導入部:なぜ今28c・32cなのか?
かつてロードバイクタイヤの標準といえば23c、そして25cが主流の時代が長く続きました。しかし、2026年現在、ワールドツアープロチームの多くが28cを標準採用し、エンデュランスロードや一部のレースバイクでは32cすら珍しくない時代が到来しています。
この変化には、大きく3つの理由があります。それが「転がり抵抗」「快適性」「耐パンク性」です。
昔は「細いタイヤの方が空気抵抗が少なくて速い」と言われていました。しかし最近の研究で、同じ空気圧なら、太いタイヤの方が変形が少なく、転がり抵抗が低いことが分かったのです。さらに太いタイヤは空気圧を低くして使えるので、路面からのガタガタを大幅に吸収してくれます。長い距離を走っても疲れにくく、結果的に「速く、楽に」走れるようになります。
そして見逃せないのがパンクしにくさです。28c・32cのような太いタイヤは空気の量が多く、低い空気圧で使えるため、段差でリムを打ち付けるパンク(スネークバイト)が激減します。さらにタイヤのクッションが厚いので、小石や路面の凹凸で穴が開くことも少なくなります。実際、長距離ライドを走るブルベライダーの多くが32cを選ぶのは、この「トラブルの少なさ」が理由です。
もう一つ、最新の「フックレスリム」との相性も重要です。フックレスリムは軽くて空気抵抗が少ない新型ホイールですが、安全に使うには一定の太さのタイヤが必要です。今回紹介する7本は、すべてこの最新規格に対応しているので安心して選べます。
タイヤ選びの3つの基準
自分に最適な一本を見つけるために、以下の3つの基準を意識してください。
- 転がり抵抗(速さ): ペダリングの軽さに直結します。レースやヒルクライムを重視するなら最優先事項です。
- 耐パンク性・耐久性: 通勤やロングライド(ブルベ等)でのトラブルは致命的です。重量増を許容しても、ガード性能が高いモデルが安心です。
- 乗り心地(快適性): 路面追従性としなやかさ。荒れた路面や長時間のライドでの身体へのダメージを減らします。
知っておきたいタイヤの専門用語
商品選びの前に、商品説明に頻出する専門用語を中学生でもわかるように解説します。
TR / TLR(チューブレスレディ)とは?
「TR」も「TLR」も意味は同じで、「チューブレスレディ(Tubeless Ready)」の略です。コンチネンタルは「S TR」、ヴィットリアは「TLR」と表記しますが、どちらもシーラント剤(液体パンク防止剤)を入れてチューブレスとして使える(チューブを入れても使える)タイヤのことです。
通常のタイヤは中にゴムチューブを入れますが、TR/TLRタイヤはシーラント剤を注入することでチューブなしで使える構造になっています。パンクしても小さな穴なら自動で塞がるため、ロングライドで安心です。もちろん、普通のチューブを入れて使うこともできます(その場合は通常のクリンチャータイヤと同じ使い方)。
呼び方が違うだけなので、難しく考える必要はありません。
TLE(チューブレスイージー)とは?
TLE = Tubeless Easyはシュワルベ社の独自呼称で、意味はTLRとほぼ同じです。「イージー(簡単)」の名の通り、ビード(タイヤの端)が柔らかく、手で装着しやすい設計になっているのが特徴です。初心者に優しいチューブレスタイヤと覚えてください。
RBCC、グラフェン、ZSGって何?
これらはタイヤのゴム(コンパウンド)に混ぜる特殊素材の名前です。
- RBCC(米ぬか由来):IRC独自の素材。濡れた路面でのグリップ力が強い。
- グラフェン:ヴィットリアが使用する超薄い炭素素材。転がりが軽くなる。
- ZSG:パナレーサーの高性能コンパウンド。滑りにくさと軽さを両立。
どれも「速く・滑らず・長持ちする」ための企業秘密の調合レシピのようなものです。
フックレス対応って必要?
フックレスリムは、最新のホイール(特にカーボンホイール)に採用されている新しい形状です。従来のホイールには「フック(引っかかり)」がありましたが、フックレスはその名の通り引っかかりがなく、軽量でエアロ効果が高い設計です。
フックレス対応タイヤは、この新型ホイールで安全に使えることを保証されています。古いホイール(フック付き)でも問題なく使えますが、逆はNGです。今回紹介する7本は全てフックレス対応なので安心してください。
重要な注意点:フックレス対応タイヤをフックありリムで使う場合も、フックレスの基準(一般的に5.0bar / 72.5psi程度)を超えないように注意してください。タイヤの構造上、高圧すぎるとビードが伸びるリスクがあります。
TPI(ケーシング密度)の数字が大きいほど良い?
TPI = Thread Per Inch(1インチあたりの糸の本数)です。数字が大きいほど糸が細かく織り込まれており、しなやかで乗り心地が良い反面、耐久性はやや下がります。
- 60〜120TPI:丈夫で長持ち。通勤・練習用。
- 200〜320TPI:柔らかくて軽い。レース用・高級品。
「320TPIコットンケーシング」などと書かれていたら、超高級な乗り心地重視タイヤだと判断できます。
7商品の性能比較表
まずは、7商品の価格・重量・性能を一覧で比較しましょう。
| 製品名 | 特徴・評価 | 価格 | 28c重量 | 32c重量 | 転がり抵抗 | 推奨用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 王者の選択 ★★★★★ | 約11,000〜13,000円 | 250g | 320g | 最高クラス | 万能・レース | |
| 至高の乗り心地 ★★★★★ | 約13,000〜15,000円 | 295g | 320g | 優秀 | 快適性重視 | |
| 究極の速さ ★★★★★ | 約12,000〜14,000円 | 290g | 310g | 最高クラス | ヒルクライム | |
| 国産の誇り ★★★★☆ | 約9,000〜11,000円 | 270g | 30cのみ(295g) | 優秀 | 平坦・レース | |
| 最強の保険 ★★★★☆ | 約12,000〜14,000円 | 335g | 385g | 良好 | 耐久・ブルベ | |
| 脱・タイヤレバー ★★★★☆ | 約10,000〜12,000円 | 280g | 325g | 良好 | 初心者・整備性 | |
| フックレス最適化 ★★★★☆ | 約9,000〜10,000円 | 305g | 340g | 良好 | ウェット・練習 |
おすすめタイヤ7選
ここからは、各商品の詳細をご紹介します。Amazonや楽天で購入可能かつ、最新トレンドを押さえた28c・32cタイヤの最適解を解説します。
⚠️ 購入前の必須確認:あなたのバイクに入りますか?
32cタイヤは、すべてのロードバイクに装着できるわけではありません。購入前に、現在のタイヤとフレーム(フォーク・チェーンステー・シートステー)の間に片側4mm以上の隙間があるか確認してください。
- ディスクブレーキ車(2020年以降):多くが32c対応
- リムブレーキ車:28cが限界の場合が多い(特に2018年以前のモデル)
- 確認方法:現在のタイヤの横に定規を当て、フレームとの隙間を測定
※不安な場合は、購入前にバイクショップで相談するか、メーカーの適合表を確認することをおすすめします。
1. コンチネンタル GRAND PRIX 5000S TR|王者の選択

コンチネンタル GRAND PRIX 5000S TR の価格を比較する
※リンク先の商品ページでは、28C・32Cなど複数サイズから選択できます。ご自身のフレームクリアランスに合わせてお選びください。
「迷ったらこれ一択」と言われるほどの圧倒的な実績を持つ、ロードバイクタイヤの王者です。前作GP5000からサイドウォールの構造を見直し、フックレスリムに完全対応。転がり抵抗の低さとグリップ力のバランスは世界トップクラスで、プロレースからホビーライドまで幅広く支持されています。
スペック・特徴
- 重量:28c(250g) / 32c(320g)
- タイプ:チューブレスレディ(TLR)
- フックレス対応:対応
- 特徴:ブラックチリコンパウンド、ベクトランブレーカー
メリット・デメリット
メリット:圧倒的に低い転がり抵抗と、高いグリップ力によるコーナーでの安心感。28cはレースに、32cは快速ツーリングにと、用途を選ばない万能性があります。
デメリット:価格が高騰傾向にあり、練習用としてガシガシ使うにはコストがかかります。また、装着時にビードが硬い個体があることと、サイドカット(尖った石による横からの裂け)には特別強いわけではない点に注意。
こんな人におすすめ
「絶対に失敗したくない」人、レースと普段使いを一本でこなしたい人。28cはクリテリウムやヒルクライムに、32cはロングライドに最適です。

とりあえずこれを買っておけば間違いないと思っています(私も使用中)。細かい乗り心地を追求し始めたら他のタイヤも検討する価値はありますが、趣味レベルなら必要十分どころか、それ以上の満足度がありますね。28cも32cも展開があるので、まず最初の一本として選んでおけば、後悔することはないかなと。
2. ヴィットリア コルサプロ TLR|至高の乗り心地

ヴィットリア コルサプロ TLR の価格を比較する
※リンク先の商品ページでは、28C・32Cなど複数サイズから選択できます。ご自身のフレームクリアランスに合わせてお選びください。
「魔法の絨毯」と形容される、極上の乗り心地を提供するコットンタイヤの最高峰です。ケーシングとコンパウンドを一体化させる新製法により、しなやかさがさらに向上。特に32cを低圧で運用した際の、路面を舐めるような滑らかさは他ブランドの追随を許しません。
スペック・特徴
- 重量:28c(295g) / 32c(320g)
- タイプ:チューブレスレディ(TLR)
- フックレス対応:対応(28c以上)
- 特徴:320TPIコットンケーシング、グラフェン+シリカコンパウンド
メリット・デメリット
メリット:微細な振動を完全にいなす圧倒的な快適性。グリップ限界が分かりやすく、下りでの安心感が絶大です。
デメリット:コットンケーシング特有の「サイドウォールの汚れやすさ」が顕著で、特に雨天走行後はベージュ部分が黒ずみやすいです。新品の美しさを保つには洗浄の手間がかかります。また、レース用のため摩耗は比較的早めです。
こんな人におすすめ
乗り心地を最優先するロングライダーや、バイクの見た目(アメサイド)にもこだわりたい人。32cでのラグジュアリーな走行感は病みつきになります。
3. ピレリ P ZERO RACE TLR RS|究極の速さ

ピレリ P ZERO RACE TLR RS の価格を比較する
※リンク先の商品ページでは、28C・32Cなど複数サイズから選択できます。ご自身のフレームクリアランスに合わせてお選びください。
「2025年最新の決戦兵器」。F1タイヤサプライヤーであるピレリが満を持して投入した、ブランド史上最速のレーシングタイヤです。新開発のコンパウンドによりグリップと転がりを両立させつつ、28cで実測270gを切る軽量性を実現しています。
スペック・特徴
- 重量:28c(290g ※実測では270g台の個体も) / 32c(310g)
- タイプ:チューブレスレディ(TLR)
- フックレス対応:対応
- 特徴:スマートエボ2コンパウンド、スピードコア構造
メリット・デメリット
メリット:ダンシング時の振りの軽さが際立ちます。最新設計だけあり、フックレスリムへの適合性も非常に高いです。
デメリット:純粋なレーシングスペックのため、耐パンク層は最小限。荒れた路面を走る通勤用途には不向きです。
こんな人におすすめ
ヒルクライムレースでタイムを削りたい人、最新機材の性能を試したい「新しもの好き」なライダー。
4. パナレーサー アジリスト FAST (TLR)|国産の誇り

パナレーサー アジリスト FAST (TLR) の価格を比較する
※リンク先の商品ページでは、28C・30Cなど複数サイズから選択できます(本モデルは32C展開なし)。ご自身のフレームに合わせてお選びください。
「国産史上最高の転がり」を目指して開発された、パナレーサーの意欲作です。前作アジリストで課題とされた転がり抵抗を、新開発の「Fマテリアル」で劇的に改善。海外ブランドと互角以上に戦える性能を手に入れました。
スペック・特徴
- 重量:28c(270g) / 30c(295g) ※32c展開なし(30cで他社32c相当の快適性)
- タイプ:チューブレスレディ(TLR)
- フックレス対応:対応
- 特徴:ZSGアジャイル-Fコンパウンド、電子線照射架橋
メリット・デメリット
メリット:非常にしなやかで、かつ転がりが軽い。日本ブランドならではの品質管理と、入手性の良さも魅力です。
デメリット:現状30cまでのラインナップで、32cが存在しません。32c派には選択肢に入らない点が惜しまれます。
こんな人におすすめ
「やっぱり日本製が安心」という人。28cが特に高性能なので、レースからファストランまで幅広く対応します。
5. コンチネンタル GRAND PRIX 5000AS TR|最強の保険

コンチネンタル GRAND PRIX 5000AS TR の価格を比較する
※リンク先の商品ページでは、28C・32Cなど複数サイズから選択できます。ご自身のフレームクリアランスに合わせてお選びください。
「最強の保険」とも呼べるオールシーズン(AS)モデルです。GP5000S TRの基本性能を維持しつつ、サイドウォールを強化し、ウェットグリップを向上させました。特に32c以上のサイズでは、その耐久性がロングライドでの絶大な安心感に変わります。
スペック・特徴
- 重量:28c(335g) / 32c(385g)
- タイプ:チューブレスレディ(TLR)
- フックレス対応:対応
- 特徴:4層カーカス構造、リフレクトサイド(一部カラー)
メリット・デメリット
メリット:雨天時のグリップとパンクへの強さは特筆もの。ブルベや自転車通勤など、どんな天候でも走らなければならない状況で真価を発揮します。
デメリット:S TRに比べて重量増は避けられません。軽快さよりも「止まらないこと」を重視する設計です。
こんな人におすすめ
ブルベライダー、自転車通勤者、パンク修理の時間を極力減らしたいロングライダー。32cを選べば、ちょっとしたグラベルも走破できるタフさがあります。
6. シュワルベ プロワン チューブレスイージー|脱・タイヤレバー

シュワルベ プロワン チューブレスイージー の価格を比較する
※リンク先の商品ページでは、28C・32Cなど複数サイズから選択できます。ご自身のフレームクリアランスに合わせてお選びください。
「脱・タイヤレバー」を実現する、扱いやすさNo.1のタイヤです。チューブレス運用の最大の壁である「ビード上げの難しさ」を解消するため、独自のビード構造を採用。性能面でも「スープレス(しなやかさ)」をテーマに、バランスの良い走りを実現しています。
スペック・特徴
- 重量:28c(280g) / 32c(325g)
- タイプ:チューブレスイージー(TLE)
- フックレス対応:対応
- 特徴:アディックスレースコンパウンド、Vガード
メリット・デメリット
メリット:とにかく装着が楽で、フロアポンプでもビードが上がりやすい設計。性能バランスが良く、クセがない優等生です。
デメリット:シーラントの使用が前提(完全なチューブレスではない)ですが、現代の運用では大きなデメリットにはなりません。
こんな人におすすめ
初めてチューブレスタイヤに挑戦する人。出先でのパンク修理に不安がある初心者層に、この嵌めやすさは救世主となります。
7. IRC FORMULA PRO TUBELESS RBCC|フックレス最適化

IRC FORMULA PRO TUBELESS RBCC の価格を比較する
※リンク先の商品ページでは、28C・32Cなど複数サイズから選択できます。ご自身のフレームクリアランスに合わせてお選びください。
「雨の日でも滑らない」絶対的なグリップ力を誇る、日本ブランドIRCのフラッグシップです。第6世代となり、フックレスリムへの最適化が完了。米ぬか由来のRBCCコンパウンドが、ウェット路面でもアスファルトを強烈に掴みます。
スペック・特徴
- 重量:28c(305g) / 32c(340g)
- タイプ:チューブレス(純チューブレス・シーラント推奨)
- フックレス対応:HL(Hookless)対応モデルあり
- 特徴:RBCC2コンパウンド、アイガード
メリット・デメリット
メリット:ウェットグリップへの信頼感は絶大。また、気密性が高く空気抜けが少ないため、日々のエア管理が楽です。
デメリット:純チューブレス設計のためビードが硬めで、装着にはコツが必要な場合があります。
こんな人におすすめ
天候に関わらず走り込む実走派、ダウンヒルでの恐怖心を減らしたいベテランライダー。32cの安心感は特筆ものです。
サイズ別の選び方ガイド(28c vs 32c)
最後に、28cと32cのどちらを選ぶべきか整理しましょう。
結論:
- 28cを選ぶべき人: 今のバイクの軽快さを損ないたくない人、ヒルクライムやクリテリウムに参加する人。まずは25cからの違和感ない移行として最適です。
- 32cを選ぶべき人: 巡航速度維持を重視するロングライダー、または荒れた路面が多いエリアを走る人。一度味わうと細いタイヤには戻れない中毒性があります。
あなたのスタイルに合った最適な一本を選び、新しい走りの世界を体感してください。

28cから32cに履き替えたとき、最初の10〜20mは「ちょっと重い?」と感じました。でも慣性がついて巡航速度に乗ってしまえば、むしろ安定感があって楽なんです。荒れた路面でも気を使わずに走れるようになったのが一番の収穫ですね。「パンクが怖い」という心理的なストレスから解放されるだけで、ライドがこんなに楽しくなるとは思いませんでした。
よくある質問(FAQ)
32cタイヤはどのロードバイクにも装着できますか?
いいえ、フレームとブレーキ(特にリムブレーキ)のクリアランスに依存します。ディスクブレーキ搭載の最新フレームであれば多くが32cに対応していますが、2020年以前のモデルやリムブレーキ車では28cが限界の場合が多いです。購入前に必ずフォークとステーの隙間を確認してください。
28cにすると重くなりませんか?
タイヤ単体の重量は数十グラム増えますが、転がり抵抗の減少により、実走での「走りの重さ」はむしろ軽く感じることが多いです。特に時速30km前後での巡航では、その恩恵を強く感じられます。
チューブレスレディ(TLR)はパンクしたらどうすればいいですか?
小さな穴ならシーラント剤が自動的に塞いでくれます。塞がらない大きな穴の場合は、中に予備のチューブを入れることで、クリンチャータイヤと同様に復旧可能です。ただし、シーラントでベタつくため、作業用の手袋を携帯することをおすすめします。

チューブレスは「パンクしたら面倒」と敬遠していた時期もありましたが、実際に使ってみるとシーラントが小さな穴を自動で塞いでくれる安心感が大きいです。大きな穴が開いた場合も、予備チューブを入れれば復旧できるので、従来のクリンチャーと変わりません。ただ、シーラントでベタつくのは事実なので、使い捨ての手袋を携帯しておくと安心ですよ。
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チューブレス運用に必要なアイテム
チューブレスタイヤを快適に使うには、以下のアイテムが必須です。タイヤと一緒に揃えておくことをおすすめします。
シーラント剤(必須)
小さなパンクを自動で塞いでくれる液体です。スタンズ ノーチューブスやパナレーサー シールスマートが定番。タイヤ1本あたり30〜60ml必要で、3〜6ヶ月ごとに補充します。
チューブレス対応バルブ(必須)
一般的なバルブと異なり、シーラント剤の注入口がついています。購入時にホイールに付属していない場合は別途購入が必要です。
フロアポンプ or 携帯用CO2ボンベ(推奨)
チューブレスタイヤは、最初のビード上げに瞬間的な大容量の空気が必要です。通常のフロアポンプでも可能ですが、CO2ボンベがあると確実です。
※これらのアイテムについては、関連記事「ロードバイクのパンク修理キットおすすめ10選」で詳しく解説しています。
まとめ
28c・32cタイヤへの移行は、単なるトレンドではなく、ロードバイクの楽しみ方を広げる確実なアップグレードです。「速さ」を求めるならGP5000 S TRやP ZERO RACE RS、「快適性」ならCorsa PRO、「安心感」ならGP5000 AS TRやFORMULA PROを選べば間違いありません。
ぜひ、あなたの愛車の足回りを一新して、未体験の快適なライドに出かけてみてください。







私が乗っているANCHOR RL6Dは、当初28cを使っていましたが、2024年に思い切って32cに履き替えました。昔ロードに乗り始めた頃は「ロードはパンクが怖い」という先入観があったんですが(実際はそんなにパンクしないんですけどね)、32cに変えてから走行中の気の使い方が劇的に変わりました。初動は「ちょっと重いかな?」と感じたものの、走り出してしまえば快適そのもの。一時期グラベルバイクも検討しましたが、32cロードでしばらく楽しめそうです。