Home サイクリング サイクリングコース 那須高原サイクリングガイド|牧場と花畑をめぐる高原ライド【2026年版】

那須高原サイクリングガイド|牧場と花畑をめぐる高原ライド【2026年版】

ツツジ咲く那須高原の道をゆく高原サイクリング
那須高原を自転車でめぐる約49km・獲得標高約560mの高原ライドを紹介。那須フラワーワールドの花畑、南ヶ丘牧場やりんどう湖のグルメ、りんどうラインの快走路まで、距離・獲得標高・輪行やe-bikeレンタル情報つき。上りはあるものの、e-bike活用で初中級者も楽しめる栃木の人気エリアです。【2026年版】
目次

那須高原ライドの魅力|牧場と花畑をめぐる“高原の1日”

那須高原は、爽やかな空気と広大な牧場風景、色とりどりの花畑が広がる関東屈指の高原リゾート。自転車で走れば、車では素通りしがちな牧場のグルメや花畑、高原の快走路をゆっくり味わえます。この記事では、栃木サイクリング5エリアガイドの中から「那須高原エリア」をより詳しく、モデルルート・見どころ・輪行やレンタル情報つきで紹介します。

ただし那須高原は“高原”の名の通り、駅から高原まで上りが続くエリア。平坦な湖畔ライドとは違い、獲得標高はそれなりにあります。体力に不安がある人は、電動アシスト(e-bike)レンタルの活用がおすすめ。上りをアシストに任せれば、景色とグルメを存分に楽しめます。

ルート概要|黒磯駅発着・那須高原ぐるり約49km

距離 約49km(黒磯駅発着・高原周遊)
獲得標高 約560m(駅から高原への上りが中心)
難易度 中級(上り多め・e-bike推奨)
所要時間 走行3〜4時間(牧場・観光を含めると1日)
スタート/ゴール JR黒磯駅
最寄り駅(輪行) JR東北本線・黒磯駅/那須塩原駅
レンタル・e-bike 那須高原でe-bikeレンタルあり(Ride Experience 等)
ベストシーズン 春〜秋(花畑・高原の風/夏は避暑にも◎)
那須高原サイクリング 黒磯駅発着 約49kmのルート地図と主要スポット
0m350m700m0km46.9km1234
ルートの高低図。黒磯駅から高原へ上り、りんどうラインで下る“山型”。獲得標高は約558m(中級)。

見どころガイド|駅から高原へ、牧場と花畑を順にめぐる

ここからは、黒磯駅を起点に那須高原の見どころを番号①〜⑤の順に紹介します。上りが続くので、こまめに休憩とグルメを挟みながらどうぞ。

1黒磯駅|輪行で降り立つ那須の玄関口

JR黒磯駅の駅舎
旅の起点・JR黒磯駅。那須高原への玄関口で、輪行の起点に便利です。

スタートはJR東北本線(宇都宮線)の黒磯駅。新幹線を使うなら隣の那須塩原駅で在来線に乗り換え、または宇都宮方面から在来線直通でアクセスできます。古くから那須高原の玄関駅として知られ、輪行の起点に便利です。駅周辺で補給を済ませたら、那須街道を高原へ向けて上っていきましょう。

2那須フラワーワールド|高原に広がる季節の花畑

那須フラワーワールドの花畑(ケイトウ・サルビア)
那須フラワーワールドの段々花畑。夏〜初秋はケイトウやサルビアが色鮮やかに咲きます。

高原の入口付近に広がる那須フラワーワールドは、那須連山を背景に季節の花が咲き誇る人気スポット。春はチューリップ、夏〜初秋はケイトウやサルビア・ポピー、秋はコスモスと、訪れるたびに違う景色が楽しめます。花畑越しの那須連山は絶好のフォトスポットです。※営業は例年4月下旬〜10月下旬で、冬季は休業します。

3南ヶ丘牧場|動物とふれあい、牧場グルメで補給

南ヶ丘牧場のガーンジィ牛
南ヶ丘牧場の放牧風景。国内では希少なガーンジィ牛が草をはむ、那須を代表する観光牧場です。

南ヶ丘牧場は入場・駐車無料の観光牧場。国内では希少なガーンジィ牛の濃厚なソフトクリームや、ジンギスカン・乳製品が名物で、動物とのふれあいも楽しめます。上りで消耗した体への最高のご褒美になります。年中無休で、家族連れでもにぎわう定番の立ち寄りスポットです。

4那須高原りんどう湖ファミリー牧場|湖畔で動物とふれあう

那須高原りんどう湖の湖畔
りんどう湖の湖畔。ボートやレジャー施設が整い、高原中盤の休憩にぴったりです。

高原の中腹に広がる那須高原りんどう湖ファミリー牧場(旧「那須りんどう湖 LAKE VIEW」)は、湖畔にファミリー牧場が整うレジャースポット。アルパカや牛・羊とのふれあい、湖を望むボートやジップラインなど、休憩がてら立ち寄って楽しめます。牧場グルメや湖畔の景色は、高原ライドの中盤にちょうどよいリフレッシュポイントです。

5りんどうライン|高原の風を切る快走ダウンヒル

りんどうラインの道路標識と高原の道
帰路の快走路「りんどうライン」(北那須広域農道)。高原を貫くダウンヒル区間です(農耕車に注意)。

帰路は高原を貫く快走路「りんどうライン」へ。上ってきた分、ここは気持ちのよいダウンヒル区間です。高原の眺望を楽しみながら黒磯駅方面へ下っていきます。下りはスピードが出やすいので、ブレーキと安全確認はしっかりと。

立ち寄り・アレンジ候補|好みで足す那須のスポット

基準ルート(約49km)に加えて、時間や体力に合わせて足せるスポットも紹介します。方角や標高で走りやすさが変わるので、無理のない範囲でどうぞ。

千本松牧場|スタート西側・低地の大牧場(初心者OK)

那須千本松牧場のファームショップ
那須千本松牧場(創業1893年)。西側・低地にある入場無料の大牧場で、乳製品やグルメが楽しめます。

千本松牧場(ホウライ)は、黒磯・那須塩原の西側(西那須野方面)に広がる入場無料の大型牧場。高原コアとは逆方向・低地寄りなので、上りが少なく初心者にも走りやすいのが魅力です。ソフトクリームやジンギスカン、温泉施設もあり、スタート前後の立ち寄りや、高原を避けた“ゆる牧場プラン”としてもおすすめです。

那須高原ジャージー農場|大島エリアの濃厚ジャージー牛乳(本線から北へ)

濃厚なソフトクリームのイメージ
ジャージー牛乳の濃厚なソフトクリーム(写真はイメージ)。

本線から北の大島エリアへ足を延ばせば、那須高原ジャージー農場も。ジャージー牛の濃厚な牛乳を使ったソフトクリームやスイーツが名物です。次の那須どうぶつ王国と同じ高原北部の高所にあるので、2つをセットで回る中〜上級ロングのアレンジ向き。基準ルートからは離れる(=上り増)ので、体力に余裕があるときにどうぞ。

那須どうぶつ王国|高原の奥・ロング&上級者向けアレンジ

カピバラのイメージ
広い敷地で世界の動物とふれあえる(写真はカピバラのイメージ)。

広大な敷地で世界の動物とふれあえる那須どうぶつ王国は人気スポットですが、那須高原のさらに奥(北部・山側の高所)にあり、坂もきつめ。基準ルートに組み込むと距離・獲得標高が大きく増えるため、e-bikeや車のサポートを使えるロング派・上級者向けのアレンジと考えてください。上のジャージー農場とセットで回るのもおすすめです。

殺生石・那須湯本温泉・那須高原スカイライン|本格山岳の上級ルート

健脚派は殺生石・那須湯本温泉や那須高原スカイライン方面へ。ただしこの先は10%を超える激坂を含む本格山岳エリアで上級者向けです。無理はせず、下山後に温泉で締めるプランもおすすめです。

輪行・レンタサイクル・グルメの実用情報

輪行:JR黒磯駅・那須塩原駅が起点。駅から高原までは上りが続くため、体力に応じてバスやタクシーで標高を稼ぐ手も。
レンタル・e-bike:那須高原にはe-bike(電動アシスト)レンタルがあり、上り対策に有効です。手ぶらで楽しみたい人は現地レンタルが手軽。
グルメ:南ヶ丘牧場・ジャージー農場の乳製品、那須街道沿いのベーカリーやカフェが充実。高原は気温が低めなので、温かい食事やドリンクの休憩も◎。

那須高原ライドを快適にする装備

那須高原は黒磯駅まで輪行でアクセスするのが基本。まずは電車に自転車を積む輪行袋が必須です。さらに高原は標高が高く、平地より数℃低く風も強め――上りで汗をかき、下りやダウンヒルで一気に冷えるため、体温調整できるウェアも快適さを大きく左右します。走り出す前に、こちらの装備ガイドもチェックしておきましょう。

まとめ|那須高原を自転車で“おいしく”満喫しよう

那須高原は、花畑・牧場・高原の快走路が詰まった、走って楽しい・食べて嬉しいエリア。上りはそれなりにありますが、e-bikeやこまめな休憩を活用すれば無理なく楽しめます。まずは黒磯駅発着の約49kmから、高原の風とグルメを味わってみてください。

他の栃木エリア(日光・鬼怒川・渡良瀬・大谷)もあわせて回るなら、栃木サイクリングおすすめ5エリアガイドへ。エリアごとの見どころとアクセスをまとめています。

🚲️サイクリング装備

「自転車本体」「自転車旅行装備」「トレッキング装備」「キャンプ装備」は後日公開。