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SPDシューズおすすめ7選|歩けるビンディング初心者ガイド【シマノ・ジロ・フィジーク比較】

SPDシューズおすすめ7選|歩けるビンディング初心者ガイド【シマノ・ジロ・フィジーク比較】
SPDシューズの選び方とおすすめ7モデルを実体験レビュー。初心者向けXC1から中級者BOAモデル、幅広対応まで徹底比較。歩けるビンディングで通勤・ツーリングも快適に。
目次
笑い猫
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もう10何年前になりますが、初めてロードバイクを買ったとき、「ロードバイクといえばカチャカチャ歩きの靴でしょ!」と思い、憧れからSPD-SLシューズを選びました。足を引き上げるときもペダルがこがれている感覚に感動!一方、いわゆる立ちゴケ(足がペダルに固定されているので)も何回も経験しました。ガッツリ走る時はいいのですが、どうにも近場のサイクリングには不便で、翌年SPDシューズを買い足しました。普通に歩けて、コンビニも躊躇なく入れる。近場のカフェライドが10倍楽しくなりましたね。初心者の方には「歩けるSPD」が断然おすすめな気がしてます。

SPDシューズとは?初心者におすすめな理由

SPDシューズとSPD-SLシューズのソール比較
歩ける?歩けない?この違いが超重要

初めてビンディングシューズを導入する際、最も重要な選択が「ペダルシステム」です。主にロードバイク向けのSPD-SL(3穴)と、MTBやツーリング向けのSPD(2穴)の2種類が存在します。

SPD-SLは靴底から大きなクリート(留め具)が飛び出しており、ペダリング効率は高いものの、ペンギンのような歩き方になりがちです。一方、SPDシューズはクリートが靴底の溝に収まる構造になっており、スニーカーに近い感覚で歩けるのが最大の特徴です。

初心者に「歩けるビンディング」が最適な理由

クロスバイクやロードバイクでの通勤・通学、あるいはツーリング先での観光や食事を楽しみたい方には、断然SPDシューズがおすすめです。信号待ちでの着脱もしやすく、コンビニに立ち寄る際も滑って転ぶリスクを大幅に減らせます。

失敗しないSPDシューズの選び方 5つのポイント

BOAダイヤル、ベルクロ、靴紐など固定方法の違い
締め方で履き心地が全然違う!自分に合うのはどのタイプ?

1. クロージャーシステム(固定方法)の違い

シューズの脱ぎ履きやフィット感調整を行う仕組みには主に3つのタイプがあります。

  • ベルクロ(マジックテープ):構造がシンプルで安価。初心者でも扱いやすいが、微調整は苦手。
  • BOAダイヤル:カチカチと回すだけでミリ単位の調整が可能。走行中でも締め直しやすく、現在主流のシステム。
  • シューレース(靴紐):スニーカーライクな見た目でフィット感が自然。紐が絡まないよう収納ゴムがついているものが多い。

2. ソール剛性と歩きやすさのバランス

ソールの硬さは「剛性指数(6〜10など)」で表されます。数値が高いほど硬くペダリング効率が良いですが、歩きにくくなります。初心者は剛性指数5〜6程度の、適度にしなるモデルが疲れにくくておすすめです。

3. 用途に合わせたソール形状

山道を歩くならスパイクのような突起(ラグ)が高いモデル、街乗りならフラットに近いラバーソールのモデルを選びましょう。

笑い猫
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「高いシューズほど速く走れる」わけではありません。エントリーモデルのXC1でも、きちんと足に合っていれば100km超えのロングライドも快適にこなせます。大切なのは、自分の足型と用途に合った一足を選ぶこと。予算に余裕があればBOAダイヤル搭載モデルを選ぶと、微調整が格段に楽になります。

4. 足型(ラスト)とサイズ感

海外ブランド(ジロ、フィジークなど)は横幅が狭い傾向があります。幅広・甲高の方は、シマノの「ワイドサイズ」やノースウェーブの「ワイドモデル」を選ぶと失敗が少なくなります。

5. 価格帯と性能のバランス

エントリーモデルは15,000円前後、BOAダイヤル搭載のミドルグレードは20,000円前後が相場です。安すぎるノーブランド品はソールが剥がれやすいリスクがあるため、信頼できる自転車専門ブランドから選ぶのが正解です。

【タイプ別】あなたにピッタリのSPDシューズ診断

ここからは、用途やレベルに合わせたおすすめの7モデルを紹介します。

笑い猫
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SPDシューズのすごさは、150kmのロングライドでも足裏の疲労感が激減すること。フラットペダルでは常に「踏み続ける」必要がありましたが、SPDなら「引き上げる動作」も使えるため、筋肉の負担が分散されます(これが最大の利点!)。ただし、最初の1〜2週間は着脱に慣れるまで立ちゴケ連発するので、車通りの少ない安全な場所で練習してから公道に出ることをおすすめします。

タイプ1:初めてのビンディング入門者向け

「まずは低予算で試したい」「操作が簡単なものがいい」という方には、シンプルなベルクロタイプが最適です。

1. シマノ XC1(SH-XC102)

シマノ XC1 SH-XC102 SPDシューズ ベルクロ固定式のエントリーモデル
初心者が最も選ぶべき鉄板モデル。迷ったらまずこれから始めよう

シマノ XC1(SH-XC102)の価格を比較する

シマノの現行最新エントリーシューズです。3本のベルクロストラップで足をしっかり固定し、締め付けの微調整も簡単。アッパー素材にはパンチング加工された合成皮革を使用し、通気性とフィット感を両立しています。

重量は約335g(42サイズ)と軽量で、価格も約14,300円と手頃。初めてのビンディングシューズとして最も失敗が少ない鉄板モデルです。

タイプ2:コスパ重視の中級者向け

「脱着のしやすさにこだわりたい」「長く使える良いものが欲しい」という方には、BOAダイヤル搭載モデルがおすすめです。

2. シマノ XC3(SH-XC302)

シマノ XC3 SH-XC302 SPDシューズ BOAダイヤル搭載モデル
コスパ最強のベストセラー。長く使える一生モノのシューズ

シマノ XC3(SH-XC302)の価格を比較する

価格と性能のバランスが最も優れたベストセラーモデル。BOA L6ダイヤルをオフセンター(中心からずらした位置)に配置することで、つま先から足の甲までバランスの取れたフィット感を実現。ミッドソールとアッパーをシームレスに一体化した構造により、ダイレクトなペダリング感覚が得られます。

重量は約330g(42サイズ)と標準的ですが、フィット感が良いため数値以上に軽く感じます。実売価格2万円以下で手に入るBOAシューズとしては最強のコスパを誇ります。

笑い猫
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このXC3、筆者も愛用しています。幅広・甲高足タイプなのですが、シマノのシューズは問題なく履けるんですよね。以前はベルクロタイプを使っていたのですが、足の大きさって朝と夕方で微妙に変わるじゃないですか。BOAダイヤルだとクルクル回すだけで締め付け具合が調整できるので、地味にかなり便利です。

タイプ3:グラベル・ロングライド志向

「未舗装路も走りたい」「100km以上のライドに挑戦したい」という方には、剛性と歩行性能を高次元で両立したグラベル専用モデルが適しています。

3. シマノ RX6(SH-RX600)

シマノ RX6 SH-RX600 グラベルSPDシューズ 未舗装路対応
グラベルライダーの定番。泥道も砂利道も安心して走破できる

シマノ RX6(SH-RX600)の価格を比較する

グラベルライドやアドベンチャーツーリングのために開発されたミドルグレードモデル。カーボンファイバー強化ナイロンソールを採用し、剛性指数8とXCシリーズよりも硬めの設定でパワーロスを防ぎます。

靴底にはTPU製のラグ(突起)が配置されており、泥道や砂利道で自転車を降りて押す際もしっかりグリップします。重量は約274g(42サイズ)と非常に軽量です。

タイプ4:街乗り・カフェライド重視

「普段着で乗りたい」「お店に入っても違和感のない靴がいい」という方には、スニーカーライクなデザインのモデルが最適です。

4. シマノ EX7(SH-EX700)

シマノ EX7 SH-EX700 Explorerシリーズ 街乗り対応SPDシューズ
スニーカー感覚で履ける街乗り最強モデル。カフェライドに最適

シマノ EX7(SH-EX700)の価格を比較する

シマノの「Explorer」シリーズの上位モデル。かかと部分にクッション性の高いEVAミッドソールを採用しており、着地時の衝撃を吸収するため、長時間歩いても疲れにくいのが特徴です。

見た目はアウトドアスニーカーのようですが、しっかりとBOAダイヤルを搭載しておりフィット感も抜群。クリートがソール奥に引っ込んでいるため、歩く時の「カチャカチャ音」がしにくいのも嬉しいポイントです。

5. ジロ RUMBLE VR

ジロ RUMBLE VR SPDシューズ ビブラムソール採用モデル
濡れた路面でも滑らない安心感。紐靴で普段着に自然に溶け込む

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アメリカの人気ブランドGIRO(ジロ)のロングセラーモデル。登山靴でも有名なVibram(ビブラム)社製のアウトソールを採用しており、濡れた路面やタイル床でも滑りにくい安心感があります。

シューレース(靴紐)タイプなので、スニーカー感覚でカジュアルな服装に合わせやすく、通勤や通学にも違和感なく溶け込みます。重量は約425gと少し重めですが、耐久性は抜群です。

タイプ5:デザイン・ブランド重視

「人とは違うおしゃれな靴がいい」「全地形対応の万能モデルが欲しい」という方におすすめです。

6. フィジーク TERRA ATLAS

フィジーク TERRA ATLAS SPDシューズ イタリアンデザイン
洗練されたイタリアンデザイン。ロードでもグラベルでも映える一足

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サドルでお馴染みのイタリアンブランド、フィジークの最新オフロードシューズ。名作「X5 Terra」の後継モデルで、つま先部分にゆとりを持たせた設計に改良され、より快適な履き心地になりました。

シンプルで洗練されたデザインはロードバイクにもグラベルバイクにもマッチします。剛性指数5のX5ナイロンソールは、ペダリング効率と歩きやすさのバランスが絶妙です。

タイプ6:幅広・甲高足の日本人向け

「海外ブランドは足が痛くなる」「幅広モデルを探している」という方に。

7. ノースウェーブ ORIGIN PLUS 2 WIDE

ノースウェーブ ORIGIN PLUS 2 WIDE SPDシューズ 幅広設計モデル
幅広・甲高の救世主。海外ブランドで足が痛くなる人の最終兵器

ノースウェーブ ORIGIN PLUS 2 WIDEの価格を比較する

イタリアのノースウェーブは、海外ブランドの中では比較的幅広な設計ですが、このモデルはさらに「WIDE」仕様となっており、甲高幅広な日本人の足に非常にフィットしやすいのが特徴です。

独自のSLW3ダイヤルは、1つのボタンで「0.7mmずつ緩める」「全開放」の操作ができ、走行中の微調整が非常に便利です。ソール剛性は10.0とこの価格帯では頭一つ抜けて高く、ロングライドでもパワーロスなくしっかり走りたい方にも対応します。

笑い猫
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これも筆者が実際に使っているシューズです。ソールがガチガチに硬くて、ちょっとした登山靴をイメージするとわかりやすいかもしれません。要はソールがガチッとしているので、しっかり回している感がすごいんです。上で紹介したXC3との使い分けは特にしていなくて、その日の気分で選んでいますが、どっちもこぎやすいですよ。

購入前に知っておきたい基礎知識

ペダルとクリートの選び方

SPDペダルとクリートの組み合わせ解説図
この3つが揃って初めて「ビンディング」になる

シューズだけではビンディング機能は使えません。対応するSPDペダルと、シューズとペダルを固定するクリートが必要です。

  • ペダル:片面がフラットでスニーカーでも乗れるPD-EH500や、両面キャッチできて泥詰まりに強いPD-M520が定番です。
  • クリート:初心者は、多方向に足を捻るだけで外れるマルチリリース(SM-SH56)を選ぶと、立ちゴケの不安が少なくなります。

おすすめSPDシューズ7選 スペック比較表

各モデルの主要スペックを一覧で比較できます。価格・重量・固定方式・用途から、あなたにピッタリの一足を見つけてください。

製品名特徴・評価価格固定方式重量剛性指数推奨用途
シマノ XC1 SH-XC102
シマノ XC1 (SH-XC102)
初心者が選ぶべき鉄板モデル
★★★★☆ 4.0
約14,300円3本ベルクロ335g (42)剛性指数 5✓ 初心者
✓ 入門用
シマノ XC3 SH-XC302
シマノ XC3 (SH-XC302)
コスパ最強のベストセラー
★★★★★ 4.8
約19,800円BOA L6ダイヤル330g (42)剛性指数 6✓ 初〜中級者
✓ 長距離対応
シマノ RX6 SH-RX600
シマノ RX6 (SH-RX600)
グラベルライダーの定番
★★★★★ 4.7
約26,620円BOA L6ダイヤル274g (42)剛性指数 8✓ グラベル
✓ 未舗装路
シマノ EX7 SH-EX700
シマノ EX7 (SH-EX700)
街乗り最強モデル
★★★★☆ 4.3
約24,750円BOAダイヤル353g (42)歩行重視設計✓ カフェライド
✓ 通勤
ジロ RUMBLE VR
ジロ RUMBLE VR
Vibramソール採用
★★★★☆ 4.2
約18,000円シューレース425g (42)歩行重視設計✓ 街乗り
✓ 通勤通学
フィジーク TERRA ATLAS
フィジーク TERRA ATLAS
イタリアンデザイン
★★★★☆ 4.4
約25,000円BOAダイヤル355g (42)剛性指数 5✓ グラベル
✓ オールラウンド
ノースウェーブ ORIGIN PLUS 2 WIDE
ノースウェーブ ORIGIN PLUS 2 WIDE
幅広・甲高の救世主
★★★★☆ 4.5
約19,000円SLW3ダイヤル実測 約370g剛性指数 10✓ 幅広足専用
✓ ロングライド

よくある質問(FAQ)

SPDとSPD-SLの違いは?

SPDは「歩きやすさ重視」でクリートが小さく埋め込まれています。SPD-SLは「走り重視」でクリートが大きく出っ張っています。街乗りやツーリングならSPDが圧倒的に便利です。

クリートは靴に付属していますか?

いいえ、基本的にクリートはペダルに付属しています。シューズには付属していないことが多いため、ペダル購入時に付いてくるクリートを使用するか、別途購入が必要です。※ペダルを新品で買う場合は付属しますが、中古や譲渡品の場合は別途SM-SH51(シングルリリース)またはSM-SH56(マルチリリース)の購入が必要です。

サイズ選びのコツは?

自転車用ソックスは厚手のものが多いため、普段のスニーカーより0.5〜1.0cm大きめを選ぶのが一般的です。特に夕方は足がむくむため、少し余裕があるサイズ感がおすすめです。

まったくの初心者です。SPDにする時はペダルも変える必要ありますか?

はい、SPD対応のペダルへの交換が必須です。通常のフラットペダルではSPDシューズの裏側にあるクリートを固定できません。初心者には「片面SPD・片面フラット」の便利ペダル、シマノ PD-EH500(実売約11,000円前後)が圧倒的におすすめ。慣れるまではスニーカーでフラット側を使い、徐々にビンディング側へ移行できるため安心です。予算を抑えたい場合は、両面SPDになりますがPD-M520(約6,000円)も定番です。

SPDの靴で歩いちゃいけないところってありますか?

美術館や寺社仏閣の屋内フローリングの飲食店など、床を傷つける恐れがある場所では注意が必要です。クリートが金属製のため「カチカチ」と音が鳴りやすく、特に静かな場所では目立ってしまいます。心配な場合は、クリートカバー(300円程度)を携帯すると安心です。ただし、EX7やRUMBLE VRのようにクリートが奥に引っ込んでいるモデルは、比較的音が小さく歩きやすいです。

まとめ:自分のスタイルに合った一足を選ぼう

SPDシューズで楽しむサイクリングライフ
自転車降りてもそのまま歩ける。それがSPDの魅力

SPDシューズは、「自転車に乗ること」と「歩くこと」の両立を可能にする画期的なアイテムです。クロスバイクでの通勤、週末のロングライド、グラベルでの冒険、街中でのポタリング——どんなシーンでも、足とペダルが一体化することで得られる安定感と推進力は、サイクリングの楽しさを何倍にも引き上げてくれます。

今回ご紹介した7モデルは、いずれも2025年現在の現行品として、Amazon・楽天で購入可能なものばかりです。価格帯も14,000円台から30,000円前後まで幅広く、初心者から経験者まで、それぞれのニーズに応じた選択肢が揃っています。

初めてのビンディングシューズ選びで迷ったときは、信頼性の高いシマノのエントリーモデル(XC1やXC3)から始めるのが無難です。慣れてきたら、用途に特化したモデルや、デザイン性の高い海外ブランドにステップアップしていくのも楽しいでしょう。

お気に入りの一足を見つけて、より遠くへ、より快適に、そしてより安全に——SPDシューズがあなたのサイクリングライフを次のステージへと導いてくれるはずです。