Home キャンプ 【2025年版】ソロキャンプ用テントおすすめ7選|軽量・初心者向け・コスパ別に徹底比較

【2025年版】ソロキャンプ用テントおすすめ7選|軽量・初心者向け・コスパ別に徹底比較

ソロキャンプ用テントの選び方とおすすめ7選を徹底比較。軽量性重視ならモンベル・ニーモ、初心者向けならコールマン・スノーピーク、コスパ重視ならバンドック・Naturehikeを紹介。登山・ツーリング・オートキャンプなどスタイル別の選び方も解説します。
目次

はじめに:ソロキャンプ用テント選びで失敗しない3つのポイント

山岳環境で使用される軽量ソロテントの比較イメージ
登山やバックパッキングに最適な軽量ソロテントたち
出典:Treeline Review

ソロキャンプを始めるにあたって、最も重要なギア選びの一つが「テント」です。せっかくの自然の中での時間を快適に過ごすためには、自分のキャンプスタイルに合ったテント選びが欠かせません。しかし、市場には数多くのソロテント製品があふれており、「どれを選べば良いのか分からない」という声も少なくありません。

私自身、アウトドア歴10年以上の中でさまざまなテントを試してきましたが、最初の頃は「安いから」「見た目がかっこいいから」という理由だけで選んでしまい、実際のキャンプで不便を感じることが多々ありました。そこで本記事では、ソロキャンプ用テント選びで押さえておくべき3つのポイントと、2025-2026年版のおすすめテント7選を徹底比較してご紹介します。

1. 軽量性・コンパクトさ(持ち運びやすさ)

ソロキャンプでは、すべての荷物を一人で運ぶことになります。特に登山やバイクツーリング、徒歩でのキャンプを想定している方は、テントの重量が1kg台前半〜2kg以内のモデルを選ぶことをおすすめします。一方、オートキャンプがメインの方は、多少重くても居住性を重視したテント(3〜5kg)でも問題ありません。収納時のサイズもバックパックに入るかどうかを確認しましょう。

2. 設営・撤収の簡単さ(自立式・非自立式)

テントの設営方式には大きく「自立式」と「非自立式」があります。自立式テントは、ポールを組み立てれば自立するため初心者でも簡単に設営できます。一方、非自立式テントはペグダウンが必須で軽量ですが、設営にはやや慣れが必要です。初めてのソロキャンプなら、設営のストレスが少ない自立式テントをおすすめします。

3. 耐久性・快適性(素材・耐水圧・居住空間)

テントの耐水圧は最低でも1,500mm以上、できれば2,000mm以上のものを選びましょう。また、ダブルウォール(フライシートとインナーテントの二重構造)のテントは結露を防ぎ、快適性が高まります。居住空間の広さも重要で、寝るだけでなく荷物を置くスペースや前室の有無もチェックしましょう。長期間使用することを考えると、信頼できるブランドの製品を選ぶことも大切です。

【比較表】ソロキャンプ用おすすめテント7選 スペック一覧

まずは、今回ご紹介する7つのソロテントの主要スペックを一覧表で比較してみましょう。重量、価格、耐水圧、設営の簡単さなど、自分が重視するポイントで比較検討してみてください。

モデル名 重量 価格(税込) 耐水圧 設営方式 収納サイズ インナーサイズ おすすめ用途
モンベル ステラリッジテント1型 約1,440g 約52,900円 フライ1,500mm/フロア2,000mm 自立式(吊り下げ式) 本体φ14×33cm/ポールφ6×43cm 約90×210×105cm 登山・バックパッキング
ニーモ ホーネットオズモ 1P 約820g 約61,600円 1,200mm 自立式(吊り下げ式) 約50×10×8cm 約221×102/79cm(台形) UL登山・ファストパッキング
MSR ハバNX 1人用 約1,290g 約50,000円前後 1,200mm 自立式 約46×15cm 約216×76cm 登山・バックパッキング
コールマン ツーリングドーム/ST 約4.0kg 約20,000円前後 約1,500mm 自立式 約φ19×49cm 約210×120×100cm バイクツーリング・オートキャンプ
スノーピーク アメニティドームS 約5.0kg 約41,800円 1,800mmミニマム 自立式 約58×18×23cm 約150×220×120cm オートキャンプ・デュオキャンプ
バンドック ソロドーム1 BDK-08 約1,880g 約16,500円 約3,000mm 自立式 約38×15×15cm 約200×90×100cm ソロキャンプ・ツーリング
Naturehike Cloud-Up 1 約1,820g 約10,000〜15,000円 約4,000mm 自立式 約12×45cm 約210×110cm ソロキャンプ・バックパッキング

※価格は2025年10月時点の参考価格です。販売店やセール時期により変動する可能性があります。

【軽量・コンパクト重視】おすすめソロテント3選

登山やバックパッキング、長距離ツーリングなど、荷物の軽量化が最優先の方におすすめの超軽量ソロテント3選です。いずれも1kg台前半〜800g台という驚異的な軽さを実現しながら、耐久性や快適性も妥協していません。

1. モンベル ステラリッジテント1型

モンベル ステラリッジテント1型の外観と軽量性
軽量性と耐久性を兼ね備えたソロテントの代表格、モンベル ステラリッジテント1型
出典:モンベル公式オンラインショップ

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モンベル ステラリッジテント1型は、日本を代表するアウトドアブランド・モンベルが誇る山岳用テントのフラッグシップモデルです。2019年のモデルチェンジで従来のスリーブ式から吊り下げ式構造に変更され、設営のしやすさと耐風性がさらに向上しました。

【スペック】
重量:約1,440g(本体+フレーム+フライシート)
インナーサイズ:約90×210×105cm
耐水圧:フライシート1,500mm、フロア2,000mm
収納サイズ:本体φ14×33cm、ポールφ6×43cm
価格:約52,900円(税込)※本体+フライセット

【特徴・メリット】
ステラリッジテント1型の最大の魅力は、軽量性と耐風性の両立です。日本の厳しい山岳環境を想定して設計されており、強風や雨にも強い信頼性があります。吊り下げ式構造により設営も簡単で、初めての山岳テント泊でも安心です。また、モンベルの永久保証サービスがあり、長期間安心して使用できます。

【デメリット】
価格がやや高めで、入門者には予算面でハードルが高いかもしれません。また、軽量化を優先しているため、居住空間はやや狭めです。ソロでの使用には十分ですが、荷物が多い方は少し窮屈に感じる可能性があります。

2. ニーモ ホーネットオズモ 1P

ニーモ ホーネットオズモ 1Pの軽量性と居住空間
驚異の820gを実現したウルトラライトダブルウォールテント、ニーモ ホーネットオズモ 1P
出典:NEMO Equipment公式サイト

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ニーモ ホーネットオズモ 1Pは、UL(ウルトラライト)ハイカーから絶大な支持を得ている超軽量ダブルウォールテントです。最小重量820gという驚異的な軽さを実現しながら、快適な居住空間と耐久性を兼ね備えています。

【スペック】
重量:約820g(最小重量)、総重量約1,000g
フロアサイズ:約221×102/79cm(台形)
耐水圧:1,200mm(OSMO™ファブリック)
収納サイズ:約50×10×8cm
価格:約61,600円(税込)

【特徴・メリット】
ホーネットオズモ 1Pの最大の特徴は、独自のOSMO™ファブリックを採用している点です。この素材は撥水性が高く、濡れても伸びにくく、乾燥も早いという特性があります。また、Y字型のポール構造により、頭上空間が広く確保されており、軽量テントとは思えない快適性を実現しています。設営も簡単で、吊り下げ式のため短時間で完了します。

【デメリット】
価格が高めで、予算に余裕がない方には手が出しにくいかもしれません。また、軽量性を追求しているため、生地はやや薄めです。過酷な環境での長期使用には注意が必要です。前室も小さめなので、荷物の置き場所には工夫が必要です。

3. MSR ハバNX 1人用

MSR ハバNX 1人用の設営時の様子
バックパッカーの定番、MSR ハバNX 1人用は軽量性と居住性のバランスに優れたテント
出典:MSR公式サイト(日本正規輸入代理店)

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MSR ハバNX 1人用は、世界中のバックパッカーから愛されるロングセラーモデルです。軽量性と居住性のバランスが良く、初めての山岳テント泊にも適しています。信頼性の高いDAC製ポールを採用し、耐久性も十分です。

【スペック】
重量:約1,290g(総重量)、最小重量約1,120g
フロアサイズ:約216×76cm
前室面積:約0.84㎡
耐水圧:1,200mm
価格:約50,000円前後(税込)

【特徴・メリット】
ハバNX 1人用は、軽量性と快適性のバランスに優れており、ソロ登山やバックパッキングに最適です。前室も広めに確保されており、靴や荷物を置くスペースに困りません。また、MSRの製品は世界中で高い評価を得ており、品質と耐久性に定評があります。メッシュパネルが多く、通気性も良好です。

【デメリット】
価格がやや高めで、初心者にはハードルが高いかもしれません。また、1人用としては標準的なサイズ感ですが、荷物が多い方や体格の大きい方にはやや狭く感じる可能性があります。

【設営簡単・初心者向け】おすすめソロテント2選

初めてのソロキャンプでは、設営の簡単さが重要です。ここでは、初心者でもストレスなく設営できる、入門者におすすめのソロテント2選をご紹介します。いずれもオートキャンプやバイクツーリングに最適で、居住空間も広めです。

4. コールマン ツーリングドーム/ST

コールマン ツーリングドームSTの外観と前室
初心者に大人気、コールマン ツーリングドーム/STは設営簡単でコスパ抜群
出典:コールマン公式オンラインショップ

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コールマン ツーリングドーム/STは、ソロキャンプ初心者の定番テントとして圧倒的な人気を誇ります。設営が非常に簡単で、初めてでも10分程度で完了します。バイクツーリングやオートキャンプに最適な、バランスの良いテントです。

【スペック】
重量:約4.0kg
インナーサイズ:約210×120×100cm
耐水圧:約1,500mm
収納サイズ:約φ19×49cm
価格:約20,000円前後(税込)

【特徴・メリット】
ツーリングドーム/STの最大の魅力は、設営の簡単さとコストパフォーマンスの高さです。ポールをスリーブに通すだけで自立し、初心者でも迷うことがありません。前室も広く確保されており、荷物やシューズを置くスペースに困りません。また、インナーサイズが広めなので、ゆったりと過ごせます。価格も手頃で、初めてのテント購入にぴったりです。

【デメリット】
重量が約4.0kgとやや重めなので、徒歩での移動や登山には不向きです。バイクツーリングやオートキャンプがメインの方に適しています。また、メッシュパネルが少なく、夏場は暑さを感じることがあります。

5. スノーピーク アメニティドームS

スノーピーク アメニティドームSの設営時の外観
スノーピークのエントリーモデルとして圧倒的人気を誇るアメニティドームS
出典:スノーピーク公式オンラインショップ

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スノーピーク アメニティドームSは、入門用テントとして圧倒的な販売実績を誇るスノーピークのロングセラーモデルです。耐久性と快適性を備えながらも、エントリーモデルとして手の届きやすい価格設定が魅力です。ソロだけでなく、デュオキャンプや小さなお子様連れの3人家族までカバーできる汎用性の高さも人気の理由です。

【スペック】
重量:約5.0kg
インナーサイズ:約150×220×120cm
収納サイズ:約58×18×23cm
耐水圧:フライシート・ボトム共に1,800mmミニマム
価格:約41,800円(税込)

【特徴・メリット】
アメニティドームSは、風に強い独自のフレーム構造を採用しており、悪天候でも安心して使用できます。インナーテントはフック吊り下げ式で設営が簡単です。前室も広く、荷物置き場に困りません。スノーピーク製品は品質が高く、長く使える耐久性があります。また、永久保証制度があり、万が一の破損にも対応してもらえる安心感があります。

【デメリット】
重量が約5.0kgとやや重いため、徒歩での移動や登山には向きません。オートキャンプやバイクツーリングがメインの方に適しています。また、価格がエントリーモデルとしてはやや高めですが、品質と長期使用を考えればコストパフォーマンスは良好です。

【コスパ最強】おすすめソロテント2選

予算を抑えつつも、しっかりとした性能を持つコストパフォーマンス抜群のソロテント2選です。初めてのソロキャンプで「まずは試してみたい」という方や、サブテントとして持っておきたい方におすすめです。

6. バンドック ソロドーム1 BDK-08

バンドック ソロドーム1 BDK-08の外観
約16,500円で購入できる高コスパソロテント、バンドック ソロドーム1 BDK-08
出典:株式会社カワセ(BUNDOK公式)

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バンドック ソロドーム1 BDK-08は、新潟県三条市の株式会社カワセが展開する日本のアウトドアブランド「BUNDOK」のソロテントです。約16,500円という手頃な価格ながら、耐水圧3,000mm、重量約1,880gという優れたスペックを持つコスパ最強モデルです。

【スペック】
重量:約1,880g
インナーサイズ:約200×90×100cm
耐水圧:約3,000mm
収納サイズ:約38×15×15cm
価格:約16,500円(税込)

【特徴・メリット】
ソロドーム1の最大の魅力は、圧倒的なコストパフォーマンスです。約16,500円という価格帯でありながら、耐水圧3,000mmと高い防水性能を持ち、フレームにはアルミ合金を採用しています。前室にはキャノピーを設けることができ、タープ代わりにもなります。インナーテントはオールメッシュで通気性も良好です。日本のメーカーという安心感もあります。

【デメリット】
低価格帯のテントなので、縫製や素材の質は高価格帯のテントには劣ります。長期間の過酷な使用には向きませんが、週末のソロキャンプやツーリングには十分な性能です。また、収納サイズがやや大きめなので、バックパッキングには不向きかもしれません。

7. Naturehike Cloud-Up 1

Naturehike Cloud-Up 1の設営時の外観
中国発の高コスパブランド、Naturehike Cloud-Up 1は約10,000円台で購入可能
出典:Naturehike Japan公式サイト

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Naturehike Cloud-Up 1は、中国発のアウトドアブランド「Naturehike(ネイチャーハイク)」のベストセラーモデルです。約10,000〜15,000円という驚きの低価格ながら、軽量性と耐久性を兼ね備えており、世界中のバックパッカーから支持されています。

【スペック】
重量:約1,820g(総重量)
インナーサイズ:約210×110cm
耐水圧:約4,000mm
収納サイズ:約12×45cm
価格:約10,000〜15,000円(税込)

【特徴・メリット】
Cloud-Up 1の最大の魅力は、圧倒的なコストパフォーマンスです。約10,000円台という価格帯でありながら、耐水圧4,000mmという高い防水性能を持ち、ダブルウォール構造で快適性も確保されています。ポールには7001高強度アルミニウムを採用し、耐久性も十分です。収納サイズもコンパクトで、バックパッキングにも適しています。

【デメリット】
海外ブランドのため、アフターサービスや保証面で不安がある方もいるかもしれません。また、縫製や仕上げの精度は日本ブランドに比べるとやや劣る場合があります。初めてのテント購入で長期間使いたい方は、日本ブランドの製品を選ぶことをおすすめします。

ソロキャンプ用テントの選び方:上級編(素材・季節・スタイル)

テント素材と防水コーティングの違いを示すイメージ
テントの素材や防水コーティングの違いを理解することで、より適切なテント選びができる
出典:Seek Outside

基本的なテント選びのポイントを押さえたら、次は素材やシーズン対応、自分のキャンプスタイルに合わせた選び方を理解しましょう。ここでは、一歩踏み込んだテント選びのポイントを解説します。

テント素材の違い(ポリエステル、ナイロン、シリコンコーティング)

テントの生地には主に「ポリエステル」と「ナイロン」が使用されます。ポリエステルは紫外線に強く劣化しにくいのが特徴で、コールマンやスノーピークなど多くのブランドが採用しています。一方、ナイロンは軽量で強度が高く、MSRやニーモなどの軽量テントに多く使用されています。さらに、シリコンコーティングやポリウレタンコーティングなどの防水加工により、耐水性能が向上します。最近では、ニーモのOSMO™ファブリックのように、撥水性と強度を高めた新素材も登場しています。

シーズン対応(3シーズン vs 4シーズン)

テントには「3シーズン」(春・夏・秋)と「4シーズン」(春・夏・秋・冬)対応のモデルがあります。3シーズンテントは通気性を重視しており、メッシュパネルが多く夏場も快適です。一方、4シーズンテントは冬山や積雪地での使用を想定しており、フレームが頑丈で生地も厚めです。ソロキャンプ初心者の方は、まず3シーズンテントを選び、冬キャンプに挑戦したくなったら4シーズンテントを追加購入するのがおすすめです。

スタイル別(登山、バイクツーリング、オートキャンプ)

登山:軽量性と耐風性を最優先に選びましょう。モンベル ステラリッジテント1型、ニーモ ホーネットオズモ 1P、MSR ハバNX 1人用など、1kg台前半の軽量テントがおすすめです。

バイクツーリング:収納サイズのコンパクトさと設営の簡単さを重視しましょう。コールマン ツーリングドーム/STやバンドック ソロドーム1など、バイクの積載に適したサイズのテントがおすすめです。

オートキャンプ:居住性と快適性を優先できるので、広めのテントを選びましょう。スノーピーク アメニティドームSなど、ゆったりとした空間のテントがおすすめです。

テントと合わせて揃えたい!ソロキャンプ快適ギア

テントと合わせて使用するグランドシート(フットプリント)
テント本体だけでなく、グランドシートなどの周辺ギアを揃えることでより快適なソロキャンプが実現する
出典:Switchback Travel

テントを購入したら、合わせて揃えておきたい周辺ギアがあります。これらを準備することで、より快適で安全なソロキャンプが実現します。

グランドシート

グランドシート(フットプリント)は、テントの床面を保護するために地面に敷くシートです。テント本体の底面が汚れや摩耗から守られ、寿命が延びます。また、地面からの冷気や湿気を遮断する効果もあります。専用品がない場合は、ブルーシートやタイベックシートでも代用可能ですが、専用品の方がサイズがぴったりで見た目もスマートです。

ペグ・ハンマー

テントに付属のペグは簡易的なものが多く、硬い地面や岩場では曲がったり刺さりにくかったりします。別途、鍛造ペグ(スノーピークのソリッドステークなど)を用意しておくと安心です。また、ペグハンマーも専用品を用意しましょう。石で叩くとペグが変形したり、怪我の原因にもなります。

ランタン・ヘッドライト

夜間のテント内や周辺を照らすために、ランタンやヘッドライトは必須です。テント内ではLEDランタンを使用しましょう。ガスランタンやオイルランタンは一酸化炭素中毒の危険があるため、テント内では絶対に使用しないでください。ヘッドライトは両手が空くので、設営や調理、トイレに行く際に便利です。

まとめ:自分に最適なソロテントで、自由な時間を満喫しよう

ソロキャンプ用テント選びは、自分のキャンプスタイルや予算、重視するポイントによって最適な製品が変わってきます。本記事でご紹介した7つのテントは、それぞれ異なる特徴と魅力を持っています。

【軽量性重視なら】ニーモ ホーネットオズモ 1P(約820g)やモンベル ステラリッジテント1型(約1,440g)がおすすめです。登山やファストパッキングに最適です。

【初心者・設営簡単重視なら】コールマン ツーリングドーム/STやスノーピーク アメニティドームSがおすすめです。設営が簡単で、初めてのソロキャンプでもストレスなく使えます。

【コスパ重視なら】バンドック ソロドーム1 BDK-08(約16,500円)やNaturehike Cloud-Up 1(約10,000円台)がおすすめです。予算を抑えつつも必要十分な性能を持っています。

私自身、これまで様々なテントを使ってきましたが、最初の頃は「高いテントを買えば間違いない」と思い込んでいました。しかし実際には、自分のキャンプスタイルに合っているかどうかが最も重要だと気づきました。オートキャンプがメインなのに超軽量テントを買っても、居住性が犠牲になるだけです。逆に、登山メインなのに重いテントを買ってしまうと、持ち運びが苦痛になります。

まずは自分が「どんなシーンでキャンプをしたいのか」「何を重視するのか」を明確にして、それに合ったテントを選びましょう。本記事が、あなたのソロキャンプライフをより豊かにするテント選びの参考になれば幸いです。自然の中で過ごす自由な時間を、ぜひ楽しんでください。

よくある質問(FAQ)

ソロキャンプテントの寿命はどれくらい?

テントの寿命は使用頻度やメンテナンス状況により大きく異なりますが、一般的には3〜10年程度です。年に数回のレジャー使用であれば5〜10年程度、頻繁に使用する場合は3〜5年程度が目安です。紫外線による生地の劣化、防水コーティングの剥がれ、ポールの変形などが寿命のサインです。使用後は必ず乾燥させ、直射日光を避けて保管することで寿命を延ばせます。また、定期的に防水スプレーでメンテナンスすることも効果的です。

自立式と非自立式の違いは?初心者におすすめはどっち?

自立式テントは、ポールを組み立てれば自立する構造で、ペグダウンなしでも立ちます。設営が簡単で、初心者でも扱いやすいのが特徴です。一方、非自立式テントは、ペグやガイラインで固定しないと自立しません。軽量化しやすいメリットがありますが、設営にはやや慣れが必要です。初心者の方には、設営のストレスが少ない自立式テントをおすすめします。慣れてきて軽量化を追求したくなったら、非自立式テントも検討してみましょう。

テントのメンテナンス方法は?

テントを長持ちさせるためには、適切なメンテナンスが重要です。使用後は必ず乾燥させてから収納しましょう。湿ったまま収納するとカビや悪臭の原因になります。汚れは水で洗い流し、頑固な汚れは中性洗剤を薄めた液で優しく洗います。洗濯機や乾燥機の使用は避けてください。防水性能が低下してきたら、防水スプレーやシームシーラーでメンテナンスしましょう。ポールは錆びないように拭いて乾燥させ、ペグは曲がりや破損をチェックします。保管時は直射日光を避け、風通しの良い場所に置きましょう。