Home サイクリング サイクリング装備 【2025-26年版】初心者向け自転車旅行完全ガイド|車種選びから必須装備まで

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【2025-26年版】初心者向け自転車旅行完全ガイド|車種選びから必須装備まで

【2025-26年版】初心者向け自転車旅行(バイクパッキング)おすすめ自転車モデル5選|選び方と必須装備
自転車旅行初心者向けに最適な車種の選び方(ロード・グラベル・クロス)、おすすめ自転車5選、必須装備、予算、プランニング方法まで徹底解説。2025年最新情報対応。
目次

自転車旅行の魅力とは?初心者が知っておくべき基礎知識

美しい自然の中を自転車で走る旅行者
風を切って走る爽快感。野宿スタイルなら圧倒的自由感も!これが自転車旅行の醍醐味

自転車旅行は、自分のペースで風景を楽しみながら移動できる魅力的な旅のスタイルです。車や電車では見過ごしてしまう小さな発見や、地元の人との触れ合いなど、スローな旅だからこそ味わえる体験が待っています。

自転車旅行には主に3つのスタイルがあります。日帰りツーリングは片道30〜50kmを目安に、日中に出発して夕方までに帰宅するパターン。宿泊型ツーリングは1〜数日かけて目的地を巡り、ホテルや民宿に泊まりながら楽しむスタイルです。そしてキャンプツーリングは、テントや寝袋を積載してキャンプ場で宿泊する、より本格的な旅行形態となります。

初心者の方でも心配はありません。平坦なルートであれば1日30〜40km程度の距離から始めれば、普段運動していない方でも十分に楽しめます。最初は片道15km(往復30km)のカフェ巡りなど、短距離から始めるのがおすすめです。重要なのは無理をせず、自分の体力に合わせたペース配分を心がけることです。

なお、自転車旅行に出かける前に必ず確認したいのが自転車保険への加入です。多くの自治体で加入が義務化されており、コンビニでも簡単に加入できます。また、ヘルメット着用は努力義務となっており、安全のため必ず装着しましょう。走行時は車道の左側通行が原則です。

ちなみに筆者アウトドア好きは自転車旅行がベースです。高校の春休みに自転車旅行を初めて行い、その達成感や充実感に魅入られました。

自転車旅行に最適な車種の選び方|ロード・グラベル・クロスバイクの違い

3種類の自転車の比較画像
タイヤ幅とハンドル形状で用途が変わる。自分のスタイルに合った1台を見つけよう

自転車旅行を始める際、最も重要なのが車種選びです。走行する道路の種類や積載量、快適性によって最適な自転車は大きく変わります。ここでは代表的な3つの車種について、それぞれの特徴と適用シーンを詳しく解説します。

ロードバイク:舗装路メインの長距離向け

ロードバイクは舗装路での高速走行に特化した自転車です。軽量なフレームと細いタイヤ、前傾姿勢を取るドロップハンドルが特徴で、長距離を効率よく走ることができます。

メリットは優れたスピード性能と軽快な走行感ですが、積載能力が限定的で、段差や悪路に弱いという面もあります。舗装路中心で荷物を最小限に抑えたい上級者向けの選択肢と言えるでしょう。

グラベルロード:オンオフ両用の万能タイプ

グラベルロードは近年注目を集めている車種で、舗装路と未舗装路の両方に対応できる万能性が魅力です。ロードバイクよりも太めのタイヤを装着し、より安定感のある走行が可能です。

多くのモデルでフロント・リア両方にキャリア取り付け用のダボ穴が装備されており、荷物の積載にも対応。舗装路の快適性と悪路の走破性を両立したい方に最適で、自転車旅行の入門車としても人気が高まっています。

クロスバイク:街乗り兼用で初心者に最適

クロスバイクは、MTBとロードバイクの中間的な特性を持つ自転車です。フラットハンドルによる自然な乗車姿勢で、初心者でも扱いやすいのが特徴です。

価格が比較的手頃で、通勤・通学から週末のサイクリングまで幅広く活用できます。タイヤ幅も適度で、舗装路での快適性と軽度の悪路への対応力を兼ね備えています。自転車旅行初心者が最初の1台として選ぶのに最適でしょう。

【2025年版】初心者におすすめの自転車5選

ここでは、自転車旅行初心者におすすめの現行モデル5車種をご紹介します。いずれも通販で購入可能で、初心者でも扱いやすい仕様となっています。

※価格・仕様は2025年12月時点のメーカー希望小売価格です。為替や原材料費の影響で四半期ごとに改定される場合があります。購入前に必ず公式サイトまたは販売店で最新価格をご確認ください。また、人気車種は在庫切れや納期遅延が発生することがあります。生産ロットにより一部パーツが変更になる場合もございます。

KhodaaBloom KESIKI(コーダーブルーム ケシキ)

コーダーブルーム KESIKI ケシキの日本人向け設計フレーム
日本人の体格に最適化されたジオメトリー。太めタイヤで安定感抜群、ツーリング初心者に最適な1台

コーダーブルーム KESIKI ケシキ KB-24-011 の価格を比較する

コーダーブルーム KESIKIは、日本のブランドが開発した「日本人のための旅自転車」です。価格は¥85,800(税込)※2025年12月時点のメーカー希望小売価格。重量約11.9kg(サイズ・付属品により変動)16速の変速機を搭載しています。

最大の特徴は太めのタイヤ(27.5×1.75)による安定感と、前後キャリア取り付け用のダボ穴完備で荷物積載にしっかり対応していること。フラットペダル、ライト、キックスタンドが標準装備されており、購入してすぐにツーリングを始められる仕様となっています。

NESTO GAVEL(ネスト ガベル)

ネスト GAVEL ガベルのグラベルロード仕様
コスパ最強のグラベルロード。SHIMANO SORAで本格派も納得の走行性能を実現

ネスト GAVEL ガベル NE-22-001 の価格を比較する

NESTO GAVELは、¥138,600〜(税込)※2025年12月時点の参考価格で本格的なグラベルロードが手に入る、コスパに優れたモデルです。重量11.0kg(530mmサイズ)18速(2×9速)でSHIMANO SORAコンポーネントを採用しています。※価格は改定される場合があります。最新価格は公式サイトでご確認ください。

ディスクブレーキ装備で雨天時でも安定した制動力を発揮。700×38Cのタイヤで舗装路から軽度のオフロードまで対応可能です。キャンプツーリングにも適した高い積載能力を持ち、本格的な自転車旅行を始めたい方におすすめです。

RITEWAY SONOMA ADVENTURE(ライトウェイ ソノマアドベンチャー)

ライトウェイ ソノマアドベンチャーのクロモリフレーム
クロモリの頑丈さとしなやかさを併せ持つ。650B/700C選択可で旅の自由度が広がる名車

ライトウェイ SONOMA ADVENTURE ソノマアドベンチャー 700C の価格を比較する

RITEWAY SONOMA ADVENTUREは、約¥111,100(税込)※2025年12月時点のクロモリフレームを採用した旅自転車です。重量約13kg16速でSurlyのような「旅の雰囲気」を持ちながら、日本人が乗りやすいサイズ設定が魅力です。

650Bと700Cのホイールサイズが選択可能で、タイヤの選択肢が豊富。クロモリフレーム特有のしなやかな乗り心地で長距離走行でも疲労を軽減します。街乗りから本格的なツーリングまで幅広く対応する懐の深さが特徴です。

GIOS MISTRAL DISC MECHANICAL(ジオス ミストラル ディスク メカニカル)

ジオス ミストラル ディスク メカニカルのイタリアンデザイン
イタリアの老舗ブランドが誇る定番クロスバイク。SHIMANO製で統一された信頼性の高さが魅力

ジオス MISTRAL DISC MECHANICAL ミストラル ディスク メカニカル の価格を比較する

GIOS MISTRAL DISC MECHANICALは、¥75,900(税込)※2025年12月時点という手頃な価格でディスクブレーキを装備したクロスバイクです。重量10.8kg24速(3×8速)でイタリアブランドの信頼性とコストパフォーマンスを両立しています。

Giant ESCAPEシリーズの対抗馬として人気が高く、SHIMANO製コンポーネントで統一された操作性の良さが魅力。比較的軽量で取り回しがよく、初心者の方でも扱いやすいバランスの良い1台です。※生産時期により一部パーツ(ホイール、ブレーキ等)が変更になる場合があります。

FUJI FEATHER CX+(フジ フェザーCXプラス)

フジ フェザーCXプラスのクロモリフレーム美しいフォルム
シャープなホリゾンタルフレームが美しい名機。クラシックな外観に現代的機能を凝縮

フジ FEATHER CX+ フェザーCXプラス 24FEACSV の価格を比較する

FUJI FEATHER CX+は、¥135,300(税込)※2025年12月時点のマルチパーパスグラベルロードです。16速(2×8速)でSHIMANO CLARISコンポーネント、ディスクブレーキを標準装備しています。

名機「フェザー」フレームをベースとした美しいクロモリフレームと、街乗りから軽いオフロードまで対応する汎用性が魅力。前後キャリア取り付け可能でバイクパッキングにも最適です。クラシックな外観と現代的な機能を両立したい方におすすめです。※クロモリフレームは錆びやすいため、屋内保管と定期的なメンテナンスが推奨されます。

自転車旅行に必須の装備・アイテム一覧

自転車旅行の装備品一覧
これだけ揃えれば安心。初めての旅に必要な装備一式

自転車旅行を安全で快適に楽しむためには、適切な装備選びが欠かせません。ここでは用途別に必須アイテムをご紹介します。

バッグ・キャリア類(荷物運搬)

荷物運搬にはサドルバッグ、フロントバッグ、パニアバッグなどがあります。日帰りなら10〜20L程度のサドルバッグ、宿泊ツーリングには40L以上のパニアバッグセットが推奨されます。

キャリア(荷台)を装着する場合は、自転車にダボ穴があることを確認してください。総重量は車体重量の30%以内に収めるのが安全運転のコツです。

安全装備(ヘルメット・ライト・鍵)

ヘルメットは万が一の事故から頭部を守る必須アイテム。法律でも着用が努力義務となっています。フロント・リアライトは夜間走行だけでなく、トンネル通過時にも必要です。USB充電式で点灯時間10時間以上のモデルを選びましょう。

ワイヤーロックは軽量で携帯性に優れますが、長時間駐輪する際は頑丈なU字ロックとの併用をおすすめします。

ナビゲーション・電源(スマホホルダー・バッテリー)

スマートフォンホルダーは地図アプリを使ったナビゲーションに必須です。振動に強く、防水機能付きのモデルを選びましょう。モバイルバッテリー(容量10,000mAh以上推奨)も必ず携行してください。ナビアプリは電池消費が激しく、旅の命綱となります。

メンテナンス用品(工具・予備チューブ)

旅先でのトラブルに備えて携帯工具、予備チューブ、タイヤレバー、携帯ポンプは必ず携行してください。パンク修理キットがあれば複数回のパンクにも対応できます。

チェーンオイルも忘れずに。雨天走行後は早めのメンテナンスが車体を長持ちさせるコツです。

ウェア・シューズ

季節に応じたサイクルウェアは快適性を大きく左右します。春秋はウインドブレーカー、夏は吸汗速乾素材、冬は保温性の高いジャケットが必要です。

シューズは歩きやすさと漕ぎやすさのバランスを重視して選択。観光地での散策も考慮して、普通のスニーカーでも十分対応できます。

自転車旅行の予算目安|初期費用と維持費

自転車旅行の予算内訳図
総額15〜20万円で始められる。思ったより手が届く趣味かも

自転車旅行を始めるにあたって、初期費用と継続的な維持費を把握しておくことは重要です。ここでは現実的な予算目安をご紹介します。

費用項目 金額目安 備考
車体本体 8〜15万円 エントリーモデル〜本格仕様
基本装備 3〜5万円 ヘルメット、バッグ、ライト等
ウェア類 2〜3万円 季節対応、複数セット
年間維持費 1〜2万円 消耗品交換、点検費用
旅行費用 1日5千〜1万円 宿泊費、食事代、観光費

車体本体については、今回ご紹介した5車種のように8〜14万円程度で十分に旅行対応の自転車が購入できます。安すぎる車体は耐久性に不安があるため、最低でも7万円以上の予算を確保することをおすすめします。

装備品は一度揃えれば長期間使用できますが、安全性に関わるアイテムは品質を重視してください。特にヘルメットとライトは妥協せず、信頼できるブランドの製品を選びましょう。

維持費として年間1〜2万円程度を見込んでおけば、タイヤ交換やチェーン交換などの主要な消耗品をカバーできます。定期的なメンテナンスは結果的に大きな故障を防ぐことにつながり、経済的です。

初めての自転車旅行プランニング|距離・ルート・宿泊先の選び方

自転車旅行のルート計画
計画を立てる時間も楽しい。地図とにらめっこして妄想が膨らむ瞬間

初めての自転車旅行では、無理のないプランニングが成功の鍵となります。距離設定、ルート選択、宿泊先選びの3つのポイントを押さえましょう。

初心者向けの距離目安は、平坦なルートで日帰り30〜50km、宿泊旅行の1日分で60〜80km程度が適切です。ただし、坂道が多い地形では距離を2〜3割減らすことをおすすめします。これは休憩込みで4〜6時間の走行時間に相当し、観光や食事を楽しむ余裕も生まれます。

ルート選定では、まず大型トラックの通行が少ない道路を選ぶこと。国道よりも県道や農道の方が安全で景色も楽しめます。サイクリングロードや自転車道が整備されている地域を選ぶのも良い方法です。

宿泊スタイルは3つの選択肢があります。ビジネスホテルは安定したサービスと自転車の屋内保管が期待できます。ゲストハウスや民宿は地元の人との交流が魅力。キャンプ場は費用を抑えられ、自然を満喫できますが、装備の充実が必要です。

天気予報は出発3日前から毎日チェックし、雨天時の代替プランも用意しておきましょう。輪行袋を携帯すれば、急な天候悪化時に電車で移動することも可能です。

よくある質問(FAQ)

自転車旅行を始めるのに必要な体力レベルは?

特別な体力は必要ありません。普段階段の昇降で息切れしない程度の基礎体力があれば、1日30〜40km程度の距離は十分に走破できます。重要なのは無理をしないペース配分と、こまめな休憩です。

雨の日の自転車旅行はどうすればいい?

安全第一で、強い雨や雷雨の場合は無理をせず屋内で待機してください。小雨程度なら、レインウェアとフルフェンダー(泥除け)があれば走行可能です。ただし、制動距離が伸びるため普段以上に慎重な運転を心がけましょう。

自転車の盗難対策はどうすればいい?

宿泊施設では可能な限り屋内保管をお願いしましょう。やむを得ず屋外に駐輪する場合は、2重ロック(ワイヤーロック+U字ロック)が基本です。高価なパーツ(サドル、ホイール等)は取り外して持参することも検討してください。

パンクした時はどうすればいい?

携帯工具と予備チューブがあれば、路上でも20分程度で修理可能です。修理に不安がある場合は、事前に自転車ショップでパンク修理の講習を受けることをおすすめします。最悪の場合、近くの自転車店に持ち込むか、輪行袋で電車移動する方法もあります。

一人旅と複数人旅行、どちらがおすすめ?

初心者の方には2〜3人でのグループ旅行をおすすめします。トラブル時の相互サポートや、ルート確認での安心感があります。ただし、一人旅は自分のペースで楽しめるメリットがあり、慣れてからチャレンジするのも良いでしょう。

お尻が痛くなるのですが対策はありますか?

長距離走行ではサドルによるお尻の痛みは多くの初心者が経験します。対策として、パッド入りのサイクルパンツ(レーサーパンツ)の着用が最も効果的です。また、30分に1回程度、立ち漕ぎやストレッチで圧迫部位を変えることも重要。サドルの高さ・角度調整も痛み軽減に効果があります。

自転車保険は必要ですか?

はい、必須です。多くの自治体で自転車保険への加入が義務化されています。万が一の事故で相手にケガをさせた場合、数千万円の賠償責任が発生することも。コンビニで月額数百円から加入できるプランもありますので、旅行前に必ず確認・加入してください。

まとめ:自分に合った自転車と装備で快適な旅を楽しもう

夕日の中を走る満足そうな自転車旅行者
夕日を背に走り終えた達成感。また次の旅に出たくなる

自転車旅行は、準備をしっかりと行えば年齢や体力に関係なく誰でも楽しめる素晴らしい旅のスタイルです。今回ご紹介した5車種は、いずれも初心者の方に適した信頼性とコストパフォーマンスを兼ね備えています。

重要なのは、自分の体力と目的に合った車種選びです。街乗り兼用ならクロスバイク、本格的な旅を目指すならグラベルロード、というように使用目的を明確にして選択しましょう。

装備については安全性を最優先に、段階的に充実させていけば問題ありません。最初はヘルメット、ライト、基本的な工具から始めて、経験を積むにつれて必要なアイテムを追加していくのが賢明です。

何より大切なのは無理をしないこと。初回は短距離から始めて、徐々に距離を伸ばしていけば、きっと自転車旅行の魅力に虜になるはずです。風を感じながらの旅は、きっとあなたに新しい発見と感動をもたらしてくれるでしょう。

※本記事の価格・仕様情報は2025年12月時点のものです。購入前には必ず最新の公式情報をご確認ください。また、製品仕様は予告なく変更される場合があります。