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【徹底比較】チェーンスパイクと軽アイゼンおすすめ7選|雪山初心者ガイド

雪山登山初心者が迷う「チェーンスパイク」と「軽アイゼン」の違いを徹底解説。高尾山や入笠山にはどっちが必要?モンベル・ブラックダイヤモンドなど2026年最新のおすすめ7選と、失敗しない選び方、具体的な使用シーンを紹介します。
目次

「夏の高山は行くけど、冬は低山で雪遊びを楽しみたい」「金剛山や高尾山の雪の日、入笠山などで安全に歩きたい」。そんな冬山初心者の方にとって、最初のハードルとなるのが「足元の滑り止め選び」ではないでしょうか。

真っ白な雪景色の中を歩く体験は、夏山にはない特別な感動があります。しかし、凍結した路面での転倒は大きな怪我につながるリスクも。そこで今回は、2026年最新のチェーンスパイクと軽アイゼンおすすめ7選をご紹介します。読者の皆さんが迷わず「自分に最適な安全装備」を手に入れ、安心して冬の絶景を楽しめるよう、選び方の違いと使い分けを徹底解説します。

そもそも「チェーンスパイク」と「軽アイゼン」どう違う?

チェーンスパイクと軽アイゼンの構造と使用シーンの比較図
チェーンスパイクは足裏全体でグリップ、軽アイゼンは土踏まずで制動。用途が全然違います

雪山ハイクの初心者が最初に迷うのが、「チェーンスパイク」と「軽アイゼン(4〜6本爪)」の違いです。ざっくり言えば、チェーンスパイクは「雪山用のタイヤチェーン」軽アイゼンは「土踏まず中心のブレーキ」とイメージしてください。

チェーンスパイクは、足裏全体に短い爪が配置されており、平坦な雪道や緩やかな斜面で抜群の歩きやすさを発揮します。最大の特徴は、ゴムを伸ばして靴に履かせるだけという着脱の圧倒的な手軽さ(爆速)です。スニーカー感覚で歩けるため、初めての雪道歩きには最適です。

一方、軽アイゼン(4〜6本爪)は、土踏まず部分に長めの爪が集中的に配置されています。これにより、チェーンスパイクでは滑ってしまうような少し傾斜が出てきた道や、凍結箇所(アイスバーン)が多い場所でも、しっかりと雪面に食い込みブレーキをかけることができます。

さらに安心感が欲しい方には、前爪がある10本爪アイゼン(軽アイゼン枠の上位モデル)も選択肢に入ります。結論として、「迷ったらまずはチェーンスパイク。急な坂に行く予定があるなら軽アイゼン」という基準で選ぶのが正解です。

笑い猫
笑い猫

初めて雪山装備を買ったのは学生時代の雪山訓練のとき。モンベルの軽アイゼンを履いて、わざとアイゼンを外して歩く訓練もしましたが、登山靴でもツルツル滑るんですよね(ソールに雪が着くので)。ピッケルでブレーキ訓練をしながら「装備があるだけで、こんなに安心感が違うのか」と実感しました。雪山にはチェーンスパイクか軽アイゼンは必須ですよ。

失敗しない選び方のポイント

フィット感、爪の長さ、重量を比較検討している登山者のイメージ
フィット感・爪の長さ・重量。この3つをチェックすれば失敗しません

自分に合ったモデルを選ぶために、チェックすべきポイントは3つです。1つ目は「フィット感」。特にチェーンスパイクの場合、シリコンゴムの質が重要です。安価な製品はゴムが硬く装着しにくかったり、歩行中にズレて外れてしまったりすることがあります。信頼できるメーカーの製品は、低温下でも柔軟性を保つ高品質なシリコンを採用しています。

2つ目は「爪の長さ」です。爪は長いほどグリップ力が高いですが、その分、雪のない木道やアスファルトでは歩きにくくなり、足への負担も増えます。チェーンスパイクは爪が短めで歩きやすさとグリップ力のバランスが良く、軽アイゼンは爪が長く確実な制動力を重視しています。

3つ目は「重量」です。「念のために持っていく」というお守り代わりなら、少しでも軽いモデルが正義です。一方、ガッツリ雪山を歩くなら、多少重くても耐久性のあるステンレス製や爪の多いモデルを選ぶべきです。ペットボトル1本分(約500g)より軽いかどうかが一つの目安になります。

【徹底比較】おすすめチェーンスパイク&軽アイゼン7選

製品名特徴・評価価格タイプ重量(M)爪数推奨用途
モンベル チェーンスパイク
モンベル チェーンスパイク 1129740
初心者に最適な王道モデル
★★★★★
5,800円チェーン約263g10本平地・緩斜面
スノーライン チェーンセンプロ
スノーライン チェーンセンプロ SL44UES001
元祖ブランドの高耐久モデル
★★★★☆
約6,900円チェーン約330g11本岩場混じり対応
カンプ アイスマスター ライト
カンプ アイスマスター ライト 5317400
お守り用途に最適な超軽量
★★★★☆
約7,700円チェーン約278g13本お守り・携行性
エバニュー フルチェーンクリート
エバニュー フルチェーンクリート EBY037
独自設計の個性派モデル
★★★☆☆
約9,900円チェーン約254g11本個性派・軽量重視
ブラックダイヤモンド アクセススパイク
ブラックダイヤモンド アクセススパイク BD37030
機能美のプレミアムモデル
★★★★☆
約13,200円チェーン約250g14本着脱容易・デザイン性
モンベル スノースパイク6 クイックフィット
モンベル スノースパイク6 クイックフィット 1129613
着脱30秒の軽アイゼン
★★★★★
9,680円軽アイゼン約520g6本傾斜地・初心者向け
モンベル スノースパイク10
モンベル スノースパイク10 1129460
前爪付き最強の安心感
★★★★★
13,750円軽アイゼン約562g10本(前爪有)急斜面・最強クラス

【モンベル】チェーンスパイク(1129740)|初心者に最適な王道モデル

モンベル チェーンスパイクの冬山登山用軽量チェーンスパイク
日本人の足型にフィットする設計。初心者から上級者まで信頼される王道モデル

モンベル チェーンスパイク 1129740 の価格を比較する

迷ったらまずはコレ、と言える王道中の王道モデルです。モンベルのチェーンスパイク(型番:1129740)は、日本人の足型や登山靴に合うように設計されており、フィット感が抜群です。全面に配置されたスパイクが凍結路面をしっかり捉え、価格も5,800円(税込)と非常にコストパフォーマンスが高いのが魅力です。

さらに驚くべきは、Mサイズでペア約263gという軽さ。旧モデルから大幅な軽量化に成功しており、ペットボトル半分程度の重量です。それでいて耐久性は折り紙付き。全国のモンベルストアで試着や修理相談がしやすいのも大きな安心材料です。「とりあえず雪山を歩いてみたい」という初心者にとって、最初の一足として間違いのない選択肢と言えます。※価格は2026年1月時点の情報です。

※購入の際のアドバイス:モンベル製品は公式オンラインショップが最安値の場合が多く、サイズ交換や修理対応も充実しています。Amazonや楽天では転売品や旧モデルが混在していることもあるため、型番と価格をよく確認するか、公式サイトでの購入をおすすめします。会員登録(無料)でさらにポイント還元もあります。

笑い猫
笑い猫

山岳仲間の間でも「初心者にはまずモンベルのチェーンスパイク」という声が多いです。価格も手頃で、全国のモンベルストアでサイズ調整の相談ができるのが初心者には安心ですね。約263gという軽さもザックに入れっぱなしにできて便利です。

【スノーライン】チェーンセンプロ(SL44UES001)|元祖ブランドの高耐久モデル

スノーライン チェーンセンプロの高耐久チェーンスパイク
世界で初めてチェーンスパイクを開発した元祖ブランドによる高耐久・高グリップモデル

スノーライン チェーンセンプロ SL44UES001 の価格を比較する

実はチェーンスパイクというジャンルの「元祖」的存在なのが、このスノーライン チェーンセンプロです。モンベル製品とよく似ていますが、特筆すべきはその耐久性の高さ。頑丈なステンレスチェーンと厚みのあるラバーバンドを採用しており、岩場混じりの雪道でガシガシ使っても壊れにくいタフさがあります。

11本の爪がバランスよく配置され、グリップ力も申し分なし。「モンベルはみんな持っているから被りたくない」「よりハードな使用に耐える相棒が欲しい」という方に最適です。耐久性と信頼性を重視する玄人好みの逸品です。

【カンプ】アイスマスター ライト(5317400)|お守り用途に最適な超軽量モデル

カンプ アイスマスター ライトの超軽量チェーンスパイク
軽量性を追求し、携行時の負担を極限まで減らしたウルトラライト志向モデル

カンプ アイスマスター ライト 5317400 の価格を比較する

「使うかどうかわからないけど、念のためにザックに入れておきたい」。そんなお守り用途に最適なのが、カンプのアイスマスター ライトです。Mサイズでペア約278gという軽さに加え、細身のチェーン設計でコンパクトに収納できるため、ザックの隙間にスッと入る携行性の良さが魅力です。

軽量モデルながら13本の爪を備えており、グリップ性能も犠牲にしていません。サイズごとに色分けされたアイレット(チェーン接続部)で、遠目でも自分のサイズが一目で分かる工夫も便利。整備された雪の低山ハイクや、林道歩きには十分すぎる性能を発揮します。軽快に歩きたいハイカーの強い味方です。

【エバニュー】フルチェーンクリート(EBY037)|独自設計の個性派モデル

エバニュー フルチェーンクリートの軽量チェーンスパイク
独自の肉抜きゴムバンドで軽量化とフィット感を両立させた個性派チェーンスパイク

エバニュー フルチェーンクリート EBY037 の価格を比較する

日本の老舗メーカー、エバニューが手掛けるフルチェーンクリートは、他とは一線を画す個性派モデルです。バンド部分が六角形に肉抜きされており、軽量化とともに靴への密着度を高める工夫が施されています。Mサイズで約254gと、クラス最軽量レベルの軽さを誇ります。

※注意点として、同社の10本爪アイゼン(EBY004)とは別物ですので、購入時は型番(EBY037)をよく確認してください。人とは違うギアを使いたい、軽さとフィット感の両方を妥協したくないというこだわりのある方におすすめです。

【ブラックダイヤモンド】アクセススパイク(BD37030)|機能美を追求したプレミアムモデル

ブラックダイヤモンド アクセススパイクの高機能チェーンスパイク
かかとの大型ループで着脱が容易。デザイン性と機能性を兼ね備えたアルピニスト愛用モデル

ブラックダイヤモンド アクセススパイク BD37030 の価格を比較する

アルピニスト御用達ブランド、ブラックダイヤモンドのアクセススパイクは、機能美あふれるデザインが魅力です。かかと部分に配置された大きなウェビングループのおかげで、グローブをしたままでも着脱が非常にスムーズ。寒さで手がかじかむ雪山では、このちょっとした工夫が大きな助けになります。

14本の爪が配置され、グリップ力も安定しています。見た目もクールで、持っているだけで気分が上がるアイテム。「道具としての美しさ」や「ブランドの信頼性」を重視する方に、ぜひ手にとっていただきたいモデルです。

笑い猫
笑い猫

私が現在愛用中のチェーンスパイクがこれ。かかとの大型ループはグローブをしたままでもサッと着脱できて、寒い中で手を出したくない派(ヘタレ)には大助かりです(笑)。そして何よりデザインがかっこいい! 機能美を感じる道具を持つと、冬山へのモチベーションも上がりますね。

【モンベル】スノースパイク6 クイックフィット(1129613)|着脱30秒の軽アイゼン

モンベル スノースパイク6 クイックフィットの軽アイゼン
ラチェット式バックル採用で、手袋をしたままでもカチカチと簡単に固定できる6本爪アイゼン

モンベル スノースパイク6 クイックフィット 1129613 の価格を比較する

ここからは「軽アイゼン」の紹介です。モンベルのスノースパイク6 クイックフィットの最大の特徴は、スキーブーツのような「ラチェット式バックル」を採用している点です。従来の紐で縛るタイプは装着に慣れが必要でしたが、これはカチカチとレバーを操作するだけで、誰でも30秒で完璧に固定できます。

土踏まずにある6本の爪が、傾斜のある道でもしっかりと雪に食い込みます。「紐を結ぶのが苦手」「寒い中で細かい作業をしたくない」という初心者の方にとって、これほど扱いやすく頼りになる装備はありません。初めての軽アイゼンとして最も推奨できるモデルです。

※購入の際のアドバイス:モンベル製品は公式オンラインショップが最安値の場合が多く、サイズ交換や修理対応も充実しています。Amazonや楽天では転売品や旧モデルが混在していることもあるため、型番と価格をよく確認するか、公式サイトでの購入をおすすめします。会員登録(無料)でさらにポイント還元もあります。

【モンベル】スノースパイク 10(1129460)|前爪付き最強の安心感

低山ハイク用として最強の安心感を求めるなら、このモンベル スノースパイク 10(1129460)がファイナルアンサーです。最大のメリットは、前爪(つま先側の爪)があること。これにより、急な登り坂でもつま先を蹴り込んで(キックステップ)、安定して登ることができます。チェーンスパイクや6本爪では不安な急斜面でも、恐怖感が段違いに軽減されます。

サイズ調整も六角レンチ一本で簡単にでき、靴のサイズが変わっても長く使えます。「低山だけど急な坂がある」「凍っている場所がどうしても怖い」という方には、このモデルが心の支えになるはずです。ただし、あくまでハイキング用ですので、厳冬期のアルプスなどの本格的な雪山登山には12本爪アイゼンをご利用ください。

※購入の際のアドバイス:モンベル製品は公式オンラインショップが最安値の場合が多く、サイズ交換や修理対応も充実しています。Amazonや楽天では転売品や旧モデルが混在していることもあるため、型番と価格をよく確認するか、公式サイトでの購入をおすすめします。会員登録(無料)でさらにポイント還元もあります。

笑い猫
笑い猫

私も愛用中の軽アイゼンがこれ。コスパと信頼性では抜群だと思っています。近場の低山ならチェーンスパイクで十分ですが、ちょっとした傾斜のある山に行くときは、この前爪付きモデルがあると安心感が段違い。約562gは軽アイゼンとしては標準的で、携行性も悪くないですよ。

まとめ:自分の行き先に合わせて「安全」を買おう

冬の低山は、夏とは全く違う静寂と美しさに包まれています。その景色を心から楽しむためのパスポートが、適切な「足元の装備」です。平坦な林道や緩やかな山歩きがメインなら、手軽で歩きやすいチェーンスパイクがベストパートナーになるでしょう。

一方で、少しステップアップして傾斜のある山に挑戦したい、あるいは絶対に滑りたくないという強い思いがあるなら、モンベルの6本爪や10本爪アイゼンを選ぶことで、より大きな安心感を手に入れることができます。

道具はただの重りではありません。あなたを安全に家まで帰してくれる大切な相棒です。自分の登山スタイルに合ったモデルを選んで、ぜひ白銀の世界へ一歩踏み出してみてください。そこには、きっと忘れられない感動が待っています。

よくある質問(FAQ)

チェーンスパイクと軽アイゼンはどっちを買うべき?

初めての雪山ハイキングで、傾斜の少ないコース(林道や整備された登山道)を歩くならチェーンスパイクがおすすめです。装着が簡単で歩きやすいためです。一方、急な坂道があるコースや、凍結箇所が多い山に行く予定があるなら、ブレーキ力の強い軽アイゼン(6本爪以上)を選びましょう。

夏山用の登山靴でも装着できる?

はい、基本的に装着可能です。チェーンスパイクや軽アイゼンは、底が柔らかい夏用のトレッキングシューズやハイキングシューズにも対応しています。ただし、スニーカーなどのローカットシューズは雪が入ってきやすいため、防水性のあるミッドカット以上の登山靴と合わせるのが安全です。

雪のない場所で歩いても大丈夫?

雪のない岩場やアスファルトの上を長時間歩くと、爪が摩耗したり曲がったりする原因になります。また、足裏への突き上げ感があり疲労の原因にもなります。雪が途切れた場所では、こまめに着脱するのが道具を長持ちさせ、快適に歩くコツです。

サイズ選びのポイントは?

登山靴のサイズ(外寸)に合わせて選ぶのが基本です。メーカーのサイズ表(S/M/Lなど)を確認してください。チェーンスパイクの場合、大きすぎると歩行中に外れやすく、小さすぎるとゴムが切れる原因になります。迷った場合は、登山靴を持参してショップで試着するか、靴のボリュームを考慮して選んでください。

※サイズ境界線の人へのアドバイス:例えば25.5cmなど、SとMの境界線にいる方は、冬靴のボリューム(厚手の靴下や保温材)を考慮して「大きい方(M)」を選ぶのが鉄則です。小さいとゴムが切れるリスクが高まり、装着時のストレスも増えます。冬は靴下が厚くなる分、普段より0.5〜1cm大きめのサイズが安全です。

お手入れ方法は?

使用後は必ず水洗いして泥や汚れを落とし、完全に乾燥させてから保管してください。ステンレス製でも濡れたまま放置すると錆びることがあります。特にチェーン部分は錆びやすいので、乾燥後に防錆スプレーを軽く吹いておくと長持ちします。

軽アイゼンを持っていたらチェーンスパイクは不要?

結論:両方持っておくのが理想です。軽アイゼンは急斜面では最強ですが、平坦な道では逆に歩きにくく、疲労が蓄積します。また、装着に時間がかかるため、「ちょっと凍ってる」程度の場所では面倒で装着しない→転倒リスク増、という悪循環になりがちです。チェーンスパイクは軽量(約250〜280g)でサッと装着でき、平地でも快適に歩けるのが最大の強み。「お守り用途」として常にザックに入れておき、軽アイゼンは傾斜のある山専用にするのが賢い使い方です。

関東・甲信越で冬に登る山と装備の選び方【実践編】

チェーンスパイクで十分な山

林道歩きや整備された登山道が中心で、傾斜が緩やかな山ならチェーンスパイクで安心です。以下のような山では、むしろチェーンスパイクの歩きやすさが活きてきます。

  • 高尾山(東京) - 1号路・6号路などの整備路。凍結箇所はあるが緩やか
  • 筑波山(茨城) - ケーブルカー利用後の山頂周辺散策
  • 大山(神奈川) - 表参道コース。石段が多く、チェーンスパイクの方が安定
  • 陣馬山(東京・神奈川) - なだらかな稜線歩き
  • 入笠山(長野) - ゴンドラ利用後の山頂ハイク。傾斜は緩やか

軽アイゼン推奨の山

傾斜が急な箇所や、凍結した斜面が多い山では、軽アイゼン(6本爪以上)の制動力が必要です。特に下山時の安心感が段違いに変わります。

  • 赤岳・硫黄岳(八ヶ岳) - アイスバーンの斜面あり。できれば10本爪推奨
  • 天狗岳(八ヶ岳) - 稜線の凍結が激しく、軽アイゼン必須
  • 雲取山(東京・埼玉・山梨) - 長い行程で傾斜のある道。軽アイゼンがあると安心
  • 蓼科山(長野) - 山頂直下の急斜面。軽アイゼンで恐怖感が激減
  • 塔ノ岳・丹沢山(神奈川) - 表尾根など急な箇所が多く、軽アイゼン推奨
  • 谷川岳(群馬・新潟) - ロープウェイ利用後も急斜面あり。10本爪推奨

両方持ちのススメ

チェーンスパイクは軽量(約250〜280g)で携行性抜群なので、「軽アイゼン+チェーンスパイク」の二刀流が最も賢い選択です。急斜面では軽アイゼン、緩やかな道や下山後の林道ではチェーンスパイクと使い分けることで、疲労を軽減し安全性も最大化できます。

笑い猫
笑い猫

実際、私もBDのアクセススパイク(約250g)とモンベルのスノースパイク10(約562g)の二刀流です。高尾山や入笠山はチェーンスパイク、八ヶ岳や丹沢の急斜面は軽アイゼンと使い分けています。合計約800gでも、安全と疲労軽減を考えれば十分に価値がありますね。

まとめ:自分の行き先に合わせて「安全」を買おう

冬の低山は、夏とは全く違う静寂と美しさに包まれています。その景色を心から楽しむためのパスポートが、適切な「足元の装備」です。平坦な林道や緩やかな山歩きがメインなら、手軽で歩きやすいチェーンスパイクがベストパートナーになるでしょう。

一方で、少しステップアップして傾斜のある山に挑戦したい、あるいは絶対に滑りたくないという強い思いがあるなら、モンベルの6本爪や10本爪アイゼンを選ぶことで、より大きな安心感を手に入れることができます。

道具はただの重りではありません。あなたを安全に家まで帰してくれる大切な相棒です。自分の登山スタイルに合ったモデルを選んで、ぜひ白銀の世界へ一歩踏み出してみてください。そこには、きっと忘れられない感動が待っています。

最後に一つだけ、重要なアドバイスを。購入したら、必ず自宅で一度、装着練習をしてください。暖かい部屋でできないことは、吹雪の山頂では絶対にできません。靴に装着し、歩いてみて、外してみる。この5分間の練習が、現場での安心感と行動スピードを劇的に変えます。