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冬のサイクリングインナーおすすめ7選!汗冷え対策に最適なベースレイヤー徹底比較

【冬サイクリング】保温・速乾が命!おすすめ「冬用インナー(ベースレイヤー)」5選
冬サイクリングの汗冷え対策に最適なベースレイヤー7選を徹底比較。パールイズミ、ミレー、アンダーアーマーなど定番モデルから、気温別レイヤリング方法まで実体験を基に解説します。
目次
笑い猫
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筆者も冬ライドを始めた頃(2020年1月)、ユニクロのヒートテックで千葉縦断(海浜幕張~鴨川)を走って大失敗しました。鴨川直前の峠越えで汗をかいた後の下りで一気に体が冷え、ガクブル状態に…鴨川に着くなりコンビニで30分暖を取る羽目に。それ以来、専用インナーの重要性を痛感し、今ではパールイズミ181とミレーのメッシュの組み合わせが冬の定番です。ウェア選びで快適性が本当に変わりますよ!

冬のロードバイクやクロスバイクでのサイクリングにおいて、「汗冷え」は快適性を大きく左右する最重要課題です。適切な冬用インナー(ベースレイヤー)を選ぶことで、寒い季節でも安心してライドを楽しめるようになります。

本記事では、保温性と速乾性を両立した冬用ベースレイヤー7選を厳選してご紹介。初心者から上級者まで、それぞれのライドスタイルや予算に合わせた最適な選択肢をお伝えします。

冬サイクリングの最大の敵は「汗冷え」

冬のサイクリングで汗冷えに悩むサイクリスト
登りで汗だく→下りで急冷。これが冬ライドの最大の敵

冬のサイクリングで多くのライダーが経験する「汗冷え」は、単なる不快感を超えて命に関わるリスクを伴います。登り坂で汗をかいた後の下り坂や休憩時に、濡れたウェアが急激に体温を奪い、震えや風邪の原因となるだけでなく、最悪の場合は低体温症(ハイポサーミア)を引き起こし、判断力の低下や運動機能の麻痺につながる危険性があります。

この問題の根本的な解決策は、汗を素早く外に逃がし、肌面をドライに保つ高機能なベースレイヤーの着用です。従来の綿素材のインナーとは異なり、化学繊維やメリノウールを使用した専用インナーは、汗の蒸散と保温を同時に実現します。

特に気温が15℃を下回る季節では、適切なベースレイヤー選びが快適性の9割を決めるといっても過言ではありません。次章では、冬用インナー選びの具体的なポイントを詳しく解説していきます。

冬用インナー(ベースレイヤー)選びの3つのポイント

冬用ベースレイヤー選びの3つのポイント
速乾・保温・専用設計。この3つが揃わないと冬は走れない

冬用ベースレイヤー選びでは、以下の3つのポイントを総合的に評価することが重要です。価格だけで選んでしまうと、肝心の機能性が不足し、結果的に快適性を損なってしまいます。

①速乾性:汗を素早く外に逃がす機能

吸汗速乾性は冬用インナーの最重要機能です。ポリエステルやメリノウールなどの素材は、綿と比較して水分の拡散速度が格段に速く、汗冷えを効果的に防ぎます。

特に高強度でのライドでは、短時間で大量の汗をかくため、瞬時に水分を外層へ移動させる能力が求められます。この機能が不十分だと、汗が肌に残り続け、体温低下の原因となってしまいます。

②保温性:体温を保ちながら蒸れない素材

冬用ベースレイヤーは、保温性と通気性の絶妙なバランスが要求されます。厚すぎると運動時に暑くなりすぎ、薄すぎると休憩時や下り坂で寒さを感じてしまいます。

中厚手(ミディアムウエイト)タイプが最も汎用性が高く、気温5~15℃の幅広い条件で活躍します。また、吸湿発熱機能を持つ素材なら、汗を熱エネルギーに変換してより効率的な保温が可能です。

③自転車専用設計:前傾姿勢で背中が出ないカッティング

一般的なスポーツ用インナーと自転車専用インナーの最大の違いは、前傾姿勢に最適化されたカッティングにあります。背中の丈が長く設計されているため、ライディングポジションでも背中が露出しません。

また、脇の部分に動きやすいストレッチ素材を配置したり、縫い目の位置を工夫することで、長時間のライドでも快適性が持続します。登山用やランニング用のインナーでは、この配慮が不足している場合があります。

笑い猫
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筆者は最初「登山用インナーでも大丈夫では?」と思っていましたが、実際にロードバイクで前傾姿勢を取ると背中が10cm近く露出してびっくりしました(笑)。今はパールイズミの自転車専用カッティングを使っていますが、背中の丈が長く設計されているため、どんなに前傾しても背中が出ません。専用設計の重要性を実感しましたね。

【最重要】汗冷え対策の必須アイテム:ミレー ドライナミックメッシュ

ドライナミックメッシュの立体構造
肌とインナーの間に空気層を作る「第0レイヤー」の秘密

冬のサイクリングでの汗冷え対策として、ロードバイク界では「必須級」とされるアイテムがあります。それがミレーのドライナミックメッシュです。これは通常のベースレイヤーの下に着用する「第0レイヤー」として機能します。

このアイテムの重要性は、「これを着るかどうかで冬ライドの快適性が劇的に変わる」と多くのサイクリストに評価されている点にあります。まずはこのメッシュレイヤーをご紹介し、その上に着用する保温インナーを順次ご提案していきます。

ミレー ドライナミック メッシュ 3/4 スリーブ(MIV01356)

ミレー ドライナミック メッシュ 3/4 スリーブの立体メッシュ構造で汗冷え防止
立体メッシュ構造で肌面をドライに保ち、汗冷えを徹底防止する第0レイヤー

ミレー ドライナミック メッシュ 3/4 スリーブの価格を比較する

ミレー ドライナミック メッシュ 3/4 スリーブは、冬のサイクリングにおける汗冷え対策の「最終兵器」と呼ばれるアイテムです。約6,600円という価格ながら、その効果は絶大で、一度使用すると手放せなくなるライダーが続出しています。

このメッシュインナーの最大の特徴は、立体的なメッシュ構造により肌と保温インナーの間に空気層を作り出すことです。汗をかいても肌面には濡れたウェアが直接触れないため、汗冷えが劇的に軽減されます。

使用方法は簡単で、肌に直接着用し、その上にパールイズミなどの保温インナーを重ねるだけです。この「2層構造」により、単体の保温インナーでは実現できない高いドライ感と保温性を同時に獲得できます。

特に発汗量の多いライダーや、汗冷えで風邪をひきやすい方には必須のアイテムといえるでしょう。初期投資は必要ですが、冬ライドの快適性向上に与える影響は計り知れません。

笑い猫
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最初は「メッシュだけで6,600円は高い」「しかも見た目が斬新すぎる…」と躊躇していましたが、実際に使ってみると汗冷えの不快感が9割なくなりました!奥多摩周遊道路(標高差500m)で峠を越えた後の汗ばんだ下りでも、汗冷えの不快感がなく、寒さを感じなかったのは衝撃でした。今では冬ライドの必須アイテムですね。

【王道・定番】迷ったらこれ!パールイズミの冬用インナー

冬用サイクリングインナーの分野で圧倒的な信頼性と実績を誇るのがパールイズミです。「迷ったらパールイズミを選んでおけば間違いない」と言われるほど、多くのサイクリストから支持されている定番ブランドです。

特に以下の2モデルは、気温5℃帯に対応した冬の主力アイテムとして、初心者から上級者まで幅広く愛用されています。どちらも7,150円(税込)という同価格帯ながら、それぞれ異なる特徴を持っているため、用途に応じて選択できます。

パールイズミ コンフォヒート ロングスリーブ(181)

パールイズミ コンフォヒート ロングスリーブ 181の吸湿発熱機能と速乾性
5℃対応・吸湿発熱機能で冬ライドの定番モデル

パールイズミ コンフォヒート ロングスリーブ 181の価格を比較する

パールイズミ コンフォヒート ロングスリーブ(181)は、「迷ったらこれ」と断言できる冬用ベースレイヤーの決定版です。定価7,150円(税込)ですが、Amazon・楽天市場では実勢価格5,000円台後半で購入できることも多く、プロ仕様の機能性を実現した圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。

最大の特徴は、肌面の吸湿発熱糸が身体から出る湿気を吸って発熱する仕組みです。さらに肌側のパイル構造により空気層を形成し、発生した熱を保温して持続させます。この技術により、冬のサイクリングの休憩時も汗冷えしにくい設計となっています。

5℃対応というスペックながら、実際には幅広い気温帯で活躍します。軽い運動強度なら10℃程度まで、高強度なら0℃近くまで対応可能で、初春まで長期間使用できる汎用性の高さが魅力です。

ユーザーレビューでは「肌触りが非常に良く、発汗能力も高い」「汗冷えもないので、冬場のライドはこれで決まり」といった高評価が多数寄せられており、リピーターの多い定番商品となっています。

パールイズミ サーマフリース ドライアンダー(198)

パールイズミ サーマフリース ドライアンダー 198の防風性とハイネック仕様
防風性と保温性を併せ持つハイネック仕様で厳寒期も安心

パールイズミ サーマフリース ドライアンダー 198の価格を比較する

パールイズミ サーマフリース ドライアンダー(198)は、上記の181よりもさらに厳しい寒さに対応したハイネック仕様のモデルです。同じく7,150円(税込)ながら、防風性と保温性をより重視した設計となっています。

サーマフリース®」と名付けられた独自素材は、防風性・保温性・ストレッチ性を合わせ持ち、肌ざわりが良く身体にフィットして動きやすい特徴があります。また、高密度に織り上げた厚手の起毛・保温素材が寒風もしっかりとブロックします。

ハイネック仕様により首元まで暖かく、風の侵入を徹底的に防ぎます。特に真冬の早朝ライドや山間部での使用において、その保温力の高さを実感できるでしょう。

181との使い分けとしては、より寒い条件や風の強い日には198を、汎用性を重視するなら181を選択するのがおすすめです。どちらも5℃対応ですが、198の方がより厳寒期向けのスペックとなっています。

【登山用の信頼性】アウトドアブランドの定番インナー

登山用として開発された高機能インナーは、サイクリングでも高いパフォーマンスを発揮します。特に厳しい環境下での信頼性と、長年の実績に裏打ちされた品質が魅力です。

ここでは、世界的スポーツブランドのアンダーアーマーと、メリノウール素材で人気のファイントラックから、冬サイクリングにも最適な2モデルをご紹介します。

アンダーアーマー コールドギア アーマー クルー(1327600)

アンダーアーマー コールドギア アーマー クルー メンズ 1327600の裏起毛と4wayストレッチ
裏起毛と4wayストレッチで冬専用ベースレイヤーの決定版

アンダーアーマー コールドギア アーマー クルー メンズ 1327600の価格を比較する

アンダーアーマー コールドギア アーマー クルー(1327600)は、世界的スポーツブランドが開発した冬専用ベースレイヤーの決定版です。約4,000〜6,000円(セール時は3,000円台)という手頃な価格ながら、プロアスリートも愛用する高機能を実現しています。

最大の特徴は、生地裏側の十分な起毛が体熱を閉じ込め、一枚でも暖かい設計です。アンダーアーマー独自の「モイスチャートランスポートシステム」により、汗を瞬時に外部へ発散し、汗冷えを完全に防止します。

また、4wayストレッチ素材を採用し、縦横斜めあらゆる方向への伸張性を実現。激しい運動でも動きを妨げず、筋肉を適度に包み込むコンプレッション効果で余計な振動を抑制し、持久力をサポートします。

使用適正温度は0〜10℃で、真冬のサイクリングに最適。サイクリストのレビューでは「自転車ウェアのように背中の裾が長い構造」「蓄熱性もあり汗でヒンヤリする不快感を軽減」と高評価を獲得しています。

知名度の高さと入手のしやすさも魅力で、Amazon・楽天市場で安定して流通しており、セール時には非常にお得に購入できるチャンスもあります。高機能と手頃な価格を両立したい方に最適です。

ファイントラック メリノスピン サーモ ロングスリーブ(FUM0621)

ファイントラック メリノスピン サーモ ロングスリーブのメリノウールハイブリッド素材
メリノウール×ポリエステルのハイブリッドで保温と速乾を両立

ファイントラック メリノスピン サーモ ロングスリーブの価格を比較する

ファイントラック メリノスピン サーモ ロングスリーブ(FUM0621)は、メリノウールの保温・調湿性とポリエステルの吸汗速乾性を融合した次世代ベースレイヤーです。10,560円(税込)という価格ながら、その快適性は投資に見合った価値があります。

最大の特徴は、未防縮メリノウールと高機能ポリエステルのハイブリッド構造です。メリノウール本来の保温・調湿性能と、ポリエステルの優れた吸汗速乾加工を兼ね備えているため、汗をかいても快適な状態を維持します。

また、2層の袋編み構造を採用し、生地の層間に温かな空気を蓄えることで高い保温性を実現。化学繊維だけのインナーとは異なる、天然繊維ならではの柔らかな着心地も大きな魅力です。

メリノウール素材は天然の防臭効果を持つため、長時間のライドでも臭いが気になりにくいのもポイント。複数日のロングツーリングや泊まりがけのライドでも快適に使用できます。

化学繊維の肌触りが苦手な方や、天然素材の快適性を重視する方には特におすすめのベースレイヤーです。

【発熱系】体温が下がりやすい人向けの吸湿発熱インナー

寒がりの方や体温が下がりやすい方には、汗などの水分を熱エネルギーに変換する吸湿発熱機能に特化したベースレイヤーがおすすめです。通常の保温インナーとは異なるアプローチで、着用するだけで暖かさが持続します。

ミズノ ブレスサーモ アンダーウエア EX クルーネック長袖(C2JA9609)

ミズノ ブレスサーモ アンダーウエア EX クルーネック長袖の吸湿発熱機能
吸湿発熱素材ブレスサーモで着用するだけで暖かさ持続

ミズノ ブレスサーモ アンダーウエア ミドルウェイト 中厚の価格を比較する

ミズノ ブレスサーモ アンダーウエア EX クルーネック長袖(C2JA9609)は、スポーツメーカー大手のミズノが開発した吸湿発熱素材「ブレスサーモ」を使用したベースレイヤーです。約4,500〜6,000円という手頃な価格で、ミズノの技術力が体感できます。

最大の特徴は、体から発生する水蒸気を吸収して発熱し、その熱を繊維間に取り込んで保温する画期的な仕組みです。運動による発汗を利用して暖かさを生み出すため、着用するだけで自然に体が温まります

裏面撥水糸使いで発汗時の肌面をドライに保つ中厚タイプを採用し、軽さと保温性を両立。真冬を中心に秋から春先まで幅広く活躍し、日常生活からウインタースポーツまで幅広く使える汎用性が魅力です。現行の最新モデル(C2JA9609)は在庫が安定しており、Amazon・楽天市場で容易に入手できます。

Amazon・楽天市場での流通が安定しており、入手しやすさも大きなメリットです。ミズノブランドの信頼性と手頃な価格で、初めて発熱系インナーを試す方にも最適でしょう。

寒がりの方や、体温が下がりやすいと感じるライダーには特におすすめです。ただし、暑がりの方や高強度でのライドが多い方は、温度調節に注意が必要でしょう。

【コスパ重視】初めての冬ライドにおすすめ

「まずは安く冬用インナーを試してみたい」という初心者の方向けに、コストパフォーマンスに優れたアイテムをご紹介します。高価なモデルと比較すると機能面で劣る部分はありますが、適切な使い方をすれば十分に快適な冬ライドを楽しめます。

おたふく手袋 ボディタフネス パワーストレッチ ハイネック(JW-170)

おたふく手袋 ボディタフネス パワーストレッチ ハイネック JW-170のコスパと保温性
約2,000円台でコスパ最強・ハイネックで首元も暖かい

おたふく手袋 ボディタフネス パワーストレッチ ハイネック JW-170の価格を比較する

おたふく手袋 ボディタフネス パワーストレッチ ハイネック(JW-170)は、約2,000円台という圧倒的なコストパフォーマンスで注目を集めているベースレイヤーです。作業着メーカーならではの実用性重視の設計が特徴ですが、速乾性能は高価な登山ブランド品には劣るため注意が必要です。

ハイネック仕様により首元までしっかりと保温し、適度な締め付けと縦横両方向への伸縮性により体にフィットします。吸汗速乾機能も備えており、基本的な冬用インナーとしての性能は十分に備えています。

ただし、自転車専用設計ではないため、前傾姿勢では背中の丈がやや短く感じる場合があります。この点を補うため、ビブタイツの中にしっかりと裾を入れて着用することをおすすめします。

このモデルは単体での使用ではなく、必ずミレー ドライナミックメッシュと組み合わせることを強く推奨します。単体での着用は、汗を大量にかく高強度のライドでは汗冷えのリスクがあるため避けたほうが無難です。メッシュレイヤーとの2層構造により、汗冷え対策を大幅に向上させることができ、「コスパ重視だが、快適性も確保したい」という方には最適な組み合わせです。

冬ライドを始めたばかりの初心者や、年に数回しか冬に乗らないという方には、まずこのアイテムから始めてみることをおすすめします。

冬サイクリングのレイヤリング(重ね着)基本ルール

気温別レイヤリング組み合わせ表
気温で着る枚数が決まる。この表を保存しておけば迷わない

冬のサイクリングでは、単体のアイテムよりも「レイヤリング(重ね着)」の組み合わせが快適性を決定します。以下の表を参考に、気温と運動強度に応じた最適な組み合わせを見つけてください。

気温帯 レイヤー1
(肌着)
レイヤー2
(ベースレイヤー)
レイヤー3
(ミドルレイヤー)
レイヤー4
(アウターレイヤー)
備考
15℃以上 ミレー ドライナミック
(推奨)
薄手インナー
または省略
長袖ジャージ ウィンドベスト
(携行)
秋口の定番構成
10〜15℃ ミレー ドライナミック
(推奨)
パールイズミ 181
コンフォヒート
長袖ジャージ ウィンドブレーカー
(携行)
最も使用頻度の高い
組み合わせ
5〜10℃ ミレー ドライナミック
(必須)
パールイズミ 181または198 保温ジャージ
または薄手ジャケット
ウィンドジャケット 真冬の基本構成
0〜5℃ ミレー ドライナミック
(必須)
パールイズミ 198または
ミズノ ブレスサーモ
保温ジャケット 防風ジャケット 厳寒期対応
0℃以下 ミレー ドライナミック
(必須)
厚手ベースレイヤー
(複数重ね可)
保温ジャケット 防風・防水ジャケット 極地仕様
安全第一で判断

レイヤリングの基本原則として、内側から外側に向かって「汗の処理→保温→防風・防水」の役割分担を意識することが重要です。特にミレー ドライナミックメッシュを第1レイヤーとして使用することで、どの気温帯でも格段に快適性が向上します。

また、ライド中の気温変化や運動強度の変動に対応できるよう、脱着しやすいアウターレイヤーを選択することも重要なポイントです。

よくある質問(FAQ)

冬用インナーは何℃から必要ですか?

気温15℃を下回ったら冬用インナーの導入を検討することをおすすめします。ただし、個人差や運動強度によって体感温度は変わるため、寒がりの方は15℃前後で薄手の長袖インナー、10℃を下回ったら裏起毛や発熱素材の冬用インナーが目安となります。20℃での冬用インナー着用は運動強度によってはオーバーヒートのリスクがあるため注意が必要です。

ミレー ドライナミックメッシュは絶対に必要ですか?

絶対に必要というわけではありませんが、汗冷えに悩んでいる方や、より快適な冬ライドを求める方には強く推奨します。特に発汗量の多い方や長時間のライドが多い方には、投資する価値のあるアイテムです。

パールイズミの181と198の違いは?

181は吸湿発熱重視の汎用モデル、198は防風性重視のハイネックモデルです。より汎用性を求めるなら181、より厳しい寒さや風への対応を求めるなら198がおすすめです。どちらも5℃対応で価格も同じです。

サイズ選びのポイントは?

ベースレイヤーは肌にぴったりとフィットするサイズを選ぶことが重要です。大きすぎると吸汗速乾効果が低下し、小さすぎると動きにくくなります。普段の下着のサイズを基準に、迷った場合はワンサイズ小さめを選ぶのがおすすめです。

洗濯時の注意点は?

乾燥機の使用は厳禁です。高温により機能性繊維が損傷する可能性があります。また、柔軟剤の使用も避け、中性洗剤での手洗いまたはネット使用の洗濯機洗いを推奨します。陰干しで自然乾燥させてください。

まとめ:汗冷え対策が冬ライドの快適性を決める

冬のサイクリングにおいて、適切なベースレイヤー選びは快適性の9割を決めるといっても過言ではありません。今回ご紹介した7つのアイテムは、それぞれ異なる特徴と価格帯を持ち、様々なライダーのニーズに対応しています。

最も重要なポイントは、ミレー ドライナミックメッシュによる汗冷え対策です。このメッシュレイヤーを第1レイヤーとして活用することで、どのベースレイヤーを選んでも格段に快適性が向上します。

迷った場合は、パールイズミ コンフォヒート ロングスリーブ(181)を選んでおけば間違いありません。7,150円という価格で、プロ仕様の機能性を実現した定番中の定番アイテムです。

また、知名度と実績を重視する方はアンダーアーマー コールドギアメリノウール素材を好む方はファイントラック メリノスピン サーモ発熱機能を重視する方はミズノ ブレスサーモコスパを重視する方はおたふく手袋のボディタフネスといったように、用途に応じて選択することができます。

冬のサイクリングは、適切な装備があれば春夏以上に快適で美しい景色を楽しむことができます。今回ご紹介したベースレイヤーを活用して、ぜひ冬ライドの魅力を発見してください。

※製品仕様は予告なく変更される場合があります
※価格は変動する可能性があります。購入前に公式サイトでご確認ください
※掲載情報は2025年12月時点のものです

笑い猫
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筆者が初めてちゃんとしたベースレイヤー(パールイズミ181)を買ったとき、冬ライドの快適性が劇的に変わりました。それまで使っていたユニクロのヒートテックとは速乾性も保温性も段違い。「数千円の差でこんなに違うんだ!」と驚いたのを覚えています。特にミレーのメッシュと組み合わせると、汗冷えとは無縁の世界になりますよ!