小さくしまえるジャケットです。15,400円・174g。
モンベルは「蒸れにくさと適度な保温性を備え行動時も快適です」と案内していて、使いどころは「冬山では中間着として、春・秋のトレッキングや夏季の高山ではアウターとして」。
表地にキルトの縫い目が出ない作りなので、縫い目から風が入りにくいんですよね。まず1着なら、ここからかなと思います。
(写真の出典:モンベル公式オンラインストア)
こんな人に:春・秋の山や夏の高い山で、ザックに入れておく1枚がほしい人
気になる点:すそを絞るコードの記載がありません。フードもありません
2. モンベル EXライト サーマラップ パーカ Men’s|200g|フード付きでも軽い

※このモデルはAmazon・楽天ではほとんど流通しておらず、あっても公式より高値のことが多いため、公式オンラインショップか実店舗での購入がおすすめです。
- 重さ
- 200g
- フード
- あり
- しまった大きさ
- Φ10×16cm(1.3L)
- 表地
- 20デニールのナイロン
- 縫い方
- 三枚差し構造
- すそを絞るコード
- 記載なし
- 価格帯
- 約17,000円〜
EXライトのフード付きです。17,050円・200g。
中綿も生地もジャケットと同じで、フードのぶん26g重くなります。しまった大きさはΦ10×16cm(1.3L)です。
メンズには、ゆったり幅のサイズ(M-R・L-R)も用意されています。
(写真の出典:モンベル公式オンラインストア)
こんな人に:軽さはそのままに、首まわりと頭も覆いたい人
気になる点:ジャケットより1,650円高く、26g重くなります
3. モンベル U.L.サーマラップ ジャケット Men’s|229g|すそを絞れて、一段暖かい側

※このモデルはAmazon・楽天ではほとんど流通しておらず、あっても公式より高値のことが多いため、公式オンラインショップか実店舗での購入がおすすめです。
- 重さ
- 229g
- フード
- なし
- しまった大きさ
- Φ12×19cm(2.2L)
- 表地
- 身頃12デニール、脇・肩・腕15デニールのナイロン
- 縫い方
- シングルキルト構造
- すそを絞るコード
- あり
- 価格帯
- 約17,000円〜
歩きながら着ることを考えて作られたジャケットです。17,050円・229g。
モンベルの案内は「ストップ&ゴーを繰り返す登山において、登りから下りまで快適な山行をサポートする一着」。公式の図では、EXライトより一段暖かい側に置かれています。
すそをドローコードで絞れるので、風が入ってくる日に助かる作りですよね。
(写真の出典:モンベル公式オンラインストア)
こんな人に:晩秋から冬の低山で、登りから下りまで着ていたい人
気になる点:しまった大きさは2.2Lで、EXライトの2倍です
4. モンベル U.L.サーマラップ パーカ Men’s|252g|XXLまであるフード付き

※このモデルはAmazon・楽天ではほとんど流通しておらず、あっても公式より高値のことが多いため、公式オンラインショップか実店舗での購入がおすすめです。
- 重さ
- 252g
- フード
- あり
- しまった大きさ
- Φ12×21cm(2.4L)
- 表地
- 身頃12デニール、脇・肩・腕15デニールのナイロン
- 縫い方
- シングルキルト構造
- すそを絞るコード
- あり
- 価格帯
- 約18,700円〜
U.L. のフード付きです。18,700円・252g。
モンベルは「行動中の保温着として高いパフォーマンスを発揮するパーカ」と案内しています。体にほどよく沿う細めの形で、中間着にもアウターにも、という書き方です。
メンズは XXL まであります。
(写真の出典:モンベル公式オンラインストア)
こんな人に:フード付きで、冬の山の行動着にしたい人
気になる点:4着の中でいちばん高く、いちばん重いです
違いをくわしく
暖かいのはどっち?|公式の並びは EXライト、U.L.、サーマラップの順
モンベルの公式サイトには、サーマラップの3つの系統を並べた図があります。「軽い」から「暖かい」へ向かって、EXライト サーマラップ、U.L.サーマラップ、サーマラップの順です(「EXライト サーマラップ」シリーズの紹介ページ)。エクセロフトの特集ページでも、4段階の保温性の目盛りは、EXライトがいちばん下、U.L. がその1つ上になっています。
ただ、「何度まで暖かい」という気温の目安や、保温力を比べた数値は、公式には載っていません。
手がかりになるのは、アメリカのモンベル公式サイトです。同じ名前の海外モデルの仕様に中綿の量が書いてあって、EXライト ジャケットが25g/m²、U.L. ジャケットが40g/m²。厚いサーマラップ パーカは、身頃が90g/m²、袖が60g/m²です。日本のモデルの中綿の量は公式に書かれていないので、目安として見てくださいね。
生地と縫い方|EXライトは表に縫い目がない
EXライトの表地は20デニールのナイロンで、縫い方は三枚差し構造。表地にキルトの縫い目が出ない作りで、モンベルは「ステッチからの風の侵入を防ぎ、保温性を確保しています」と説明しています。
U.L. は、身頃が12デニール、脇・肩・腕が15デニールのナイロンで、縫い方はシングルキルト構造。表地と裏地を縫い合わせて、中綿が片寄らないようにする作りです。生地についてのモンベルの説明は「透湿性とストレッチ性に優れたシェル素材」。蒸れを逃がすことと、動きやすさに寄せてあるんですよね。
どちらも、表地ははっ水加工です。水をはじきますが、防水ではないので、雨の日はレインウェアを上に着てください。
しまった大きさ|EXライトは半分
付属のスタッフバッグに入れた大きさは、EXライト ジャケットがΦ9×16cm(1.1L)、U.L. ジャケットがΦ12×19cm(2.2L)。ちょうど半分です。
「着るかどうか分からないけれど、念のため持っていく」という日は、小さいほうがザックの中で場所を取りません。ここは EXライトのいいところかなと思います。
すそとフード|すそを絞れるのは U.L.
U.L. のジャケットとパーカには、すそを絞るドローコード(インナードローコードアジャスター)が付いています。EXライトの仕様には、この記載がありません。
フードの調整については、EXライトも U.L. も、公式の仕様に記載がありません。フードを調整する仕組み(デュアルアクスルフード)が仕様に書いてあるのは、厚いサーマラップ パーカです。
サイズ|メンズは着丈と胸囲が同じ数字
公式のサイズ表を見ると、メンズのジャケットは、EXライトも U.L. も着丈と胸囲が同じ数字です(Mサイズで着丈71cm・胸囲107cm)。裄丈は、U.L. のほうが1〜1.5cm長くなっています。
女性用は、少し違いがあります。U.L. の女性用はサイズが S からで、ポケットは腰の2つ。EXライトの女性用は XS からあって、胸ポケットも付いています。
ただ、モンベルはサイズ表に「最終的な寸法は、素材や縫製パターンなどの事情により若干異なる場合があります」と書いています。中に着る服でも変わるので、できればお店で羽織ってみてくださいね。
ジャケット・パーカ・ベストのどれにする?
EXライトにも U.L. にも、フードなしのジャケット、フード付きのパーカ、袖なしのベストがあります。メンズの値段と重さを並べると、こうなります。
| EXライト サーマラップ | U.L.サーマラップ | |
|---|---|---|
| ジャケット | 15,400円・174g | 17,050円・229g |
| パーカ(フード付き) | 17,050円・200g | 18,700円・252g |
| ベスト | 12,100円・122g | 12,650円・154g |
フードの有無の差は、どちらも1,650円。重さは23〜26gの差です。
上にレインウェアやフード付きのシェルを重ねることが多いなら、中はフードなしのジャケットのほうが、首のまわりがかさばらないかなと思います。これ1枚で外側に着ることが多いなら、パーカですね。
厚い「サーマラップ パーカ」との違い
名前に EXライトも U.L. も付かない「サーマラップ パーカ」は、同じ系統の中でいちばん暖かい型です。メンズは21,450円・322g。
| EXライト サーマラップ パーカ | U.L.サーマラップ パーカ | サーマラップ パーカ | |
|---|---|---|---|
| 値段(税込) | 17,050円 | 18,700円 | 21,450円 |
| 重さ | 200g | 252g | 322g |
| しまった大きさ | 1.3L | 2.4L | 3L |
| 中綿 | ストレッチ エクセロフト | ストレッチ エクセロフト | エクセロフト |
| モンベルの案内 | 冬山では中間着、春・秋や夏の高山ではアウター | 行動中の保温着。中間着にもアウターにも | アウターや厳冬期の中間着 |
| ほかの違い | — | すそのドローコード | リバーシブル、フードの調整、すそのドローコード |
モンベルのオンラインストアでは、雪山トレッキングの分類で、EXライトと U.L. が「ミドルレイヤー」、サーマラップ パーカは「保温着」に入っています。
歩きながら着るのが EXライトと U.L.、止まったときや寒い日の上着が厚いパーカ。そう分けて考えると、選びやすくなりますよね。
アウトレットにあるのは、前の型?
モンベル公式のアウトレットにも、EXライトと U.L. が並んでいることがあります。10月11日に見たときは、メンズだと、EXライト ジャケットが13,700円、U.L. ジャケットが14,350円から、U.L. パーカが16,800円でした。
確かめてみると、品番も、素材も、重さも、いまの型のページと同じでした。違うのは色です。前の型ではなく、いまの型の色違いが値下げされている、と見てよさそうなんですよね。
ただ、色とサイズはかなり限られます(EXライト ジャケットはグリーン1色、U.L. パーカはワインレッド1色でした)。在庫は日によって変わるので、色とサイズが合えば、という買い方になります。公式オンラインストアの「アウトレット」から探せます。
洗濯と手入れ
どちらも、家の洗濯機で洗えます。洗濯表示は、30℃までの水で、洗濯機の「非常に弱い」洗い。干し方は日陰のつり干しです。
- 乾燥機(タンブル乾燥)は使えません
- 漂白剤とアイロンも使えません
- モンベルは商品ページで「柔軟剤のご使用はお避けください」と案内しています
汗をかいて着る服なので、気軽に洗えるのは助かりますよね。
よくある質問
EXライト サーマラップと U.L.サーマラップ、暖かいのはどっちですか?
U.L.サーマラップです。モンベル公式の図では、軽いほうから EXライト、U.L.、サーマラップの順に並んでいて、右へいくほど暖かくなります。
ただ、何度まで使えるかという気温の目安や、保温力を比べた数値は、公式には載っていません。
歩きながら着たままでも大丈夫ですか?
どちらも、歩きながら着ることを考えて作られています。モンベルは、EXライトを「蒸れにくさと適度な保温性を備え行動時も快適」、U.L. を「登りから下りまで快適な山行をサポートする一着」と案内しています。
それでも、登りで暑くなったら無理せず脱いでくださいね。
雨や雪の日にも着られますか?
表地ははっ水加工で、防水ではありません。雨の日は、レインウェアを上に着てください。
中綿については、モンベルは「濡れにも強く保温力を発揮する化繊綿」と説明しています。
ダウンジャケットとはどう違いますか?
サーマラップの中綿は化繊です。モンベルは、濡れに強く、乾きが速く、家で洗えることを特長に挙げています。
汗をかく行動中に着るならサーマラップ、休憩や山小屋で羽織る1枚ならダウン、と分けて考えると選びやすいかなと思います。ダウンについては、登山のダウンジャケットの記事でご紹介しています。
EXライトと U.L. で、サイズは同じでいいですか?
メンズのジャケットは、公式のサイズ表で着丈と胸囲が同じ数字です。同じサイズから試してみるのがいいかなと思います。
女性用は、U.L. が S から、EXライトが XS からです。
どこで買うのがいいですか?
モンベルの服は、公式オンラインストアか直営店で買うのが基本です。公式のアウトレットに、いまの型の色違いが出ていることもあります。
まとめ
- EXライト サーマラップは、軽くて小さい。ジャケットで174g・しまうと1.1L
- U.L.サーマラップは、公式の並びで一段暖かい側。すそを絞れて、ジャケットで229g
- メンズのジャケットの差は、55gと1,650円
- 中綿はどちらもストレッチ エクセロフト。違いは、生地と縫い方、すそのコード
- 冬の休憩や寒い日の上着なら、厚いサーマラップ パーカ(322g)
迷ったら、いちばんよく着る季節に合わせて選んでみてくださいね。
※価格・仕様は2026年10月11日時点の、モンベル公式オンラインストアのものです。




私はけっこう汗かきなので、歩きながら着る1枚は、暖かさより蒸れにくさが大事かなと思っています。いまは、ミレーのアルファライトと、ノースフェイスのマウンテンバーサマイクロを使い分けています。
この2つで迷ったら、先に「どの季節に、いちばん着るか」を決めるのがいいかなと思います。春や秋が中心なら軽い EXライト、冬の低山まで着たいなら U.L.、という分け方です。
暖かいほうを買っておけば安心、とは限らないんですよね。暑くて脱いでしまうと、ザックの中でかさばるだけなので。