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アルトラ ローンピーク・ティンプ・オリンパスの違い|底の厚さは25・30・33mm、重さはほぼ同じ【2026年】

更新日: 2026年10月27日

紅葉の落ち葉が積もった岩の登山道に置かれた、灰色のトレイルシューズ
記事概要

アルトラのローンピーク・ティンプ・オリンパスの違いは、おもに底の厚さと足型です。いまの型(9+・6・7)の重さはほぼ同じ。日本の公式の数字と値段で、登山でどれを選ぶか、前の型は買いか、ゼロドロップの慣らし方までご紹介します。

アルトラのトレイルシューズを見ていると、ローンピーク・ティンプ・オリンパスと似た形が3つ並んでいて、登山にはどれがいいのか迷いませんか?

3つとも、かかととつま先の高さが同じ「ゼロドロップ」で、つま先の広い靴です。いちばん大きな違いは底の厚さと足の幅の形なんですよね。いまの型どうしなら、重さはほとんど変わりません。

ここでは、いま日本で売っている型(ローンピーク 9+・ティンプ 6・オリンパス 7)を、底の厚さ・足型・重さ・日本の値段で並べて、どんな人にどれが合うかをご紹介します。前の型がお得かどうかや、ゼロドロップの慣らし方、サイズの選び方も、あわせてご紹介しますね。

先に結論|どんな人がどれ?

アルトラの3つの選び方の図。薄めの底・足指を広くならローンピーク 9+(底25mm)、足の中ほどを包む形ならティンプ 6(底30mm)、いちばん厚い底ならオリンパス 7(底33mm)。3つとも、かかととつま先の高さは同じ(ゼロドロップ)
アルトラの3つは、底の厚さと足型で選ぶ
  • 地面の感触が分かる薄めの底がいい・足指を広げたい:ローンピーク 9+(底25mm・3つの中でいちばん手ごろ)
  • クッションはほしい・足の中ほどはほどよく包まれたい:ティンプ 6(底30mm・足型は Standard)
  • クッションのいちばん厚い靴がいい:オリンパス 7(底33mm)。ゼロドロップの靴が初めての人に、アルトラの解説がすすめている形です(足首に不安があるなら、下の「ゼロドロップの慣らし方」も見てください)

買わなくていい場合

いまの登山靴で足が痛くならず、困っていないなら、慌てて替えなくて大丈夫です。それから、テント泊の重い荷物を背負う山や、雪のある山は、アルトラのようなトレイルシューズより、ソールの硬い登山靴のほうが安心かなと思います(ローカットで足りる場面は、ローカット登山靴の限界の記事にまとめています)。

もう1つ、ゼロドロップの靴を履いたことがないなら、いきなり山で長く歩くのはやめておきましょう。ふくらはぎが張りやすいので、街で慣らしてからがおすすめです(くわしくは下の「ゼロドロップの慣らし方」で)。

3つの違い|底の厚さ・足型・重さ・値段

まず気になるのは、底の厚さと足型ですよね。

型 底の厚さ(ドロップ) 足型(FootShape)
ローンピーク 9+ 25mm(0mm) Original(前足部がいちばん広い)
ティンプ 6 30mm(0mm) Standard(中足部はほどよく包む)
オリンパス 7 33mm(0mm) Original(前足部がいちばん広い)

次に、重さと日本の値段です。

型 重さ(メンズ 28.5cm) 日本の値段(税込)
ローンピーク 9+ 327.7g 24,200円
ティンプ 6 324.6g 26,400円
オリンパス 7 325g 27,940円

※底の厚さ・足型・重さ・値段は、2026年10月27日時点のアルトラの日本の公式オンラインストアの表示によります(重さはメンズ US10.5=28.5cm の数字。ウィメンズ 25.5cm は 263.7g・269g・274g)。

重さは3つとも325g前後で、ほとんど同じなんですよね。なので、選ぶときに見るのは底の厚さと足型。3つとも、ソールは Vibram Megagrip です。

ちなみに、クッションの段階の呼び方は、日本と米国の公式で違うことがあります(ティンプ 6 は、日本では「HIGH」、米国では「Mid」)。比べるときは、底の厚さの数字で見るのが確かかなと思います。

型ごとの特徴と、前の型からの変わりどころ

ローンピーク 9+|いちばん薄い25mm・ソールが Megagrip に

3つの中でいちばん薄い、25mmの底です。前の型(ローンピーク 9)からいちばん大きく変わったのはソールで、MaxTrac から Vibram Megagrip になりました。ほかにも、ラグ(靴底の凸凹)の形や、中足部とかかとまわりのフィットが見直されています。

米国の公式の数字で比べると、ローンピーク 9 は316g、9+ は327.4g(メンズ)で、11gほど重くなっています(日本の公式の 9+ は327.7g)。ちなみに、米国の公式の説明では、足裏を守る StoneGuard も入っています。

ティンプ 6|底は30mm・足型は Standard

3つの中で、ティンプだけ足型が Standard です。つま先にゆとりはありつつ、足の中ほどはほどよく包む形なので、Original だと前がゆるく感じる人は、ティンプから履いてみるといいかなと思います。

前の型(ティンプ 5)からは、底が1mm厚くなり、ソールは Megagrip のまま形を作り直し、アッパーのメッシュも新しくなりました。重さは、メンズ 28.5cm で約48g増えています(277g → 324.6g)。軽さを優先するなら、前の型も候補になります(下の「前の型は買い?」で)。

オリンパス 7|いちばん厚い33mm・前の型より20g軽く

3つの中でいちばん厚い、33mmの底です。前の型(オリンパス 6)から、中のフォームが Altra EGO MAX に替わりました。フォームそのものが15%軽く・10%柔らかくなって、靴全体ではメンズ 28.5cm で345g → 325gです。ソールは Vibram Megagrip with TractionLug です。

アルトラの日本の公式の解説では、ゼロドロップの靴に慣れる入口として、オリンパスのような「ゼロドロップで厚底」の型をすすめています。ゼロドロップが初めてで、3つのどれにするか迷うなら、オリンパスから始めるのが無理のない形かなと思います。

前の型は買い?

アルトラの日本の公式オンラインストアのセールには、ティンプとオリンパスの前の型が残っています(2026年10月27日)。

前の型 いまの値段(定価) いまの型との違い
ティンプ 5 18,480円(23,100円) 底29mm・277gで、ティンプ 6 より軽い
オリンパス 6 21,560円(26,950円) 底33mmは同じ・345gで、オリンパス 7 より重い

※重さはメンズ 28.5cm の公式の数字。値段は、アルトラの日本の公式オンラインストアのセールの表示(20%引き)によります。

いちばんお得なのは、ティンプ 5かなと思います。6 より約48g軽くて、7,920円安いんですよね。ただ、メンズはサイズがかなり欠けていて、残っているのは US7・8・10.5(25.0・26.0・28.5cm)だけです。ウィメンズは US5.5〜8.5(22.5〜25.5cm)が残っています。

オリンパス 6 は、7 より20g重く、フォームも前の型のもの。差額は6,380円です。メンズで残っているのは US7・7.5・8・11・12 です。サイズが合えば選んでいい型ですが、軽さと柔らかさが変わったので、迷うなら 7 を選んでいいと思います。

あとは、ローンピーク 9 のふつうの型は、日本の公式ストアには残っていません。Amazon には並行輸入品が2万円台前半で出ていますが、ソールは前の MaxTrac です。

防水(ゴアテックス)とミッドカットの型

3つとも、防水の型があります。底の厚さと足型は、ふつうの型と同じです。

型 カット・防水 日本の値段(税込)
ローンピーク 9+ GTX ローカット・ゴアテックス 27,500円
ローンピーク 9 WP MID ミッドカット・Hydroguard の防水(ソールは MaxTrac) 29,700円
ティンプ 6 GTX ローカット・ゴアテックス 29,700円
ティンプ 6 MID GTX ミッドカット・ゴアテックス 30,800円
オリンパス 7 MID GTX ミッドカット・ゴアテックス 37,400円

※2026年10月27日時点の、アルトラの日本の公式オンラインストアの表示によります。

防水の型は、ふつうの型より3,000〜9,500円ほど高いんですよね。防水が要るかどうかは、歩く道と季節しだいかなと思います。ちなみに、公式のセールには、前の型の TIMP 5 HIKER GTX(ミッドカット・ゴアテックス)も22,000円(定価 27,500円)で残っています(メンズは US7・8.5・10・10.5)。迷ったら、ゴアテックスの登山靴は必要かの記事も見てみてください。

ゼロドロップの慣らし方とサイズの選び方

はじめは街で、1日10分ほど歩くことから

ゼロドロップの靴に慣れていないと、履きはじめは、ふくらはぎが張ったり、疲れたりすることがあります。

アルトラの日本の公式のジャーナルでは、最初は1日10分ほどのウォーキングから始めて、次の日の状態を見ながら少しずつ時間をのばす形をすすめています。足首に不安があるなら、かかとが少し高い(ドロップ4mmほどの)型から、段階的に下げていく形がいいそうです。

痛みが何日も続くときや、足の甲が赤く腫れる・押すとピンポイントで強く痛むときは、無理をせず整形外科へ。山で長く歩くのは、街で慣れてからにしましょう。

サイズは「足の実寸+約1.3cm」が目安

日本の公式のサイズガイドの目安は、足の実寸に約1.3cmのゆとりを足したサイズです。たとえば実寸が23.0cmなら、24.0〜24.5cmあたり。足型や使う場面で、そこから0.5〜1.0cmほど調整が要ることもあります。

それから、同じサイズでも、ウィメンズのほうがメンズより細めに感じることがあります。サイズは US 表記なので、日本の公式のサイズ表で cm を確かめてから選んでください(米国のサイズ表とは、ウィメンズで0.5cm ずれます)。

※ゼロドロップを初めて履く方へ・ゼロドロップ・低ドロップシューズの徹底解説・サイズガイド(どれもアルトラの日本の公式サイト)によります。

笑い猫

笑い猫

私は学生のころ、スニーカーで富士山に登って、下山で足首を捻挫しかけたことがあります。

アルトラの3つも、足首まわりは低い靴です。軽くて歩きやすい反面、足首を支える作りではないので、荷物の軽い日帰りの山から使うのがいいと私は思っています。重い荷物を背負う日や、ゴロゴロした岩の下りが長い山は、ミッドカットの登山靴と使い分けると安心です。

アルトラの3足

上の表と同じ、底の薄い順に並べています。通販の値段は2026年10月27日のもので、どれもメンズのいまの型です。サイズや色で値段が違うことがあるので、買う前にサイズを確かめてください。

製品名 こんな人向け 価格 底の厚さ 足型 重さ おすすめ用途
アルトラ ローンピーク 9+(LONE PEAK 9+)
アルトラ ローンピーク 9+(LONE PEAK 9+)

薄めの底・足指を広く
★★★★☆
約24,200円〜 25mm(ドロップ 0mm) Original(前足部がいちばん広い) 327.7g(メンズ 28.5cm) 薄めの底で、足指を広げたい
アルトラ ティンプ 6(TIMP 6)
アルトラ ティンプ 6(TIMP 6)

厚さは中間・中足部を包む
★★★★☆
約26,400円〜 30mm(ドロップ 0mm) Standard(中足部はほどよく包む) 324.6g(メンズ 28.5cm) 厚さは中間・足の中ほどを包む
アルトラ オリンパス 7(OLYMPUS 7)
アルトラ オリンパス 7(OLYMPUS 7)

いちばん厚い底
★★★★☆
約27,900円〜 33mm(ドロップ 0mm) Original(前足部がいちばん広い) 325g(メンズ 28.5cm) いちばん厚い底

1. アルトラ ローンピーク 9+(LONE PEAK 9+)|3つの中でいちばん薄い底|いちばん手ごろ

アルトラ ローンピーク 9+(LONE PEAK 9+)

アルトラ ローンピーク 9+(LONE PEAK 9+)の価格を比較する

底の厚さ
25mm(ドロップ 0mm)
足型
Original(前足部がいちばん広い)
重さ
327.7g(メンズ 28.5cm)
ソール
Vibram Megagrip
日本の値段
24,200円
価格帯
約24,200円〜

3つの中でいちばん薄い、25mmの底です。ローンピーク 9+ でいちばん大きく変わったのはソールで、前の型の MaxTrac から Vibram Megagrip に替わりました。
足型は前足部がいちばん広い Original。日本の値段は24,200円で、Amazon でも同じ値段です。幅がさらに広いワイドの型も、同じ値段で出ています。

こんな人に:地面の感触が分かる靴がいい人、つま先が当たりやすい幅広の足の人

気になる点:クッションは3つの中でいちばん薄めです。足の幅が細い人には、前がゆるく感じるかもしれません

2. アルトラ ティンプ 6(TIMP 6)|底は30mmで中間|足の中ほどをほどよく包む

アルトラ ティンプ 6(TIMP 6)

アルトラ ティンプ 6(TIMP 6)の価格を比較する

底の厚さ
30mm(ドロップ 0mm)
足型
Standard(中足部はほどよく包む)
重さ
324.6g(メンズ 28.5cm)
ソール
Vibram Megagrip
日本の値段
26,400円
価格帯
約26,400円〜

底の厚さは30mmで、ローンピークとオリンパスのあいだです。足型は Standard で、つま先にはゆとりを残しつつ、足の中ほどはほどよく包む形です。
前の型より底が1mm厚くなり、アッパーのメッシュも新しくなりました。日本の値段は26,400円で、Amazon でも同じ値段です。

こんな人に:クッションはほしいけれど、足の中ほどはほどよく包まれたい人

気になる点:前の型(ティンプ 5)より、重さが約48g増えました(メンズ 28.5cm)

3. アルトラ オリンパス 7(OLYMPUS 7)|いちばん厚い33mmの底|前の型より20g軽く

アルトラ オリンパス 7(OLYMPUS 7)

アルトラ オリンパス 7(OLYMPUS 7)の価格を比較する

底の厚さ
33mm(ドロップ 0mm)
足型
Original(前足部がいちばん広い)
重さ
325g(メンズ 28.5cm)
ソール
Vibram Megagrip(TractionLug)
日本の値段
27,940円
価格帯
約27,900円〜

3つの中でいちばん厚い、33mmの底です。前の型のオリンパス 6 から、中のフォームが Altra EGO MAX に替わりました。フォームそのものが15%軽く・10%柔らかくなって、靴全体ではメンズ 28.5cm で20g軽くなっています。
足型は前足部がいちばん広い Original。日本の値段は27,940円で、Amazon でも同じ値段です。

こんな人に:クッションのいちばん厚い靴がいい人、ゼロドロップの靴が初めての人

気になる点:3つの中でいちばん高く、日本の値段は27,940円です

よくある質問

3つのうち、いちばん軽いのはどれですか?

いまの型どうしなら、ほとんど同じです。メンズ 28.5cm で、ローンピーク 9+ が327.7g、ティンプ 6 が324.6g、オリンパス 7 が325g。重さで選ぶより、底の厚さと足型で選ぶのがいいかなと思います。軽さを優先するなら、前の型のティンプ 5(277g)も候補です。

ゼロドロップとは何ですか?

かかととつま先の底の高さが同じ(差が0mm)ということです。アルトラの3つは、どれもドロップ 0mm。底が厚いオリンパスも、薄いローンピークも、かかととつま先の高さは同じです。

足の幅が細くても履けますか?

ローンピークとオリンパスは、前足部がいちばん広い Original の足型です。前がゆるく感じる人は、足の中ほどをほどよく包む Standard のティンプから試してみるといいかもしれません。

防水の型は要りますか?

雨の日や朝露の多い道をよく歩くなら、あると安心ですよね。ただ、防水の型は3,000〜9,500円ほど高く、晴れた日の低山なら、ふつうの型で足りることも多いです。

日本ではどこで買えますか?

アルトラの日本の公式オンラインストアのほか、直営店と全国の取扱店があります(取扱店の一覧)。公式オンラインストアは、一部の商品をのぞいてサイズ交換に対応しています。Amazon と楽天にも出品があります。Amazon には並行輸入品も混ざっています。

サイズはどう選べばいいですか?

日本の公式のサイズガイドでは、足の実寸に約1.3cmのゆとりを足したサイズが目安です。サイズは US 表記なので、日本の公式のサイズ表で cm を確かめてから選んでください。

まとめ

  • アルトラの3つの違いは、おもに底の厚さ(ローンピーク 9+ 25mm/ティンプ 6 30mm/オリンパス 7 33mm)と足型
  • いまの型どうしの重さは、メンズ 28.5cm で325g前後とほぼ同じ
  • 薄めの底・いちばん手ごろならローンピーク 9+、足の中ほどを包む形ならティンプ 6、いちばん厚い底ならオリンパス 7
  • 前の型のティンプ 5 は、6 より軽くて安い(サイズが合えば)
  • ゼロドロップは、街で1日10分ほど歩くことから慣らす

決め手は「底の厚さをどれくらいほしいか」と「足の幅に合うか」なんですよね。できればお店で3つを履きくらべて、つま先と足の中ほどの当たり方を確かめてみてくださいね。

※値段は2026年10月27日時点のものです。商品カードと表の値段はセールの値下げ価格ではなく、「前の型は買い?」の表だけ、公式のセールの値段です。仕様は、アルトラの日本の公式オンラインストアと、米国の公式サイトによります。