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サイクリング用グローブおすすめモデル5選【夏】|汗・紫外線・転倒から手を守る!

夏のサイクリングでは、グローブ選びが快適さと安全性のカギ。汗や紫外線、転倒時のリスク軽減にも役立つグローブの選び方と、おすすめモデル5選をご紹介します。フルフィンガー・指切りの違いも解説!
目次
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はじめに|「グローブって必要?」に答えます

グローブは“夏でも”必要?その理由から見直そう

出典 : jitensha.net

夏のサイクリングといえば、軽装で風を感じながら走るイメージ。
そのせいか、「グローブは暑そう」「素手でいいんじゃない?」と思う方も多いかもしれません。

筆者自身も、以前は夏にグローブを使っていませんでした。
しかし、汗でハンドルが滑ったり、転倒時に手をケガした経験を経て、その考えは一変。

実は夏こそ、汗・日焼け・衝撃から手を守ってくれるグローブが頼れる存在。
とくにロングライドや坂道では、握力の消耗を減らすクッション性の高いグローブが役立ちます。

フルフィンガー?指切り?自分に合った選び方が大切

出典 : URLを入れます

ひとくちにサイクルグローブといっても、「フルフィンガー(全指)」と「指切り(ハーフフィンガー)」の2種類があり、どちらが正解というわけではありません。

日焼けや紫外線が気になる人
転倒時のケガを防ぎたい人
→ こういった方には「フルフィンガー」が安心。

一方、
涼しさや通気性を優先したい人
短時間のライド中心の人
→ には「指切りタイプ」も快適です。

この記事では、そんな2タイプの特徴を整理しながら、走り方やスタイルに合ったグローブ選びをお手伝いします。
さらに後半では、実際に使って良かったおすすめモデルもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

夏サイクリングにグローブが必要な理由

理由1:汗・滑り・転倒…夏こそ手元トラブルが増える

夏のサイクリングでありがちなのが、「ハンドルが汗で滑る」問題。
特にロングライドや登坂中は、手のひらがじっとりしてグリップが甘くなり、握り直すたびに集中力が削がれることも。

さらに気をつけたいのが、万が一の転倒時
素手だと手のひらを思いきり擦ってしまい、走行どころか日常生活にも支障が出ることもあります。

こうしたトラブルを避けるために、
滑り止め効果のある素材
手のひらを守るクッションパッド
汗を吸って乾きやすいメッシュ素材
などを備えた夏用グローブが役立ちます。

例えば、紫外線対策と操作性を両立した「パールイズミ UV フルフィンガー グローブ W28」は、私の夏ライド定番。日焼けしたくない人にもおすすめです。

真夏のロングライドを指先まで快適に守る、UVカット&タッチ対応の定番グローブ
パールイズミ
品番:W28

理由2:紫外線・日焼け・火照り対策としても有効

意外と見逃されがちですが、手の甲は日焼けしやすい部位です。
ハンドルを握っている間、ずっと太陽にさらされるため、油断すると真っ赤に…。これが何日もヒリヒリと残るのは、地味にツライ。

特に紫外線に敏感な人や、屋外での仕事に支障が出る人は、手の保護も重要です。
薄手のフルフィンガーグローブを着けることで、直射日光による火照りや紫外線ダメージを防げるのは大きなメリット。

また、メッシュ素材や冷感設計のグローブを選べば、真夏でも蒸れにくく快適。
汗ばむライド後も、手がサラッとしていると気分も違います。

走行中の快適性はもちろん、見た目の清潔感や安心感にもつながる
夏のグローブは“保護ギア”であると同時に、“快適グッズ”でもあるんです。

フルフィンガー vs 指切り|どっちが夏向き?

どちらが正解?それぞれの特徴とメリット

出典 : e-girotokyo.com

繰り返しになりますが、サイクリンググローブには大きく分けて2種類あります。
フルフィンガー(全指タイプ)と、指切り(ハーフフィンガー)です。
それぞれに良さがあるので、「どっちが正解?」というよりは、「どっちが自分のスタイルに合っているか」を考えるのが大切です。

たとえば、フルフィンガーグローブのメリットは以下の通り:

  • 手全体を紫外線から守れる(日焼け対策)

  • 万が一の転倒時も、指までしっかり保護

  • 春秋にも使える、3シーズン対応モデルが多い

一方で、指切りグローブのメリットはこんな感じ:

  • 指先が出ていて通気性が高く、涼しさを感じやすい

  • スマホや補給食の取り扱いがしやすい

  • 着脱がラクで、街乗りにも使いやすい

どちらも一長一短なので、シチュエーションで使い分けるのもアリです。

実体験ベースでの選び分け|どんな人にどちらが合う?

私の経験上、ロングライドや峠を走るときはフルフィンガーが圧倒的に快適です。
日焼けで手が火照るのを防げるだけでなく、ハンドルをしっかり握っていても疲れにくいと感じています。

たとえば、「シマノ EXPLORER フルフィンガー グローブ」は、薄手で風通しがよく、夏の登坂にもピッタリ。
サラッとした肌触りで汗をかいても快適です。

一方、「近所のカフェライドや通勤スタイルなら指切り派」という声も多いです。
「シマノ ESCAPE グローブ」は、軽装のサイクリストやカジュアルウェア派にもぴったりな指切りモデル。見た目もすっきりしていて、街乗りで浮かないのが嬉しいポイント。

もし悩んだら、「日差しと距離を優先して選ぶ」のが目安。
日差しが強い&長距離ならフルフィンガー、短時間&街乗りなら指切りが快適です。

通気・グリップ・振動吸収を高次元で両立した、長距離ツーリング対応グローブ
シマノ
品番:CW-GLBS-WS32M
滑らない、蒸れない、疲れにくい──街乗りからツーリングまで快適なミニマルグローブ
シマノ
品番:CW-GLBS-VS21M

夏用グローブに求めたい3つのポイント

通気性・軽さ・速乾性はマスト!

夏のライドで最も気になるのが「蒸れ」と「暑さ」。
だからこそ、通気性の良さ軽量性は最優先ポイントになります。

具体的には、

  • メッシュ素材やパンチング加工で風が通るか

  • 手のひらと甲の素材が切り替えられているか

  • 汗を吸ってすぐ乾く速乾性能があるか

このあたりをチェックすると◎。
たとえば、「GIRO TRIXTER グローブ」は、薄手でフィット感がよく、蒸れ知らずの快適さが魅力。見た目もスタイリッシュで、通気性重視派にはかなりおすすめです。

また、手首の締め付けがキツすぎないかも地味に大切。
長時間使うからこそ、締めつけずにしっかりホールドしてくれる構造だと快適さがまるで違います。

クールな手元で3シーズン快適!薄手・軽量でフィット感抜群の万能グローブ
ジロ

フィット感と操作性のバランスも重要

次に注目したいのが「フィット感」と「操作性」の両立。
グローブがズレたりブカブカだと、逆にストレスになってしまいます。

サイクリング中は細かな動きが求められるため、
・ブレーキレバーの操作がしやすい
・手のひらのパッドがちゃんと振動を吸収してくれる
・着脱がスムーズで汗で引っかからない

こうした細かい快適性が、実は大事なんです。

たとえば、「パールイズミ アンバウンド グローブ」は、手のひらのクッション性が高く、長距離でも手の疲れを感じにくい設計。
グラベルやロングライド派の人にとっては、頼れる一双です。

さらに「洗いやすさ」も見逃せないポイント。
夏のグローブは汗でベタつきやすいので、洗濯ネットに入れて洗える素材かどうかも、長く使ううえでは意外と重要です。

街乗りもロングライドも、厚手パッドで手のひらをしっかり守る高通気グローブ
パールイズミ
品番:229

実はグローブにも「タイプ」がある?シーン別の使い分け

ロングライド・トレイル・通勤…用途に合う1枚を選ぼう

出典 : e-girotokyo.com

サイクリンググローブは「夏用だからこれでOK」と一括りにするのはもったいない!
じつは走るシーンによって選ぶべきタイプが少しずつ変わってきます。

例えば、ロングライド派には「疲労軽減と振動吸収」が大事。
長時間ハンドルを握り続けると、手のひらのしびれやダルさが出てくるため、
クッション性のあるパッド入りグローブがあると疲れにくくなります。

一方で、街乗りや通勤メインの方は、「着脱のしやすさ」や「見た目のカジュアルさ」が選ぶ基準になります。
軽装スタイルにも合いやすく、指切りグローブならスマホ操作や小銭の取り出しもラク。

アクティブ派にはグリップ重視のモデルもおすすめ

オフロードやトレイルを楽しむなら、さらに「グリップ力とプロテクション性能」が重要になってきます。
握力を必要とする荒れた路面では、ハンドルバーとの一体感が走りやすさに直結。

そんな用途には、フィンガータイプ+滑り止め加工付きのモデルが活躍します。
たとえば、「GIRO TRIXTER グローブ」は、トレイルライドでも信頼できるホールド感とストレッチ性で、ハードな走行でも快適。

また、「フルフィンガータイプ=暑い」という思い込みを捨てることも大切です。
最近は、通気性を確保した薄手のモデルも多く、夏場でも快適に使える設計になっています。

用途ごとに「最適なグローブ」を持っておくと、より安全に、より快適に、そして何より「また走りたい」と思えるライドになります。

クールな手元で3シーズン快適!薄手・軽量でフィット感抜群の万能グローブ
ジロ

「グローブって本当に必要?」そんな疑問にお答えします

Q. 素手でも十分では?

短距離の街乗りであれば素手でも可能ですが、汗による滑りや紫外線、転倒時のケガなどを考慮すると、夏でもグローブ着用をおすすめします。特に長距離や峠道では安全性と快適性が大きく変わります。

Q. グローブって洗濯できますか?

はい、ほとんどのサイクリンググローブは洗濯ネットに入れて中性洗剤で手洗いまたは洗濯機洗い可能です。乾燥機は避け、日陰干しがおすすめです。夏は汗をかきやすいので、2枚持ちしてローテーションするのも◎

Q. 女性用サイズはありますか?

あります。今回紹介したモデルの中にはSサイズから展開されているものもあり、女性や手の小さい方でもフィットしやすくなっています。パールイズミやシマノは特にサイズ展開が豊富です。

Q. 初心者なんですが、軍手とかじゃ駄目ですか?

軍手では代用できません。サイクリング用グローブは滑り止め加工・通気性・クッション性など、走行中の快適性と安全性を高めるために設計された専用品です。軍手は滑りやすく、汗で蒸れたり、転倒時に破けやすいため、特に夏場は不向きです。

Q. グローブの良さを一言でいうとなんですか?

手が守られている安心感と、汗を気にせず走れる快適さ」です。たった1枚あるだけで、ライド中のストレスが大きく減り、より“走ること”に集中できます。

まとめ|自分の走り方に合ったグローブ選びを

商品名タイプ通気性UVカットスマホ対応
パールイズミ UV フルフィンガー W28フルフィンガー◎(薄手・春夏用)△(操作はやや困難)
パールイズミ アンバウンド グローブ 229指切り○(吸汗速乾)○(操作しやすい)
シマノ EXPLORER フルフィンガー CW-GLBS-WS32Mフルフィンガー◎(メッシュ構造)
シマノ ESCAPE グローブ CW-GLBS-VS21M指切り◎(夏向け設計)
GIRO TRIXTER グローブフルフィンガー◎(軽量・伸縮性)

夏のサイクリングにおいて、グローブは“あったら便利”ではなく“あった方が快適で安全”な必需品です。
汗による滑り、日焼け、転倒時のケガ…。一見小さなストレスのように思えても、ライド時間が長くなるほどその差ははっきりと感じられます。

特に夏用に設計されたサイクルグローブは、通気性・軽さ・フィット感のバランスが取れており、「暑いのにわざわざ着ける意味ってある?」という疑問に、しっかりと応えてくれます。

フルフィンガーか指切りかは、あなたの走り方や使うシーン次第。
長距離・日焼け対策を重視するならフルフィンガー、通勤や街乗り中心なら指切りでも十分。
今回ご紹介した5つのモデルは、それぞれのスタイルに合った特徴を持つ信頼ブランドの人気商品ばかりです。

1枚あるだけで、走るときの安心感がグッと増し、快適性もアップ。
この夏、まだ使っていないなら、グローブのあるサイクリングをぜひ体験してみてください。