Home トレッキング トレッキング装備 登山用モバイルバッテリーのおすすめ6つ|日帰りは5000mAh、小屋泊は10000mAhが目安【2026年版】

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登山用モバイルバッテリーのおすすめ6つ|日帰りは5000mAh、小屋泊は10000mAhが目安【2026年版】

登山・アウトドア用モバイルバッテリーおすすめ最強決定戦!タフで軽量なモデルを厳選
登山用のモバイルバッテリーはどれを選べばいいか迷いますよね。じつは容量を増やす前に、機内モードにするだけで必要な量が変わります。山で電池を食うのは電波を探す動きだからです。日帰りは5000mAh、山小屋1泊は10000mAhという目安と、寒さで容量が落ちたときの対処、防水やソーラーが本当に要るのかまでまとめました。Anker・エレコムの6つを並べた比較もあります。
目次

山でスマホの電池が切れると、地図も見られないし、写真も撮れないし、いざというときの連絡もできないんですよね。だからモバイルバッテリーは持っていったほうがいいです。

ただ「大きいものを買えば安心」ではないのが、ちょっとやっかいなところかなと思います。容量が増えるとそのぶん重くなりますし、スマホの設定しだいで、必要な量がかなり変わるんですよね。

なので、この記事では買う前にできることから書きます。で、そのうえで「じゃあ何mAhがいるのか」を決めて、最後に製品を見ていきます。

まず、買う前にやること

身も蓋もない話なんですけど、山でいちばん電池を食うのは、電波を探す動きです。

山の中って、電波が届いたり届かなかったりしますよね。スマホはそのたびに基地局を探しにいくので、圏外に近い場所ほど電池が減ります。ポケットに入れて何もしていないのに、気づいたら半分になっていた、というのはこれが原因です。

機内モードにするだけで変わる

機内モードにすると、この「探す動き」が止まります。それだけで電池の減り方がかなりゆるやかになります。

で、ここが大事なところなんですけど、機内モードでもGPSは使えます。地図アプリで自分の現在地を見ることはできるんですね。「電波が無いと地図が見られない」と思っている方が多いのですが、そこは分けて考えて大丈夫です。

  • 事前に地図をダウンロードしておく(YAMAPやジオグラフィカなどの登山地図アプリには、この機能があります)
  • 登山口で機内モードにする
  • 休憩のときだけ機内モードを解除して、連絡を確認する

私はこれを先にやってから容量を決めるほうがいいと思っています。やるかやらないかで、必要な容量がまるで変わるので。先にこれを試してから、足りないぶんをバッテリーで補うほうが、荷物が軽くなるかなと思います。

画面の明るさも意外と大きい

晴れた日の山は明るいので、自動調整だと画面がずっと最大になっていることがあります。手動で少し下げておくだけでも違います。

あとは写真をたくさん撮る日は、そのぶん減ると思っておいてください。撮影自体より、撮った直後に画面を見ている時間のほうが減りますね。

登山でスマホの電池を減らさない3つの方法。機内モードにする、地図を事前にダウンロードする、画面の明るさを下げる
買う前にできること。ここで必要な容量が変わります

で、何mAhがいるのか

ここが決まれば製品はほぼ絞れます。

表示の数字は、そのまま使えない

先に知っておいてほしいのですが、「10000mAh」と書いてあっても、スマホに10000mAhぶん入るわけではないです。

電圧を変換するときにロスが出るので、実際に取り出せるのは6〜7割くらいと見ておくのが現実的です。10000mAhなら、使えるのは6500mAh前後という感じですね。

いまのスマホの電池は3000〜5000mAhくらいなので、10000mAhのバッテリーで、フル充電およそ1.5回分という計算になります。

日数ごとの目安

行き方 目安の容量 重さの目安 ひとこと
日帰り(機内モードあり) 5000mAh 120〜140g これで足ります
日帰り(機内モードなし・写真多め) 10000mAh 200〜240g 安心を買う感じ
山小屋1泊 10000mAh 200〜240g いちばん無難な選択
2泊以上の縦走 15000mAh 360g前後 仲間のぶんも見るなら
テント泊でランタンも充電 15000mAh〜 360g〜 用途が増えるぶん上乗せ

迷ったら10000mAhにしておくと、たいていの山行で足ります。日帰りしかしないと決まっているなら5000mAhで十分ですし、そのほうが100g近く軽くなります。

逆に20000mAh以上を1個で持つのは、登山だと持て余すことが多いかなと思います。重さが400gを超えてきますし、使い切る前に下山することがほとんどなので。足りるか不安なら、10000mAhを2個に分けるほうが融通が利きます。

登山用モバイルバッテリーの容量の目安。日帰りは5000mAh、山小屋1泊は10000mAh、2泊以上の縦走は15000mAh
容量の目安。20000mAh以上は登山だと持て余しがちです
笑い猫

笑い猫

私はいま、防水のエレコム NESTOUT 10000を2個持ちしています(合計482g)。最近のスマホだと、1個で1.5回ぶんくらいしか充電できないので。
重さは多少気になりますが、電池切れの心配をしなくていい安心感には代えられないんですよね。15000mAhを1個(364g)持つより重くなりますが、2個に分けておくほうが融通が利くかなと思っています。

寒いと容量が落ちる。対策は内ポケット

冬山や、秋の朝晩に「バッテリーの残量があるのに充電できない」ということが起きます。

リチウムイオン電池は、冷えると性能が落ちるんですよね。0℃を下回るあたりから目に見えて弱くなって、氷点下だと充電そのものを受け付けないこともあります。これはどのメーカーの製品でも同じです。

「寒冷地仕様」を探す前に

で、ここが今日いちばん伝えたいことなんですけど、対策はバッテリーを買い替えることではなくて、体温で温めておくことです。

  • ザックの中ではなく、ジャケットの内ポケットに入れる
  • 夜はシュラフ(寝袋)の中に入れて寝る
  • 使う直前に手で握って少し温める

これだけで、だいぶ違います。専用の寒冷地モデルを探すより、置き場所を変えるほうが手っ取り早いかなと思います。私なら、バッテリーを買い替える前にまず内ポケットを試します。

ちなみにスマホ本体も同じで、冬は内ポケットに入れておくほうが電池が持ちます。写真を撮るとき以外は外に出さない、くらいでちょうどいいです。

6つを並べて比較

1〜3が防水なし、4〜6が防水(IP67)で、それぞれ容量の小さい順です。価格は2026年9月時点のAmazon実売です。

製品名 こんな人向け 価格 容量 重量 防水 おすすめ用途
エレコム 半固体電池 モバイルバッテリー 5000mAh EC-C58MN
エレコム 半固体電池 モバイルバッテリー 5000mAh EC-C58MN

いちばん軽い
★★★★★
約4,200円〜 5000mAh 120g なし 日帰り。とにかく軽くしたい人
Anker Power Bank 10000mAh 22.5W
Anker Power Bank 10000mAh 22.5W

定番
★★★★★
約3,400円〜 10000mAh 200g なし 迷ったらこれ。10000mAhでいちばん軽い
Anker Zolo Power Bank 10000mAh 30W(ケーブル一体型)
Anker Zolo Power Bank 10000mAh 30W(ケーブル一体型)

ケーブル一体
★★★★☆
約3,900円〜 10000mAh 212g なし ケーブルを忘れない。一体型
エレコム NESTOUT 5000mAh IP67 DE-NEST-5000
エレコム NESTOUT 5000mAh IP67 DE-NEST-5000

防水×軽さ
★★★★☆
約5,700円〜 5000mAh 140g IP67(防水・防塵・耐衝撃) 日帰りで、雨でもザックの外に出したい人
エレコム NESTOUT 10000mAh IP67 DE-NEST-10000
エレコム NESTOUT 10000mAh IP67 DE-NEST-10000

防水×小屋泊
★★★★★
約7,400円〜 10000mAh 241g IP67(防水・防塵・耐衝撃) 山小屋泊。防水と容量を両立したい人
エレコム NESTOUT 15000mAh IP67 DE-NEST-15000
エレコム NESTOUT 15000mAh IP67 DE-NEST-15000

縦走向け
★★★★☆
約9,400円〜 15000mAh 364g IP67(防水・防塵・耐衝撃) 2泊以上の縦走。仲間のぶんも充電する人

1. エレコム 半固体電池 モバイルバッテリー 5000mAh EC-C58MN|日帰りなら、これで足ります

エレコム 半固体電池 モバイルバッテリー 5000mAh EC-C58MN

エレコム 半固体電池 モバイルバッテリー 5000mAh EC-C58MNの価格を比較する

容量
5000mAh
重量
120g
出力
20W
ケーブル
一体型
防水
なし
価格帯
約4,200円〜

120gしかないので、持っていることを忘れるくらい軽いです。日帰りなら、機内モードと組み合わせればこれで足ります。
半固体電池という新しいタイプで、ふつうのリチウムイオンより熱に強く、ふくらみにくいのが売りですね。ケーブルが本体に付いているので、忘れる心配もないです。

こんな人に:日帰りしかしない人。荷物を軽くしたい人

気になる点:防水ではないので袋に入れてください

2. Anker Power Bank 10000mAh 22.5W|迷ったらこれ

Anker Power Bank 10000mAh 22.5W

Anker Power Bank 10000mAh 22.5Wの価格を比較する

容量
10000mAh
重量
200g
出力
22.5W
ケーブル
別売
防水
なし
価格帯
約3,400円〜

10000mAhで200g。同じ容量の中ではいちばん軽い部類です。残量が数字で表示されるので、あとどれくらい使えるかが分かりやすいのもいいところですね。
10000mAhが3千円台で買えて、レビューも7,000件を超えています。迷ったらこれでいいかなと思います。
ケーブルは別に用意してください。防水ではないので、雨の日は袋に入れておくと安心です。

こんな人に:山小屋1泊まで1個でまかないたい人

気になる点:ケーブルは別に用意。防水ではありません

3. Anker Zolo Power Bank 10000mAh 30W(ケーブル一体型)|ケーブルを忘れないタイプ

Anker Zolo Power Bank 10000mAh 30W(ケーブル一体型)

Anker Zolo Power Bank 10000mAh 30W(ケーブル一体型)の価格を比較する

容量
10000mAh
重量
212g
出力
30W
ケーブル
一体型
防水
なし
価格帯
約3,900円〜

USB-Cケーブルが本体に付いているので、バッテリーだけ持っていけば充電できます。山でケーブルを忘れると本当にただの重りになるので、ここは地味に助かるんですよね。
値段は、ケーブルが別になっているひとつ上のAnkerと大きくは変わりません。12g重くなるぶんで、ケーブルの忘れ物がなくなると考えれば悪くないかなと。
ただ一体型のケーブルが傷むと、そこで使えなくなります。

こんな人に:ケーブルを別に持つのが面倒な人

気になる点:一体型のケーブルが傷むと使えなくなります

4. エレコム NESTOUT 5000mAh IP67 DE-NEST-5000|防水で、日帰り向けの軽さ

エレコム NESTOUT 5000mAh IP67 DE-NEST-5000

エレコム NESTOUT 5000mAh IP67 DE-NEST-5000の価格を比較する

容量
5000mAh
重量
140g
出力
15W
ケーブル
別売
防水
IP67(防水・防塵・耐衝撃)
価格帯
約5,700円〜

IP67なので、雨に濡れても、砂ぼこりをかぶっても大丈夫です。140gと軽いので、日帰りでザックの外に付けておく使い方に向いています。
ただ同じ5000mAhでも、防水でないものの1.5倍くらいの値段になります。ザックの中に入れておくなら、ここまでは要らないかなと思います。

こんな人に:雨でもザックの外に出しておきたい人

気になる点:同じ容量の倍近い値段です

5. エレコム NESTOUT 10000mAh IP67 DE-NEST-10000|防水と容量、両方ほしいなら

エレコム NESTOUT 10000mAh IP67 DE-NEST-10000

エレコム NESTOUT 10000mAh IP67 DE-NEST-10000の価格を比較する

容量
10000mAh
重量
241g
出力
20W
ケーブル
別売
防水
IP67(防水・防塵・耐衝撃)
価格帯
約7,400円〜

防水と容量、両方ほしい人向けです。IP67で10000mAh。雨の日に歩くことが多くて、山小屋にも泊まる、という使い方ならこれが合います。
241gなので、ふつうの10000mAhより40gほど重いです。その40gが防水と耐衝撃のぶんということですね。

こんな人に:雨天の行動が多くて、1泊もする人

気になる点:241gと重めです

6. エレコム NESTOUT 15000mAh IP67 DE-NEST-15000|2泊以上・仲間のぶんも

エレコム NESTOUT 15000mAh IP67 DE-NEST-15000

エレコム NESTOUT 15000mAh IP67 DE-NEST-15000の価格を比較する

容量
15000mAh
重量
364g
出力
32W
ケーブル
別売
防水
IP67(防水・防塵・耐衝撃)
価格帯
約9,400円〜

2泊以上の縦走や、仲間のぶんも充電する場合に。15000mAhあれば、スマホ3回ぶんくらいは見ておけます。
ただ364gあります。ペットボトル1本ぶん近いので、日帰りに持っていく重さではないです。
USB-Aが2つ付いているので、複数台を同時に充電できます。テント泊でランタンも充電する、といった使い方ならここまで要りますね。

こんな人に:複数人ぶんを充電する人

気になる点:364g。日帰りには重すぎます

防水は必要か

これはよく聞かれるところなので、正直に書きます。

ザックの中に入れておくなら、防水でなくても大丈夫です。ジップロックか、防水のスタッフバッグに入れておけば、それで足ります。

防水モデルが向いているのは、こういう場合ですね。

  • 行動中もザックの外に出しておきたい(歩きながら充電する、など)
  • 沢沿いや雨天の行動が多い
  • 落としそうで不安(IP67のモデルは耐衝撃も兼ねていることが多いです)

防水モデルは同じ容量でも2倍くらいの値段になります。10000mAhだと、ふつうのものが3千円台なのに対して、防水は7千円台といったところです。

なので「濡らしたくないから防水」ではなく、「袋に入れるのが面倒だから防水」という選び方かなと思います。それはそれで、ちゃんとした理由です。私は面倒くさがりなので、その気持ちはよく分かります。

笑い猫

笑い猫

私は以前、Ankerのふつうのモバイルバッテリーを使っていました。ところが山で雨に降られたとき、差し込み口から水が入って使えなくなってしまって。
そのあとはジップロックに入れてしのいでいましたが、充電のたびに袋から出し入れするのが面倒なんですよね。アウトドア向けの防水モデルがあると知って、エレコムのNESTOUT 10000に替えました。IP67の安心感は、思っていた以上でした。

ソーラー充電はどうか

登山では、基本的に要らないかなと思います。

ソーラーパネル付きのモバイルバッテリーは安く売っていますが、あのサイズのパネルで実用的な速度は出ません。丸一日ザックにくくりつけて、スマホが少し回復するかどうか、という感じです。

そのぶん重くなりますし、値段も上がります。同じ重さを容量に回したほうが確実です。

ソーラーが意味を持つのは、何日も電源のない場所にいて、荷物の重さより発電が大事な場合です。数日の縦走なら、15000mAhを1つ持っていくほうが早いですね。

よくある質問

日帰り登山でもモバイルバッテリーは必要ですか?

持っていったほうがいいです。日帰りでも、道に迷ったり下山が遅れたりすると、スマホを使う時間が一気に増えます。地図を見る、連絡する、明かりとして使う、といった場面が重なるので。
ただ大きいものは要らないです。5000mAhで120gくらいなので、お守りとして持っておくくらいの感覚でいいかなと思います。

飛行機に持ち込めますか?

手荷物なら持ち込めます。ただし預け入れの荷物には入れられません。これはどの航空会社でも同じです。
容量にも上限があって、100Wh以下なら基本的に問題ないです。この記事で紹介している15000mAhでも約55Whなので、範囲内におさまります。遠征で飛行機を使うときは、必ず機内持ち込みにしてください。

山小屋で充電できますか?

できる小屋もありますが、あてにしないほうがいいです。有料のことが多いですし、台数に限りがあって順番待ちになることもあります。小さな発電機で電気をまかなっている小屋だと、そもそも受け付けていない場合もあります。
持っていくバッテリーで足りる計算にしておいて、小屋で充電できたらラッキー、くらいがちょうどいいかなと。

古いバッテリーをそのまま使っても大丈夫ですか?

ふくらんでいるものは使わないでください。本体が膨らんでいる、熱を持つ、充電が異常に遅い、といった症状が出たら寿命です。
リチウムイオン電池は3〜5年、または充電500回くらいが目安と言われています。山では交換がきかないので、あやしいと思ったら家で処分して、新しいものを持っていくほうが安全です。

ケーブルは何を持っていけばいいですか?

自分のスマホに合うものを1本、予備も含めると2本あると安心です。ケーブルは断線しやすいですし、忘れるとバッテリーがただの重りになります。
そこが不安ならケーブル一体型のモデルを選ぶ手もあります。この記事だと Anker Zolo とエレコムの半固体電池モデルが一体型です。

まとめ

  • 買う前に機内モードを試す。山でいちばん電池を食うのは電波を探す動きなので、ここを止めるだけで必要な容量が変わります
  • 表示の容量は6〜7割しか取り出せない。10000mAhでスマホ1.5回分くらいです
  • 日帰りなら5000mAh、山小屋泊なら10000mAh。それ以上ほしいときは、大きい1個より10000mAhを2個に分けるほうが融通が利きます
  • 寒さで容量は落ちますが、内ポケットに入れておけば済む話です。寒冷地モデルを探す前にこれを
  • 防水は「濡らしたくないから」ではなく「袋に入れるのが面倒だから」で選ぶもの
  • ソーラーは登山では要らないかなと思います。同じ重さを容量に回すほうが確実です

バッテリー選びで悩むより、先に機内モードを試してみるほうが早いです。それで足りるなら、荷物は軽いままで済みますので。

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「自転車本体」「自転車旅行装備」「トレッキング装備」「キャンプ装備」は後日公開。