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サイクリング旅の輪行袋おすすめ4選と収納のコツ

輪行袋にすっきり収まると気持ち良い
自転車を電車やバスで運ぶ「輪行(りんこう)」は、レンタルよりも自分の愛車で走れる楽しみがあり、とても便利です。しかし「輪行って難しそう…」と感じる初心者の方も多いはず。そこで今回は、Amazonや楽天で手に入る人気の輪行袋を4つピックアップし、特徴や価格、サイズや重さなどをわかりやすく紹介します。後半では、実際の輪行袋への収納のコツ(車体のたたみ方やホイールの外し方、練習方法、安全な運び方など)も詳しく解説。初心者~中級者の方にも親しみやすいトーンでまとめましたので、はじめての輪行も安心して挑戦してみてくださいね。
目次

オーストリッチ「L-100」超軽量輪行袋

オーストリッチは輪行袋の定番ブランド。中でも「L-100」は、超軽量でコンパクトなタイプです。重量はわずか235g​、価格も約6,000~7,000円と手頃。サイズは高さ1100×幅950×奥行250mmで、ロードバイクやクロスバイクを十分収納できます。付属品はショルダーベルト1本と中締めベルト(自転車をまとめるベルト)が3本で、エンド金具は別売です。非常に軽いので担いでも負担が少なく、コンパクトに畳めるのが魅力。鮮やかなカラーバリエーション(ブラック、ブルー、レッド)もあるので、好みに合わせて選べます。

  • 重量:235g​

  • サイズ:高さ1100×幅950×奥行250mm​

  • 価格:約6,000~7,000円

  • 付属品:ショルダーベルト×1、中締めベルト×3​

  • 特徴:超軽量・コンパクト、ロード/クロスバイク対応

モンベル「コンパクトリンコウバッグ クイックキャリーL」

モンベル(mont-bell)の「クイックキャリーL」は、前輪を外した後に筒状のバッグをかぶせるだけで収納できる超シンプル設計です​。ジッパー操作が不要なので、慣れれば片手でサッと収納が可能。対応タイヤは26~29インチで、サイズは本体約1050×1850mm(収納時:直径約6.5×長さ21.5cm)​とかなりコンパクトです。重量も約323g​と軽量級。付属のシンチバンド(中締めベルト)×3本とショルダーベルトがセットになっており、収納後の持ち運びや自転車固定が簡単です。価格は税込で約8,800円前後。軽さと簡単さが魅力なので、「輪行初挑戦」という方にも特におすすめです。

  • サイズ:本体約1050×1850mm

  • 重量:323g

  • 価格:約8,800円(税込)

  • 付属品:シンチバンド(中締めベルト)×3、ショルダーベルト

  • 特徴:前輪外し型・立て置き収納、筒状カバーで簡単収納

タイオガ「ロードポッド シルバー (BAR03101)」

タイオガ(TIOGA)の「ロードポッド」は、価格が手頃ながらしっかり使える輪行袋です。前後輪を外して縦置き収納するタイプで、軽量な70デニールナイロン素材を採用。重量は約395g(※色によって微妙に違いあり)​、サイズは縦約85×横20×高さ90cm​です。価格は約3,980円とリーズナブルです。薄手ながら丈夫な生地で、収納時は非常にコンパクト。付属のバンドで自転車をしっかり固定できるほか、収納時にはショルダーバッグ型に畳めるポケッタブルデザインなのも便利。コストパフォーマンス重視の方に向いています。

  • サイズ:縦約85×横20×高さ90cm​

  • 重量:約395g(ブラック)、約405g(シルバー)​

  • 価格:約3,980円

  • 付属品:フレーム固定用バンド×4

  • 特徴:両輪外し立て置き型、超軽量ナイロン素材でコンパクト収納

サンワサプライ「800-BYBAG003 輪行袋」

サンワダイレクト(サンワサプライ)の輪行袋は、価格約5,480円でしっかりした作りと撥水性がポイントです。前後輪を外して横型で収納するタイプで、本体はPVCにPUコーティングされた撥水素材​。サイズは幅110×高さ80cm、重量は約472gです。やや重めですがその分衝撃に強く、雨に濡れにくいのが特長。付属のショルダーストラップと収納用袋も付いています。デザインはシンプルなブラック一色。頑丈で安心感がありますが、折りたたむとボリュームが出るため、耐久性や機能性を重視する方におすすめです。

  • サイズ:幅110×高さ80cm​

  • 重量:472g​

  • 価格:約5,480円

  • 付属品:ショルダーストラップ、収納袋

  • 特徴:前後輪収納型、PVC撥水素材で雨に強い

輪行袋への収納のコツ

輪行袋にすっきり収まると気持ち良い
輪行袋にすっきり収まると気持ち良い

輪行袋に愛車を収納するときは、初めは戸惑うかもしれませんが、コツをつかめばぐんとラクになります。以下の手順やポイントを参考に、まずは自宅や人が少ない場所で練習してみましょう。

  1. 余分なパーツを外す: ボトルケージやライト、サイクルコンピュータ、ポンプなどの付属品は予め取り外します。必要な工具(六角レンチなど)も準備しておきましょう。

  2. 前輪を外す: クイックリリースレバーや軸止めを操作して前輪を取り外します。外したホイールは袋のポケットやフレーム脇に置き、他のパーツに当たらないようスペースを確保します。

  3. ディスクブレーキに注意: ディスク車の場合、ローター(ディスク部分)は傷つきやすいので、布や専用カバーで包んで保護します。できればディレイラーハンガー用の保護具(エンド金具)を装着しておくと安心です。

  4. フレームをまとめる: ハンドルはフレームと平行にし、サドルは下げるかスペーサーで高さを低めに調整。チェーンが後輪側に引っ張られる場合は位置を固定して外れないようにします。

  5. 後輪を外す: (両輪外しタイプの場合)後輪も同様に取り外します。スプロケットやディスクが露出する場合はカバーを掛け、他のパーツに触れないよう注意しましょう。

  6. 袋に収める: 輪行袋を床に広げ、車体を慎重に乗せます。袋の口をフレームにかぶせ、前後どちらかの向きに合わせて収納。付属のベルトでフレームをしっかり固定し、隙間には古布やタオルなどの緩衝材を詰めて安定させます。

  7. 練習を重ねる: 初回は時間がかかって当然です。何度か練習すれば要領がつかめていきます。まずは時間に余裕があるときに試してみて、慣れれば数分で収納できるようにしましょう。

このように準備と練習をしておけば、当日も焦らずに輪行ができます。収納が完了したら、「自転車(輪行中)取扱注意」などの札を貼って、列車内で周囲に配慮しながら移動しましょう。輪行袋を使いこなせば、全国各地で自分の自転車と旅が楽しめるようになりますよ。

輪行に挑戦して、もっと自由なサイクリング旅を楽しもう!