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中級者向けトレッキングレインウェア おすすめ5選【上下セット完全ガイド】

中級者向けトレッキングレインウェア おすすめ5選【上下セット完全ガイド】
中級トレッカー必見!防水透湿性・耐久性・軽量性を兼ね備えたレインウェア上下セット5選を徹底比較。モンベル、ノースフェイス、ファイントラックなど信頼ブランドから厳選。価格4万円台~12万円台まで予算別に紹介。
目次

初心者向けの安価なレインウェアでは物足りなくなってきた、そんな中級トレッカーの皆さんに朗報です。本格的な山行を楽しむためには、防水透湿性耐久性軽量性を高次元でバランスした高品質なレインウェアが不可欠となります。

特に重要なのは、レインウェアを上下セットで揃えることです。ジャケットだけでは下半身が濡れてしまい、体温低下や不快感を招きます。本格的な登山では、ジャケットとパンツの防水透湿性能のバランス、重量配分、動きやすさの統一が快適性と安全性を大きく左右します。

今回は、数あるレインウェアの中から信頼できるアウトドアブランドの製品を厳選し、上下セットで長期間愛用できる5つの優秀モデルをご紹介します。価格帯は上下セット4万円台から12万円台まで幅広く取り上げており、予算や登山スタイルに応じて最適な組み合わせをお選びいただけます。

中級者のレインウェア選び|重視すべき3つのポイント

防水透湿性能の違いを理解する

中級者が最も注目すべきは防水透湿性能のバランスです。単純な防水性だけでなく、汗を効率的に排出する透湿性が重要となります。耐水圧20,000mm以上透湿性10,000g/m²・24hrs以上を目安とし、ゴアテックスや各メーカー独自の高性能素材を採用した製品を選びましょう。長時間の山行では、この性能差が快適性に大きく影響します。

耐久性と軽量性のバランス

頻繁に山に通う中級者には、耐久性と軽量性の両立が欠かせません。3層構造の素材は耐久性に優れ、2.5層構造は軽量性で勝ります。使用頻度と山行スタイルを考慮し、上下セット合計重量500〜800g程度の範囲で、岩場での擦れや長期使用に耐える堅牢性を持つ製品を選択することが重要です。

長期使用を見据えたコスト

初期投資は高めでも、長期的なコストパフォーマンスを重視しましょう。信頼できるブランドの製品は、適切なメンテナンスで5〜10年以上の使用が可能です。年間使用回数を考慮すると、上下セット5万円以上の高品質モデルでも十分にコストに見合う価値があります。アフターサービスや修理対応の充実度も選択基準に加えることをおすすめします。

長く愛用できるトレッキングレインウェア上下セットおすすめ5選

1. モンベル ストームクルーザー 上下セット|バランスの取れた日本の定番

モンベル ストームクルーザージャケットの製品画像
モンベル ストームクルーザージャケット、防水透湿性と軽量性を高次元で両立
出典:モンベル公式サイト

モンベル ストームクルーザー ジャケット 1128615の価格を比較する

モンベル ストームクルーザー ジャケット(品番:1128615)は、日本の山岳環境を知り尽くした国内ブランドが開発した、まさにバランス型の傑作です。定価28,600円(税込)という価格設定で、ゴアテックス3レイヤー素材を採用した本格的なレインウェアとしては極めて高いコストパフォーマンスを実現しています。

最大の特徴はGORE® C-ニット™バッカーテクノロジーの採用です。従来の裏地より軽量でしなやかな着心地を実現し、重量254gという軽さを達成しています。透湿性35,000g/m²・24hrsという優秀な数値により、激しい運動時でもウェア内の蒸れを効率的に排出します。

対応パンツ:ストームクルーザーパンツ

モンベル ストームクルーザー パンツ 1128562の価格を比較する

モンベル ストームクルーザーパンツ(品番:1128562)は、ジャケットと完全に同じ素材・技術を採用した理想的なセットアップです。価格18,700円(税込)重量195gと驚異的な軽量性を実現。ジャケットと同じGORE® C-ニットバッカー採用により、上下で統一された快適性を提供します。

20デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ素材により、軽量ながら十分な耐久性を確保。シンプルな設計で扱いやすく、頻繁な脱ぎ履きにもストレスがありません。

上下セット総額:47,300円(税込) / 合計重量:449g

メリット:価格と性能のバランスが秀逸、上下統一された軽量性、日本人の体型に合わせた設計、充実したアフターサービス。デメリット:他ブランドと比較してデザインがやや地味、カラーバリエーションが限定的。

2. ザ・ノース・フェイス クライムライト 上下セット|幅広く活躍する万能型

ザ・ノース・フェイス クライムライトジャケットの製品画像
ザ・ノース・フェイス クライムライトジャケット、軽量性と耐久性を両立した万能モデル
出典:楽天市場(ザ・ノース・フェイス正規販売店)

ザ・ノース・フェイス クライムライトジャケット NP12501の価格を比較する

ザ・ノース・フェイス クライムライトジャケット(NP12501)は、世界的なアウトドアブランドが誇る万能型レインウェアです。定価35,970円(税込)で、幅広い登山シーンに対応する汎用性の高さが魅力です。

重量約310g(Lサイズ)という軽量設計ながら、ゴアテックス3レイヤー構造による確実な防水性を確保しています。裏地にはマイクログリッドバッカーを採用し、引っかかりが少なく湿気を含みにくい快適な着心地を実現。しなやかな生地感により、激しい動きにもストレスなく追従します。

対応パンツ:クライムライトジップパンツ

ザ・ノース・フェイス クライムライトジップパンツ NP12502の価格を比較する

ザ・ノース・フェイス クライムライトジップパンツ(NP12502)は、価格34,100円(税込)重量約245g(Lサイズ)の高機能パンツです。最大の特徴はサイドフルジップで、登山靴を履いたままでの脱ぎ履きが容易です。

20デニールリサイクルナイロンを使用し、環境配慮とともに優れた軽量性を実現。ジャケットと同じマイクログリッドバッカー採用により、上下で統一された快適性を提供します。サイドジップはベンチレーションとしても機能し、温度調節が可能です。

上下セット総額:70,070円(税込) / 合計重量:約555g

メリット:軽量で動きやすい、サイドジップによる高い利便性、デザインがスタイリッシュ、グローバル対応のアフターサービス。デメリット:価格帯がやや高め、極端な悪天候では物足りない場合がある。

3. ファイントラック エバーブレスフォトン 上下セット|日本製の高機能モデル

ファイントラック エバーブレスフォトンジャケットの製品画像
ファイントラック エバーブレスフォトンジャケット、2025年リニューアルで更なる進化を遂げた日本製高性能モデル
出典:ファイントラック公式サイト

ファイントラック エバーブレスフォトンジャケット FAM0331の価格を比較する

ファイントラック エバーブレスフォトンジャケット(FAM0331)は、2025年春夏に8年ぶりのリニューアルを迎えた、日本が誇る高機能レインウェアです。約38,500円(税込)という価格設定ながら、その性能と品質は価格以上の価値があります。

重量300gで、独自のエバーブレス®メンブレン3層構造により、耐水圧20,000mm以上と優秀な透湿性を実現しています。最大の特徴はストレッチ性の高さで、激しい動きを要するクライミングや岩稜帯でも突っ張り感なく快適に着用できます。

対応パンツ:エバーブレスフォトンパンツ

ファイントラック エバーブレスフォトンパンツ FAM0332の価格を比較する

ファイントラック エバーブレスフォトンパンツ(FAM0332)は、価格27,280円(税込)重量235gの高機能パンツです。ジャケットと同じく2025年春夏リニューアルモデルで、最新のエバーブレス®メンブレン3層構造を採用しています。

15デニールナイロンリップストップ素材により、軽量性と耐久性を両立。高いストレッチ性により、岩場での複雑な動きにも追従します。日本製の精密な縫製技術により、長期間の使用にも耐える品質を実現しています。

上下セット総額:65,780円(税込) / 合計重量:535g

メリット:優れたストレッチ性、日本製の高品質、上下統一された最新技術、長期耐久性。デメリット:価格が高め、他ブランドほど知名度が高くない、カラーバリエーションが限定的。

4. パタゴニア トレントシェル3L 上下セット|コスパと環境配慮を両立

パタゴニア トレントシェル3Lジャケットの製品画像
パタゴニア トレントシェル3Lジャケット、環境配慮と高性能を両立したコストパフォーマンス重視モデル
出典:WOODY HOUSE(パタゴニア国内正規販売店)

パタゴニア トレントシェル3Lジャケット 85241の価格を比較する

パタゴニア トレントシェル3Lジャケット(85241)は、約27,500円(税込)という価格でありながら、3層構造の本格的なレインウェアとして高い性能を誇るコストパフォーマンス重視のモデルです。

重量約400g(Mサイズ)とやや重めですが、その分耐久性に優れ、頻繁な使用にも十分対応できます。H2No® Performance Standard 3層構造により、確実な防水性と適度な透湿性を実現。ダブルフラップ構造のフロントファスナーが、雨の侵入を効果的に防ぎます。

対応パンツ:トレントシェル3Lパンツ(レギュラー)

パタゴニア トレントシェル3Lパンツ 85266の価格を比較する

パタゴニア トレントシェル3Lパンツ(レギュラー)(85266)は、価格17,600円(税込)重量約335gの堅牢なレインパンツです。ジャケットと同じH2No® Performance Standard 3層構造により、確実な防水性を実現しています。

リサイクルナイロンを使用し、環境配慮とコストパフォーマンスを両立。シンプルな設計で扱いやすく、登山からタウンユースまで幅広く活用できます。やや重めですが、その分の耐久性により長期間の使用が可能です。

上下セット総額:45,100円(税込) / 合計重量:約735g

メリット:優秀なコストパフォーマンス、環境配慮素材、上下統一されたシンプル設計、ブランドイメージの良さ。デメリット:やや重い、極限状況での性能は専門モデルに劣る、人気モデルゆえに他者と被りやすい。

5. マムート アルパインガイドジャケット + アイガーシリーズパンツ|スイス発の本格派組み合わせ

マムート アルパインガイドハードシェルジャケットの製品画像
マムート アルパインガイドハードシェルジャケット、スイス・アルプスで鍛えられた本格的高性能モデル
出典:楽天市場(マムート正規販売店)

マムート アルパインガイドハードシェルジャケット 1010-31330の価格を比較する

マムート アルパインガイド ハードシェル フーデッド ジャケット アジアンフィット(1010-31330/31331)は、約59,400円(税込)と今回紹介する中では最高価格帯ながら、その性能はプロガイド仕様の本格派です。

重量約420gで、スイス・アルプスの厳しい環境で培われた技術を投入し、PFCフリーのePEメンブレンを使用したゴアテックス3レイヤー構造により、優れた防水性、透湿性、防風性を実現。悪天候にも対応できるオールシーズン対応の設計となっています。

推奨組み合わせパンツ:アイガーエクストリームハードシェルパンツ

マムート アイガーハードシェルパンツの価格を比較する

アルパインガイドシリーズには現行のパンツモデルがないため、同等性能のアイガーエクストリームハードシェルパンツとの組み合わせを推奨します。価格約50,000〜70,000円重量約261g〜(モデルにより異なる)の超軽量プロ仕様パンツです。

ゴアテックスePEメンブレン3層構造により、ジャケットと同等の高性能を実現。サイドフルジップ搭載で利便性も高く、プロガイドや上級者の厳しい要求に応える仕様となっています。

推奨上下セット総額:約109,400〜129,400円(税込) / 合計重量:約681〜741g
※パンツはアイガーシリーズとの組み合わせ価格

メリット:プロ仕様の高機能、優れた耐久性、本格的なクライミング対応、スイスブランドの信頼性。デメリット:価格が非常に高い、一般的なハイキングにはオーバースペック、パンツが別シリーズとの組み合わせ。

5製品の上下セットスペック比較表

ブランド・商品名 ジャケット価格 パンツ価格 上下セット総額 ジャケット重量 パンツ重量 合計重量
モンベル
ストームクルーザー
28,600円 18,700円 47,300円 254g 195g 449g
ノースフェイス
クライムライト
35,970円 34,100円 70,070円 約310g 約245g 約555g
ファイントラック
エバーブレスフォトン
38,500円 27,280円 65,780円 300g 235g 535g
パタゴニア
トレントシェル3L
27,500円 17,600円 45,100円 約400g 約335g 約735g
マムート
アルパイン+アイガー
59,400円 50,000〜70,000円 109,400〜129,400円 約420g 約261〜g 約681〜741g

よくある質問(FAQ)

中級者向けレインウェアと初心者向けの決定的な違いは何ですか?

最大の違いは防水透湿性能の高さ耐久性です。中級者向けモデルは耐水圧20,000mm以上、透湿性10,000g/m²・24hrs以上の性能を持ち、長時間の使用でも快適性を保持します。また、3層構造による高い耐久性により、岩場での擦れや頻繁な使用にも十分対応できます。

レインウェアのパンツだけ別ブランドにしても大丈夫ですか?

基本的には問題ありませんが、防水透湿性能のバランスを考慮することが重要です。ジャケットとパンツで透湿性に大きな差があると、片方だけが蒸れる原因となります。できるだけ同等の性能値を持つ製品を組み合わせ、素材の特性(ゴアテックス同士など)を合わせることをおすすめします。

レインパンツのサイズ選びで注意すべきポイントは?

膝の動きやすさ裾の長さが重要です。登山では膝を高く上げる動作が多いため、座った状態で膝を曲げても窮屈でないサイズを選びましょう。また、登山靴を履いた状態で裾が地面を引きずらない長さであることを確認してください。ウエストは重ね着を考慮して余裕を持たせることも大切です。

ゴアテックス以外の素材でも十分な性能は期待できますか?

はい、各メーカーの独自素材も優秀な性能を持っています。ファイントラックのエバーブレス®やパタゴニアのH2No®など、ゴアテックスに匹敵する防水透湿性を実現しており、むしろ価格面でのメリットがあります。重要なのはスペック値と実際の使用環境のマッチングです。

価格差が大きいですが、高額モデルを選ぶべき理由は?

使用頻度と山行レベルによります。年間20回以上の山行や厳しい気象条件での使用が予想される場合、高額モデルの耐久性と性能が長期的にコストメリットをもたらします。一方、月1〜2回程度の使用であれば、中価格帯モデルでも十分満足できる性能が得られます。

レインウェアの寿命はどの程度でしょうか?

適切なメンテナンスを行えば5〜10年以上の使用が可能です。重要なのは使用後の洗濯と撥水加工の再処理です。年間使用回数、保管環境、メンテナンス頻度により大きく左右されますが、高品質モデルほど長期間の性能維持が期待できます。

まとめ|自分に合った上下セットを見つけよう

今回紹介した5つのレインウェア上下セットは、いずれも中級者の要求に応える高性能モデルです。コストパフォーマンス重視ならモンベル ストームクルーザー(47,300円)パタゴニア トレントシェル3L(45,100円)軽量性と機能性を求めるならザ・ノース・フェイス クライムライト(70,070円)ファイントラック エバーブレスフォトン(65,780円)本格的な山岳活動にはマムート組み合わせセット(109,400円〜)がおすすめです。

上下セットで購入する際は、総額予算5万円〜13万円合計重量500g〜800gを目安に、ご自身の登山スタイル、使用頻度、予算とのマッチングを重視しましょう。どのモデルも長期間愛用できる品質を持っているため、慎重に比較検討し、納得のいく上下セットを選んでください。

適切なレインウェア上下セットは、雨天時の体温維持と快適性を確保し、安全で楽しい山行のパートナーとなるでしょう。上下統一された防水透湿性能により、どんな天候変化にも対応できる安心感を得られます。

※製品仕様は予告なく変更される場合があります。※価格は変動する可能性があります。購入前に公式サイトでご確認ください。※掲載情報は2025年11月時点のものです。