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サイクリング向きソロバーナーおすすめ7選!軽量・コンパクトで選ぶ

サイクリング向きソロバーナーおすすめ7選!軽量・コンパクトで選ぶ
自転車キャンプツーリングに最適なソロバーナー7選を厳選。SOTO、JETBOIL、MSRなど信頼性の高いモデルを、サイクリストの視点で徹底比較。軽量・コンパクト・耐風性を重視した選び方も解説。
目次

自転車キャンプツーリングの楽しみを大きく左右するのが、調理器具の選択です。特にソロバーナーは、限られた積載スペースの中で最大の利便性を求められるアイテム。軽量・コンパクトでありながら信頼性が高いバーナー選びが、快適な自転車旅の成功を左右します。

本記事では、サイクリストのニーズに特化した7つの厳選バーナーをご紹介します。自転車は徒歩キャンプより積載できますが、オートバイほど積めません。だからこそ、軽量コンパクトなOD缶モデルを中心に選び、長期旅で燃料入手が必須な場合のみCB缶の名機ST-310を厳選しました。

初心者から上級者まで、あなたのスタイルに最適なバーナーが必ず見つかります。※掲載情報は2025年12月時点のものです。

サイクリングに最適なバーナーの選び方

サイクリング用バーナー選びのポイント解説
軽い、コンパクト、風に強い。サイクリストが押さえるべき3つの選択基準はこれだ

軽量・コンパクトが最優先

サイクリストにとって重量は最大の敵です。特に荷物を背負って走る場合や、ヒルクライムが多いルートでは、数十グラムの差が体感できるほどの影響を与えます。

理想的なソロバーナーの重量は100g以下。収納サイズも手のひらに収まる程度が理想的です。ただし、軽量化のために信頼性を犠牲にしてはいけません。日本製や有名メーカーの製品を選ぶことで、トラブルリスクを最小限に抑えられます。

燃料タイプの選択:OD缶 vs CB缶

OD缶(アウトドア缶)は軽量コンパクトで、寒冷地でも安定した性能を発揮します。一方、CB缶(カセットガス缶)は重くかさばりますが、コンビニでも購入可能な入手性の高さが魅力です。

短期ツーリングならOD缶一択ですが、日本一周など長期旅では燃料の入手性も重要な判断材料になります。本記事では、用途に応じた使い分けを前提に、バランスよく両タイプをセレクトしています。

耐風性能が重要

屋外での調理では風対策が不可欠です。特に海沿いや山間部では、予想以上の強風に見舞われることがあります。バーナーヘッドの形状や風防機能により、燃費と調理時間が大きく変わるため、耐風性能は必須の評価項目です。

サイクリング向けソロバーナーおすすめ7選

サイクリング向けソロバーナー7選の比較
総合王者から時短マシンまで。本気で使えるバーナー7選を一気に紹介

SOTO ウインドマスター(SOD-310)|総合王者

SOTO ウインドマスターの風に強いすり鉢状バーナーヘッド
すり鉢状のバーナーヘッドで風に強く、マイクロレギュレーター搭載で安定した火力を発揮するSOTO ウインドマスター

SOTO ウインドマスター SOD-310 の価格を比較する

SOTO ウインドマスターは、サイクリストが最初に検討すべき総合力No.1バーナーです。重量わずか67gでありながら、出力2,800kcal/hのハイパワーを実現。何より特筆すべきは、独自のすり鉢状バーナーヘッドによる圧倒的な耐風性能です。

マイクロレギュレーター機構により、外気温-5℃から20℃まで安定した火力を維持します。標高の高い峠道や寒冷地でのツーリングでも、火力の低下を気にせず使用できるのは大きな安心材料です。価格約9,350円と決して安くはありませんが、その性能を考えれば妥当な価格設定といえるでしょう。

ゴトクは着脱式で、標準の3本ゴトクと別売りの4本ゴトク(SOD-460)を使い分けることで、ソロからグループまで対応できます。とりあえず間違いのないバーナーが欲しいという方に、最もおすすめできる一台です。

SOTO アミカス(SOD-320)|コスパ最強

SOTO アミカスのコンパクトで安定感のある4本ゴトク
トータルバランスに優れ、コストパフォーマンスが抜群のSOTO アミカス。初心者からベテランまで幅広く支持される

SOTO アミカス SOD-320 の価格を比較する

学生や予算重視のライダーに強くおすすめしたいのがSOTO アミカスです。価格約6,270円という手頃さでありながら、重量81g、出力2,600kcal/hという十分なスペックを実現しています。

すり鉢状のバーナーヘッドにより、価格以上の耐風性能を発揮します。4本ゴトクで安定性も良好。収納サイズは手のひらに収まるコンパクトさで、サドルバッグにもすっぽり収納できます。

マイクロレギュレーターは非搭載ですが、通常の使用であれば十分な性能です。「安くても風に強い」というコンセプト通り、エントリーモデルとしては文句のない仕上がり。初めてのバーナー購入や、サブ機として持っておきたい一台です。

JETBOIL スタッシュ(1824400)|時短・軽量の極致

JETBOIL スタッシュのオールインワン設計と高効率フラックスリング
バーナーとクッカーが一体となったJETBOIL スタッシュ。高効率のフラックスリングで驚異的な沸騰速度を実現

JETBOIL スタッシュ 1824400 の価格を比較する

疲労困憊のライド中に、とにかく早くお湯を沸かしたいという方にはJETBOIL スタッシュが最適です。バーナーとクッカーが一体設計されており、0.5Lのお湯をわずか2分30秒で沸騰させる圧倒的なスピードが魅力です。

システム全体で200g(バーナー60g+クッカー140g)と軽量で、専用クッカーにすべてのパーツが収納できるオール・イン・ワン設計。これ一つをバッグに放り込めば、お湯沸かしの準備は完了です。

フラックスリングという特殊な熱交換器により、通常のバーナーの約2倍の熱効率を実現。ガス消費量も半分程度で済むため、長期ツーリングでの燃料節約効果も期待できます。価格約20,350円と高価ですが、時短効果と利便性を考えれば、ロングライダーには十分価値のある投資です。

※注意点として、専用クッカー以外での調理には制限があります。また、自動点火装置がないため、別途ライターが必要です。

プリムス 153ウルトラバーナー(P-153)|ハイパワー

プリムス 153ウルトラバーナーのX字ゴトクと高出力バーナーヘッド
高い火力と安定性を誇るプリムス 153ウルトラバーナー。高地や寒冷地でも確実に着火・燃焼する信頼性が魅力

プリムス 153ウルトラバーナー P-153 の価格を比較する

高地のヒルクライムや寒冷地での使用を想定するなら、プリムス 153ウルトラバーナーの信頼性は圧倒的です。出力3,600kcal/hという今回紹介する中でも屈指のハイパワーを誇り、高地でも火力低下しにくい特性があります。

重量116gとやや重めですが、X字ゴトクの防風性能と相まって、悪条件下でも確実に調理が可能です。バーナーヘッドを4つに区切るX字構造により、一部が風で消えても他の部分が着火を保つよう設計されています。

価格約10,450円で、プリムスの伝統的な品質と信頼性を手に入れることができます。山岳地帯を多く走る方や、冬季ツーリングを予定している方には、特におすすめしたいバーナーです。

EPIgas REVO-3700(S-1028)|料理派向け

EPIgas REVO-3700の精密なマイクロアジャスト機構とS.F.P.M.素材バーナーヘッド
マイクロアジャスト機構搭載で極小のとろ火調理が可能なEPIgas REVO-3700。料理にこだわるキャンパーに最適

EPIgas REVO-3700 S-1028 の価格を比較する

キャンプ場で現地食材を使った本格的な調理を楽しみたいグルメライダーには、EPIgas REVO-3700をおすすめします。出力3,700kcal/hのハイパワーでありながら、マイクロアジャスト機構により極小のとろ火まで可能な火力調整幅の広さが最大の特徴です。

バーナーヘッドには新素材「S.F.P.M.」を採用し、均一で安定した炎を実現。煮込み料理や炒め物など、細かな火力調整が必要な料理も思いのままです。重量111gと軽量で、価格約12,100円とやや高めですが、調理の幅を考えれば納得の価格設定です。

自動点火装置付きで、使い勝手も良好。ただし、とろ火調整の繊細さゆえ、強風時には火力が不安定になる場合があります。風防の併用をおすすめします。

MSR ポケットロケット2(36884)|UL志向

MSR ポケットロケット2の超軽量設計とスティック状専用ケース
世界中のバックパッカーに愛用されるMSR ポケットロケット2。超軽量73gでスティック状の収納ケースが特徴的

MSR ポケットロケット2 36884 の価格を比較する

道具への強いこだわりを持つ玄人ライダーにおすすめしたいのがMSR ポケットロケット2です。重量わずか73gという超軽量設計でありながら、世界中のバイクパッカーに愛用される信頼性を誇ります。

特徴的なのはスティック状の専用ケースで、サドルバッグの隙間にスッと収納できる形状です。出力2,143kcal/hと控えめですが、ソロでの湯沸かしには十分。バーナーヘッドには風防効果を高める工夫が施されており、コンパクトながら実用性は十分です。

価格約9,020円で、MSRブランドの品質と「世界標準」の安心感を手に入れることができます。とにかく小さく、故障知らずのバーナーが欲しいウルトラライト志向の方に最適です。

SOTO レギュレーターストーブ Range(ST-340)|入手性最強の進化系

SOTO レギュレーターストーブ Range ST-340の広範囲加熱バーナーヘッド
名機ST-310の後継モデル、SOTO レギュレーターストーブ Range ST-340。広範囲加熱と高火力を実現した進化系CB缶バーナー

SOTO レギュレーターストーブ Range ST-340 の価格を比較する

日本一周など超長期ツーリングを計画している方には、SOTO レギュレーターストーブ Range(ST-340)が心強い味方になります。名機ST-310の後継モデルとして2022年に登場し、CB缶(カセットガス)使用により全国どこでも燃料調達が可能という圧倒的なアドバンテージはそのままに、さらなる進化を遂げています。

最大の進化点は火口直径66mm(ST-310比+21mm)の大型バーナーヘッド。クッカー底面を広範囲で加熱でき、調理時間の短縮に貢献します。さらに出力3.3kW(2,800kcal/h)へとパワーアップし、標準装備の点火アシストレバーにより着火もより確実になりました。

マイクロレギュレーター搭載で、低温時でも安定した火力を維持。重量360gとやや重めで、価格約9,790円と先代より高価ですが、「燃料切れの心配がない安心感」と「進化した調理性能」の両立は、長期ツーリングにおいて何物にも代えがたい価値があります。

比較表:7モデルのスペック一覧

商品名 重量 出力 価格 燃料 特徴 おすすめ用途
SOTO ウインドマスター 67g 2,800kcal/h 約9,350円 OD缶 耐風性・レギュレーター 総合・悪天候
SOTO アミカス 81g 2,600kcal/h 約6,270円 OD缶 コスパ・安定性 エントリー・サブ機
JETBOIL スタッシュ 200g* 1,134kcal/h 約20,350円 OD缶 一体型・高効率 時短・ロングライド
プリムス P-153 116g 3,600kcal/h 約10,450円 OD缶 ハイパワー・信頼性 高地・寒冷地
EPIgas REVO-3700 111g 3,700kcal/h 約12,100円 OD缶 とろ火・調理性 料理・グルメ
MSR ポケットロケット2 73g 2,143kcal/h 約9,020円 OD缶 超軽量・世界標準 UL・ミニマル
SOTO Range ST-340 360g 2,800kcal/h 約9,790円 CB缶 燃料入手性・広範囲加熱 長期旅・日本一周

※JETBOIL スタッシュはクッカー込みの重量です。出力は数値以上の実力を発揮します(フラックスリングによる高効率のため、0.5Lを約2分30秒で沸騰)。※価格は2025年12月時点のメーカー希望小売価格(税込)です。実際の販売価格は店舗により変動します。

用途別おすすめバーナー

用途別バーナー選択ガイド
OD缶かCB缶か。店頭で迷うその悩み、実はあなただけじゃない

日帰り・短距離ツーリング向け

日帰りや1〜2泊の短距離ツーリングでは、軽量性とコンパクトさを最優先に選択しましょう。MSR ポケットロケット2(73g)やSOTO ウインドマスター(67g)が最適です。燃料も小さなOD缶で十分で、荷物を最小限に抑えられます。

特にヒルクライム中心のライドでは、数十グラムの差が体感に直結するため、多少高価でも軽量モデルを選ぶ価値があります。

長期ツーリング・日本一周向け

2週間以上の長期ツーリングでは、燃料の入手性と信頼性が重要になります。SOTO Range ST-340は重量というデメリットがありますが、全国のコンビニで燃料調達できる安心感は計り知れません。広範囲加熱による調理効率の良さも長期旅では大きなメリットです。

OD缶を使用する場合は、SOTO ウインドマスタープリムス P-153など、信頼性の高いモデルを選び、予備のガス缶を必ず携帯しましょう。

ヒルクライム・高地向け

標高1,000m以上の高地では、気温低下と気圧低下によりバーナーの性能が大きく影響を受けます。プリムス P-153のハイパワーモデルや、マイクロレギュレーター搭載のSOTO ウインドマスターなら、高地でも安定した性能を発揮します。

高地では風も強くなりがちなので、耐風性能も同時に重視して選択することが重要です。

よくある質問(FAQ)

OD缶とCB缶、どちらを選べばよいですか?

短期ツーリングならOD缶、長期旅行ならCB缶をおすすめします。OD缶は軽量コンパクトで寒冷地に強いですが、専門店でしか購入できません。CB缶は重いですがコンビニで購入でき、長期旅では燃料調達の心配がありません。

初心者にはどのバーナーがおすすめですか?

SOTO アミカスが最適です。価格が手頃(約6,270円)でありながら、十分な性能と信頼性を持っています。操作も簡単で、トラブルが少ないため、初めてのバーナーとして安心して使用できます。

バーナーの寿命はどのくらいですか?

適切にメンテナンスしていれば10年以上使用可能です。ただし、Oリングなどの消耗部品は定期交換が必要です。年に数回の清掃と、異常を感じたら早めの点検・修理を心がけましょう。

飛行機でバーナーを持ち込めますか?

バーナー本体は機内持ち込み・預け荷物ともに可能ですが、ガス缶は一切持ち込めません。国内線でも国際線でも、ガス缶は現地調達が必須です。CB缶は地方のコンビニでも購入できますが、OD缶はアウトドアショップでしか入手できません。到着空港周辺のショップを事前に調べておくと安心です。

風の強い日はどう対処すればよいですか?

風防の使用が最も効果的です。また、バーナー自体の耐風性能も重要で、SOTO ウインドマスターのような「すり鉢状バーナーヘッド」を持つモデルは風に強い特性があります。調理場所選びも重要なポイントです。

メンテナンスはどの程度必要ですか?

使用後はバーナーヘッドの清拭接続部の確認を行いましょう。月1回程度の分解清掃と、Oリングなど消耗部品の点検も重要です。異音や着火不良を感じたら、使用を中止してメーカーサポートに相談することをおすすめします。

まとめ

サイクリング向けソロバーナー選びでは、用途と予算に応じた適切な選択が重要です。短期ツーリングなら軽量性重視でOD缶モデル、長期旅行なら燃料入手性を考慮してCB缶モデルという使い分けが基本となります。

迷ったらSOTO ウインドマスターを選んでおけば、ほとんどのシーンで満足できる性能を発揮します。予算を抑えたい場合はSOTO アミカス、とにかく軽量化したいならMSR ポケットロケット2、時短効果を求めるならJETBOIL スタッシュがそれぞれおすすめです。

どのモデルを選んでも、定期的なメンテナンスと適切な使用方法を心がければ、長期間にわたって安全に使用できます。あなたのサイクリングライフに最適な一台を見つけて、快適な自転車キャンプツーリングをお楽しみください。

※製品仕様や価格は予告なく変更される場合があります。購入前には必ず各メーカーの公式サイトで最新情報をご確認ください。