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【2026年版】女性向け登山ザックおすすめ7選|背面長と肩ベルトの形で選ぶ(日帰り・小屋泊・テント泊)
更新日: 2026年10月19日

女性向けの登山ザックは、背面長が短めで、肩ベルトと腰ベルトの形も女性の体に合わせてあります。背面長の測り方と、日帰り・小屋泊・テント泊の容量ごとに選んだ7つを、各メーカーの公式の仕様と値段でご紹介します。
ザックを背負ってみたら、肩ベルトが胸に当たる。腰ベルトが腰骨にうまく乗らなくて、肩ばかり痛くなる。そんな経験、ありませんか?
それは、ザックの背面長や、肩ベルト・腰ベルトの形が、体に合っていないのかもしれません。女性向けのザックは、ちょうどこの3か所を、女性の体に合わせて作ってあるんですよね。
ここでは、女性用のザックは何が違うのか、背面長の測り方、そして日帰り・山小屋泊・テント泊の容量ごとに選んだ7つを、各メーカーの公式の仕様と値段をもとにご紹介します。
女性用のザックは、どこが違う?
メーカーの説明を読むと、女性用で変えてある所は、だいたい次の3か所です。

- 肩ベルト:付け根の間かくを狭くして、胸を避けるカーブに。ドイターは、腕を振るときにじゃまにならないよう短めにしています
- 背面長:男女兼用より短め。モンベルのチャチャパック35は、男女兼用が49〜57cm、女性用が44〜52cmです
- 腰ベルト:女性は腰骨が広くウエストが細い傾向があるので、モンベルは「男性よりもハの字に広がるように」作っています
モンベルの女性用は、身長145〜165cmくらいまでの方に合う大きさです。逆に、ドイターは女性用(SL)について「背中の短い人や細身の男性にも合うことがある」と書いています。女性用か男女兼用かより、自分の体に合うかどうかが大事なんですよね。
背面長の測り方
背面長は、首を前に倒したときにいちばん出っぱる骨(第7頸椎)から、腰骨のいちばん上までの長さなんですよね。モンベル・オスプレー・ザ・ノース・フェイス・カリマーの説明は、どれもこの測り方です。ただ、自分では測りにくいので、家族や友だちに、背骨に沿ってメジャーを当ててもらうのが確実です。
測った数字を、ザックの「背面長」と見くらべます。じつは、小型・中型のザックの背面長は、ほとんどがワンサイズで調節できないんですよね。日帰りや小屋泊の大きさのザックこそ、買う前に数字を見ておきたいところです。
容量の目安
| 山行 | 容量の目安 |
|---|---|
| 日帰り | 20〜30L |
| 山小屋泊 | 30〜40L |
| テント泊 | 50L以上 |
※モンベルの「女性の体格にフィットする専用設計のバックパック」のページの目安です。
買わなくていい場合|男女兼用の小さいサイズで合うなら
ちなみに、女性用でないと背負えない、ということはありません。カリマーのリッジやザ・ノース・フェイスのテルスのように、男女兼用で、背面長の短いサイズがあるザックもあります。店で背負ってみて、肩ベルトが胸に当たらず、腰ベルトが腰骨に乗るなら、それで十分です。
それから、日帰り用の小さいザックは、大きいザックほど背面長にこだわらなくていいかなと思います。荷物が軽いぶん、肩や腰にかかる重さも少ないからです。いま使っているリュックで、肩や腰がつらくないなら、まずはそのままで大丈夫です。
通販で買うなら、サイズの返品を確かめておく
ザックって、背負ってみないと分からないところがありますよね。オスプレーの日本の公式ストア(ブルーシープ)は、サイズを2つ注文して、合わないほうだけ返品する「返品を前提とした注文」を受けています。ほかのお店で買うときも、返品やサイズ交換の決まりを先に見ておくと安心です。
女性向け登山ザックおすすめ7選
通販の値段の安い順に並べています。値段は2026年10月19日に見たもので、定価はスペックの欄に入れてあります。背面長と重さは、メーカーの公式の数字です。
| 製品名 | こんな人向け | 価格 | 容量 | 背面長 | 重さ | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
ミレー サースフェー NX 30+5 W
|
まず1つ目に ★★★★☆ |
約20,900円〜 | 30+5L | 43cm(S・1サイズ) | 1,470g | 日帰り〜小屋泊 |
|
ドイター フューチュラ 25 SL
|
日帰りの軽さ ★★★★☆ |
約22,200円〜 | 25L | 38〜48cm(本国の表記) | 1,210g | 日帰り |
|
グレゴリー ジェイド 28
|
背中の蒸れに ★★★★☆ |
約22,800円〜 | 26L(XS/SM)・28L(SM/MD) | 33〜43cm(XS/SM)・38〜48cm(SM/MD)=公式のサイズ表 | 1.32kg・1.38kg | 日帰り |
| 公式で買う ★★★★★ |
約24,800円〜 | 35L | 44〜52cm(ベルクロで調節) | 1.34kg | 小屋泊 | |
|
オスプレー カイト 38
|
背面を合わせる ★★★★★ |
約30,600円〜 | 36L(WXS/S)・38L(WM/L) | 36〜46cm(WXS/S)・41〜51cm(WM/L) | 1.76kg・1.84kg | 小屋泊 |
|
グレゴリー メイブン 48
|
テント泊の入口 ★★★★☆ |
約38,500円〜 | 48L | 33〜43cm(XS/SM)・38〜48cm(SM/MD)=公式のサイズ表 | 1.42kg・1.45kg | 小屋泊〜テント泊 |
|
オスプレー エーリエル 65
|
テント泊に ★★★★☆ |
約55,000円〜 | 62L(WXS/S)・65L(WM/L) | 33〜43cm(WXS/S)・40.5〜51cm(WM/L) | 2.20kg・2.22kg | テント泊 |
1. ミレー サースフェー NX 30+5 W|女性用は背面43cm|1万円台から見つかる

ミレー サースフェー NX 30+5 Wの価格を比較する
- 容量
- 30+5L
- 背面長
- 43cm(S・1サイズ)
- 重さ
- 1,470g
- レインカバー
- あり
- 定価
- 28,050円
- 価格帯
- 約20,900円〜
ミレーの定番「サースフェー」の、女性用です。定価は28,050円ですが、通販では色によって1万円台後半から見つかります。
ミレーは、女性用の肩ベルトを「胸を締め付けないようカーブを調整」したと説明しています。背面長は43cmで、男女兼用の30+5(48cm・51cm)より短く作ってあるんですよね。
容量の「30+5」は、30Lに5L分の余裕を足せる、という表記です。日帰りの荷物なら余裕があって、山小屋1泊にもぎりぎり届くくらいかなと思います。
こんな人に:日帰りから山小屋1泊まで、1つで済ませたい人
気になる点:背面長は43cmの1サイズで、調節はできません。合うかどうかは、背負って確かめたいところです
2. ドイター フューチュラ 25 SL|背中にすき間|日帰りの25L

ドイター フューチュラ 25 SLの価格を比較する
- 容量
- 25L
- 背面長
- 38〜48cm(本国の表記)
- 重さ
- 1,210g
- レインカバー
- 標準装備
- 定価
- 26,400円
- 価格帯
- 約22,200円〜
ドイターの女性用(SL)の、日帰り用のモデルです。定価は26,400円で、通販では2万2千円台から見つかります。2026年の春夏に新しくなった型です。
SLの肩ベルトは、バストラインに沿う曲線で、腕を振るときにじゃまにならないよう短めです。背中とザックのあいだにすき間を作る「エアコンフォートシステム」で、背中が蒸れにくい作りです。
レインカバーも標準で付いています。日帰りの山が中心なら、この大きさで十分かなと思います。
こんな人に:日帰りの山がメインで、背中の蒸れが気になる人
気になる点:25Lなので、山小屋泊の荷物には少し足りません。背面長の数字は本国のサイトの表記です
3. グレゴリー ジェイド 28|張ったメッシュの背面|日帰りの28L

グレゴリー ジェイド 28の価格を比較する
- 容量
- 26L(XS/SM)・28L(SM/MD)
- 背面長
- 33〜43cm(XS/SM)・38〜48cm(SM/MD)=公式のサイズ表
- 重さ
- 1.32kg・1.38kg
- レインカバー
- 記載なし(別売あり)
- 定価
- 29,700円
- 価格帯
- 約22,800円〜
グレゴリーの女性用(ズールの女性用)の、日帰り用のモデルです。定価は29,700円で、通販では2万2千円台から見つかります。
背中にメッシュを張って、背中とザックのあいだにすき間を作る「フリー・フロート」の作りで、背面長は約89mmの幅で調節できます。女性用は、肩ベルトの付け根が狭く、胸に当たらない細さと角度になっています。
サイズは2つ(XS/SM・SM/MD)で、小さいサイズは容量が26Lになります。公式の説明にレインカバーの記載が無いので、グレゴリーの別売のカバー(30Lまで 5,500円)などを合わせてくださいね。
こんな人に:日帰りの山で、背中の蒸れを抑えたい人
気になる点:公式の説明にレインカバーの記載がありません(別売のカバーがあります)。小さいサイズは26Lになります
4. モンベル チャチャパック 35 Women’s|背面44〜52cm|日本人女性の体格で作った

※このモデルはAmazon・楽天ではほとんど流通しておらず、あっても公式より高値のことが多いため、公式オンラインショップか実店舗での購入がおすすめです。
- 容量
- 35L
- 背面長
- 44〜52cm(ベルクロで調節)
- 重さ
- 1.34kg
- レインカバー
- パックカバー内蔵
- 定価
- 24,800円
- 価格帯
- 約24,800円〜
モンベルの女性用で、山小屋泊にちょうどいい35Lです。定価は24,800円。日本人女性の肩幅・背面長・腰骨まわりの数字をもとに作られているんですよね。
背面長は44〜52cmで、ベルクロで調節できます。同じチャチャパック35の男女兼用は49〜57cmなので、5cm短い作りなんですよね。重さも1.34kgと、男女兼用(1.45kg)より軽くなっています。
パックカバーは本体に入っていて、すぐ出せます。身長145〜165cmくらいの方に合う大きさです。
こんな人に:小柄な方、肩ベルトのすき間が気になってきた人
気になる点:Amazon・楽天ではほとんど扱いがありません。モンベルの公式か店舗で
5. オスプレー カイト 38|2サイズ+背面の調整|小屋泊の38L

オスプレー カイト 38の価格を比較する
- 容量
- 36L(WXS/S)・38L(WM/L)
- 背面長
- 36〜46cm(WXS/S)・41〜51cm(WM/L)
- 重さ
- 1.76kg・1.84kg
- レインカバー
- 標準装備
- 定価
- 34,100円
- 価格帯
- 約30,600円〜
オスプレーの女性用で、背面長を合わせられる小屋泊向けのモデルです。定価は34,100円で、通販では3万円台の前半から見つかります。
サイズは2つ(WXS/S・WM/L)あって、そのうえで背面長を調整できます。小さいほうは36〜46cmまで下げられるので、小柄な方でも合わせやすいんですよね。
レインカバーは標準で付いています。重さは1.76kg〜と、30L台ではしっかりした作りです。
こんな人に:背面長をきっちり合わせたい人、山小屋泊がメインの人
気になる点:1.76kg〜と、30L台では重めです
6. グレゴリー メイブン 48|2025年の新しい型|48Lで1.45kg

グレゴリー メイブン 48の価格を比較する
- 容量
- 48L
- 背面長
- 33〜43cm(XS/SM)・38〜48cm(SM/MD)=公式のサイズ表
- 重さ
- 1.42kg・1.45kg
- レインカバー
- 記載なし(別売あり)
- 定価
- 38,500円
- 価格帯
- 約38,500円〜
グレゴリーの女性用で、2025年に新しくなった「メイブン」の48Lです。定価は38,500円で、通販でも同じくらいの値段です。
背中は、9割以上が空気のエアークッションのメッシュに、体の動きについてくる腰ベルトを合わせた「フリー・フロート(ハイブリッド)」。背面長は7.5cm以上調節できます。重さは1.45kg(SM/MD)で、48Lとしては軽めかなと思います。
寝袋を入れる仕切りの付いた部屋もあって、テント泊にも山小屋泊にも使える大きさです。公式の説明にレインカバーの記載が無いので、別に用意しておくと安心ですね。
こんな人に:テント泊を始めたい人、山小屋泊で荷物が多い人
気になる点:公式の説明にレインカバーの記載がありません。荷物が多い方は、58Lのメイブン58も候補です
7. オスプレー エーリエル 65|65L|テント泊の荷物をしっかり背負う

オスプレー エーリエル 65の価格を比較する
- 容量
- 62L(WXS/S)・65L(WM/L)
- 背面長
- 33〜43cm(WXS/S)・40.5〜51cm(WM/L)
- 重さ
- 2.20kg・2.22kg
- レインカバー
- 付属
- 定価
- 55,000円
- 価格帯
- 約55,000円〜
オスプレーの女性用の、テント泊向けのモデルです。定価は55,000円で、通販でも同じくらいの値段です。
小さいサイズは背面長33〜43cm。小柄な方でも合わせやすいサイズです。肩を包むようにフィットする肩ベルトと、ワイヤーフレームを入れた腰ベルトで、女性の体に合わせてあります。
重さは2.2kgあります。テント・寝袋・食料をまとめて背負う日のための1つ、という位置づけかなと思います。
こんな人に:テント泊や、2泊以上の山行に行く人
気になる点:定価55,000円と高く、重さも2.2kgあります
(モンベル チャチャパック 35 Women’s の写真の出典:モンベル公式オンラインストア)
容量ごとの選び方
日帰りなら、20〜30L
雨具・防寒着・水・食べ物が入れば足りるんですよね。今回の7つでは、ドイター フューチュラ 25 SLとグレゴリー ジェイド 28。くわしくは日帰り登山ザックの記事でもご紹介しています。
山小屋泊なら、30〜40L
着替えや洗面道具がふえる分、30L台が目安です。モンベル チャチャパック 35 Women’sか、オスプレー カイト 38。容量より背面長が大事、という話は山小屋泊ザックの記事にまとめています。
テント泊なら、50L以上
テント・寝袋・マット・食料が加わるので、50L以上になります。グレゴリー メイブン 48はテント泊の入口に、本格的に背負うならオスプレー エーリエル 65。50Lか60Lかで迷ったら、テント泊ザックの記事もどうぞ。
よくある質問
男女兼用(ユニセックス)のザックを、女性が使ってもいいですか?
大丈夫です。背面長の短いサイズがある男女兼用のザックもたくさんあります(カリマーのリッジ、ザ・ノース・フェイスのテルスなど)。背負ってみて、肩ベルトが胸に当たらず、腰ベルトが腰骨に乗るなら、それで十分です。
背面長は、どこからどこまでを測りますか?
首を前に倒したときにいちばん出っぱる骨(第7頸椎)から、腰骨のいちばん上までです。背骨に沿って、だれかにメジャーを当ててもらうと正確に測れます。
日帰りのザックは、何Lがいいですか?
20〜30Lが目安です(モンベルの目安)。雨具・防寒着・水・食べ物が入る大きさです。冬は防寒着がかさばるので、30L近くあると安心です。
山小屋泊とテント泊を、1つのザックで兼ねられますか?
山小屋泊は30〜40L、テント泊は50L以上が目安なので、1つで兼ねるのは少しむずかしいです。今回の中では、48Lのグレゴリー メイブン 48が、そのあいだの大きさです。
背中が蒸れにくいのは、どんなザックですか?
背中に当たる面の作りで変わります。背中とザックのあいだにすき間を作る型と、背中に沿うパッドの型があります。今回の中では、ドイター フューチュラ 25 SLが、すき間を作る作り(エアコンフォートシステム)です。すき間を作る型は風が通るぶん、荷物が背中から少し離れます。
レインカバーは付いていますか?
今回の7つでは、ミレー サースフェー・ドイター フューチュラ・オスプレー カイト・オスプレー エーリエルに付いていて、モンベル チャチャパックは本体に内蔵しています。グレゴリーのジェイドとメイブンは、公式の説明にレインカバーの記載がありません。グレゴリーの別売のカバー(30Lまで 5,500円・30〜50L 6,600円)などを合わせてください。
通販で買って、背中に合わなかったらどうすればいいですか?
お店ごとに返品の決まりが違うので、買う前に確かめておくと安心です。オスプレーの日本の公式ストア(ブルーシープ)は、サイズを2つ注文して、合わないほうだけ返品する注文を受けています。
まとめ
- 女性用のザックは、肩ベルト・背面長・腰ベルトの3か所を、女性の体に合わせてある
- まず、背面長(第7頸椎〜腰骨のいちばん上)を測ってもらう
- 容量は、日帰り20〜30L・山小屋泊30〜40L・テント泊50L以上
- 迷ったら、日帰り〜小屋泊はミレー サースフェー NX 30+5 W、山小屋泊はモンベル チャチャパック 35 Women’sかオスプレー カイト 38
- 男女兼用でも、小さいサイズが体に合えば、それで十分
体に合ったザックは、同じ荷物でも、ぐっと軽く感じます。まずは背面長を測るところから、始めてみてくださいね。
※価格は2026年10月19日時点のものです(Amazon は、セールの札が付いていない値段を見ています)。仕様と定価は、各メーカー・日本の取り扱い元の公式サイトによります。ドイターの背面長は、日本の公式に記載が無いので、本国のサイトの表記です。







学生のころ、先輩に「ザック・登山靴・レインウェアはケチるな」と言われたことがあります。いまでも、この3つは本当にそうだなと思っています。
ただ、ケチらないというのは、高いものを買うことではないんですよね。体に合わないザックは、どんなに高くても肩と腰がつらくなります。
なので、まずは背面長を測ってもらうこと。できれば、店で10kgくらいの荷物を入れて背負わせてもらうこと。空のザックだと、合っているかどうか、分かりにくいんですよね。私は、それがいちばんの近道かなと思っています。