Home トレッキング トレッキング装備 テント泊ザック(50-60L)おすすめ7選【2025年版】失敗しない選び方完全ガイド

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テント泊ザック(50-60L)おすすめ7選【2025年版】失敗しない選び方完全ガイド

テント泊ザック(50-60L)おすすめ7選【2025年版】失敗しない選び方完全ガイド
テント泊登山に最適な50-60Lザックのおすすめ7選を徹底比較。グレゴリー、オスプレー、ドイター、ミレーなど定番モデルの選び方とフィッティングのポイントを初心者向けに詳しく解説します。
目次

テント泊登山は、山小屋泊とは一味違った自然との一体感を味わえる魅力的な登山スタイルです。バイクパッキングと違い、装備の重量がダイレクトに体にかかるため、適切なザック選びは自転車のフレーム選びと同じくらい重要です。テントや寝袋、調理器具など多くの装備を背負う必要があるため、初めてのテント泊でも失敗しないよう、50-60Lクラスのおすすめザックと選び方のポイントを詳しく解説します。

テント泊ザック(50-60L)選びで失敗しないポイント

テント泊登山用ザックの背負い方
テント泊用ザックは正しいフィッティングが快適性を大きく左右する
出典:グレゴリー公式サイト

背面長とフィッティングが最重要

テント泊ザック選びで最も重要なのは、自分の体型に合った背面長を選ぶことです。背面長とは、首の付け根(第7頸椎)から腰骨の一番出っ張っている部分(腸骨稜)を結んだ線までの長さで、これが合わないザックは長時間の登山で大きな負担となります。

多くのメーカーではS・M・Lの3サイズを展開しており、購入前に専門店でフィッティングを受けることを強く推奨します。特にショルダーハーネスの位置ヒップベルトの当たり方を確認し、荷重が適切に分散されるかチェックしましょう。

容量は「60L前後」が初心者に最適

初めてのテント泊なら、50-60Lの容量が最適です。50Lでは荷物が入りきらない場合があり、70L以上では重量が増して体力的な負担が大きくなります。2-3泊のテント泊であれば、60L前後で十分な収納力を確保できます。

多くのモデルでは拡張機能(+10Lなど)が付いているため、荷物の量に応じて容量を調整可能です。また、フロントアクセスサイドポケットなどの機能性も重要で、使いやすさを大きく左右します。

重量は2kg前後が目安

テント泊ザックの重量は2-2.5kg前後が一般的です。軽量化を重視しすぎると耐久性に不安が生じ、重すぎると体力消耗が激しくなります。アルミフレームしっかりとした背面システムを備えたモデルは、多少重くても快適性で優れています。

重要なのはザック本体の重量と総重量のバランスです。総重量の10-15%程度がザック重量の目安とされており、20kg程度の荷物を想定すると2-3kgのザックが適切です。

背面システムと通気性をチェック

長時間の登山では背面の通気性が快適性に大きく影響します。メッシュパネルエアフローシステムを備えたモデルは、汗による不快感を軽減し、体温調節にも役立ちます。

特に夏山でのテント泊では通気性の良し悪しが疲労度に直結するため、実際に背負って背中の当たり具合を確認することが重要です。パッドの厚さクッション性も併せてチェックしましょう。

【2025年版】テント泊ザック(50-60L)おすすめ7選

グレゴリー バルトロ65 RC|定番中の定番、快適性No.1

グレゴリー バルトロ65 RCの外観
グレゴリーの最高峰モデル、フリー・フロートA3サスペンション搭載
出典:グレゴリー公式サイト

グレゴリー バルトロ65 RC 142440の価格を比較する

グレゴリー バルトロ65 RCは、テント泊ザックの定番中の定番として長年愛され続けているフラッグシップモデルです。約55,000円(税込)という価格に見合う、圧倒的な快適性と機能性を備えています。

最大の特徴はフリー・フロートA3サスペンションで、歩行時の体の動きに合わせてザックが柔軟に追従します。オートフィット機能付きショルダーハーネスエアクッションバックパネルにより、重い荷物でも疲労を最小限に抑えられます。

容量はSサイズ60L、Mサイズ65L、Lサイズ70Lと3サイズ展開で、重量は2140g-2380g。背面長も幅広くカバーしており、多くの体型にフィットします。初心者からベテランまで、幅広い層におすすめできる傑作です。

オスプレー イーサープラス60|抜群の背負い心地と耐久性

オスプレー イーサープラス60の詳細
オスプレーの技術が結集されたイーサープラス60、耐久性と機能性を両立
出典:ロストアロー公式サイト

オスプレー イーサープラス60 OS50079 メンズの価格を比較する

オスプレー イーサープラス60は、アメリカ発の老舗ブランドが誇る高機能ザックです。約66,000円(税込)と7選の中では最高価格ですが、その分圧倒的な品質を誇ります。

ライトワイヤーペリフェラルフレームにより荷重をヒップベルトに効率よく伝達し、エアスケープサスペンションが優れた通気性を実現。bluesign認証ファブリックを使用し、環境への配慮も怠りません。

容量はS/Mサイズ58L、L/XLサイズ60Lで、推奨パッキングウェイト14-27kgと幅広い荷重に対応。重量は2.54kg-2.66kgとやや重めですが、その分安定感は抜群です。長期縦走や冬山登山にも対応できる信頼性の高いモデルです。

ドイター エアコンタクト コア 60+10 / 65+10 SL|通気性重視なら最有力

ドイター エアコンタクト コア 65+10 SLの背面システム
ドイター独自のエアスペーサーメッシュで優れた通気性を実現
出典:イワタニ・プリムス公式サイト

ドイター エアコンタクト コア 60+10 メンズの価格を比較する

ドイター エアコンタクト コア 65+10 SL D3350622 レディースの価格を比較する

ドイター エアコンタクト コアは、ドイツの老舗ブランドが開発した通気性抜群のモデルです。男性向けの「60+10」、女性向けの「65+10 SL」を展開しており、約47,300円(税込)というコストパフォーマンスの良さが魅力で、機能性も申し分ありません。

最大の特徴はエアスペーサーメッシュ背面パッドで、軽量性と通気性、クッション性を高次元で両立。バリスライドシステムにより背面長を無段階調整でき、体型に合わせた最適なフィッティングが可能です。

容量60+10L(男性用)/ 65+10L(女性用SL)重量2290g-2330gで、推奨最大パッキングウェイト25kgまで対応。100%リサイクル素材を使用し、環境配慮も徹底しています。夏山での通気性を重視する方には特におすすめのモデルです。

ミレー サースフェーNX60+|コスパと機能性のバランス◎

ミレー サースフェーNX60+の機能詳細
ミレーのロングセラーモデル、撥水性能と耐久性を大幅向上
出典:ミレー公式サイト

ミレー サースフェー NX 60+ MIS0771の価格を比較する

ミレー サースフェーNX60+は、フランスの名門ブランドが誇るロングセラーモデルの最新版です。約46,200円(税込)で高い機能性を実現し、コストパフォーマンスに優れています。

コーデュラ®ナイロンシリコン耐久撥水加工を施し、従来モデルから撥水性能を大幅に向上。2気室構造U字型フロントアクセスジッパーにより、荷物の出し入れが非常にスムーズです。

容量60+L重量2400gで、背面長43-53cmまで調整可能。縫製を極力減らした筒状ボディ構造により内部への浸水を抑制し、悪天候でも安心して使用できます。バランスの取れた性能で幅広いユーザーにおすすめです。

カリマー クーガーエイペックス60+|背面調整機能が秀逸

カリマー クーガーエイペックス60+のSAシステム
カリマー独自のSAシステムで背負ったまま無段階調整が可能
出典:カリマー公式サイト

カリマー クーガーエイペックス60+ 501091の価格を比較する

カリマー クーガーエイペックス60+は、イギリス発の老舗ブランドによる2022年最新モデルです。約46,200円(税込)で、独自の背面調整システムが最大の魅力です。

SAシステム(サイズアジャストシステム)により、背負ったままでも無段階で背面長を調整可能。登山中でもフィット感を最適化でき、長時間の歩行でも快適性を維持できます。

容量60L+重量2420gで、背面長44-52cmの調整幅を確保。CORDURAファブリック採用で耐久性も十分です。ヘッドクリアランス設計により、ヘルメット着用時でも頭の可動域を確保できる配慮も光ります。

ノースフェイス Terra 65|エントリーモデルの決定版

ノースフェイス Terra 65の全体像
ノースフェイスの定番大型ザック、コストパフォーマンス抜群
出典:ザ・ノース・フェイス公式サイト

ノースフェイス Terra 65 NM62400の価格を比較する

ノースフェイス Terra 65は、世界的アウトドアブランドによるエントリーモデルの決定版です。約29,700円(税込)という7選中最安価格ながら、十分な機能性を備えています。※エントリー層に人気のため在庫変動が激しく、実売価格も変動しやすい点にご注意ください。

210Dリサイクルナイロン600Dリサイクルポリエステルを組み合わせ、環境への配慮と耐久性を両立。J字形大型ファスナーにより本体内部へのアクセスも良好です。

容量はS/Mサイズ64L、L/XLサイズ66Lで、重量は1980g-2075gと軽量。背面長調整機能も搭載し、初めてのテント泊に最適なコストパフォーマンスを実現しています。予算を抑えたい初心者に強くおすすめします。

モンベル チャチャパック60|日本人体型に最適化

モンベル チャチャパック60の詳細機能
日本人の体型に合わせて設計されたモンベルの大容量パック
出典:モンベル公式サイト

モンベル チャチャパック60は、日本の老舗アウトドアブランドが日本人の体型に合わせて開発したモデルです。38,500円(税込)という価格で、充実した機能を提供します。

3Dフィット・ステーにより体の動きに追随し、スーパーフィットショルダーハーネスが包み込むような密着感を実現。パックカバー付属で雨天時も安心です。

容量60L重量2180gで、背面寸法49・53・57cmの3段階調整が可能。トレールウォーターパック対応で行動中の水分補給もスムーズ。日本人の体型を知り尽くしたメーカーならではの配慮が随所に感じられる逸品です。

よくある質問(FAQ)

50Lと60Lどちらを選ぶべき?

初めてのテント泊なら60L前後をおすすめします。50Lでは荷物が入りきらない可能性が高く、余裕を持った容量選択が重要です。ただし、UL(ウルトラライト)装備で固めた経験者なら50Lでも十分対応可能です。

初めてのテント泊、何泊分の装備が入る?

60Lクラスのザックなら2-3泊のテント泊装備が収納可能です。テント、シュラフ、マット、調理器具、食料、着替えなど必要な装備一式を無理なく収納できます。4泊以上の長期縦走では70L以上を検討しましょう。

女性用と男性用の違いは?

女性用モデル(SLやWomen's表記)は、背面長が短くショルダーハーネスの幅が狭く設計されています。また、ヒップベルトの形状も女性の体型に合わせて調整されており、フィット感が大きく向上します。

ザックカバーは必要?

絶対に必要です。多くのザックは完全防水ではないため、雨天時はザックカバーまたはパックライナーで荷物を保護する必要があります。今回紹介したモデルの多くは専用カバーが付属しているので確認しましょう。

まとめ|自分に合ったザックで快適なテント泊を

テント泊ザック選びで最も重要なのは、自分の体型と登山スタイルに合ったモデルを選ぶことです。価格だけでなく、フィット感機能性耐久性を総合的に判断しましょう。

今回紹介した7モデルは、いずれも多くの登山者に愛用されている定番商品です。予算に余裕があるならグレゴリー バルトロ65 RCオスプレー イーサープラス60、コストパフォーマンスを重視するならノースフェイス Terra 65モンベル チャチャパック60がおすすめです。

購入前には必ず専門店でフィッティングを受け、実際に荷物を入れて背負い心地を確認することが大切です。自分にぴったりのザックを見つけて、素晴らしいテント泊の思い出を作ってください。

※製品仕様は予告なく変更される場合があります
※価格は変動する可能性があります。購入前に公式サイトでご確認ください
※掲載情報は2025年11月時点のものです