はじめに|「ピチッと系って…」と思っているあなたへ
ピチッと系サイクルウェア、実は“走りやすさ”のための装備

サイクルジャージやビブパンツなど、ピチッとしたサイクルウェア。「カッコいいけど自分にはまだ早いかも」「ちょっと恥ずかしいな…」と思っている人も多いのではないでしょうか。
でも実はこの“ピチッと感”、すべては快適に・効率よく・疲れにくく走るための、ちゃんとした理由があります。
空気抵抗が少なく、体がラクに前へ進む
汗をすばやく吸収&拡散してベタつかない
ペダリングの動きを邪魔しない立体的なフィット感
パッド付きで、お尻の痛みをやわらげてくれる
たとえば競泳でも、ダボダボの水着よりピチッとしたスーツの方が泳ぎやすいですよね?
サイクルウェアもそれと同じで、“動きやすく、体にフィットすること”が重要なんです。
見た目の印象とは裏腹に、一度着てみると「むしろこっちのほうが楽!」と感じる人がほとんど。
とくに汗をかきやすい季節は、その快適さの差がはっきり出ます。
どれを選べばいい?初心者でも安心の“最初の1着”を

とはいえ、「種類が多すぎて、結局どれを選べばいいのか分からない…」というのが本音ではないでしょうか。
でも安心してください。実は、一見どれも同じに見える“ピチッと系”サイクルウェアにも、ちゃんと入門編があります!
この記事では、初めての人でも取り入れやすいモデルを、以下の3つの視点で厳選しました:
まずはここから!気軽に始められる定番モデル
夏でも快適に走れる!冷感・UV機能付きモデル
もう一歩上を目指す人へ!本気のフィット&インナー選び
自転車の楽しさをもっと広げてくれる“ピチッと系”。
次のライドは、ぜひ新しい1着と一緒に出かけてみませんか?
まずはここから!気軽に始められる定番モデル
「とにかく最初の1枚を選びたい」という人には、気負わず着られて、ちゃんと快適なこの2アイテムがベストバイ。どちらも価格が手頃で、街乗りから週末サイクリングまで幅広く対応できます。
ファースト ジャージ|カジュアル派にもなじむ入門ジャージ
ピチッと系の“第一歩”としてイチオシなのが、このファースト ジャージ。
伸縮性のある素材とややゆとりのあるシルエットで、ピチピチしすぎない自然な着心地が特長です。
デザインもシンプルで、派手すぎず街中でも浮きにくいのがポイント。吸汗速乾性に優れているので、汗をかいてもすぐ乾き、Tシャツとは段違いの快適さが得られます。
- ファースト ジャージ
コンフォート パンツ|パッド付きで街乗りにも使いやすい
いきなりビブパンツ(サスペンダー付きのガチパンツ)はハードルが高い…という人にも安心なのが、このコンフォート パンツ。
ウエストタイプで脱ぎ履きがしやすく、見た目もスッキリしているので、普段着との相性もばっちりです。
内側にはサイクル用パッドを備えており、初めてでもお尻が痛くなりにくい設計。価格も手頃なので、「まずは1枚試してみたい」という人にもぴったりの一本です。
ちなみに、「ピチピチのままコンビニ入るのはちょっと…」という人は、上からハーフパンツをサッと重ね履きすればOK。
目的地や立ち寄りポイントに応じて着脱しやすいのも、ウエストタイプならではの魅力です。
夏でも快適に走れる!冷感・UV機能付きモデル
夏のライドでつらいのは、「暑さ」「汗のベタつき」「日焼け」などの不快感。
でも、専用ウェアならそれをグッと減らせます。ここでは、パールイズミの冷感・UV対応モデルの中から、特に使いやすい2アイテムをセレクトしました。
UV ロングスリーブ ジャージ|涼しく走れて、日焼けもしっかりカット
「日焼け止めが汗で流れるのがイヤ…」「アームカバーがずれて気になる…」という人におすすめなのが、この長袖ジャージ。
素材には、通気性とUVカット機能を両立した生地を採用。長袖でもムレにくく、風が抜けるような着心地で、真夏でも快適に走れます。
デザインもスマートで、ジャージとしての機能も十分。
半袖+アームカバー派からの乗り換えにも最適な1枚です。
コールド シェイド パンツ|汗をかいてもベタつかない、夏の定番
夏用サイクルパンツの定番といえば、コールド シェイドシリーズ。
このモデルは、日差しを遮る「コールドシェイド」素材を採用し、走行風を取り込んで冷却効果を発揮してくれます。
さらに、汗をかいてもベタつきにくく、パッドもしっかり。長距離ライドや夏のイベントライドなど、暑い季節に本気で走りたい人にこそ選んでほしい1本です。
見た目はベーシックで合わせやすく、上に着るジャージを選びません。
もう一歩上を目指す人へ!本気のフィット&インナー選び
サイクルウェアに少し慣れてきたら、ぜひ試してみてほしいのがビブパンツと夏用インナーの組み合わせ。
体へのフィット感が格段に上がり、長時間のライドでも快適さが長続きします。
ファースト ジャージ|上級者セットにも使える“育てる1着”
初心者にもおすすめしたファースト ジャージですが、実は上位アイテムと組み合わせても違和感なし。
シンプルなデザインとフィット感のバランスが良く、インナー+ビブと組み合わせてもちゃんと「サイクルウェアとしての完成度」があります。
「最初に買ったジャージを、買い替えずにそのまま使える」って実はすごくありがたいポイントです。
- ファースト ジャージ
コールド シェイド ロングスリーブ|アームカバー代わりの“涼感インナー”
こちらはインナー専用の長袖ウェア。
腕部分にコールドシェイド素材を使っており、日差しを遮りながら、走行風でしっかり冷却してくれる夏向けのベースレイヤーです。
胴体部分は汗を素早く吸って拡散する「クールフィットドライ®」素材。
長袖なのにベタつかず、まさに“アームカバーがズレない快適さ”が手に入ります。
コールド シェイド ビブ パンツ|ズレない、ムレない、疲れにくい
でました、ザ・サイクルパンツの代表格、ビブパンツ。
これを選ぶ頃には、もう一端の“ピチッとサイクリスト”の仲間入りです。
本格ライダーに支持され続けている、コールドシェイドシリーズのビブタイプ。
肩紐付きの構造により、お腹まわりを締めつけずにしっかりフィットし、パッドの位置がズレにくいのが最大の魅力です。
さらに、冷感素材&立体設計でムレを防ぎ、真夏の100km超えライドでも快適さが持続。
ピチッと系に抵抗があった人も、「ここまで来たら、むしろこの感じが気持ちいい」と感じるはず。
- コールド シェイド ビブ パンツ
FAQ|ピチッと系サイクルウェア、初心者のギモン解決!
Q. インナーパンツとビブパンツ、両方履いた方が快適ですか?
どちらか一方でOKです。ビブパンツにはすでにパッドが入っているので、インナーパンツを重ねる必要はありません。むしろムレやゴワつきの原因になることも。ビブならそのまま、インナーならカジュアルパンツと組み合わせて使うのがベストです。
Q. ピチピチすぎて、サイズが合ってるか不安です…
「ちょっとキツいかも?」くらいが、実はちょうどいいフィット感です。サイクルウェアは風の抵抗を減らすためにタイトめに作られていますが、伸縮性があるので意外と快適。心配な方は、試着ができる店舗や返品対応のあるショップを活用しましょう。
Q. 体型的にピチッとウェアが似合わないと思うんですが、着れますか?
大丈夫です。サイクルウェアは「似合う」より「快適に走るため」に着るもの。サイズ展開も豊富で、最近はワイドサイズやややゆとりのあるカッティングも増えているので、体型に合わせて選びやすくなっています。
さらに、最初は上にTシャツやハーフパンツを重ねてもOK。
無理せず、少しずつ“ピチッと感”に慣れていけば十分です。実際、走ってるうちに快適さが勝って気にならなくなった、という声も多いですよ。
Q. ピチッとしたパンツでコンビニ寄るの、正直ちょっと恥ずかしい…
分かります。その気持ち、すごく分かります。そんなときは「上にハーフパンツを重ね履き」作戦がおすすめ。目的地で脱いで本気モード、寄り道ではサッと履き直せば、恥ずかしさも回避できます。
Q. 夏なのに長袖インナー?暑くないですか?
実は“長袖の方が涼しい”という人もいます。「コールド シェイド ロングスリーブ」は、日差しを遮りながら風を通して冷却してくれる冷感素材。さらに、アームカバーのようにズレないので、ストレスが少ないのもポイントです。
Q. パールイズミの商品ばかり紹介してますが…
そうですね。パールイズミは日本のサイクルウェア専門ブランドとして定番で、機能・価格・サイズ展開のバランスが非常に優秀。結果的に「ちょうどいい」が多いので、つい推したくなってしまうんです。ちなみに、シマノとかにもめちゃくちゃ良い商品たくさんあります。
まとめ|ピチッと系、案外クセになるかもしれません
ピチッと系のサイクルウェアは、最初こそ少し勇気がいりますが、一度着てしまえば「なんでもっと早く着なかったんだろう」と思う人が多いもの。汗をかいてもベタつかず、動きやすくて、見た目以上に実用的です。
今回紹介したパールイズミのモデルは、どれも“初心者でも安心して選べること”を前提にセレクトしています。まずはファーストジャージ+コンフォートパンツの気軽なセットから始めてもいいですし、夏のライドに特化した冷感・UVモデルを取り入れるのもおすすめです。
少し慣れてきたら、インナーやビブパンツにも挑戦してみてください。見た目だけでなく、走りの快適さや体への負担の少なさがグッと変わってくるはずです。
あなたのスタイルやライドの目的に合わせて、ぜひぴったりの一着を見つけてみてください。ピチッと系、案外クセになるかもしれませんよ。