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サイクルコンピューターおすすめ5選!GPS・ナビ機能・価格帯で徹底比較

初心者向けにGPS・ナビ機能、価格帯で選ぶサイクルコンピューター(サイコン)おすすめ5選を紹介。ガーミンやブライトンなど人気モデルを徹底比較します。
目次

サイクルコンピューター(サイコン)とは?スマホアプリとの違い

ハンドルに取り付けられたサイクルコンピューター
サイクルコンピューターはハンドル周りにスマートに取り付けることができ、ライド中の走行データをリアルタイムで確認できます
出典:CYCLE HACK(サイクルハック)

サイクルコンピューター(サイコン)とは、自転車のハンドルやステムに取り付けて、走行速度・距離・時間・ケイデンス(ペダル回転数)などのデータを記録・表示する専用デバイスです。ロードバイクやクロスバイク初心者にとって、自分のライドを「見える化」することで上達を実感しやすくなり、モチベーション維持にもつながります。

「スマホアプリでも同じことができるのでは?」と思う方も多いでしょう。確かに、Stravaなどのサイクリングアプリを使えば、スマートフォン単体でもGPS追跡や走行記録は可能です。しかし、サイクルコンピューターには以下のような優位性があります。

まず、バッテリー持続時間が圧倒的に長い点。スマホは数時間でバッテリーが切れることが多いですが、サイコンは20時間以上稼働するモデルも珍しくありません。また、画面の視認性も大きな違いです。サイコンは直射日光下でも見やすい設計で、ライド中に一瞬で情報を確認できます。スマホは画面が大きすぎて取り付けが不安定になったり、雨や衝撃に弱かったりする問題もあります。

さらに、ANT+やBluetoothセンサーとの連携がスムーズで、心拍計・ケイデンスセンサー・パワーメーターなどの外部デバイスと簡単に接続可能。本格的なトレーニングやデータ分析を行いたいなら、専用デバイスの方が圧倒的に使いやすいのです。

この記事では、初めてサイクルコンピューターを購入する方に向けて、GPS機能・ナビ機能・価格帯の3つの軸で厳選した5モデルを徹底比較します。※掲載情報は2025年10月時点のものです。

【初心者必見】サイクルコンピューターの選び方4つのポイント

サイクルコンピューターを選ぶ際、初心者が押さえておくべき重要なポイントは以下の4つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 機能で選ぶ(GPS・ナビ・心拍計)

サイコンには大きく分けて「GPS非搭載モデル」と「GPS搭載モデル」の2種類があります。GPS非搭載モデルは速度・距離・時間などの基本データのみ測定しますが、価格が安くバッテリー持ちも良好です。一方、GPS搭載モデルは走行ルートの記録や標高データの取得が可能で、走行後の振り返りや分析に便利です。

また、ナビゲーション機能があるモデルは、事前に設定したルートをマップ上に表示し、ターンバイターン方式で案内してくれます。知らない土地でのライドや、ロングライドを安心して楽しみたい方にはナビ機能が必須です。さらに、心拍計やケイデンスセンサーに対応しているモデルなら、トレーニング強度を可視化でき、効率的な練習が可能になります。

2. 表示方法で選ぶ(モノクロ・カラー)

サイコンの画面は「モノクロ液晶」と「カラー液晶」の2種類があります。モノクロ液晶は消費電力が少なく、バッテリー持ちが良いのが特徴。直射日光下でも見やすく、エントリーモデルに多く採用されています。

一方、カラー液晶は地図表示が見やすく、視覚的に情報を把握しやすいメリットがあります。特にナビ機能を使う場合、カラーマップの方が道路や目印が判別しやすく便利です。ただし、バッテリー消費はモノクロに比べて多くなる傾向があります。

3. 接続方法で選ぶ(ANT+・Bluetooth)

サイコンと各種センサー(心拍計、ケイデンス、スピードセンサーなど)を接続する方法には、ANT+Bluetoothの2つの規格があります。

ANT+は複数のデバイスを同時に接続できる優れた規格で、プロやシリアスサイクリストに人気。Garminをはじめ多くの高性能サイコンがANT+に対応しています。一方、Bluetoothはスマートフォンとの連携がスムーズで、データ転送やファームウェア更新が簡単です。最近のモデルは両方に対応している製品が多く、用途に応じて使い分けられます。

4. 価格帯で選ぶ(エントリー・ミドル・ハイエンド)

サイクルコンピューターの価格帯は大きく3つに分類されます。

エントリーモデル(1万円〜2万円):GPS非搭載、またはGPS搭載でもナビ機能なしのシンプルなモデル。初めてのサイコンとして最適で、基本的なデータ測定が可能です。

ミドルモデル(3万円〜5万円):カラー液晶・GPS・ナビ機能を備え、トレーニング機能も充実。週末ライダーや中級者に人気の価格帯です。

ハイエンドモデル(6万円以上):先進的なトレーニング分析機能、GNSSマルチバンド対応、長時間バッテリーなど、プロ仕様の機能を搭載。本格的なトレーニングやレースに挑戦する方向けです。

自分の予算とライドスタイルに合わせて、必要な機能を見極めることが大切です。

【価格帯別】サイクルコンピューターおすすめ5選 徹底比較

ここからは、価格帯別に厳選した5つのモデルを詳しく紹介します。各製品の特徴・スペック・メリット・デメリットを比較して、自分に最適な1台を見つけましょう。

【エントリーモデル】キャットアイ PADRONE DIGITAL(CC-PA400B)

キャットアイ PADRONE DIGITAL
大型3行表示で見やすさ抜群のPADRONE DIGITAL。ケイデンスセンサーや心拍センサーにも対応し、エントリーモデルながら拡張性が高いモデルです
出典:CATEYE公式サイト
キャットアイ PADRONE DIGITAL CC-PA400Bの価格を比較する

キャットアイ PADRONE DIGITAL(CC-PA400B)は、日本の老舗ブランド「キャットアイ」が提供するBluetooth対応のワイヤレスサイクルコンピューターです。GPS機能は非搭載ですが、スピードセンサーやケイデンスセンサー、オプションの心拍センサーと連携することで、幅広いデータを測定できます。

メーカー希望小売価格は13,860円(税込)ですが、実売価格は約8,000円〜10,000円(2025年10月時点)と非常にリーズナブル。初めてサイコンを購入する方や、シンプルに速度・距離・ケイデンスだけを知りたい方に最適です。大型の3行表示ディスプレイは視認性が高く、走行中でも一目でデータを確認できます。

メリット:低価格ながら基本機能が充実。Bluetooth対応で複数のセンサーと接続可能。CatEye Cycling™アプリを使えば、走行データをStravaやTrainingPeaksにアップロード可能。日本メーカーの安心感もポイントです。

デメリット:GPS非搭載のため、走行ルートの記録や地図表示はできません。ナビ機能もないため、ロングライドや初めての道では不便を感じる可能性があります。

こんな人におすすめ:近所や慣れたコースを走る初心者、とにかく安くサイコンを試してみたい方、GPS機能が不要な方。

【エントリーモデル】Bryton Rider 320E

Bryton Rider 320E GPSサイクルコンピューター
Bryton Rider 320Eは、GPS搭載ながら1万円台前半で購入できるコスパ最強モデル。2.3インチの大画面モノクロディスプレイで視認性も抜群です
出典:シクロワイアード
ブライトン Rider 320Eの価格を比較する

Bryton Rider 320Eは、台湾のブランド「Bryton(ブライトン)」が提供するGPS搭載エントリーモデルです。上位機種Rider 420の基本機能を踏襲しつつ、ルートナビ機能を省略することで約12,000円〜14,000円(2025年10月時点)という低価格を実現しています。

GPS・GLONASS・Galileo・Beidouの4つの衛星測位システムに対応し、正確な位置情報と標高データを取得可能。72種類の機能を搭載し、スピード・ケイデンス・心拍数・パワーなど多彩なデータを表示できます。バッテリーは最大35時間稼働するため、ロングライドでも安心です。

メリット:GPS搭載ながら圧倒的なコストパフォーマンス。2.3インチのモノクロディスプレイは直射日光下でも見やすく、バッテリー持ちも優秀。ANT+とBluetooth両対応で、各種センサーとの接続も柔軟です。

デメリット:ナビゲーション機能がないため、ルート案内は期待できません。また、ディスプレイがモノクロなので、地図表示には向いていません。画面のカスタマイズ性もやや限定的です。

こんな人におすすめ:GPS機能が欲しいけど予算は抑えたい初心者、ナビは不要だが走行データをしっかり記録したい方、長時間のライドが多い方。

【ミドルモデル】Bryton Rider 750SE

Bryton Rider 750SE カラー液晶ナビ付き
Bryton Rider 750SEは2.8インチのカラータッチスクリーンを搭載し、ナビゲーション機能も充実。40時間の長時間バッテリーでブルベやロングライドにも対応します
出典:Bryton公式サイト
ブライトン Rider 750SEの価格を比較する

Bryton Rider 750SEは、Brytonのミドルレンジモデルで、2.8インチのカラータッチスクリーンを搭載した本格派GPSサイクルコンピューターです。価格は約31,000円〜35,000円(2025年10月時点)と、ガーミンのミドルモデルと比べてもコストパフォーマンスに優れています。

最大の特徴はナビゲーション機能の充実度。スマートフォンのBrytonアプリで作成したルートを転送し、カラーマップ上にルート表示、音声案内も可能です。さらに、バッテリー稼働時間は最大40時間と非常に長く、ブルベや長距離ツーリングでも安心して使えます。

メリット:カラー液晶で地図が見やすく、ナビ機能も実用的。GPS・GLONASS・Galileo・Beidouの4衛星対応で測位精度が高い。タッチスクリーン操作で直感的に使える。トレーニング機能も豊富で、VO2 Max推定や回復時間の提案も可能。

デメリット:ガーミンと比べると、Connect IQのような拡張アプリストアがなく、カスタマイズ性はやや劣ります。また、日本語地図の精度は地域によってバラつきがあるとの声も。

こんな人におすすめ:ナビ機能付きサイコンが欲しいが、ガーミンは高すぎると感じる方。ロングライドやブルベに挑戦したい方。コスパ重視のミドルユーザー。

【ハイエンドモデル】Garmin Edge 540

Garmin Edge 540 GPSサイクルコンピューター
Garmin Edge 540は、GNSSマルチバンド対応で測位精度が飛躍的に向上。トレーニング機能も充実し、本格的なサイクリストに支持されるモデルです
出典:Garmin公式サイト
ガーミン Edge 540の価格を比較する

Garmin Edge 540は、ガーミンのハイエンドモデルの中でもコンパクトで扱いやすい2.6インチディスプレイを搭載したモデルです。価格は約55,000円〜60,000円(2025年10月時点)で、ガーミンの中ではミドルレンジに位置しますが、機能は非常に充実しています。

最大の特徴はGNSSマルチバンド対応。GPS・GLONASS・Galileo・みちびきの複数衛星システムに加え、複数の周波数帯を同時受信することで、市街地や森林でも高精度な測位を実現します。バッテリー稼働時間は約26時間、バッテリー節約モードでは約42時間まで延長可能です。

メリット:先進のトレーニング機能(リアルタイムスタミナ、トレーニング負荷、VO2 Max推定)を搭載。ClimbPro機能でヒルクライムのペース管理が可能。ライドタイプ別の地図とナビゲーションが秀逸。VariaレーダーやinReachとの連携で安全性も向上。

デメリット:ディスプレイがカラーですが、上位モデルの1040と比べると画面サイズが小さく、地図の視認性はやや劣ります。また、タッチスクリーン非対応で、ボタン操作のみとなる点も人によっては不便かもしれません。

こんな人におすすめ:本格的にトレーニングデータを分析したい中級〜上級者。ヒルクライムやロングライドが多い方。ガーミンエコシステムを活用したい方。

【ハイエンドモデル】Garmin Edge 1040 Solar

Garmin Edge 1040 Solar 最上位モデル
Garmin Edge 1040 Solarは、ソーラー充電とGNSSマルチバンドを搭載した最上位モデル。プロレーサーも使用する最高峰のサイクルコンピューターです
出典:Garmin公式サイト
ガーミン Edge 1040 Solarの価格を比較する

Garmin Edge 1040 Solarは、ガーミンのサイクルコンピューターの最上位モデルで、約109,800円〜119,800円(2025年10月時点)という価格に見合う最先端機能を搭載しています。

最大の特徴はソーラー充電機能。太陽光を利用してバッテリーを充電できるため、通常モードで最大45時間、バッテリー節約モードでは最大100時間もの連続稼働が可能です。また、3.5インチの大型カラータッチスクリーンは高解像度(282×470ピクセル)で、地図やデータが非常に見やすく設計されています。

メリット:ソーラー充電により超長時間のライドでもバッテリー切れの心配がない。内蔵スピーカーで音声案内や電子ベルが利用可能。ライダー間メッセージ機能で仲間とコミュニケーション可能。トレーニング機能は全部入りで、プロレベルのデータ分析が可能。事故検出機能やバイクアラーム機能でセキュリティ面も万全。

デメリット:価格が10万円超えと非常に高額。初心者には機能が多すぎて持て余す可能性あり。重量132gと他モデルより重め。

こんな人におすすめ:プロやセミプロのサイクリスト。超長距離ライドやレースに挑戦する方。最高のデバイスで妥協したくない方。ガーミンエコシステムをフル活用したい方。

おすすめモデル5選 比較スペック一覧表

ここまで紹介した5モデルの主要スペックを一覧表でまとめました。購入の際の参考にしてください。

項目 CATEYE PADRONE DIGITAL Bryton Rider 320E Bryton Rider 750SE Garmin Edge 540 Garmin Edge 1040 Solar
価格帯 約8,000〜10,000円 約12,000〜14,000円 約31,000〜35,000円 約55,000〜60,000円 約109,800〜119,800円
GPS機能 非搭載 搭載 搭載 搭載(マルチバンド) 搭載(マルチバンド)
ナビ機能 なし なし あり(音声案内対応) あり あり(音声案内対応)
ディスプレイ モノクロ(3行表示) 2.3インチ モノクロ 2.8インチ カラータッチ 2.6インチ カラー 3.5インチ カラータッチ
バッテリー 約4ヶ月(CR2032) 最大35時間 最大40時間 約26時間(節約42時間) 最大45時間(節約100時間)
重量 30g 約67g 93g 80.3g 132g
接続方式 Bluetooth ANT+ / Bluetooth ANT+ / Bluetooth ANT+ / Bluetooth / Wi-Fi ANT+ / Bluetooth / Wi-Fi
おすすめ度 ★★★★☆(初心者) ★★★★★(コスパ) ★★★★☆(バランス) ★★★★☆(中級者) ★★★★★(最上位)

※価格は2025年10月時点の参考価格です。販売店により異なる場合があります。※製品仕様は予告なく変更される場合があります。

サイコンと一緒に揃えたいアクセサリー

サイクルコンピューターを最大限に活用するためには、各種アクセサリーの追加がおすすめです。ここでは、一緒に揃えたい3つのアクセサリーを紹介します。

マウント

サイクルコンピューターマウント
REC-MOUNTなどのマウントを使えば、ハンドル周りをスッキリ整理でき、サイコンとライトを同時に取り付けることも可能です
出典:ミズタニ自転車

サイクルコンピューターの多くは標準マウントが付属していますが、アフターマーケット製のマウントを使うことで、より自分好みのポジションに取り付けられます。

特に人気なのがREC-MOUNT(レックマウント)K-EDGEなどのブランド。ハンドルのステム部分にスマートに取り付けられるだけでなく、サイコンとライトを同時にマウントできる「コンボマウント」も便利です。また、アウトフロントマウントを使えば、ハンドルの前方にサイコンを配置でき、視認性が向上します。

価格は2,000円〜5,000円程度で、自転車のハンドル形状や使用するサイコンの種類に応じて選びましょう。

心拍センサー

心拍センサーは、胸に装着するストラップタイプや、腕に装着するアームバンドタイプがあります。心拍数を測定することで、トレーニング強度を数値化し、効率的な練習が可能になります。

人気のセンサーには、Garmin HRM-DualPolar H10Wahoo TICKRなどがあり、価格は5,000円〜10,000円程度。ANT+とBluetooth両対応のモデルを選べば、複数のデバイスと同時接続でき便利です。

特に、VO2 Maxやトレーニング効果を正確に測定したい方には必須のアクセサリーです。

ガーミン HRM-Dualの価格を比較する
ポラール H10の価格を比較する
ワフー TICKRの価格を比較する

ケイデンスセンサー

ケイデンスセンサーは、クランクやペダルに取り付けて、1分間のペダル回転数(rpm)を測定するセンサーです。効率的なペダリングには、適切なケイデンスの維持が重要で、一般的には80〜100rpmが理想とされています。

ケイデンスセンサーを導入することで、自分のペダリングの癖や改善点が見えてきます。Garmin Speed/Cadence SensorBryton Smart Cadence Sensorなどが人気で、価格は4,000円〜8,000円程度です。

スピードセンサーとケイデンスセンサーがセットになったモデルもあり、初心者にはセット購入がおすすめです。

ガーミン Speed/Cadence Sensorの価格を比較する
ブライトン Smart Cadence Sensorの価格を比較する

よくある質問(FAQ)

ガーミン(Garmin)とブライトン(Bryton)の違いは?

ガーミンはアメリカの老舗GPS機器メーカーで、サイクルコンピューター市場ではトップシェアを誇ります。機能の豊富さ、精度の高さ、Connect IQによる拡張性、エコシステムの充実度で圧倒的な優位性があります。一方、ブライトンは台湾のメーカーで、ガーミンと同等の機能を持ちながら価格が2〜3割安い点が魅力です。初心者やコスパ重視の方にはブライトン、本格的なトレーニングやデータ分析を重視する方にはガーミンがおすすめです。

スマホのアプリではダメなの?

スマホアプリ(Strava、Komootなど)でも走行記録は可能ですが、バッテリー持ちが悪い画面が見にくい防水性能が不安落下リスクが高いといったデメリットがあります。サイクルコンピューターは専用設計のため、直射日光下でも見やすく、長時間稼働し、外部センサーとの連携もスムーズです。本格的にサイクリングを楽しむなら、専用デバイスの導入をおすすめします。

取り付けは自分でできますか?

はい、ほとんどのサイクルコンピューターは工具不要で簡単に取り付け可能です。付属のマウントをハンドルやステムにゴムバンドや専用ブラケットで固定し、本体をカチッとはめ込むだけ。初心者でも5〜10分程度で取り付けられます。スピードセンサーやケイデンスセンサーも、フレームやクランクに両面テープや結束バンドで固定するだけなので、特別な技術は不要です。不安な方は、購入店で取り付けサービスをお願いすることもできます。

バッテリーはどのくらい持ちますか?

モデルによって大きく異なります。GPS非搭載モデル(ボタン電池式)は数ヶ月〜半年程度持ちます。GPS搭載モデル(充電式)は、使用状況により10時間〜40時間程度。エントリーモデルのBryton Rider 320Eは約35時間、ミドルモデルのBryton Rider 750SEは約40時間、ハイエンドのGarmin Edge 540は約26時間(節約モード42時間)、Garmin Edge 1040 Solarはソーラー充電で最大45時間(節約モード100時間)です。長距離ライドが多い方は、バッテリー持続時間を重視してモデルを選びましょう。

まとめ:自分に最適なサイコンでライドをもっと楽しもう

サイクルコンピューターは、自転車ライフを大きく変えるアイテムです。走行データを「見える化」することで、上達を実感でき、モチベーションも維持しやすくなります。また、GPS機能やナビ機能があれば、新しいルートへの挑戦も安心して楽しめます。

今回紹介した5つのモデルは、それぞれ異なる価格帯と機能を持っています。初めてのサイコンなら、キャットアイ PADRONE DIGITALやBryton Rider 320Eがおすすめ。ナビ機能が欲しいならBryton Rider 750SEが高コスパ。本格的にトレーニングするならGarmin Edge 540、最高峰を求めるならGarmin Edge 1040 Solarを選びましょう。

自分のライドスタイルや予算に合わせて、最適な1台を見つけてください。サイクルコンピューターと一緒に、もっと楽しく、もっと速く、もっと遠くへ——新しいサイクリングライフが始まります。

※製品仕様は予告なく変更される場合があります。※価格は変動する可能性があります。購入前に公式サイトでご確認ください。※掲載情報は2025年10月時点のものです。