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登山靴インソールは順位で選べない|支え方4系統から選ぶ【2026年版】

登山靴用インソールおすすめ7選!膝痛・疲労軽減に効く選び方を徹底解説
登山靴のインソールは、ランキングで上のものを買っても合うとは限りません。支え方がかかと固定・土踏まず・足の外側・衝撃吸収の4系統に分かれていて、自分の困りごとに合う系統を選ぶ必要があるからです。買う前に純正を抜いて見る、靴下を厚手にしてみる、この2つはお金がかかりません。純正の上に重ねてはいけない理由と、系統別の6枚をまとめました。
目次

登山靴のインソール、探し始めると2千円から8千円まで幅がありすぎてどれを選べばいいのか分からなくなるんですよね。

で、いろいろ見ていて思ったのですが、この手のものは「順位」で選ぶものではないかなと。合う合わないが人によって逆になるので。

実際には足の支え方が4つの系統に分かれていて、自分の困りごとに合う系統を選ぶ、というのが正しい探し方です。

あと先に言っておくと、インソールを買う前にやったほうがいいことが2つあります。そこから書きますね。

買う前に確かめること

インソールで解決しようとしている悩みが、実は靴か靴下の問題だったということはよくあります。お金がかからないので、先にこちらを潰してください。

1. 純正のインソールを一度抜いてみる

登山靴には最初からインソールが入っています。そして多くの場合、これは取り外せます。

抜いてみると、驚くほど薄いペラペラの1枚だったということがあります。そういう靴なら、替えるだけで体感が変わりますね。

逆に純正がしっかりしている靴もあります。KEENなどは空気を入れたクッション性のあるインソールが入っていて、これはこれで悪くありません。まず自分の靴のを見てください。

2. 靴下を厚手に替えてみる

足裏が痛い、靴の中で足が動く。この2つは厚手の登山用靴下で解決することがあります。

靴下なら2千円前後ですし、どのみち登山には必要です。インソールより先に試す価値があるかなと思います。

それでもだめなら、インソールの出番

この2つをやっても

  • 下りで足裏がじんじんする
  • 長く歩くと土踏まずのあたりが疲れる
  • 足が靴の中で左右にぐらつく

このどれかが残るなら、インソールで直せる可能性があります。

インソールを買う前の順番。純正を抜いて見る、靴下を厚手にする、それでもだめならインソール
この順番でやると、買わずに済むことがあります

支え方は4つの系統

ここが今回いちばん整理したかったところです。どれが上ということではなく、支え方の考え方が違います。

系統 何を支えるか 代表 合う人
かかとを固める かかとをカップで包んで動かさない スーパーフィート 足がぐらつく人
土踏まずを受ける アーチの形に立体で沿わせる シダス 土踏まずが疲れる人
足の外側を支える 立方骨という外側の骨を持ち上げる BMZ 土踏まず系が合わなかった人
衝撃を吸収する やわらかい素材で衝撃を減らす ソルボ 下りで足裏が痛くなる人

いちばん多いのは「かかと」と「土踏まず」の2択

スーパーフィートは、かかとを深いカップで包んで固定します。足が靴の中で動かなくなるので、着地が安定します。硬めなので、最初は「板が入っている」と感じるかもしれません。

シダスは、土踏まずの形に沿った立体の形をしています。アーチを下から受けるので、長く歩いたときの疲れ方が変わります。こちらのほうが履いた瞬間の気持ちよさはあるかなと。

で、どちらが合うかは履いてみないと分かりません。これは本当にそうで、片方が合わなかった人にもう片方がはまる、ということが普通に起きます。

両方だめだった人にBMZ

BMZは土踏まずをあえて持ち上げません。代わりに足の外側にある立方骨という骨を支える、という考え方です。

土踏まずを持ち上げるタイプが合わなかった方は、ここを試す価値があります。アプローチがそもそも違うので。

痛みが先に来るならソルボ

支えるというよりやわらかい素材で衝撃を減らす方向です。日本の会社が作っていて、医療分野の素材から来ています。

「疲れる」より先に「痛い」が来るなら、こちらのほうが分かりやすく楽になると思います。

系統別の6枚

安い順に並べています。順位ではなく、支え方の系統で選んでください。価格は2026年9月時点です。

製品名 こんな人向け 価格 支え方 価格帯 おすすめ用途
Rela Kino インソール(理学療法士監修)
Rela Kino インソール(理学療法士監修)

最安
★★★☆☆
約1,900円〜 アーチ+衝撃吸収 2千円以下 まず1枚試してみたい人
ソルボ エスキューブ スケルトントレッキング
ソルボ エスキューブ スケルトントレッキング

衝撃吸収
★★★★☆
約3,800円〜 衝撃吸収 下りで足裏が痛くなる人
BMZ アシトレトレッキング
BMZ アシトレトレッキング

別路線
★★★★☆
約4,200円〜 立方骨サポート 土踏まず系が合わなかった人
スーパーフィート Hike Cushion
スーパーフィート Hike Cushion

バランス
★★★★★
約4,700円〜 かかとを固める+クッション 支えとクッションを両方ほしい人
スーパーフィート グリーン(トリムフィット)
スーパーフィート グリーン(トリムフィット)

定番
★★★★★
約4,900円〜 かかとを固める 足がぐらつく感じをなくしたい人
シダス アウトドア3D V2
シダス アウトドア3D V2

立体
★★★★★
約5,600円〜 土踏まずを立体で受ける 土踏まずが落ちてくる感じがある人

1. Rela Kino インソール(理学療法士監修)|まず1枚試すなら

Rela Kino インソール(理学療法士監修)

Rela Kino インソール(理学療法士監修)の価格を比較する

支え方
アーチ+衝撃吸収
厚み
標準
価格帯
2千円以下
価格帯
約1,900円〜

2千円を切る価格で、アーチのサポートと衝撃吸収が入っています。理学療法士が監修と書かれていますね。
「インソールで変わるのか、まず試したい」という段階にはちょうどいいかなと思います。ここで手応えがあれば、上のものに移ればいいので。
ただし登山専用に作られたものではありません。日常の歩きも含めた汎用品です。

こんな人に:いきなり5千円は出したくない人

気になる点:登山専用に作られたものではありません

2. ソルボ エスキューブ スケルトントレッキング|下りの足裏の痛みに

ソルボ エスキューブ スケルトントレッキング

ソルボ エスキューブ スケルトントレッキングの価格を比較する

支え方
衝撃吸収
製造
日本製
対象
ユニセックス
価格帯
約3,800円〜

やわらかい素材で衝撃を減らすタイプです。ソルボは医療分野の素材から来ている日本のメーカーですね。
下りで足裏がじんじんする、という人にいちばん分かりやすいと思います。支えるというより、当たりをやわらげる方向です。
逆に「足がぐらつく」という悩みには、支える力がそこまで強くないので向きません。

こんな人に:「疲れる」より「痛い」が先に来る人

気になる点:支える力はそこまで強くありません

3. BMZ アシトレトレッキング|土踏まず系が合わなかった人へ

BMZ アシトレトレッキング

BMZ アシトレトレッキングの価格を比較する

支え方
立方骨サポート
かかと
ブースターで固定
製造
日本製
価格帯
約4,200円〜

これだけ考え方が違います。土踏まずを持ち上げるのではなく、足の外側にある立方骨という骨を支える設計です。
かかとまわりはブースターでしっかり固定されます。日本製ですね。
スーパーフィートもシダスも合わなかった、という人はここを試してください。逆に、最初の1枚としては選びにくいかなと思います。

こんな人に:ほかを試して合わなかった人

気になる点:最初の1枚としては選びにくいです

4. スーパーフィート Hike Cushion|支えとクッションの両取り

スーパーフィート Hike Cushion

スーパーフィート Hike Cushionの価格を比較する

支え方
かかとを固める+クッション
流通
正規代理店
価格帯
約4,700円〜

スーパーフィートの、クッションを足したモデルです。かかとを固めつつ、当たりはやわらかくなっています。
定番のグリーンは硬めなので、「支えてほしいけど硬いのは苦手」という人はこちらですね。正規代理店の商品なので、そこも安心かなと。
厚みがあるので、もともとぴったりの靴だときつくなることがあります。

こんな人に:硬いのは苦手だけど支えてほしい人

気になる点:厚みがあるので靴がきつくなることも

5. スーパーフィート グリーン(トリムフィット)|ぐらつきを止める定番

スーパーフィート グリーン(トリムフィット)

スーパーフィート グリーン(トリムフィット)の価格を比較する

支え方
かかとを固める
硬さ
硬め
調整
切って合わせる
価格帯
約4,900円〜

スーパーフィートの定番、グリーンです。かかとを深いカップで包んで、靴の中で足を動かなくします。
足が左右にぐらつく感じがある人には、はっきり変わります。着地が安定するので、疲れ方も変わりますね。
硬めなので、最初は「板が入っている」と感じるかもしれません。数回歩くと慣れます。大きめに作られているので、切って合わせてください。

こんな人に:足が靴の中で動く人

気になる点:硬めなので最初は違和感があります

6. シダス アウトドア3D V2|土踏まずを立体で受ける

シダス アウトドア3D V2

シダス アウトドア3D V2の価格を比較する

支え方
土踏まずを立体で受ける
構造
EVAシェル
通気
あり
価格帯
約5,600円〜

土踏まずの形に沿った立体のシェルが入っています。アーチを下から受けるタイプの代表ですね。
長く歩くと土踏まずのあたりが疲れる、という人向けです。履いた瞬間の気持ちよさは、この記事の中でいちばんあると思います。
通気の作りも入っているので、夏場も蒸れにくいです。値段はこの記事でいちばん高いです。

こんな人に:長く歩くと土踏まずが疲れる人

気になる点:この記事でいちばん高いです

替えると靴がきつくなる

ここは見落としやすいので書いておきます。

インソールを厚いものに替えると、そのぶん足が上に持ち上がって、靴の中が狭くなります。

純正を抜いてから入れる

当たり前に思えるかもしれませんが、純正を入れたまま上に重ねるのはだめです。甲が当たりますし、かかとが浮きます。

必ず純正を抜いてから入れ替えてください。

もともとぴったりの靴だと入らないことがある

スーパーフィートのような厚みのあるタイプだと、靴がきつくて履けなくなることがあります。

この場合の対処は2つです。

  • 薄いタイプを選ぶ(ソルボや薄型のもの)
  • 靴ひもの締め方をゆるめる

逆に言うと、靴が少し大きかった人にとっては、インソールが調整の道具になります。厚いものを入れると足が持ち上がって、かかとの浮きが減るんですよね。ここは知っておくと便利かなと思います。

サイズは切って合わせる

多くのインソールは少し大きめに作られていて、自分で切って使います。スーパーフィートの「トリムフィット」という名前も、そこから来ていますね。

切るときは純正のインソールを上に重ねて、その形に沿って線を引くのが確実です。いきなり切ると小さくなりすぎます。

インソールは純正を抜いてから入れる。重ねると足が持ち上がって甲が当たる
純正を抜かずに重ねると、足が持ち上がります

膝の痛みが治るとは言えない

正直に書いておきます。インソールの記事には「膝痛が軽くなる」と書かれていることが多いのですが、そこまで期待しないほうがいいかなと思います。

足が安定すれば、結果として膝への負担が減ることはあります。ただそれは体の使い方や筋力や体重の話でもあるので、インソール1枚でどうにかなるものではないんですよね。

期待していいのはこのあたり

  • 足裏の痛みが減る…これはいちばん分かりやすく変わります
  • 靴の中で足が動かなくなる…着地が安定します
  • 長く歩いたときの疲れ方が変わる…終盤で差が出ます

逆に膝や腰の痛みが確実に消えるという話ではありません。そこは期待しすぎないほうが、がっかりしなくて済むと思います。

あと、痛みが続いているなら病院に行ってください。インソールで様子を見るより、そちらのほうが早いです。

笑い猫

笑い猫

私が初めてインソールを買ったとき、正直「気休めだろう」と思っていました。1枚の中敷きで何が変わるんだと。

でも入れて歩いてみたら、下りで足裏がじんじんする感じが、はっきり減っていたんですよね。これは意外でした。

ただ、そのとき買ったのが自分に合っていただけかもしれません。友人に同じものを勧めたら「硬くて無理」と言われました。そういうものなんだと思います。だから順位ではなく、系統で選んでほしいなと。

よくある質問

登山靴のインソールは替えたほうがいいですか?

まず純正を抜いて見てください。薄いペラペラの1枚しか入っていない靴なら、替える価値はあります。
逆にKEENのようにクッション性のあるインソールが最初から入っている靴もあります。その場合は、しばらくそのまま使ってから考えても遅くないかなと思います。
足裏の痛みや足のぐらつきが出てから、で十分です。

スーパーフィートとシダス、どっちがいいですか?

支え方の考え方が違うので、合うほうを選ぶことになります。
スーパーフィートはかかとを深いカップで固定して足を動かなくします。硬めで、着地が安定するタイプですね。
シダスは土踏まずの形に立体で沿わせてアーチを下から受けます。履いた瞬間の気持ちよさはこちらかなと。
足がぐらつくならスーパーフィート、土踏まずが疲れるならシダス、という分け方でいいと思います。

純正のインソールの上に重ねてもいいですか?

だめです。必ず純正を抜いてから入れてください。
重ねると足がそのぶん持ち上がって、甲が当たったり、かかとが浮いたりします。かかとが浮くと靴ずれの原因になるので、そこは守ってください。

インソールを入れたら靴がきつくなりました

厚みのあるタイプだとよく起きます。対処は2つで、靴ひもの締め方をゆるめるか、薄いタイプに替えるかですね。
薄めがいいならソルボのような衝撃吸収系を選んでください。スーパーフィートは支える構造がしっかりしているぶん、厚みがあります。
逆に靴が少し大きかった人には、厚いインソールが調整の道具になります。

サイズが合わないときはどうしますか?

多くのインソールは大きめに作られていて、自分で切って合わせます。
やり方は、靴から抜いた純正のインソールを上に重ねて、その形に沿って線を引いてから切るのが確実です。いきなり切ると小さくなりすぎるので、少しずつ削るくらいの気持ちで。

インソールで膝の痛みは治りますか?

治るとは言えません。足が安定して結果的に膝の負担が減ることはありますが、体の使い方や筋力の話でもあるので、1枚でどうにかなるものではないかなと。
はっきり変わるのは足裏の痛みと、靴の中での足の動きです。ここは分かりやすいです。
痛みが続いているなら、インソールで様子を見るより病院に行ってください。

まとめ

  • 買う前に純正インソールを抜いて見る、靴下を厚手にしてみる。これで済むことがあります
  • 支え方はかかと固定・土踏まず・足の外側・衝撃吸収の4系統。順位ではなく系統で選んでください
  • いちばん多いのはスーパーフィートとシダスの2択。片方が合わなくても、もう片方がはまることがあります
  • 純正を抜いてから入れる。重ねると甲が当たってかかとが浮きます
  • 靴が少し大きかった人には厚いインソールが調整の道具になります
  • 膝の痛みが治るとは言えません。はっきり変わるのは足裏の痛みと足の動きです

1枚2千円から6千円で、靴を買い替えるよりはずっと安いです。ただし合わなければ意味がないので、自分の困りごとがどれなのかを先に決めてから選んでください。

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