Home サイクリング 晩秋の紅葉サイクリングおすすめ5選|色づく風景を駆け抜けよう

晩秋の紅葉サイクリングおすすめ5選|色づく風景を駆け抜けよう

シーズン終盤でも楽しめる、関東の紅葉サイクリングコースを5つ厳選。奥多摩、箱根、鎌倉、南房総、日光エリアの魅力と、コース難易度、服装、安全対策まで詳しく解説します。
目次

紅葉のピークが過ぎ、木々の葉が舞い散り始める晩秋。サイクリングシーズンの終わりを感じて少し寂しくなる季節ですが、実はこの時期だからこそ楽しめる魅力的なコースがあります。人混みが落ち着き、澄んだ空気の中を走るサイクリングは、格別の心地よさです。

この記事では、アウトドアメディア「sagasu.life」が、関東地方で晩秋でも美しい紅葉が楽しめるサイクリングコースを5つ厳選してご紹介します。各コースの難易度や見どころ、周辺の立ち寄りスポットから、この時期ならではの服装や安全対策まで、詳しく解説します。最後の紅葉を追いかけて、特別な週末ライドに出かけませんか?

晩秋サイクリングの魅力と注意点

紅葉の道を走る自転車
落ち葉が敷き詰められた道を走るサイクリスト。澄んだ空気と静けさが晩秋ライドの醍醐味です。

多くの名所で見頃のピークを終える11月中旬以降も、サイクリングで紅葉を楽しむチャンスは残されています。晩秋のライドには、ピーク時とは異なる独自の魅力があります。

最大の魅力は、観光客の喧騒が和らぎ、静かな環境で自然と向き合えること。澄み切った冷たい空気が心地よく、ペダルを漕ぐ足取りも軽くなります。また、太陽の高度が低くなるため、斜めから差し込む光が紅葉をより一層ドラマチックに照らし出し、写真映えする風景に出会えることも少なくありません。落ち葉が敷き詰められた道を「カシャ、カシャ」と音を立てて走るのも、この季節ならではの楽しみです。

晩秋のサイクリングは、静けさ、澄んだ空気、そして美しい光が織りなす、落ち着いた大人のアクティビティです。ピーク時とは違う、穏やかな自然の表情を堪能できます。

一方で、この時期特有の注意点も存在します。まず、日照時間が短く、日が傾くと急激に気温が下がります。出発が遅れると、あっという間に暗闇と寒さに包まれることも。また、路面に積もった落ち葉は、雨や朝露で濡れていると非常に滑りやすくなります。特にカーブや下り坂では、マンホールの蓋やグレーチングと同様に注意が必要です。事前の計画と適切な装備が、安全で快適なライドの鍵となります。

関東で晩秋に紅葉が楽しめるおすすめコース5選

紅葉の湖畔サイクリング
紅葉が映り込む湖畔をゆったりと走るサイクリスト。穏やかな気候の日は、水辺の景色が心を和ませてくれます。

関東地方には、比較的温暖な気候や標高差の影響で、11月下旬から12月上旬にかけて紅葉の見頃を迎えるエリアが点在します。ここでは、初心者から経験者まで楽しめる5つのコースを、難易度や立ち寄りスポットの情報とあわせて紹介します。

【東京】奥多摩エリア:都心から好アクセスな大自然と癒しの温泉

奥多摩湖畔の秋の風景
エメラルドグリーンの湖面に紅葉が映える奥多摩湖。都心からアクセスしやすい場所に、これほど豊かな自然が広がっています。

都心から電車で約2時間。東京とは思えないほど豊かな自然が広がる奥多摩エリアは、紅葉の見頃が10月下旬から11月下旬までと長く楽しめます。特に奥多摩湖周辺や御岳渓谷は、晩秋でも美しい景色が広がります。

難易度 距離(目安) 所要時間(目安) 見頃
★★☆☆☆(初〜中級) 約20km(奥多摩湖周回) 3〜4時間(休憩込) 10月下旬〜11月下旬

おすすめは、奥多摩湖を周回するコース。適度なアップダウンがあり走りごたえがありますが、湖畔の絶景が疲れを癒してくれます。湖面に映る紅葉や、奥多摩周遊道路から見下ろすパノラマは圧巻です。初心者の方は、比較的平坦な御岳渓谷沿いの遊歩道をのんびり走るのも良いでしょう。

ライド後のお楽しみは、なんといっても温泉。は源泉100%の日帰り温泉で、多摩川の清流を眺めながら露天風呂に浸かれます。また、古民家を改装したカフェも点在しており、温かいコーヒーで冷えた体を温めるのも至福のひとときです。

【千葉】南房総エリア:温暖な気候と海の幸を満喫する海沿いライド

関東で最も紅葉が遅いエリアの一つが、温暖な気候の千葉県・南房総です。見頃は11月下旬から12月中旬にかけて。「もみじロード」と呼ばれる県道182号線や、養老渓谷が有名ですが、海沿いを走りながら点在する紅葉スポットを巡るのもおすすめです。

難易度 距離(目安) 所要時間(目安) 見頃
★★☆☆☆(初〜中級) 約50km(館山〜千倉) 4〜5時間(休憩込) 11月下旬〜12月中旬

館山駅をスタートし、房総半島最南端の野島崎灯台を経て千倉へと向かう海沿いのルートは、開放感抜群。アップダウンは比較的少なく、気持ちの良いシーサイドライディングが楽しめます。道中では「南房総の もみじ寺」として知られる小松寺などに立ち寄れば、海の青と紅葉の赤の美しいコントラストに出会えます。

南房総の魅力はグルメにもあります。新鮮な海の幸を味わえる食堂で海鮮丼のランチを楽しんだり、海岸線沿いのおしゃれなカフェで休憩したりと、楽しみ方は無限大。ライドで消費したカロリーを美味しい食事で補給する、最高のサイクル旅が待っています。

【神奈川】鎌倉エリア:古都の風情と紅葉を味わう歴史散策

鎌倉の寺と紅葉の風景
古都・鎌倉では、歴史ある寺社の建築と紅葉が織りなす、趣深い風景に出会うことができます。

都心からのアクセスも良く、観光地として人気の鎌倉。実は紅葉の見頃が11月下旬から12月中旬と遅めで、落ち着いた雰囲気の中で紅葉狩りが楽しめます。自転車なら、点在する名所を効率よく巡ることが可能です。

難易度 距離(目安) 所要時間(目安) 見頃
★☆☆☆☆(初級) 約15km(鎌倉〜江の島往復) 2〜3時間(観光込) 11月下旬〜12月中旬

北鎌倉駅周辺の円覚寺や明月院、長谷寺など、紅葉の名所として知られる寺社を巡るポタリング(自転車散歩)がおすすめです。自転車を停めて境内を散策すれば、燃えるようなカエデや黄金色のイチョウが迎えてくれます。その後は、国道134号線を江の島方面へ。海沿いの平坦な道は初心者でも走りやすく、潮風を感じながらのサイクリングは爽快です。

七里ヶ浜海岸沿いには、海を眺められるカフェが多数あります。サイクリングの合間に、美しい景色と共にコーヒーやランチを楽しむのはいかがでしょうか。や「bills 七里ヶ浜」などが有名です。歴史、自然、グルメがコンパクトに詰まった鎌倉は、手軽に非日常を味わえる最高のサイクリングスポットです。

【神奈川】箱根エリア:標高差が生む長い見頃と絶景のご褒美

温泉地として名高い箱根は、標高差があるため紅葉を長く楽しめるエリアです。仙石原のススキは9月下旬から、芦ノ湖周辺は11月上旬、そして箱根湯本などの低いエリアでは11月下旬までが見頃。健脚自慢のサイクリストにとっては、走りごたえのあるヒルクライムと絶景のご褒美が待っています。

難易度 距離(目安) 所要時間(目安) 見頃
★★★★☆(上級) 約30km(芦ノ湖周辺) 3〜5時間(休憩込) 10月下旬〜11月下旬

コースは多様ですが、芦ノ湖を拠点にするのがおすすめ。湖畔の道は比較的平坦な区間もありますが、少し脇道に入れば本格的な登りが始まります。体力に自信のない方は、芦ノ湖東岸のサイクリングロードをのんびり走るだけでも十分に楽しめます。ただし、湖を自転車で完全に一周することはできないため注意が必要です。

箱根の魅力は、なんといっても景色と温泉、そしてグルメです。芦ノ湖畔には、湖と富士山、紅葉を同時に眺められる絶景カフェやレストランが豊富にあります。ライドで疲れた体は、 日帰り温泉施設で癒しましょう。坂を登りきった達成感と共に味わう絶景と温泉は、何物にも代えがたい経験となるでしょう。

【栃木】日光エリア:世界遺産と紅葉が織りなす荘厳な風景

「いろは坂」の紅葉で有名な日光ですが、そのピークは10月中旬から下旬。しかし、日光市街地や世界遺産周辺のエリアでは、11月中旬頃まで美しい紅葉が楽しめます。歴史的建造物と自然が調和した、荘厳な雰囲気の中を走るサイクリングは格別です。

難易度 距離(目安) 所要時間(目安) 見頃
★★★☆☆(中級) 約30km(日光市街〜中禅寺湖) 4〜6時間(観光込) 10月下旬〜11月中旬

東武日光駅をスタートし、神橋や日光東照宮などの世界遺産エリアを抜け、中禅寺湖を目指すルートが一般的です。ただし、中禅寺湖へ向かう「いろは坂」は本格的なヒルクライムコース。平均勾配5%以上の坂が続くため、相応の脚力と経験が必要です。自信のない方は、市街地や憾満ヶ淵(かんまんがふち)周辺の散策に留めるのが賢明です。

日光の社寺周辺は、自転車を降りてゆっくり散策する時間を設けましょう。荘厳な建築物と色鮮やかな紅葉のコントラストは、まさに日本の秋の美しさそのものです。ライドの後は、日光名物のゆば料理を味わったり、駅周辺のカフェで一息ついたりするのも良いでしょう。

紅葉サイクリングの服装と装備

秋冬サイクリングウェア
晩秋のライドでは、防風性と保温性を備えた長袖ジャージが基本。体温調節しやすい装備が快適性の鍵です。

晩秋のサイクリングを快適に楽しむためには、適切な服装と装備が不可欠です。キーワードは「体温調節」と「汗冷え対策」。走り始めは寒くても、登り坂では汗をかく一方、下り坂や休憩中は急激に体が冷えます。この寒暖差に対応することが重要です。

基本は「レイヤリング(重ね着)」

厚手のアウターを1枚着るのではなく、機能の異なるウェアを重ね着することで、様々な状況に対応できます。モンベルなどのアウトドアブランドが推奨するレイヤリングは、サイクリングにも非常に有効です。

  • ベースレイヤー(肌着): 汗を素早く吸い取り、肌面をドライに保つ吸汗速乾性の高い化学繊維やメリノウールのアンダーウェアを選びましょう。綿素材は汗を吸って乾きにくく、汗冷えの原因になるため避けるのが賢明です。
  • ミドルレイヤー(中間着): 保温性を担う層です。裏起毛の長袖サイクルジャージが基本となります。保温性と適度な通気性を両立しているものが理想です。
  • アウターレイヤー(上着): 風を防ぎ、体温の低下を抑える役割です。薄手で小さく折りたためるウィンドブレーカーやベスト(ジレ)が重宝します。着脱が容易なため、こまめな体温調節が可能です。

さらに、アームウォーマーやレッグウォーマーといったアクセサリーを活用するのも効果的です。これらは着脱が簡単で、朝晩の寒い時間帯だけ着用し、日中の暖かい時間帯は外してポケットに収納できます。

必須の装備と携行品

服装以外にも、安全で快適なライドのために準備しておきたいものがあります。

  • ヘルメット・グローブ: 安全の基本です。特に指先が冷えやすいため、秋冬用のフルフィンガーグローブがおすすめです。
  • ライト(前後): 日没が早い季節なので、トンネルや夕暮れ時に備えて必ず装着し、出発前に点灯を確認しましょう。
  • パンク修理キット: 予備チューブ、タイヤレバー、携帯ポンプは必須です。寒い中でのパンクは体力を奪うため、迅速に修理できる準備をしておきましょう。
  • 補給食・ドリンク: 低温下ではエネルギー消費が激しくなります。こまめに補給できるよう、エナジーバーやジェルなどを携行しましょう。
  • スマートフォン・モバイルバッテリー: 地図の確認や緊急連絡用に。低温ではバッテリーの消耗が早まるため、予備バッテリーがあると安心です。
  • 鍵(ロック): 観光地での散策時に備え、盗難対策は万全に。地球ロック(地面の固定物と自転車をつなぐ施錠方法)が基本です。

安全に楽しむためのチェックリスト

自転車の点検風景
出発前の空気圧チェックは安全なライドの第一歩。特に長距離を走る前には、各部の点検を習慣にしましょう。

美しい景色に心を奪われても、安全への意識を忘れてはいけません。自転車は道路交通法上「軽車両」であり、交通ルールを守る義務があります。ここでは、特に晩秋のライドで注意したいポイントをまとめました。

出発前の点検「ぶたはしゃべる」

乗車前には、自転車の状態を必ず確認しましょう。点検の合言葉は「ぶたはしゃべる」です。これは、自転車安全整備士が推奨する点検項目の頭文字をとったものです。

  • ぶ(ブレーキ): 前後輪ともしっかり効くか。
  • た(タイヤ): 空気が十分に入っているか。亀裂や摩耗はないか。
  • は(ハンドル): がたつきはないか。
  • しゃ(車体・サドル): サドルは固定されているか。ペダルやチェーンに異常はないか。
  • べる(ベル): 正しく鳴るか。

これに加えて、ライトが確実に点灯することも確認しましょう。簡単なチェックで、走行中のトラブルを大幅に減らすことができます。

走行中の注意点

晩秋の道路には特有の危険が潜んでいます。以下の点に注意して、安全な走行を心がけてください。

晩秋の路面で特に注意すべき3つの「S」

  • Slippery(滑りやすい): 濡れた落ち葉、日陰の凍結箇所(ブラックアイスバーン)、マンホール、橋の継ぎ目などは非常に滑りやすいです。これらの上では急ブレーキ、急ハンドルを避け、速度を落として通過しましょう。
  • Shadow(影): 太陽の位置が低いため、長い影ができやすくなります。建物の影や山の影に入ると路面状況が見えにくくなるため、注意が必要です。
  • Sunset(日没): 日没時間が早く、16時を過ぎると急に暗くなります。自分の存在をアピールするため、早めにライトを点灯しましょう。帰宅時間から逆算して、余裕を持った計画を立てることが重要です。

もちろん、「ながらスマホ」や飲酒運転、並走の禁止といった基本的な交通ルールは、季節を問わず遵守する必要があります。安全に配慮してこそ、サイクリングを心から楽しむことができます。

よくある質問

Q1. サイクリング初心者でも晩秋の紅葉ライドを楽しめますか?

はい、楽しめます。まずは今回紹介した中でも難易度が低い「鎌倉エリア」のような、比較的平坦で距離の短いコースから挑戦するのがおすすめです。坂道が不安な場合は、電動アシスト付きのスポーツバイク(e-bike)をレンタルするのも良い選択です。無理のない計画を立て、自分のペースで楽しむことが大切です。

Q2. どんな自転車がおすすめですか?

長距離を快適に走るなら、ロードバイクやクロスバイクが適しています。特に坂道を含むコースに挑戦する場合は、軽い力で坂を登れるよう、ギアの段数が多いモデルが有利です。どのような自転車であっても、出発前にブレーキやタイヤの点検・整備をしっかり行うことが最も重要です。

Q3. パンクが心配です。何を持っていけばいいですか?

サイクリング中のパンクは誰にでも起こりうるトラブルです。最低限、「予備チューブ」「タイヤレバー」「携帯ポンプ(またはCO2インフレーター)」の3点セットは必ず携行しましょう。これらをサドルバッグやツールボトルにまとめておくと便利です。事前にチューブ交換の方法を練習しておくと、いざという時に慌てずに対処できます。

色づく木々が季節の終わりを告げる晩秋。澄んだ空気の中、美しい風景を目指してペダルを漕ぐ時間は、きっと忘れられない思い出になるはずです。しっかりと準備を整え、安全に、今年最後の紅葉を探す旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

参考資料

[1]
首都圏から行く秋のサイクリングコースおすすめ13選 - TABIRIN
https://tabi-rin.com/archives/article/105093
[2]
関東の紅葉ポタリング完全版!見頃時期別おすすめスポットと ...
https://guamsmile.benzi.jp/archives/1478
[3]
快適なライディングのために! 秋冬サイクルウエアガイド - モンベル
https://www.montbell.jp/generalpage/disp.php?id=572
[4]
奥多摩の日帰り観光は電車が便利!目的別おすすめスポット14選
https://www.asoview.com/note/4705/
[5]
御岳渓谷・御岳渓谷遊歩道の紅葉|紅葉情報2025
https://sp.jorudan.co.jp/leaf/spot_104813.html
[6]
今季中に走っておきたい「関東エリア」おすすめ『紅葉ツーリング ...
https://hondago-bikerental.jp/bike-lab/82526.html
[7]
南房総1泊2日サイクリング旅|絶景とグルメ満喫コース | sagasu
https://sagasu.life/cycling/cycling-course/boso-cycling-2days/
[8]
芦ノ湖一周は無理?初心者向けサイクリングコース完全ガイド ...
https://sockstar.jp/archives/1602
[9]
【初心者向け完全ガイド】鎌倉・江ノ島海沿いサイクリングコース ...
https://sockstar.jp/archives/1578
[10]
おすすめのサイクリングコースやツアー、レンタサイクルを紹介し ...
https://www.nikko-kankou.org/features/%20sue-cycling
[11]
サイクリスト必須スキル!ロードバイクのパンク修理講座
https://route-share.net/blogs/articles/49
[12]
【2025】千葉の紅葉スポットおすすめ16選!見頃と養老渓谷や本土 ...
https://www.jalan.net/news/article/288376/
[13]
奥多摩エリアの絶景&好アクセスの紅葉名所5選!見頃時期も紹介
https://koyo.walkerplus.com/topics2/okutama_spot/
[14]
鎌倉で12月の観光を満喫!おすすめスポットとアクティビティ14選
https://www.veltra.com/jp/guide/domestic/spot-domestic/145688/
[15]
千葉県で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ10選
https://koyo.walkerplus.com/report/garden/ar0312/
[16]
自転車は車のなかま~自転車はルールを守って安全運転 - 警察庁
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bicycle/info.html
[17]
芦ノ湖周辺のおすすめカフェをご紹介!湖を眺めてちょっと休憩
https://www.hakonenavi.jp/feature/6467