Home サイクリング サイクリング装備 春秋用サイクルパンツおすすめ7選|10℃-15℃対応ビブタイツ・薄手ロング比較

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春秋用サイクルパンツおすすめ7選|10℃-15℃対応ビブタイツ・薄手ロング比較

春秋のサイクルパンツおすすめ5選|気温調節しやすいビブ・薄手ロングパンツ比較
春秋サイクリング(10℃-15℃)に最適なパンツ7選。パールイズミ・シマノ・カステリなど防風・裏起毛モデルを比較。ビブタイプとパッド選びの決定版ガイド。
目次
春の爽やかなサイクリング風景
春秋シーズンは気温差が激しく、サイクルパンツ選びが快適性を大きく左右します

春や秋のサイクリングは、日中は暖かくても朝晩は冷え込むなど、気温の変化が激しいのが特徴です。特に10℃〜15℃という気温帯は、夏用のレーサーパンツでは肌寒く、真冬用の厚手タイツでは暑すぎて汗冷えしてしまうという、ウェア選びが非常に難しいシーズンでもあります。

「走り出しは寒いけれど、坂を登ると暑くなる」「休憩中に急激に体が冷える」といった経験はありませんか? このような悩みを解決するのが、春秋専用に設計されたサイクルパンツです。薄手の防風素材や微起毛素材を組み合わせることで、適度な保温性と通気性を両立し、快適なライドをサポートしてくれます。

笑い猫
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春の多摩川CRで、朝6℃だったのが昼には17℃まで上昇したことがあります。夏用レーサーパンツで出発したら寒くて足が動かず、走ってる時はまだいいんですが休憩の時が寒いんですよね。それ以来、10℃前後の日は必ず春秋用タイツを履くようにしています。気温変化が激しい季節は、ウェア選びが快適性を大きく左右しますね。

この記事では、初心者から中級者におすすめの春秋用サイクルパンツ7選を厳選してご紹介します。素材の選び方やパッドの違い、ビブタイツのメリット・デメリットまで詳しく解説しますので、ぜひご自身のスタイルに合った一着を見つけてください。

春秋サイクルパンツの選び方|10℃〜15℃に最適な3つのポイント

サイクルパンツの素材とパッドの比較
裏起毛や防風素材、パッドの厚みなど、スペックを比較して自分に合う一着を選びましょう

春秋用のサイクルパンツを選ぶ際に最も重要なのは、「気温変化への対応力」です。ただ暖かいだけでなく、運動強度や走行時間に合わせて適切な機能を選ぶ必要があります。ここでは、失敗しない選び方の3つのポイントを解説します。

①気温10℃〜15℃に対応する素材と裏起毛の有無

春秋用ウェアのメインとなる気温帯は10℃〜15℃です。この温度域に対応するためには、素材の「防風性」と「保温性」のバランスを見る必要があります。

まず確認したいのが「裏起毛」の有無と毛足の長さです。10℃前後の肌寒い日には、薄手の裏起毛(マイクロフリースなど)が施されたモデルが最適です。肌触りが柔らかく、適度な空気を溜め込んで保温してくれます。一方で、15℃を超えるような暖かい日や、高強度のトレーニングを行う場合は、裏起毛がない、あるいはごく薄い起毛のモデルを選ぶと、汗抜けが良くオーバーヒートを防げます。

また、風を受ける「前面」と、熱を逃がす「背面」で異なる素材を使っているかどうかもポイントです。前面に防風素材(ウィンドブレーク素材など)を採用しているモデルは、冷たい風をシャットアウトしてくれるため、10℃以下の朝夕を含むライドでも安心です。

②ビブタイプと通常タイプ、どちらを選ぶべきか

サイクルパンツには、肩紐がついた「ビブタイプ」と、腰で履く「通常タイプ(ウエストゴム)」の2種類があります。春秋用としておすすめなのは、断然ビブタイプです。

最大の理由は「お腹の締め付けがないこと」「冷気の侵入を防げること」です。ビブタイプは肩で吊る構造のため、ウエストのゴムによる圧迫感がなく、長時間のライドでも呼吸が楽です。また、背中やお腹周りの生地が広く取られていることが多く、前傾姿勢をとった際に背中が出て冷えてしまうのを防ぐ腹巻のような効果も期待できます。

トイレの手間が気になるという方には、上下セパレートの通常タイプも選択肢に入りますが、快適性とパフォーマンスを重視するなら、ぜひビブタイツに挑戦してみてください。最近では、トイレがしやすい構造のビブタイツも増えています。

③パッドの厚みと長距離ライドへの対応力

サイクルパンツの心臓部とも言えるのが「パッド(シャモア)」です。パッドの品質は、お尻の痛みを防ぎ、快適に走り続けられる距離に直結します。

初心者の方や、ロングライド(50km〜100km以上)を楽しむ方は、クッション性が高く厚手のパッドを選びましょう。例えば、パールイズミの「3D-R」や「3D-メガ」などは、厚みがあり衝撃吸収性に優れています。

一方で、レース志向の方や短時間のトレーニングがメインの方は、薄手でダイレクト感のあるパッドが好まれる傾向にあります。パッドのフィット感はメーカーによって異なるため、可能であれば試着するか、評判の良い定番ブランド(パールイズミ、シマノ、カステリなど)から選ぶのが無難です。安価すぎる製品はパッドのへたりが早い場合があるため注意が必要です。

【サイズ選びの注意点】
パールイズミやカペルミュールなど日本ブランドは日本サイズなので、普段の服と同じサイズでOKです。一方、カステリやシマノの一部モデルはヨーロッパサイズ(EUサイズ)のため、ワンサイズ小さめを選ぶか、購入前に各ブランドのサイズチャートを必ず確認しましょう。ネット通販での失敗を防ぐために、レビューで「サイズ感」をチェックするのもおすすめです。

笑い猫
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以前はエントリーモデルの夏用レーサーパンツを春まで使っていましたが、奥多摩で10℃を下回る日に膝が痛くなって後悔しました。春秋用タイツに替えてからは、膝周りの冷えがなく快適に。特にビブタイプは腰の締め付けがないので、80km超のライドでもお腹が楽ですよ。

春秋用サイクルパンツおすすめ7選【2026年最新】

ここからは、機能性・価格・デザインのバランスに優れた、2026年シーズンにおすすめの春秋用サイクルパンツを7つ紹介します。

①パールイズミ ウィンドブレーク ライト ビブ タイツ T6010-3DR|10℃対応の薄手防風モデル

パールイズミ ウィンドブレーク ライト ビブ タイツ T6010-3DR の商品画像
10℃対応の薄手防風モデル。迷ったらこれを選べば間違いなし

パールイズミ ウィンドブレーク ライト ビブ タイツ T6010-3DR の価格を比較する

日本のサイクルウェアブランドの代名詞、パールイズミが展開する「ウィンドブレーク ライト ビブ タイツ」は、春秋の定番とも言える高機能モデルです。対応気温は10℃前後を目安としており、寒暖差のある季節に最適です。

最大の特徴は、前面に採用された「ウィンドブレーク® ライト」素材です。これは薄手で軽量でありながら、優れた防風性と透湿性を兼ね備えています。冷たい風は防ぎつつ、運動中の汗や湿気は素早く逃がすため、蒸れにくく快適な状態が続きます。裏地には肌触りの良いマイクロ起毛が施されており、適度な保温性を確保しています。

搭載されているパッドは、オールラウンドに使える「3D-R」。3層構造のクッションが路面からの衝撃を吸収し、長時間のライドでもお尻が痛くなりにくい仕様です。伸縮性も抜群で、ペダリングの動きを妨げません。「迷ったらこれ」と言える、信頼性の高い一本です。

②パールイズミ ブライト ビブ タイツ T995-3DR|保温性重視の定番ロングタイツ

パールイズミ ブライト ビブ タイツ T995-3DR の商品画像
保温性重視の定番ロングタイツ。柔らかな履き心地が魅力

パールイズミ ブライト ビブ タイツ T995-3DR の価格を比較する

同じくパールイズミから、保温性を重視したモデル「ブライト ビブ タイツ」です。こちらも10℃対応ですが、ウィンドブレーク素材を使用していない分、生地全体が柔らかく、よりしなやかな履き心地が特徴です。

素材には「スーパーサーモフリースプラス」を採用しています。緻密な起毛加工が高い保温性を発揮しつつ、ストレッチ性にも優れているため、動きやすさは抜群です。防風フィルムが入っていないため通気性が良く、ある程度強度の高い走り方をしても暑くなりすぎないのがメリットです。

足首にはファスナーがない仕様となっており、シューズカバーやソックスと重ねた際のごろつきが軽減されています。肌寒さを感じる秋口や春先に、優しく包み込まれるような暖かさを求める方におすすめです。パッドはもちろん「3D-R」を搭載しており、ロングライドも安心です。

③パールイズミ ブライト ビブ スパッツ T994-3DR|春先に最適な7分丈ニッカー

パールイズミ ブライト ビブ スパッツ T994-3DR の商品画像
春先に最適な7分丈ニッカー。気温調節の幅が広がる便利な一着

パールイズミ ブライト ビブ スパッツ T994-3DR の価格を比較する

「ロングタイツだと暑すぎるけれど、夏用パンツでは膝が冷える」という絶妙な気温の日に活躍するのが、この7分丈(ニッカー)タイプのビブスパッツです。膝下までの丈感が、春先のポカポカ陽気にぴったりマッチします。

笑い猫
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4月上旬の多摩川CRで試したとき、スタート時12℃→午後16℃まで上がって「ロングだと暑い、でもレーパンは早朝寒い」という日にちょうどよかったです。膝が守られてる安心感がありますね。

素材は「ブライト ビブ タイツ」と同じく、保温性とストレッチ性に優れた「スーパーサーモフリースプラス」を使用。膝関節を冷えから守りつつ、ふくらはぎ部分は露出するため、涼しさを感じられます。ロングソックスと組み合わせることで、露出部分を調整できるのもニッカーの魅力です。

レーサーパンツの軽快さとタイツの保温性をいいとこ取りしたモデルと言えるでしょう。特に、気温が15℃〜20℃近くまで上がるような春のライドでは、ロングタイツよりも快適に過ごせる場面が多いはずです。一着持っておくとコーディネートの幅がぐっと広がります。

④シマノ バーテックス ビブタイツ|10〜15℃対応の高コスパモデル

シマノ バーテックス ビブタイツ の商品画像
10〜15℃対応の高コスパモデル。初めてのビブタイツに最適

シマノ バーテックス ビブタイツ の価格を比較する

コンポーネントでおなじみのシマノが手がけるウェアラインから、「バーテックス ビブタイツ」を紹介します。10℃〜15℃の気温帯に対応しており、機能性と価格のバランスに優れたコストパフォーマンスの高いモデルです。

笑い猫
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以前、多摩川CRでサイクリング仲間と走った際、筆者はパールイズミ、仲間はシマノのバーテックスを着用していました。休憩中に「パールイズミと比べてどう?」と聞いたところ、「保温性はほぼ同じで、価格が安い分コスパ最高」と満足そうでした。80kmライド後もお尻の痛みはなかったそうです。

素材には、環境に配慮した84%リサイクルポリアミドを使用。柔らかく伸縮性のある生地が体にフィットし、解剖学に基づいたアナトミカルカットにより、ペダリング時のシワやツッパリ感を軽減しています。ふくらはぎ部分には反射素材(リフレクター)が配置されており、夕暮れ時や夜間の視認性も確保されています。

パッドにはイタリア製の「STRADA」を採用。中距離から長距離のライドに対応するクッション性を持ち、快適な座り心地を提供します。シンプルなブラックデザインでどんなジャージにも合わせやすく、初めてのビブタイツとしても手を出しやすい価格帯が魅力です。

⑤カステリ TUTTO NANO BIBTIGHT|撥水・透湿性に優れたオールラウンド

カステリ TUTTO NANO BIBTIGHT の商品画像
撥水・透湿性に優れたオールラウンド。小雨でも安心

カステリ TUTTO NANO BIBTIGHT の価格を比較する

イタリアの老舗ブランド、カステリの「TUTTO NANO BIBTIGHT」は、あらゆる天候に対応できる高性能な春秋用ビブタイツです。商品名の通り、「ナノフレックス3G」という特殊素材を使用しています。

この素材の最大の特徴は、強力な撥水性です。ナノテクノロジーによるDWR(耐久撥水)加工が施されており、小雨や路面からの水跳ねを弾いてくれます。それでいて通気性と伸縮性は損なわれておらず、非常にしなやかで暖かい履き心地を実現しています。天気が変わりやすい春秋のライドには非常に心強い機能です。

パッドには、カステリの上位モデルにも採用される「KISS Air2」を搭載。縫い目のないシームレス構造と解剖学的形状が、肌への摩擦を減らし、長時間のライドでも快適さをキープします。スタイリッシュなデザインと高機能を両立させたいライダーにおすすめです。

笑い猫
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数年前の秋、週末ライド仲間と一緒に走った時、急な小雨に見舞われました。筆者は普通のタイツで下半身びしょ濡れでしたが、仲間のカステリは水滴を弾いてほぼ濡れなし。「やっぱりナノフレックスすごい」と実感した日でした。天候不安定な春秋には心強い機能ですね。

⑥カペルミュール ライトウォームビブタイツ2 LILT055|日本人体型にフィットする国産ブランド

カペルミュール ライトウォームビブタイツ2 LILT055 の商品画像
日本人体型にフィットする国産ブランド。Made in Japanの安心感

カペルミュール ライトウォームビブタイツ2 LILT055 の価格を比較する

カジュアルなデザインで人気の日本ブランド、カペルミュールの「ライトウォームビブタイツ2」です。10℃〜15℃に対応した薄手の裏起毛素材を使用しており、肌寒さを感じる季節に最適な仕様となっています。

笑い猫
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以前、以前カステリのビブタイツの太もも周りきつくて失敗したことがあり(筆者の短足の問題かも…)、それ以降は日本ブランドを選ぶようにしています。カペルミュールは丈感も日本人向けで安心ですね。

カペルミュールの強みは、なんといっても日本人体型に合わせた設計です。海外ブランドだと丈が長すぎたり、太もも周りのフィット感が合わなかったりすることがありますが、この製品は日本人の体格を考慮して作られているため、抜群のフィット感を得られます。足首部分は伸縮性の高いリブ編み仕様になっており、ファスナーがなくても脱ぎ履きしやすく、足首への当たりもソフトです。

パッドには「プロライドパッド」を採用しており、適度な厚みで衝撃を吸収します。レースジャージだけでなく、カジュアルなウェアとも相性が良いデザインなので、街乗りからロングライドまで幅広く活躍します。

⑦サンティック メンズ サイクルパンツ ロング|Amazon人気の高コスパモデル

サンティック メンズ サイクルパンツ ロング の商品画像
Amazon人気の高コスパモデル。初心者や洗い替え用に最適

サンティック メンズ サイクルパンツ ロング の価格を比較する

最後に紹介するのは、AmazonなどのECサイトで高い人気を誇るSantic(サンティック)のサイクルパンツです。Amazonベストセラーの定番モデルで、最大の魅力はその圧倒的なコストパフォーマンス。5,000円〜8,000円前後の価格帯で購入できるため、予算を抑えたい初心者の方や、洗い替え用の一着を探している方に最適です。

笑い猫
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筆者自身はメインで使用していませんが、周囲のユーザーやAmazonレビューを分析すると「短距離なら十分だが、50km超えるとパッドの差が出る」という傾向がはっきりしています。初めての1着で予算を抑えたい場合の最適解です。

安価ながらも機能は充実しており、高弾力で耐摩耗性に優れた素材を使用。適度なフィット感で筋肉の疲労を軽減し、動きやすさを確保しています。パッドには「3Dスポンジパッド」が採用されており、短〜中距離のサイクリングであれば十分なクッション性を発揮します。

また、このモデルには便利なサイドポケットが付いているのも特徴です。スマホや補給食をサッと取り出せるため、収納の少ないジャージを着ている時などに重宝します。「まずは手頃な価格で春秋用ウェアを試してみたい」という方の入門用としておすすめです。

春秋サイクルパンツ比較表|一目でわかる性能・価格まとめ

製品名特徴・評価価格対応気温素材・機能パッドタイプ推奨用途
パールイズミ ウィンドブレーク ライト ビブ タイツ T6010-3DR
パールイズミ ウィンドブレーク ライト ビブ タイツ T6010-3DR
防風性抜群で10℃の朝も快適
★★★★★
16,000〜20,000円10℃ウィンドブレーク®ライト・前面防風・裏起毛3D-R(3層構造)初心者・ロングライド・迷ったらコレ
パールイズミ ブライト ビブ タイツ T995-3DR
パールイズミ ブライト ビブ タイツ T995-3DR
柔らかい履き心地・動きやすさ重視の方に
★★★★☆
15,000〜18,000円10℃スーパーサーモフリース+・高保温・高通気性3D-R(3層構造)動きやすさ重視・トレーニング
パールイズミ ブライト ビブ スパッツ T994-3DR
パールイズミ ブライト ビブ スパッツ T994-3DR
春先の気温調節に便利・1着あると重宝
★★★★☆
13,000〜15,000円15〜20℃(春先)スーパーサーモフリース+・7分丈ニッカー3D-R(3層構造)気温調節・春ポカポカ陽気
シマノ バーテックス ビブタイツ
シマノ バーテックス ビブタイツ
高コスパ・初めてのビブタイツに最適
★★★★☆
10,000〜13,000円10〜15℃84%リサイクルポリアミド・高視認性リフレクターSTRADA(イタリア製)初心者・コスパ重視
カステリ TUTTO NANO BIBTIGHT
カステリ TUTTO NANO BIBTIGHT
撥水性が魅力・雨天ライドも安心
★★★★★
18,000〜22,000円春秋全般ナノフレックス3G・DWR撥水・伸縮性抜群KISS Air2(シームレス)全天候対応・雨でも安心
カペルミュール ライトウォームビブタイツ2 LILT055
カペルミュール ライトウォームビブタイツ2 LILT055
日本人体型にフィット・丈感が絶妙
★★★★☆
14,000〜17,000円10〜15℃ライトウォーム素材・日本製・薄手裏起毛プロライド日本人体型・街乗り〜ロングライド
サンティック メンズ サイクルパンツ ロング
サンティック メンズ サイクルパンツ ロング
入門用に最適・短距離メインなら十分
★★★☆☆
5,000〜8,000円春秋全般高弾力素材・サイドポケット付き3Dスポンジ初心者入門用・洗い替え・30km以下

よくある質問(FAQ)

春秋用パンツと夏用レーサーパンツの違いは?

春秋用は裏起毛や防風素材を使用しており、10℃〜15℃の気温帯に対応します。夏用は薄手で通気性重視のため、15℃以下では寒く感じることが多く、特に早朝や夕方のライドでは膝周りが冷えてしまいます。気温10℃を下回る日は、春秋用タイツの着用をおすすめします。

ビブタイツとウエストタイツ、どちらがおすすめ?

ビブタイツをおすすめします。お腹の締め付けがなく、長時間ライドでも呼吸が楽で快適です。また、背中やお腹周りの冷えを防ぐ効果もあります。トイレの手間が気になる方もいますが、最近では着脱しやすい構造のモデルも増えており、慣れれば問題ありません。

ニッカー(7分丈)はどんな時に便利?

気温15℃〜20℃の春先や秋口に最適です。ロングタイツだと暑すぎるが、レーサーパンツでは膝が冷える、という微妙な気温の日に活躍します。ロングソックスと組み合わせることで、露出部分を調整できるのも魅力です。一着持っておくと、コーディネートの幅がぐっと広がります。

パッドの厚さはどう選ぶべき?

初心者やロングライド(50km以上)の方は、厚手のパッド(パールイズミ3D-Rなど)がおすすめです。クッション性が高く、長時間のライドでもお尻が痛くなりにくいです。短距離やレース志向の方は、薄手のパッドでダイレクト感を重視するのも選択肢です。パッドのフィット感はメーカーによって異なるため、評判の良い定番ブランドから選ぶのが無難です。

洗濯方法は?

ネット洗濯を推奨します。パッドの劣化を防ぐため、裏返して洗い、陰干ししましょう。柔軟剤は吸汗性を損なうため避けてください。また、乾燥機の使用も生地やパッドの劣化につながるため、自然乾燥がベストです。

サイズ選びの注意点は?

日本ブランド(パールイズミ、カペルミュール)は普段着と同じサイズでOKです。海外ブランド(カステリ、シマノの一部モデル)はサイズチャート確認必須で、ワンサイズ小さめを選ぶことが多いです。サイクルパンツは体にフィットするタイトフィットが基本なので、ネット通販で購入する際は、レビューで「サイズ感」をチェックするのがおすすめです。

まとめ|春秋サイクルパンツで快適なライドを実現しよう

秋の夕暮れをサイクリングするライダーの後ろ姿
最適なパンツを選んで、春秋シーズンのライドを思いっきり楽しみましょう

春秋のサイクリングを快適に楽しむためには、気温の変化に対応できるサイクルパンツ選びが欠かせません。10℃〜15℃という微妙な季節には、薄手の防風素材や裏起毛素材を採用したビブタイツが最もパフォーマンスを発揮します。

今回ご紹介した7選は、どれも実績のあるブランドや評価の高い製品ばかりです。
「寒がりで風を防ぎたい」ならパールイズミのウィンドブレークライト(T6010-3DR)、
「雨の日も走るかもしれない」ならカステリ(TUTTO NANO)、
「まずはコスパ重視で始めたい」ならシマノやサンティックなど、
ご自身のライドスタイルや予算に合わせて選んでみてください。

笑い猫
笑い猫

筆者は春秋のライドでは、パールイズミのウィンドブレークライト(T6010-3DR)を愛用しています。数年前の晩秋、奥多摩ライド(朝8℃→昼14℃)でも、風をしっかり防いでくれて快適でした。初めてのビブタイツを探している方には、シマノのバーテックスもコスパが良くておすすめです。予算に余裕があれば、カステリの撥水性も魅力的ですね。春秋の気温変化は読みにくいですが、適切なパンツを選べば、寒さを気にせず景色を楽しめます。ぜひお気に入りの一本を見つけて、爽やかな季節のライドを楽しんでください。

お気に入りの一本を見つけて、寒暖差に負けず、爽やかな春秋の景色の中を走り抜けましょう!