Home サイクリング サイクリングコース紹介 海沿いを走ろう!関東の絶景海岸線サイクリングコース6選

海沿いを走ろう!関東の絶景海岸線サイクリングコース6選

下田の海
週末は海風を感じながらサイクリングに出かけませんか?この記事では、関東エリアからアクセスしやすい絶景海岸線サイクリングコースを6つ厳選紹介!初心者でも楽しめるルートを中心に、片道コース+輪行を組み合わせた旅スタイルをご提案。絶景ポイントやご当地グルメも満載です。
目次

湘南海岸サイクリングロード|海沿いを爽快に走る定番コース

湘南の海風を肌で感じながら、波の音をBGMにペダルをこぐ――そんな非日常感が手軽に味わえるのが「湘南海岸サイクリングロード」です。茅ヶ崎から江ノ島、鎌倉方面にかけて続くこのルートは、関東近郊からのアクセスも良好。都市からわずか1時間で、リゾート地のような爽快な海景に出会えます。
広々としたサイクリングロードが整備されており、初心者でも安心して走れるのが魅力。道中には湘南らしいオシャレなカフェやビーチスポットが点在し、観光とサイクリングを同時に楽しむことができます。晴れた日には江ノ島の向こうに富士山が顔を出すこともあり、絶景好きにはたまらないルートです!

記号地点名主な特徴・補足
A茅ヶ崎駅(南口)スタート地点。海岸へは南へ徒歩10分。輪行スタートにも。
Bサザンビーチちがさき/サザンC最初の絶景&フォトスポット。晴れた日は富士山も。
C茅ヶ崎ヘッドランドビーチ海岸線を快走できる気持ちの良い区間。
D辻堂海浜公園トイレ・休憩・自販機など充実。自転車ラックあり。
E鵠沼海岸エリア湘南らしいカフェやジェラート店が点在。海岸線の変化を楽しめる。
F片瀬江ノ島駅江ノ島観光の起点。自転車は外に駐輪して島を徒歩で散策。
G稲村ヶ崎公園江ノ島と富士山を望む絶景スポット。夕方通過が理想。
H由比ヶ浜海岸歩行者が多くなる区間。スローダウンして雰囲気を楽しむ。
I逗子駅輪行帰宅に便利な終着点。鎌倉駅よりも混雑が少ないのも魅力。

ざっくり見どころ

道中に立ち寄れる見どころスポットを、写真でざっくりご紹介します。

出典:president.jp
スタートは茅ヶ崎駅
出典:PhotoAC
サザンビーチちがさき
出典:fujisawa-kanko.jp
辻堂海浜公園
出典:enokama.jp
鵠沼海岸
出典:PhotoAC
江ノ島
出典:zushi-hayama.keizai.biz
ゴールは逗子駅

コース概要

  • 距離の目安:片道約20km(茅ヶ崎〜江ノ島〜鎌倉・逗子周辺)
     → のんびり走っても2〜3時間程度。観光込みで半日〜1日楽しめます。

  • 獲得標高:ほぼフラット
     → 坂道はほとんどなく、初心者でも安心して走れるルートです。

  • 所要時間:1.5〜2時間(観光・休憩を含まず)
     → 写真を撮ったり食事を楽しんだりすると、半日コースに。

  • 路面状況:舗装されたサイクリングロードが中心
     → 一部歩行者との共有区間あり。砂の吹き溜まりや狭い場所では減速を。

  • スタート地点:茅ヶ崎駅(南口から徒歩10分ほどで海岸へ)
     → 駅近くにコンビニや自転車屋もあり、準備も万全。

  • ゴール地点:鎌倉駅または逗子駅
     → 観光ついでに立ち寄るもよし、輪行でスマートに帰るもよし。

  • 補給場所:コンビニ・カフェが各所に点在
     → 辻堂・鵠沼・江ノ島周辺にコンビニ、湘南らしいカフェも豊富。水分補給や軽食に困ることはありません。

  • 推奨バイクタイプ:クロスバイク・ロードバイク・電動アシストも可
     → レンタサイクルを使えば手ぶらでも楽しめます。

  • ベストシーズン:春〜秋。特に晴れた日の午前〜昼過ぎが狙い目
     → 西日に染まる稲村ヶ崎や夕景の富士山も見逃せません。

三浦半島一周(みうらイチ)|海グルメ満喫の一日旅

都心からわずか1時間、豊かな海と自然が広がる三浦半島は、週末サイクリングにぴったりのエリア。なかでも海岸線をぐるっと一周する「みうらイチ」は、関東サイクリストの憧れとも言える定番コースです。
コース全体を通して海の景観が素晴らしく、漁港の活気、灯台や断崖絶壁の絶景、そして何より新鮮な海の幸グルメが楽しめるのが最大の魅力。比較的アップダウンも穏やかで、のんびりサイクリング旅を満喫できるルートです。輪行を組み合わせれば、距離や行程を柔軟に調整できるのも嬉しいポイントです。

記号地点名主な特徴・補足内容
A横須賀駅スタート地点。軍港の街・横須賀を背に、海岸線サイクリングへ出発
B観音崎灯台東京湾を望むビュースポット。房総半島を遠望できることも
C三浦海岸フラットで走りやすい海沿いルート。コンビニやカフェも点在
D剱崎灯台三浦半島東南端の断崖絶壁に建つ灯台。荒々しい太平洋の景観が広がる
E馬の背洞門(城ヶ島)浸食でできた巨大な海蝕洞門。島内散策スポットとして人気
F三崎港・三崎朝市まぐろグルメの名所。「うらり」などでランチ&観光に最適
G長者ヶ崎・秋谷海岸西海岸のハイライト。富士山を望む絶景スポット
H森戸神社・森戸海岸鳥居越しに夕陽と富士山を望める神社と静かなビーチ
I葉山マリーナ湘南らしいリゾート感漂うマリーナ&カフェエリア
J逗子駅ゴール地点。鎌倉方面へのアクセスも良好で、輪行にも便利

ざっくり見どころ

道中に立ち寄れる見どころスポットを、写真でざっくりご紹介します。

出典:cocoyoko.net
スタートは横須賀駅
出典:kanagawa-kankou.or.jp
剱埼灯台は三浦半島の右下
出典:PhotoAC
馬の背洞門(城ヶ島)
出典:townnews.co.jp
鵠沼海岸
出典:kanagawa-kankou.or.jp
葉山マリーナ
出典:zushi-hayama.keizai.biz
ゴールは逗子駅

コース概要

  • 距離の目安:約65〜70km
     → 平地+アップダウンのバランスが良く、日帰りロングライドにぴったり。

  • 獲得標高:400〜600m前後(体感は中程度)
     → 剱崎〜城ヶ島周辺、秋谷〜葉山間に短めの坂が点在。

  • 所要時間:5〜7時間(観光・グルメ・写真休憩含む)
     → まぐろ丼やカフェタイムを含めるなら、早めのスタートが吉。

  • スタート地点:横須賀駅(輪行しやすく、補給も充実)
     → 駅前にコンビニ・自販機・トイレあり。

  • ゴール地点:逗子駅(輪行対応・鎌倉方面への延伸も可能)
     → サイクルラック設置のカフェや銭湯も近い。

  • 主な観光・絶景ポイント
     → 観音崎灯台、剱崎灯台、馬の背洞門(三浦のワイルドな海岸線)
     → 三崎港のまぐろ丼、長者ヶ崎や森戸の夕景など見応えも◎

  • 補給ポイント
     → 三浦海岸、三崎港、森戸〜葉山にコンビニや飲食店あり。剱崎周辺はやや空白地帯なので注意。

  • 路面状況
     → ほぼ全線舗装。一部細道・荒れ気味の区間(剱崎〜城ヶ島周辺)は徐行推奨。

  • 推奨バイクタイプ
     → ロードバイク・クロスバイク。体力次第でEバイクも可。

  • ベストシーズン:春〜秋
     → 特に秋の西海岸(長者ヶ崎〜森戸)の夕陽と富士山ビューは絶景。

三浦半島一周サイクリング|絶景とグルメの海岸ルート
東京から日帰り可能な「三浦半島一周」は、海沿いの絶景と海鮮グルメが楽しめる人気ルート。初心者でも安心して走れる道が多く、寄り道スポットも充実。この記事ではモデルコースや所要時間、おすすめの立ち寄りポイントを詳しく紹介します。

房総フラワーライン|太平洋を望む南国サイクリング

房総半島の南端、館山から千倉にかけて続く「房総フラワーライン」は、まるで南国リゾートのような雰囲気を楽しめる海沿いサイクリングコースです。温暖な気候に恵まれたこのエリアでは、冬から春にかけて色とりどりの花々が道端を彩り、海の青とのコントラストが美しい絶景が広がります。
走行ルートは比較的フラットで、のんびり海を眺めながら走るには最適。車通りもそれほど多くないため、初心者でも安心して走行可能です。季節の花畑に立ち寄ったり、海の幸グルメを堪能したりと、旅気分を満喫できるサイクリング旅が楽しめます。

記号地点名主な特徴・補足内容
A館山駅スタート地点。館山湾の穏やかな海が出迎える。駅前にコンビニ・レンタサイクルあり。
B洲崎灯台東京湾の入口を見下ろす岬の灯台。遠くに伊豆大島を望むことも。
C安房神社房総一の宮。歴史ある神社で、海上安全や旅の無事を祈る参拝ライドにも◎
Dドンドン岩侵食で削られた奇岩。波打ち際にあり、干潮時は間近まで寄れる絶景フォトスポット。
E野島崎灯台房総半島最南端。太平洋を360度見渡せる灯台と遊歩道の開放感が魅力。
F道の駅ちくら潮風王国海鮮ランチ・海産物直売・芝生広場で休憩も可。サイクルラック設置あり。
G千倉駅ゴール地点。周辺には温泉やカフェも点在し、輪行にも便利。

ざっくり見どころ

道中に立ち寄れる見どころスポットを、写真でざっくりご紹介します。

出典:seaside-station.com
スタートは館山駅
出典:maruchiba.jp
洲埼灯台(すのさきとうだい)
出典:tateyamacity.com
安房神社
出典:rasko.hatenablog.jp
ドンドン岩
出典:kanto-michinoeki.jp
道の駅 「ちくら・潮風王国」
出典:cm-boso.com
ゴールは千倉駅

コース概要

  • 距離の目安:約40〜45km(館山駅〜千倉駅)
     → ゆるやかな海沿いを走る中距離ルート。観光・グルメをゆったり楽しめる。

  • 獲得標高:200〜300mほど(緩やかなアップダウンあり)
     → 房総らしい丘越えも一部あるが、基本は走りやすい。

  • 所要時間:3〜5時間(観光・食事・写真休憩込み)
     → 道の駅でのんびり海鮮ランチを入れて、半日〜1日で完結。

  • スタート地点:館山駅
     → JR利用&レンタサイクル対応。駅前で補給・トイレ・MAP入手も可能。

  • ゴール地点:千倉駅
     → 駅近くに温泉・飲食店あり。夕方発の電車でゆっくり帰れる。

  • 見どころ・立ち寄りポイント
     → 洲崎灯台・安房神社・野島崎灯台・ドンドン岩など、海と歴史と地形を感じる名所多数。

  • 補給ポイント
     → 館山、白浜、千倉にコンビニ・カフェ・道の駅あり。潮風王国は補給・トイレ・海鮮系ランチの三拍子。

  • 路面状況
     → ほぼ全線舗装・広めの路肩あり。一部生活道路的な狭い箇所ではスピードに注意。

  • 推奨バイクタイプ
     → クロスバイク・ロードバイク・ミニベロも可。ファミリーならEバイクでも快適。

  • ベストシーズン:1〜3月(花畑シーズン)、または春・秋
     → フラワーライン沿いに菜の花・キンセンカが咲き誇るシーズンは格別!

房総フラワーライン|海×花×グルメの絶景サイクリング
千葉県南端に広がる「南房総フラワーライン」は、四季の花と青い海を楽しめるサイクリングロード。海風を感じながら走るルートや立ち寄りスポット、季節ごとの見どころ、初心者にも優しい準備のコツを紹介します。

九十九里ビーチライン|水平線と一直線に走ろう

関東随一のロングビーチ「九十九里浜」を、海風を感じながら走り抜けるのが「九十九里ビーチライン」です。真っすぐに伸びる道と、どこまでも続く水平線のコラボレーションは圧巻。まるで海外のビーチ沿いを走っているかのような開放感が味わえます。
ルート全体は非常にフラットで、体力に自信がない人でも距離を調整しながら楽しめるのが魅力。途中には海の幸を楽しめるレストランや、地元の名物グルメスポットも点在。海と空と潮風を相棒に、のんびりとしたロングライドが満喫できるコースです。

記号地点名主な特徴・補足内容
A上総一宮駅(スタート)外房線の駅。海までは自転車で約10分。一宮海岸や志田下海岸がすぐ近く。
B一宮海岸サーフタウンとして有名。フラットな海岸線でライドの出発に最適。
C白里海岸(大網白里)開放感のあるロングビーチ。トイレ・休憩所あり。夏場は海水浴場としても人気。
D片貝海岸(九十九里町)サーフィン・潮干狩りスポット。商店・飲食店・ベンチも点在。
E九十九里海の駅「くくり」地元の海産物や軽食・土産・情報収集に最適な補給ポイント。サイクルラックも完備。
F本須賀海岸長い直線道路と美しい浜が続く、ラストスパートの景観エリア。
G成東駅(ゴール候補)総武本線。海岸からはやや距離あり(約6〜7km)だが、輪行帰宅に便利。

ざっくり見どころ

道中に立ち寄れる見どころスポットを、写真でざっくりご紹介します。

出典:intojapanwaraku.com
スタートは上総一宮駅
出典:rurubu.jp
一宮海岸
出典:4travel.jp
白里海岸
出典:rasko.hatenablog.jp
ドンドン岩
出典:kanto-michinoeki.jp
九十九里海の駅「くくり」
出典:homemate-research-station.com
ゴールは成東駅

コース概要

距離の目安:約45〜50km(上総一宮駅〜成東駅)
 → 九十九里浜を縦断するロングライド。途中で折り返して距離を調整することも可能。

獲得標高:ごくわずか(ほぼ完全フラット)
 → 高低差がほとんどなく、初心者でも安心して走れる海沿いルート。

所要時間:3〜5時間(観光・食事・休憩込み)
 → 地元グルメや写真撮影を楽しみながら、午前〜午後で完結できるコース。

スタート地点:上総一宮駅
 → 外房線。駅から海岸までは約10分。コンビニ・レンタサイクルあり。

ゴール地点:成東駅
 → 総武本線。海岸からやや距離あり(約6km)だが、輪行帰宅に便利。

見どころ・立ち寄りポイント:
 → 一宮海岸、釣ヶ崎海岸、白里海岸、片貝海岸、九十九里海の駅くくりなど。水平線と一直線に走る爽快感が魅力。

補給ポイント:
 → 白里・片貝・くくり(海の駅)でコンビニ・自販機・食事処が確保可能。

路面状況:
 → 幹線道路と海沿いの舗装路中心。路肩も広く、サイクリング向き。風が強い日は慎重に。

推奨バイクタイプ:
 → クロスバイク・ロードバイク推奨。フラットなのでEバイクやミニベロでも快適。

ベストシーズン:春・秋(晴天&穏やかな風の時期)
 → 夏は海水浴客で混雑、冬は北風が強め。穏やかな春や秋がベスト。

注意点:帰路のアクセスにやや難あり
 → 成東駅から上総一宮駅へ戻るには千葉駅を経由する必要があり、約2時間かかるため実質的に周回には不向き。
 → 車利用の場合は「折り返し型ルート(片貝や海の駅くくりで折り返す)」を推奨。

東伊豆シーサイドライド|断崖とビーチの変化を楽しむ

東伊豆の海岸線を、断崖と入り江の景色に導かれながら南下する――
そんな旅気分のサイクリングが楽しめるのが、伊豆急行沿いの片道ライドルート。富戸から伊豆急下田まで、およそ40kmの海岸道には、吊り橋のかかる断崖・白砂のロングビーチ・静かな漁港・情緒ある温泉街が次々に現れます。
アップダウンはあるものの、距離は控えめで、観光や食事を楽しみながら一日を過ごすのにぴったり。
伊豆を“なぞるように走る”海沿いの旅へ、気軽に出かけてみませんか?

記号地点名主な特徴・補足内容
A富戸駅静かな駅スタート。裏ルート感が魅力。
B城ヶ崎海岸(門脇吊橋)絶壁と吊り橋の絶景。最初のハイライトに最適。
C伊豆高原駅観光案内所・カフェ・補給に便利。レンタサイクル拠点としても機能。
D熱川温泉街海沿いの温泉宿が並ぶ情緒ある温泉街。グルメや足湯での休憩に最適。
E稲取温泉街金目鯛グルメの町。ランチや温泉立ち寄りにおすすめ。
F今井浜海岸波が穏やかで気持ちの良い砂浜。穴場感あり。
G白浜大浜海岸伊豆随一の美しいビーチ。白砂とエメラルドグリーンの海が圧巻。
H外浦海岸静かでのんびりとした入り江のビーチ。ビーチピクニックにも◎
I爪木崎灯台と断崖、冬の水仙で有名な岬。下田駅へ向かうラストの立ち寄りにぴったり。
J伊豆急下田駅ゴール地点。観光・グルメ・温泉・輪行と旅の締めくくりに最適。

ざっくり見どころ

道中に立ち寄れる見どころスポットを、写真でざっくりご紹介します。

出典:izukyu.co.jp
スタートは富戸駅(ふとえき)
出典:tabiiro.jp
城ケ崎海岸
出典:fujinokuni.shokunomiyako-shizuoka.pref.shizuoka.jp
稲取はキンメダイの街
出典:PhotoAC
外浦海岸
出典:PhotoAC
下田のペリーロード
出典:izukyu.co.jp
ゴールは伊豆急下田駅

コース概要

距離の目安: 約35〜40km(富戸駅〜伊豆急下田駅)
→ 東伊豆の景観を堪能できる中距離ルート。観光・休憩を挟みながら半日〜1日で楽しめる構成。

獲得標高: 400〜500m前後(細かなアップダウン多数)
→ 各ビーチや港町の間に短い登り下りが連続。見た目以上に脚を使う場面もある。

所要時間: 3〜5時間(観光・グルメ・写真休憩込み)
→ 城ヶ崎や白浜などの絶景スポットに立ち寄りながら、ゆったりと進む旅ライドに最適。

スタート地点: 富戸駅(伊豆急行線)
→ 静かな住宅街にある無人駅。事前の補給は伊豆高原駅周辺で済ませておくのが安心。

ゴール地点: 伊豆急下田駅
→ 温泉・グルメ・観光名所が揃う充実の終着点。輪行にも便利な設備とアクセス。

主な見どころスポット:
→ 城ヶ崎海岸(吊橋)、稲取温泉街、白浜大浜海岸、外浦海岸、爪木崎灯台など、景観と文化が交差するポイントが連続。

補給ポイント:
→ 伊豆高原駅、熱川、稲取、下田市街地にコンビニ・飲食店あり。稲取〜下田の区間は補給が少ないため注意。

路面状況:
→ 全線舗装済。海沿いの生活道では道幅が狭い場所もあり、スピードの出しすぎに注意。

推奨バイクタイプ:
→ クロスバイク・ロードバイクが基本。軽快な走行性能と輪行のしやすさが両立できる。

ベストシーズン:
→ 春・秋が快適。真夏は日差しが強く、アップダウンで体力を消耗しやすいため早朝スタート推奨。

注意点:
→ 観光地周辺では交通量・歩行者が多くなるため、安全第一で。下田手前の爪木崎エリアは風が強くなることもある。

大洗・ひたちなか海浜サイクリング|広大な海岸線とグルメの旅

茨城県の太平洋側に広がる大洗・ひたちなかエリアは、開放感あふれる海岸線と整備された自転車道が魅力。大洗海岸からひたちなか市まで続くルートは、遠く水平線を眺めながら走る爽快なサイクリングが楽しめます。
比較的フラットな地形に加え、観光地や公園、道の駅など立ち寄りスポットも豊富。自転車専用道が整備されている区間もあり、初心者でも安心して走行できます。特に「国営ひたち海浜公園」の広大な風景は圧巻で、季節によってはネモフィラやコキアなどの絶景も堪能できます。

記号地点名主な特徴・補足内容
A大洗駅スタート地点。鹿島臨海鉄道の駅。駅前にコンビニや観光案内所あり。
B大洗エリア(神社・海岸・グルメ)大洗磯前神社の鳥居、大洗サンビーチ、大洗市場など見どころが集まるエリア。観光・写真・グルメの三拍子が揃う。
C那珂湊おさかな市場新鮮な海の幸が楽しめるローカル市場。テイクアウトグルメにも◎
D阿字ヶ浦海岸静かな海沿いを走る穴場区間。開放感のあるビーチロードが続く。
E国営ひたち海浜公園ネモフィラやコキアで有名な絶景公園。園内はサイクリングコースも整備。
F勝田駅ゴール地点。常磐線利用で輪行しやすく、東京方面へのアクセスも良好。

ざっくり見どころ

道中に立ち寄れる見どころスポットを、写真でざっくりご紹介します。

出典:rintetsu.co.jp
スタートは大洗駅
出典:PhotoAC
大洗磯前神社
出典:gltjp.com
那珂湊おさかな市場
出典:readyfor.jp
阿字ヶ浦海岸
出典:PhotoAC
国営ひたち海浜公園
出典:retro-station.jp
ゴールは勝田駅

コース概要

距離の目安: 約25〜40km(立ち寄りスポットにより調整可)
→ 比較的フラットなルートで、観光とグルメをゆったり楽しめるミドルコース。

獲得標高: ほぼフラット(最大でも100m以下)
→ 起伏は少なく、初心者やファミリーライドにもおすすめ。

所要時間: 約3〜4時間(観光・グルメ・休憩込み)
→ 神社や市場、海浜公園を巡りつつ、半日で満喫できる。

スタート地点: 大洗駅
→ 鹿島臨海鉄道の駅で輪行しやすく、駅前にコンビニ・案内所もあり。

ゴール地点: 勝田駅またはひたち海浜公園周辺(輪行・現地解散)
→ 勝田駅から都内・水戸方面へ電車での帰路もスムーズ。

見どころ・立ち寄りポイント:
→ 大洗磯前神社(神磯の鳥居)、大洗サンビーチ、那珂湊おさかな市場、国営ひたち海浜公園など。
ネモフィラやコキアの見頃には絶景サイクリングに。

補給ポイント:
→ 大洗市場、那珂湊駅周辺、海浜公園周辺に飲食店・コンビニ多数。あんこう鍋や海鮮丼が名物。

路面状況:
→ ほぼ全線舗装。自転車道・広めの路肩が多く、初心者にも安心。ただし一部国道は交通量に注意。

推奨バイクタイプ:
→ クロスバイク・ロードバイク・ミニベロも快適。ファミリーならシティサイクルでもOK。

ベストシーズン: 春〜初夏、または秋
→ ネモフィラ(4月中旬〜5月上旬)やコキア(10月中旬〜下旬)が咲き誇る季節は特におすすめ。

注意点:
→ 国営ひたち海浜公園は有料エリアで、自転車持ち込みはOKですが、走行できるのは専用サイクリングコースのみです。入園ゲートで案内を確認し、コース外には立ち入らないようにしましょう。また、海沿いでは風が強くなる日も多いため、防風対策を忘れずに。

海沿いサイクリングでよくある質問(FAQ)

Q. 片道コースを走った後、輪行初心者でも問題なく帰れますか?

基本的には問題ありません!
輪行は、鉄道会社ごとのルール(例:袋に完全収納すること、自転車を小さくまとめること)を守れば誰でも利用できます。
初めての場合は、事前に輪行袋の使い方を練習しておくと安心です。
また、比較的人が少ない時間帯の電車(午前中や昼過ぎ)を選ぶと、輪行しやすいですよ。

Q. 海沿いサイクリングに適した持ち物はありますか?

特に以下の持ち物をおすすめします:

  • サングラス(海沿いは日差しと風が強いです)

  • 日焼け止め(紫外線対策は必須)

  • ウィンドブレーカー(海風で体温を奪われやすいため)

  • 輪行袋(帰りの電車移動用)

  • モバイルバッテリー(スマホナビや撮影用)

また、海沿いは突然の天候変化もあるため、簡易的なレインウェアも携帯しておくと安心です。

Q. 海沿いルートで特に注意すべき季節や時間帯はありますか?

夏は日差しと気温が非常に高くなるため、早朝出発をおすすめします。
また、冬〜春先は風が強い日が多いため、天気予報で「強風注意報」が出ている日は無理なライドを避けましょう
特に海沿いは風向きによって体力消耗が大きく変わるので、追い風スタート・向かい風帰りの逆パターン(逆風スタート)にならないよう、ルート設定に注意すると快適です。

まとめ|海沿いの絶景を感じながら、特別な週末サイクリングを

関東には、週末にふらっと出かけられる絶景海岸線サイクリングコースがたくさんあります。
湘南のリゾート感、三浦半島の海グルメ、南国ムード漂う房総フラワーライン、一直線の九十九里浜、南伊豆の透明な海、広大な大洗・ひたちなかエリア。それぞれに個性があり、走るたびに新たな発見が待っています。

今回ご紹介した6コースは、初心者でも安心して楽しめる距離感と、輪行を活用した柔軟なプランニングが可能なルートばかり。道中にはグルメスポットや観光名所も多く、単なるサイクリングだけでなく、旅そのものを満喫できるのも魅力です。

海風を受けながらペダルを踏む爽快感は、日常の疲れを吹き飛ばしてくれるはず。
ぜひ次の休日は、自転車と輪行バッグを持って、海沿いの冒険に出かけてみませんか?

※このブログでは、コースの詳細や見どころをあえて控えめに紹介しています。
はじめてその景色を見たときの「わっ…!」という感動を、できるだけそのまま味わってもらいたいから。
ルートの存在だけ知って、「あとは自分の体験で完成させる」――そんな旅のきっかけになれば嬉しいです。