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【2026年版】SPDペダルおすすめ7選|片面・両面・クリッカーの違いと初心者の選び方

更新日: 2026年9月11日

両面SPDビンディングペダルのプロダクト風クローズアップ
記事概要

SPDペダルは、片面フラット・両面SPD・クリッカーの3タイプで向いている人が分かれます。通勤もするなら片面フラットのPD-EH500、立ちごけが心配ならクリッカーのPD-T421、専用シューズで乗るなら両面のPD-M520が基本の3択。ルック・クランクブラザーズ・MKSを加えた7台を比べ、初心者向けのクリート(SM-SH56)の選び方も書いています。

ロードバイクやクロスバイクに慣れてくると、ペダルと靴を固定するビンディングが気になってきますよね。その中でも初心者に向いているのがSPDという規格です。クリートが小さくて靴底に埋まるので、そのまま歩けるんですよね。

ただSPDペダルにも、片面だけのもの、両面のもの、軽い力で外せるものがあって、最初はどれを選べばいいか分かりにくいです。ここでは3つのタイプの違いから書いて、7台を並べます。

笑い猫

笑い猫

私も最初はSPD-SLで立ちごけを繰り返していて、店で「初心者はSPDで」と勧められてクリッカー(PD-T421)に替えました。「かかとを上げれば外れる」という安心感で、ずいぶん楽になったんですよね。
いまは慣れてきたので、通勤の日は片面フラットのEH500、週末に長く走る日は両面のM520と、六角レンチでペダルを付け替えています。

まず3つのタイプの違い

SPDペダル3タイプの違い:片面フラット・両面SPD・クリッカーの特徴比較
普段の靴でも乗るか、専用シューズだけか、立ちごけが心配か

片面フラット(PD-EH500型)が向いている人

片面がSPD、片面が普通のフラットです。平日はスニーカー、週末は専用シューズという使い方なら、これ1台で済みます。

両面SPD(PD-M520型)が向いている人

表も裏もSPDです。足を乗せればどちらの面でもはまるので、信号からの発進が楽なんですよね。乗るときは必ず専用シューズという人向けです。

クリッカー(PD-T421型)が向いている人

軽い力で外れる、初心者向けの作りです。立ちごけが怖いうちはこれで慣れて、慣れたら両面SPDに移る、という順番もありかなと思います。

タイプ 片面フラット 両面SPD クリッカー
代表モデル PD-EH500 PD-M520 PD-T421
いいところ スニーカーでも乗れる 裏表なくはまる 軽い力で外れる
気になるところ SPDの面を探す 普通の靴だと踏みにくい 固定は弱め
向いている使い方 通勤・街乗り ツーリング・運動 立ちごけが怖いうち

7台を並べて比較

迷ったらEH500、立ちごけが心配ならT421、専用シューズで乗るならM520、が基本の3択です。価格は2026年9月時点のAmazonの実売です。

製品名 こんな人向け 価格 タイプ 重量 付属クリート おすすめ用途
シマノ PD-EH500
シマノ PD-EH500

迷ったらこれ
★★★★★
約9,100円〜 片面SPD+片面フラット 383g(ペア) SM-SH56(マルチ) 通勤もするなら
シマノ PD-T421(CLICK'R)
シマノ PD-T421(CLICK’R)

立ちごけが心配
★★★★★
約6,900円〜 片面クリッカー+片面フラット 423g(ペア) SM-SH56(マルチ) 立ちごけが心配
シマノ PD-M520
シマノ PD-M520

両面の定番
★★★★★
約5,700円〜 両面SPD 380g(ペア) SM-SH51(シングル) 専用シューズで乗る
シマノ PD-ME700
シマノ PD-ME700

踏み面が広い
★★★★☆
約5,800円〜 両面SPD+ケージ 540g(ペア) SM-SH51(シングル) 未舗装も走る
ルック X-TRACK
ルック X-TRACK

シマノ以外
★★★★☆
約10,600円〜 両面SPD(互換) 390g(ペア) ルック製(シマノSPDと互換) シマノ以外を選ぶ
クランクブラザーズ ダブルショット1
クランクブラザーズ ダブルショット1

いちばん軽い
★★★★☆
約8,300円〜 片面ビンディング+片面フラット 331g(ペア) クランクブラザーズ製(シマノSPDとは別規格) いちばん軽く
日本製の回転
★★★★★
約8,800円〜 両面SPD(互換) 433g(ペア・カバー付き) MKS製(シマノSPD互換) 日本製の回転

1. シマノ PD-EH500|スニーカーの日も、専用シューズの日も1台で

シマノ PD-EH500

シマノ PD-EH500の価格を比較する

タイプ
片面SPD+片面フラット
重量
383g(ペア)
付属クリート
SM-SH56(マルチ)
価格帯
約9,100円〜

最初のSPDペダルで迷ったら、これかなと思います。片面が普通のフラットペダルになっていて、スニーカーでも滑らずに漕げます。もう片面がSPDなので、週末は専用シューズで、という使い分けが1台でできるんですよね。
付属のクリートは外しやすいマルチタイプ(SM-SH56)です。はめる前にSPDの面を上に向ける一手間はありますが、すぐ慣れます。

こんな人に:通勤とサイクリングを1台で兼ねたい人

気になる点:はめる前に、SPDの面を上に向ける一手間があります

2. シマノ PD-T421(CLICK’R)|ふつうのSPDより軽い力で、はめて外せる

シマノ PD-T421(CLICK'R)

シマノ PD-T421(CLICK’R)の価格を比較する

タイプ
片面クリッカー+片面フラット
重量
423g(ペア)
付属クリート
SM-SH56(マルチ)
価格帯
約6,900円〜

立ちごけが怖いなら、これです。シマノのクリッカーという仕組みで、ふつうのSPDより軽い力で、はめたり外したりできます。
片面はフラットなので、普段の靴でも乗れます。そのぶん固定は弱めで、慣れてくると物足りなく感じるかもしれません。私もまずこれで慣れて、そのあと別のペダルに移りました。

こんな人に:初めてのビンディングで、立ちごけが怖い人

気になる点:固定は弱め。慣れたら物足りなくなるかも

3. シマノ PD-M520|両面どちらでもはまる、SPDの大定番

シマノ PD-M520

シマノ PD-M520の価格を比較する

タイプ
両面SPD
重量
380g(ペア)
付属クリート
SM-SH51(シングル)
価格帯
約5,700円〜

乗るときは必ず専用シューズ、と決めているなら、いちばん安くて楽な選択です。両面どちらでもはまるので、信号からの発進で裏表を気にしなくていいんですよね。
付属のクリートは、かかとを外にひねったときだけ外れるシングル(SM-SH51)です。初めてなら、外しやすいマルチ(SM-SH56)に替えておくと安心です。

こんな人に:乗るときは専用シューズと決めている人

気になる点:付属はシングル(SH51)。初めてならSH56に替える

4. シマノ PD-ME700|ケージ付きで、はめ損ねても踏める

シマノ PD-ME700

シマノ PD-ME700の価格を比較する

タイプ
両面SPD+ケージ
重量
540g(ペア)
付属クリート
SM-SH51(シングル)
価格帯
約5,800円〜

両面SPDのまわりに、踏み面を広げるケージが付いたペダルです。クリートをはめ損ねても、ケージに足を乗せたまま漕げるので、砂利道で足をつきたくない場面で助かります。
そのぶん540gと重めです。舗装路だけならM520で足りるかなと思います。

こんな人に:砂利道や未舗装路も走る人

気になる点:540gと重め

5. ルック X-TRACK|シマノSPDのクリートがそのまま使える

ルック X-TRACK

ルック X-TRACKの価格を比較する

タイプ
両面SPD(互換)
重量
390g(ペア)
付属クリート
ルック製(シマノSPDと互換)
価格帯
約10,600円〜

シマノ以外で選ぶなら、ルックのSPD互換ペダルです。クリートはシマノのSPDと互換なので、シューズやクリートを選びません。重さはペアで390gです。
値段はいま1万円を少し超えて、シマノの定番より上になります。人と違うものが欲しい人向けですね。

こんな人に:シマノ以外のペダルを選びたい人

気になる点:値段はシマノより上です

6. クランクブラザーズ ダブルショット1|ペアで331g。この中でいちばん軽い

クランクブラザーズ ダブルショット1

クランクブラザーズ ダブルショット1の価格を比較する

タイプ
片面ビンディング+片面フラット
重量
331g(ペア)
付属クリート
クランクブラザーズ製(シマノSPDとは別規格)
価格帯
約8,300円〜

ペアで331gと、この中でいちばん軽いペダルです。片面がビンディング、片面がフラットの作りで、泥の多い道でも詰まりにくい形が売りです。
注意したいのはクリートがクランクブラザーズ製で、シマノのSPDとは別の規格なこと。シマノのクリートがすでに付いたシューズだと、付け替えが要ります。

こんな人に:軽さ重視・泥の多い道も走る人

気になる点:クリートがシマノSPDと別規格です

7. MKS US-S|日本製で、回転がなめらか

MKS US-S

MKS US-Sの価格を比較する

タイプ
両面SPD(互換)
重量
433g(ペア・カバー付き)
付属クリート
MKS製(シマノSPD互換)
生産
日本製
価格帯
約8,800円〜

三ヶ島製作所の日本製ペダルです。回転がなめらかで、道具にこだわる人から人気があります。付属のクリートはMKS製ですが、シマノのSPDと互換です。
重さはカバー付きで433gと軽くはなく、値段も高めです。長く使う1台を選びたい人向けかなと思います。

こんな人に:道具にこだわりたい人

気になる点:433gと軽くはなく、値段も高めです

買う前に、クリートとシューズ

SPDクリート2種の違い:シングルモードSM-SH51とマルチモードSM-SH56
初めてなら、いろいろな向きに外せるマルチ(SM-SH56)が安心

クリートはシングルかマルチか

シマノのSPDクリートは2種類あります。シングル(SM-SH51)は、かかとを外にひねったときだけ外れる、慣れた人向け。マルチ(SM-SH56)は、いろいろな向きに動かすと外れる初心者向けです。立ちごけが心配なら、マルチを選んでおくと安心ですね。

笑い猫

笑い猫

クリートの違いは、私もネットで調べたんですが、種類が多すぎてよく分からなかったんですよね。店員さんに「初心者は外しやすいSM-SH56が安全ですよ」と教えてもらって、いまもそれを使っています。

シューズは「2つ穴(SPD)」対応を

SPDペダルには、靴底にネジ穴が2つあるSPD対応のシューズが要ります。ロード用の3つ穴(SPD-SL)専用のシューズには付きません。

よくある質問

クリートはペダルに付いてきますか?

SPDペダルにはクリートが付いてきます(シューズには付きません)。EH500とT421は外しやすいマルチ(SM-SH56)、M520とME700はシングル(SM-SH51)が付属します。初めてなら、M520とME700はSH56に替えておくと安心です。

片面フラットと両面SPD、どちらを選べばいいですか?

スニーカーでも乗るなら片面フラット(EH500)、乗るときは必ず専用シューズなら両面SPD(M520)です。私のように、両方持って日によって付け替える、というやり方もあります。

ロードバイクにSPD(MTB用)ペダルはおかしいですか?

おかしくないです。SPDはもともとMTBの規格ですが、歩きやすいので、通勤やツーリングではロードでもよく使われています。レースでタイムを詰めるならSPD-SLですが、趣味で走るぶんにはSPDの気楽さのほうが大きいかなと思います。

ほかのメーカーのシューズやクリートでも使えますか?

シマノのSPD、ルックのX-TRACK、MKSのUS-Sは、2つ穴のSPDクリートで互換があります。クランクブラザーズだけは別の規格なので、クリートを合わせてください。シューズは必ず2つ穴(SPD)対応のものを選びます。

ペダルの交換は自分でできますか?

できます。ペダルの軸に合う工具(15mmのペダルレンチか、6mmか8mmの六角レンチ)があれば大丈夫です。右ペダルはふつうのネジ、左ペダルは逆ネジなので、回す向きだけ気をつけてください。ネジ山に薄くグリスを塗っておくと、固着しにくくなります。

まとめ

  • まず3択:通勤もするなら片面フラットのEH500、立ちごけが心配ならクリッカーのT421、専用シューズで乗るなら両面のM520
  • クリートは、初めてなら外しやすいマルチ(SM-SH56)が安心です
  • クランクブラザーズはクリートの規格が違うので、シューズと合わせて選びます
  • ペダルは六角レンチで付け替えられるので、慣れたら用途で替える手もあります

最初の1台は、立ちごけしにくいものから始めるのがいいかなと思います。慣れてから替えるのは簡単なので。