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ミレーのおすすめザック7選|登山用バックパックの選び方と人気モデル比較

ミレーのおすすめザック7選|登山用バックパックの選び方と人気モデル比較
ミレー(Millet)のおすすめザック7選を徹底比較。サースフェーNXシリーズやウェルキン、クーラなど用途別に解説。型番・スペック・価格情報も掲載。初心者から上級者まで最適なモデルが見つかります。
目次

ミレー(Millet)とは?ブランドの歴史と特徴

ミレー(Millet)は、1921年にフランスで創業された老舗アウトドアブランドです。100年以上の歴史を持つ同社は、特に登山用バックパックの分野で世界的な評価を得ています。

ミレーが世界にその名を知らしめたのは、1950年の人類初8000メートル峰・アンナプルナ登頂の際、登山隊が使用したバックパックを提供したことでした。この歴史的偉業により、ミレーは山岳界での信頼を確立し、現在に至るまで多くの登山家に愛され続けています。

ミレーのザックが支持される理由は、卓越した背負い心地と耐久性にあります。人間工学に基づいた背面システム「SAAS FEE BACK」は、長時間の山行でも疲れにくく、重い荷物を安定して運ぶことができます。また、CORDURA®ナイロンなどの高品質素材を採用し、厳しい自然環境に耐える強靭性を実現しています。

フランス発のブランドらしい洗練されたデザインと、実用性を兼ね備えたミレーのザックは、初心者から上級者まで幅広い登山者におすすめできる製品です。なお、ミレーはバックパックだけでなく、汗冷えを防ぐドライナミックメッシュ(通称:網シャツ)でも有名で、ザックと合わせて使うことでより快適な登山を楽しめます。

ミレーのザックの選び方

ミレーのザック選びで最も重要なポイントは、容量と用途のマッチングです。日帰り登山なら20〜30L、小屋泊なら30〜40L、テント泊や縦走なら50L以上が目安となります。

背面長調整も重要な要素です。特にサースフェーシリーズはMサイズ(背面長48cm)とLサイズ(背面長51cm)が用意されており、身長や体格に合わせて選択できます。また、女性や小柄な方向けにSサイズ(背面長43cm前後)のレディスモデルも展開されており、ショルダーハーネスの形状も女性の体型に最適化されています。適切な背面長により、ザックの重心が腰にしっかりと乗り、長時間でも快適に背負うことができます。

用途別選定では、純粋な登山用途ならサースフェーシリーズ、軽量性重視ならウェルキン、旅行との兼用ならクーラEXPがおすすめです。ビジネス出張にも対応したい場合は、ノートPC収納機能があるモデルを選ぶとよいでしょう。

素材面では、撥水性と耐久性をチェックしましょう。サースフェーシリーズは耐水圧1,500mmのシリコン撥水加工が施されており、急な雨にも対応できます。また、摩耗に強いCORDURA®ナイロンを使用したモデルは、長期間の使用に耐える優れた耐久性を持っています。

購入前には実際に背負い心地を確認することを強く推奨します。体型や好みによって感じ方が異なるため、実店舗で試着し、自分に最適なモデルを見つけることが大切です。

なお、ミレー製品は購入日から2年間の保証が付いています(正規販売店での購入が条件)。万が一の製造上の欠陥にも対応してもらえるため、長期間安心して使用できます。高価な買い物だからこそ、しっかりとしたアフターサポートがあるのは大きな安心材料と言えるでしょう。

ミレーのおすすめザック7選

サースフェー NX 30+5(MIS0756)|日帰り〜小屋泊の定番モデル

ミレー サースフェー NX 30+5の優れた背負い心地と機能性
登山者が最も信頼する定番モデル。迷ったらこれを選べば間違いなし

ミレー サースフェー NX 30+5 MIS0756の価格を比較する

サースフェー NX 30+5(MIS0756)は、ミレーの代表的なモデルで、日帰り登山から1泊の小屋泊まで幅広く対応します。容量30+5L、重量1500gで、価格は約25,500円(2025年11月時点)です。

最大の特徴はSAAS FEE BACK背面システムの採用です。人間工学に基づいた設計により、荷物の重量を効率的に腰に分散し、長時間の山行でも疲労を軽減します。また、2気室構造により荷物の整理がしやすく、必要なアイテムに素早くアクセスできます。

耐水圧1,500mmのシリコン撥水加工が施されており、突然の雨にも対応可能です。背面長はM=48cm、L=51cmの2サイズ展開で、面ファスナーによる調整も可能です。初心者にも使いやすい機能が充実しており、登山用ザックの入門モデルとしても最適です。

やや重めの1500gという点がデメリットですが、その分の安定性と快適性は他の追随を許しません。雨蓋やサイドアクセスポケット、トレッキングポールホルダーなど、登山に必要な機能がすべて揃っています。

サースフェー NX 40+5(MIS0754)|小屋泊〜軽量テント泊に最適

ミレー サースフェー NX 40+5の大容量収納と快適性
小屋泊から軽量テント泊まで。収納力と快適性のベストバランス

ミレー サースフェー NX 40+5 MIS0754の価格を比較する

サースフェー NX 40+5(MIS0754)は、30+5の上位モデルで、より多くの荷物を安定して運べます。容量40+5L、重量1560gで、価格は約27,000円(2025年11月時点)です。

基本的な機能は30+5と同様で、SAAS FEE BACK背面システム2気室構造を搭載しています。容量が10L増えることで、1〜2泊の小屋泊や軽量装備でのテント泊にも対応できるようになります。

収納力と快適性のバランスが最大の魅力で、必要十分な機能を備えながら、重量増加を最小限に抑えています(30+5から60g増のみ)。背面長調整やシリコン撥水加工などの基本性能も継承しており、中級者のステップアップにも最適です。

荷物が少ない場合は重心が不安定になりやすいというデメリットがありますが、サイドコンプレッションストラップで調整可能です。小屋泊登山を中心に考えている方には最もバランスの取れた選択肢と言えるでしょう。

サースフェー NX 50+(MIS0773)|本格テント泊・縦走用大容量モデル

ミレー サースフェー NX 50+のテント泊対応大容量設計
本格テント泊縦走の頼れる相棒。大容量でも快適な背負い心地

ミレー サースフェー NX 50+ MIS0773の価格を比較する

サースフェー NX 50+(MIS0773)は、シリーズ最大容量の本格テント泊用モデルです。容量50+L、重量1750gで、価格は約36,000円(2025年11月時点)です。

テント、シュラフ、マット、調理器具など、テント泊に必要な装備一式を余裕で収納できる大容量設計が特徴です。それでいてSAAS FEE BACK背面システムにより、重い荷物でも快適に背負うことができます。

高い通気性を実現するメッシュパネルや、長期山行での使いやすさを考慮した多彩な収納オプションを備えています。2気室構造により、濡れ物と乾燥物の分離収納も可能で、テント泊での利便性を最大化しています。

価格が高めという点がデメリットですが、本格的なテント泊や長期縦走を考えている上級者には投資する価値があります。耐久性も非常に高く、長年にわたって愛用できる一生物のザックと言えるでしょう。

ウェルキン 30(MIS0747)|軽量で通気性抜群の夏山向けザック

ミレー ウェルキン 30の軽量メッシュ背面と通気性
軽量880gの夏山スペシャリスト。コスパ最強の入門モデル

ミレー ウェルキン 30 MIS0747の価格を比較する

ウェルキン 30(MIS0747)は、軽量性と通気性を重視したエントリーモデルです。容量30L、重量880gで、価格は約17,600円(2025年11月時点)という高いコストパフォーマンスを誇ります。

最大の特徴はメッシュ加工された背面パッドで、汗ばむ夏山でも快適な背負い心地を提供します。サースフェーシリーズと比較して400g以上軽く、日帰り登山や軽装での小屋泊に最適です。

17インチノートPC対応の収納スペースがあり、ハイキング以外にもデイリーユースで活用できます。雨蓋式の構造で荷物の増減にも対応でき、初心者にも扱いやすい設計となっています。背面長は固定式(U=46cm)のため、サースフェーシリーズのような細かな調整はできませんが、幅広い体型に対応します。

一方で、耐久性はサースフェーシリーズに劣り、本格的な登山には機能不足を感じる場合があります。しかし、価格の手頃さと軽量性を考慮すると、登山を始めたばかりの方や軽量化を重視する方には非常に魅力的な選択肢です。

クーラ 30(MIS0545)|旅行にも使える多用途バックパック

ミレー クーラ 30の多用途デザインと旅行対応機能
山でも街でも違和感ゼロ。旅する人のための万能バックパック

ミレー クーラ 30 MIS0545の価格を比較する

クーラ 30(MIS0545)は、登山と旅行の両方に対応する多用途バックパックです。容量30L、重量860gで、価格は約16,000円(2025年11月時点)と手頃な価格設定です。

CORDURA® 500D素材を採用した高い耐久性と、取り外し可能な簡易ウェストベルトにより、山でも街でも自然に溶け込むスタイリッシュなデザインを実現しています。街中ではベルトを外してすっきりと使用でき、山では揺れを抑えることができます。機内持込可能サイズなので、海外旅行のお供としても活躍します。レインカバーも標準付属しており、旅先での急な雨にも対応できます。

16インチノートPC対応の収納スペースや、錠前を取り付けられるジッパーなど、旅行に便利な機能が充実しています。背面長U=45cmの固定式で、幅広い体型に対応します。

本格的な登山には機能が物足りないというデメリットがありますが、多用途性と軽量性を重視する方には理想的です。トレッキングや軽登山、そして日常使いまで、一つのバッグで幅広いシーンに対応したい方におすすめです。

プロライター 30+10(MIS2272)|アルパインクライミング対応テクニカルモデル

ミレー プロライター 30+10のアルパインクライミング対応機能
アルパインクライマーの信頼に応える。軽量1100gの本格派

ミレー プロライター 30+10 MIS2272の価格を比較する

プロライター 30+10(MIS2272)は、アルパインクライミングやスキーツーリングなど、テクニカルな山行に特化したモデルです。容量30+10L、重量約1100gで、価格は約30,000円前後(2025年11月時点)です。

X-LIGHTER BACK™背面システムと、軽量で引き裂きに強い3ラインハニカムナイロンを採用し、軽量性と強靭性を高いレベルで両立しています。無駄を省いたアルパインシェイプデザインで、クライミング時の動作を妨げません。

FPP Ergo™アイスアックスホルダーやスキーホルダー、取り外し可能なギアホルダー付きウエストベルトなど、テクニカルな装備に対応した機能が充実しています。1気室構造ながら、フラップの高さ調整により容量の拡張も可能です。

価格が高めで玄人向けの仕様というデメリットがありますが、軽量かつ強靭な作りと豊富なアタッチメント機能は、上級者にとって非常に魅力的です。厳しい山域での使用を前提とした、妥協のないモデルと言えるでしょう。

EXP 35(MIS0694)|ビジネス・旅行・登山に対応する多機能バックパック

ミレー EXP 35のビジネス・旅行・登山対応多機能設計
平日は会議室、週末は山頂へ。ビジネスマンの二刀流バックパック

ミレー EXP 35 MIS0694の価格を比較する

EXP 35(MIS0694)は、ビジネス出張から軽登山まで幅広く対応する多機能バックパックです。容量35L、重量1300gで、価格は約26,950円(2025年11月時点)です。

CORDURA® 210D素材を使用した耐久性の高い作りで、17インチノートPC対応の専用収納スペースを備えています。大きく開くジップ開口部により、スーツケースのようなパッキングが可能で、出張時の利便性を最大化しています。

シューズポケット付きで、ジム通いやワーケーションでの利用にも対応します。背面長U=49cmで多くの体型にフィットし、通勤から週末の山行まで、一つのバッグで完結できる利便性があります。

本格的な登山には機能が限定的というデメリットがありますが、ビジネスと登山の両立を考える現代のライフスタイルには非常にマッチしています。多忙な日常の中で、効率的に様々なアクティビティを楽しみたい方におすすめです。

用途別おすすめモデル比較表

モデル名 容量 重量 価格(税込) 適した用途
サースフェーNX 30+5 30+5L 1500g 約25,500円 日帰り〜小屋泊
サースフェーNX 40+5 40+5L 1560g 約27,000円 小屋泊〜軽量テント泊
サースフェーNX 50+ 50+L 1750g 約36,000円 テント泊・縦走
ウェルキン30 30L 880g 約17,600円 日帰り〜夏山小屋泊
クーラ30 30L 860g 約16,000円 旅行・トレッキング
プロライター30+10 30+10L 約1100g 約30,000円 アルパイン・縦走
EXP 35 35L 1300g 約26,950円 旅行・ビジネス

上記の比較表を参考に、自分の登山スタイルと予算に最適なモデルを選択しましょう。初心者の方は軽量で価格の手頃なウェルキン30から始めて、経験を積んでからサースフェーシリーズにステップアップするのもおすすめです。

よくある質問(FAQ)

ミレーのザックは初心者でも使いやすいですか?

はい、特にサースフェーシリーズやウェルキン30は初心者にもおすすめです。SAAS FEE BACK背面システムが快適な背負い心地を提供し、長時間の登山でも疲れにくい設計になっています。また、2気室構造やサイドアクセスポケットなど、使いやすい機能が充実しているため、初めての登山用ザック選びにも最適です。

サースフェーシリーズの背面長調整は難しいですか?

いいえ、難しくありません。サースフェーシリーズの背面長調整は面ファスナー(マジックテープ)で簡単に行えます。MサイズとLサイズが用意されており、身長や体格に合わせて選ぶことができます。Mサイズは背面長48cm、Lサイズは51cmで、初めての方でも5分程度で調整可能です。

登山以外の用途にも使えますか?

はい、モデルによっては登山以外でも活躍します。特にクーラ30は旅行や街歩きに最適で、取り外し可能なウェストベルトやスッキリとしたデザインが特徴です。EXP 35はビジネス出張やワーケーションにも対応し、17インチノートPCが収納できるなど、多用途に使えるモデルもあります。

雨に強いですか?レインカバーは必要ですか?

サースフェーNXシリーズは耐水圧1,500mmのシリコン耐久撥水加工が施されており、小雨や霧雨程度であればレインカバーなしでも十分対応できる設計になっています。さらに、万が一の豪雨に備えてレインカバーも標準で付属しており、安心して使用できます。クーラ30にもレインカバーが付属しています。ウェルキン30など一部のモデルにはレインカバーが付属していない場合があるため、必要に応じて別途購入をご検討ください。

まとめ

ミレーのザック選びは、登山スタイルと用途に合わせることが最も重要です。初心者の方にはウェルキン30(軽量・高コスパ)やサースフェーNX 30+5(快適性重視)がおすすめです。

小屋泊や軽量テント泊を中心に考えている方はサースフェーNX 40+5がバランス型として最適です。本格的なテント泊や縦走を目指す方はサースフェーNX 50+の大容量・高機能モデルを検討しましょう。

旅行との兼用を考える場合は、クーラ30(多用途)やEXP 35(ビジネス対応)が適しています。上級者でアルパインクライミングなどテクニカルな山行を行う方にはプロライター30+10がおすすめです。

ミレーのザックは背負い心地と耐久性に定評があり、長年愛用できる投資価値の高い製品です。購入前には実店舗で背負い心地を確認し、自分の体型や登山スタイルに最もフィットするモデルを選んでください。

※製品仕様は予告なく変更される場合があります
※価格は変動する可能性があります。購入前に公式サイトや販売サイトでご確認ください
※掲載情報は2025年11月時点のものです