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【2025年版】関東サイクリングの自然満喫スポットまとめ|初心者必見!

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関東でサイクリングを始めたい初心者必見!千葉・神奈川・東京・埼玉・栃木・群馬の自然豊かな絶景コースを厳選紹介。日帰りOK、輪行やレンタサイクルも活用できるおすすめスポットをエリア別にまとめました。
目次
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はじめに|関東サイクリング初心者におすすめの理由

自転車で自然を感じたい――そんな気持ちが芽生えたとき、関東はサイクリング初心者にとって最適なフィールドです。理由は大きく3つあります。

まず1つ目は、アクセスの良さ。 東京を中心に、電車や高速道路でアクセスしやすい場所が豊富にあり、輪行(自転車を袋に入れて電車に乗る)や現地レンタサイクルも活用できるため、車がなくても手軽に出かけられます。

2つ目は、多様な自然とロケーション。 海、湖、山、川、里山風景――関東にはあらゆる“自然のバリエーション”が揃っており、季節ごとの景色や気候の変化もサイクリングの魅力を引き立ててくれます。

そして3つ目は、初心者でも走りやすいコースが多いこと。 関東には整備されたサイクリングロードや公園内の遊歩道、交通量の少ない農道などが数多くあり、ペースや体力に応じて柔軟にプランを立てられるのも大きな利点です。

この記事では、千葉・神奈川・東京・埼玉・栃木・群馬の6県を対象に、初心者向けの自然満喫スポットをエリア別に厳選紹介。 各地の地形や気候、見どころ、そしてリンク先では詳細なモデルルートも確認できます。

次の休日は、自転車で関東の自然に出かけてみませんか?
まずはエリア別におすすめスポットをチェックしていきましょう。

関東南部|千葉・神奈川の海と里山を走る

千葉県のおすすめスポット

千葉は、外房の海岸線から内陸の渓谷まで、海と里山の両方が楽しめるバリエーション豊かな県。 特に南房総エリア(館山〜白浜)は、海を眺めながら走れる絶景ルートが多数あります。道の駅や海鮮グルメ、温泉施設も点在し、初心者でも寄り道を楽しみながら無理なく走れるコース設計が可能です。

また、内陸部の養老渓谷エリアは、小湊鐵道との組み合わせで輪行旅にぴったり。渓谷や滝、田園風景が広がるローカル感あふれるルートは、のんびり自然を満喫したい人におすすめです。

神奈川県のおすすめスポット

神奈川は都心からのアクセスが良く、「電車で行ける海沿いサイクリング」の定番エリア。 特に三浦半島は、起伏に富んだ変化のあるコースと港町グルメ、漁港風景が一度に楽しめる人気のルートです。周回ルートの短縮や輪行を組み合わせることで、初心者でも安心して挑戦できます。

もうひとつの選択肢として、多摩川下流〜川崎臨海部のコースもおすすめ。ほぼ平坦で信号も少なく、景色の変化が楽しめるため、初めてのロングライド体験にも最適です。

このエリアの特徴まとめ

  • 海沿いの風を感じながら走れる開放的なルートが多い

  • 立ち寄りスポットが豊富で、観光+グルメ+サイクリングがセットに

  • 輪行やレンタサイクル活用で日帰りしやすい

  • 平坦な道が多く、走りやすさ◎。初心者の第一歩におすすめ

首都圏のど真ん中|東京23区・郊外で気軽に自然を満喫

東京23区のおすすめスポット

都心部にも意外と豊かな自然が残っており、「自転車で公園や川沿いを走りながら自然を楽しむ」というスタイルが気軽に実現できます。特に人気なのは皇居外周や隅田川沿い、お台場・若洲エリア
これらのコースは道が整備されており、起伏も少ないため初心者にも最適です。

お台場周辺は東京湾を望む開放的な景観に加え、サイクリング後にショッピングやグルメも楽しめる点が魅力。都市型サイクリングの入門編としておすすめできるルートです。

東京郊外のおすすめスポット

少し足を延ばすだけで、奥多摩や高尾山口、狭山湖など大自然を感じられる郊外エリアも魅力的。中でも奥多摩湖周辺は、都内とは思えないダイナミックな自然の中を走れる人気エリア。アップダウンはあるものの、バス輪行を組み合わせれば初心者でも楽しめます。

また、狭山湖や多摩湖エリアは平坦で距離も手頃。緑に囲まれた湖畔ルートをのんびり回れば、心地よい風と自然に癒されるはずです。

このエリアの特徴まとめ

  • 都心からアクセス抜群、電車で気軽に行けるスポット多数

  • 23区内は都市の中に自然を感じられるルートが充実

  • 郊外は本格的な自然体験ができるのに初心者でも走れるルート設計

  • 輪行と組み合わせることで無理のない行程が可能

都心から日帰りOK!埼玉の川沿い・湖畔ライド

荒川・見沼代用水・湖畔エリアの魅力

埼玉県は首都圏からのアクセスが非常によく、初心者向けのサイクリングスポットが点在する“穴場エリア”です。 特におすすめなのが、都心から北に広がる荒川サイクリングロード(荒川CR)。信号が少なく、道幅も広いため、初めてのロングライドにもぴったり。春は桜並木、秋はススキ原が美しく、四季折々の景色を楽しみながら走れます。

見沼代用水沿いの「緑のヘルシーロード」も、のんびり自然と田園風景を感じられるコース。水路と小道が続く癒しのルートは、距離も短めで初心者向きです。

さらに、越谷レイクタウン周辺の湖畔ルートは、自然と都市の両方を楽しめる珍しいロケーション。 手ぶらでもレンタサイクルが充実しているので、気軽に訪れることができます。

このエリアの特徴まとめ

  • 荒川CRや見沼代用水など、整備された初心者向けコースが豊富

  • 駅近エリアが多く、輪行やレンタルがしやすい

  • 田園風景や湖畔、都市型リゾートとバリエーション豊か

  • グルメ・休憩スポットも充実しており、無理のない行程を組みやすい

山と渓谷の絶景を巡る栃木・群馬の高原コース

栃木県のおすすめスポット

日光や那須、鬼怒川など観光地としても人気の栃木県は、自然のスケールが大きく、サイクリングの舞台としても魅力的なエリアです。 初心者におすすめなのは、日光東照宮や中禅寺湖周辺を巡る世界遺産+自然ライド。市街地や湖畔を中心に走れば、無理のない距離で見どころ満載の旅ができます。

那須高原では、フラワーパークや牧場エリアなど、広々とした高原風景の中を走れるコースが充実。起伏はあるものの、距離を調整すれば初心者でも楽しめる内容です。さらに鬼怒川温泉では、温泉街と渓谷を結ぶ短めの川沿いルートがあり、観光+癒しの旅にぴったりです。

群馬県のおすすめスポット

群馬県も榛名湖や赤城山南麓、草津温泉、利根川沿いなど多彩な自然と地形が揃ったエリア。 榛名湖周回コースは6kmほどで初心者にもやさしく、火山湖の絶景を楽しみながら走ることができます。草津温泉では、湯畑周辺の短距離ルートに加え、足湯やグルメなどサイクリング以外の楽しみも盛りだくさん。

また、碓氷峠のアプトの道〜めがね橋エリアは、廃線跡を活用した散策+サイクリングの旅が楽しめる歴史ロマンあふれるルート。利根川CRでは、前橋〜伊勢崎区間のような平坦で走りやすいコースもあり、山と川、どちらの魅力も堪能できるのが群馬の強みです。

このエリアの特徴まとめ

  • 高原・渓谷・温泉など自然と癒しの要素が凝縮

  • 観光とセットで楽しめるエリアが多く、初心者でも満足度が高い

  • アップダウンのある地形は距離調整や電動アシスト活用で対応可能

  • どのエリアも公共交通+輪行でアクセスしやすいのが嬉しいポイント

はじめてでも安心!関東サイクリング旅のコツ

関東でサイクリングデビューをするなら、事前の準備と知識があると安心です。ここでは、初心者でも安全かつ快適に楽しむためのポイントを紹介します。

輪行を活用して行動範囲を広げよう

輪行(自転車を専用の袋に入れて電車で移動する方法)を活用すれば、行きは電車+帰りは自走…など、柔軟なルート設定が可能になります。特に長距離やアップダウンがあるエリアでは、無理せず帰れる手段があることで気持ちにも余裕が生まれます。

輪行袋や簡易工具はAmazonなどで購入でき、使い方もYouTube等で確認できます。最初は短距離の輪行から始めて、慣れていきましょう。

電動アシスト自転車を味方に

坂道が多いエリアでは、電動アシスト付きのレンタサイクルを選ぶのも一つの手。特に草津温泉、那須、奥多摩などの高原・山間部では、アシスト機能が大活躍します。

最近は観光地の駅前や道の駅などでも貸し出しが充実しており、体力に自信がない方や年齢を問わず、気軽に挑戦できるようになっています。

季節に合わせた服装&装備を

春秋は風が冷たく、ウィンドブレーカーやレイヤー調整ができる服装が基本。夏場は熱中症対策として水分補給、通気性の良いウェア、日焼け止めが必須です。冬は防寒対策として手袋やネックウォーマーを用意しましょう。

また、ヘルメット・グローブ・ライト(前後)・スマホホルダーなどの基本装備は、快適さと安全性を大きく左右します。

グルメ&温泉で旅の満足度アップ

関東エリアの魅力は、自然だけではありません。各地に点在する地元グルメ、道の駅、温泉施設を旅の目的に加えることで、より記憶に残るサイクリング旅になります。

ルート選びの際は、「途中に何があるか」もチェックして、“走る”だけじゃない楽しみを盛り込むのがコツです。

まとめ|関東には“ちょうどいい”サイクリング旅がある

関東には、初心者が気軽に自然を満喫できるサイクリングスポットがこれほどまでに充実しています。海、川、山、湖、渓谷、そして温泉――多彩な地形と景観が、すべて“日帰り圏内”で楽しめるというのは、全国的にも珍しい特徴です。

今回紹介したエリアをおさらいすると:

  • 千葉・神奈川:海沿いの平坦ルートでリゾート気分に

  • 東京23区・郊外:都市近接なのに自然豊か、輪行もラクラク

  • 埼玉:川沿いや湖畔の安心ルート+のどかな田園風景

  • 栃木・群馬:ダイナミックな高原と渓谷、美しい温泉地と一体化したライド

どのエリアも、「はじめてでも無理なく・楽しく走れる」ことを基準に選んでいます。走る距離やペース、目的地の選び方は十人十色。自分のペースで、自分らしい楽しみ方を見つけられるのが、関東サイクリングの魅力です。

気候が穏やかになる春や秋はもちろん、夏の高原や冬の温泉など、一年を通して楽しめるフィールドが揃っているのもポイント。これから始める人も、次の一歩を探している人も、ぜひ関東の自然の中へ、自転車とともに出かけてみてください。

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