はじめに:日帰り登山ザック選びで失敗しないために
「初めての登山ザック、どれを選べばいいかわからない」「今使っているザックが重くて肩が痛い」とお悩みではありませんか?日帰り登山において、ザックは快適さを左右する最も重要なギアの一つです。
特に20L〜30Lクラスは、日帰りハイクから小屋泊まで対応できる最も汎用性の高いサイズ帯です。しかし、一概に「日帰り用」と言っても、スピードハイク向けの20L前半と、調理器具や防寒着もしっかり入る30L前後では、適した用途が異なります。
今回は、数あるモデルの中から「軽さ」「背負い心地」「機能性」に優れた、2026年最新のおすすめ7選を厳選しました。それぞれの特徴を比較し、あなたの登山スタイルにぴったりの「相棒」を見つけましょう。
【比較表】7モデルのスペック一覧
まずは、今回ご紹介する7つの主要モデルをスペックで比較してみましょう。重量1kgを切る軽量モデルから、荷重分散に優れた高機能モデルまで、個性が分かれています。
| 製品名 | 特徴・評価 | 価格 | 容量 | 重量 | 特殊機能 | 推奨用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 万能・軽量の黄金比 ★★★★★ | 約27,500円 | 22L | 1,080g | 背面長調整可能 (46〜56cm) | 日帰りハイク オールラウンド | |
| 圧倒的な背負い心地 ★★★★★ | 約26,000円〜 | 28L (SM/MD) | 1,260g | フリーフロート サスペンション | 長時間ハイク 荷物多め | |
| 背中が涼しいメッシュ ★★★★★ | 約23,100円 | 23L | 1,200g | エアコンフォート システム (25%発汗抑制) | 夏山 汗かき対策 | |
| 収納上手・日本人向け ★★★★☆ | 約31,900円 | 30L+ | 1,360g〜1,460g | レインカバー付属 3Dバックパネル | 日帰り〜 小屋泊デビュー | |
| 街兼用・コスパ最強 ★★★★☆ | 約17,600円 | 30L | 860g | レインカバー内蔵 鍵付きジッパー | 街兼用 電車移動派 | |
| 初心者に安心の定番 ★★★★☆ | 約22,000円 | 26L | 1,100g | レインカバー付属 ウェストベルト取外可 | 初心者 エントリーモデル | |
| 3ジップで秒速アクセス ★★★★☆ | 約28,600円 | 20L | 1,200g | 3ジップ アクセス | スピードハイク 短時間 |
※価格や仕様は執筆時点のものです。カラーや販売店により価格が異なる場合があります。製品のアップデートにより変更される可能性があります。
おすすめ日帰り登山ザック7選
① Osprey タロン22|世界中で愛される日帰りハイクの「黄金比」

Osprey タロン22 OS52466 の価格を比較する
Osprey(オスプレー)のタロン22は、日帰りハイクに必要な機能がすべて詰まった、まさに「迷ったらこれ」と言える傑作です。重量約1,080gという軽さながら、トレッキングポールホルダーやヘルメット固定用アタッチメントなど、機能面に一切の妥協がありません。
【ここが神仕様】ネット購入でも失敗しない理由
- 背面の長さを46〜56cmの範囲で調整可能
- マジックテープで背中のプレートをスライドさせるだけでジャストフィット
- つまり、試着なしでも「自分専用」の背負い心地が手に入る!
体に吸い付くようなフィット感は、アクティブに動きたいハイカーに最適です。

山行仲間で使っている人もちらほら見かけるタロン22。使い心地の良さはもちろん、背面長調整機能(46〜56cm対応)はネット購入派にとって神仕様ですね。重量1,080gも軽量クラスで、機能とのバランスが良さそうです。予算が許せば、王道中の王道。間違いのない選択だと思います。
② Gregory ズール30|背負い心地の王様が放つ「疲れ知らず」の快適ザック

Gregory ズール30 SM/MD の価格を比較する
「バックパック界のロールスロイス」とも称されるGregory(グレゴリー)のズール30。その真価は、特許技術「フリーフロート・サスペンション」にあります。背中のメッシュパネルが通気性を確保しつつ、腰回りのベルトが体の動きに追従するため、長時間歩いても疲れにくいのが特徴です。
今回選定したSM/MDサイズの実容量は28L。バーナーや食材を持って少し荷物が多めになる日帰り登山にベストなサイズ感です。肩ではなく「腰で背負う」感覚を味わいたいなら、間違いなくこのモデルでしょう。
③ Deuter フューチュラ23|背中が汗で濡れない。最強の通気性を誇る「エアコン」ザック

Deuter フューチュラ23 D3400121 の価格を比較する
夏の登山や、とにかく汗っかきな人におすすめなのがDeuter(ドイター)のフューチュラ23です。背中とザックの間に空間を作る「エアコンフォートシステム」により、最大25%の発汗抑制効果(メーカー調べ)を実現しています。
容量23Lは、レインウェアと水、行動食を持つ標準的な日帰りハイクにジャストサイズ。フロントポケットには濡れた雨具などを放り込める伸縮性があり、使い勝手も抜群です。「背中の涼しさ」を最優先するなら唯一無二の選択肢と言えます。

高校時代から山岳部という生粋の山好きの友人のドイター布教に負けて手を出してみました。最初は背面のメッシュ構造に慣れず「背負心地がイマイチかも…」と思ったんですが、すぐに慣れました。「多少の背中の汗はしょうがない」と思っていたのに、ドイターにしてから背中の汗がほぼ無し! これが快適山行ですね。
④ Karrimor リッジ30+|日本人の体型を知り尽くした、収納上手のロングセラー

Karrimor リッジ30+ の価格を比較する
「整理整頓の鬼」とも言えるほどポケット配置が絶妙で、小物をポーチに分けなくてもスッキリ収納可能。専用レインカバーも標準装備されており、30L+という余裕のある容量は、日帰りだけでなく山小屋泊デビューにも対応できます。3Dバックパネルと立体構造のヒップベルトにより、重い荷物でも快適に背負えます。信頼性と収納力を重視する方におすすめです。

友人のおねだりでプレゼントしたことがあるリッジ30+。「ポケット配置が絶妙で、小物をポーチに分けなくても整理できる」と絶賛していました。30L+という余裕のある容量で、日帰りだけでなく山小屋泊デビューにも対応できるのが魅力ですね。レインカバー標準装備も地味に嬉しいポイント。富士登山始め、尾瀬や奥多摩など色んな山行で活躍しているみたいです。
⑤ Millet クーラ30|山から街、旅行まで。「見た目」と「機能」を両立したユーティリティ

Millet クーラ30 MIS0545 の価格を比較する
Millet(ミレー)のクーラ30は、いかにも「山!」というデザインが苦手な方に最適です。シンプルでスタイリッシュな外観ながら、耐久性に優れたコーデュラナイロンを採用し、登山に必要な機能もしっかり備えています。
最大の特徴は、旅行や通勤にも使える汎用性の高さ。メインジッパーには鍵を取り付けられるスライダーを採用し、レインカバーも内蔵されています。重量860gという軽さとコストパフォーマンスの良さで、電車移動派のハイカーから絶大な支持を得ています。
※新生活シーズン(3〜4月)は通勤通学需要で品薄になりがちです。希望カラーがあるか早めのチェックを!
⑥ THE NORTH FACE テルス25|付属品充実・安定のブランド力

THE NORTH FACE テルス25 NM62369 の価格を比較する
登山初心者が最初に選ぶザックとして、不動の人気を誇るのがTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)のテルス25です。ブランドの安心感だけでなく、レインカバー付属、取り外し可能なウエストベルトなど、ユーザーフレンドリーな設計が魅力です。
26Lというサイズ感は、日帰り登山には必要十分。街使いも考慮したデザインで、普段使いからハイキングまでシームレスに使えます。「まずは失敗のない定番から始めたい」というエントリーユーザーに自信を持っておすすめできる一着です。
※新生活シーズン(3〜4月)は通勤通学需要で品薄になりがちです。希望カラーがあるか早めのチェックを!
⑦ Mystery Ranch クーリー20|3ジップで荷物に秒速アクセス

Mystery Ranch クーリー20 19761500 の価格を比較する
人とは違うこだわりを持ちたいなら、Mystery Ranch(ミステリーランチ)のクーリー20がおすすめです。ブランドの代名詞である「3ジップアクセス」により、ザックをガバッと大きく開くことができ、底に入れた荷物も一瞬で取り出せます。
容量20Lは今回のラインナップで最小ですが、その分コンパクトで身軽に動けるのがメリット。タフな素材感と無骨なデザインは、道具への愛着を深めてくれるでしょう。荷物を厳選して楽しむスピードハイクや、短時間の散策に最適です。
※各商品のカラーやサイズによっては在庫切れの場合があるため、購入前に複数のショップを確認してください。
タイプ別おすすめザックの選び方
スペックだけでは決めきれない方のために、重視するポイント別におすすめモデルを整理しました。
-
【万能・バランス重視】失敗したくないなら
👉 Osprey タロン22:機能、軽さ、背負い心地の全てが高次元でまとまっています。 -
【機動力重視】荷物を減らして身軽に歩くなら
👉 Mystery Ranch クーリー20:独自の3ジップシステムで、荷物の出し入れが圧倒的に楽になります。
よくある質問(FAQ)
日帰り登山に最適な容量は20Lと30Lどちらですか?
目的によります。20L〜25Lはレインウェア、水、行動食などの基本装備で身軽に歩くスピードハイク向けです。28L〜30Lは、バーナーで調理をしたり、防寒着をしっかり持ったりする「安心装備」での登山や、将来的に小屋泊も視野に入れている方におすすめです。
ザックの「背面長」はどうやって測ればいいですか?
首の後ろの出っ張った骨(第七頸椎)から、腰骨の上端のラインまでの長さを測ります。この長さがザックの適応サイズ(S/M/Lなど)と合っていることが重要です。迷った場合は、Ospreyタロンのように背面長調整機能付きのモデルを選ぶと安心です。
ザックカバー(レインカバー)は絶対に必要ですか?
はい、山の天気は変わりやすいため必須です。今回紹介したモデルのうち、Karrimor リッジ30+、Millet クーラ30、Deuter フューチュラ23、THE NORTH FACE テルス25には標準で付属しています。付属していないモデルの場合は、別途購入する必要があります。
まとめ:あなたにぴったりの相棒を見つけよう
20L〜30Lクラスの日帰り登山ザックは、種類が豊富で迷いやすいアイテムですが、「自分が山で何を重視するか」を明確にすることで、最適な一着が見えてきます。
軽快にピークハントを目指すならタロン22やクーリー20、景色を楽しみながら快適に歩きたいならズール30やフューチュラ23、街との行き来も楽しむならクーラ30など、それぞれの個性があなたの登山をより豊かにしてくれます。
ぜひこの記事を参考に、これからの登山ライフを共にする最高の相棒を見つけてくださいね。山頂での景色が、今まで以上に素晴らしいものになるはずです。







20〜30Lのザックは日帰りトレッキングやハイキングで1番出番が多いサイズです。「大は小を兼ねる」と40Lザックで日帰りに行ったら、ブカブカで歩きにくくて後悔しました。トレッキングのザックはジャストサイズが快適に歩くコツですね。最初は「どれも同じでしょ」と思っていましたが、背負い心地・重量・背面長で全然違うんです。