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関東サイクリング完全ガイド|初心者向けおすすめコース・輪行・旅準備まで徹底解説

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関東でサイクリングを始めたい初心者向けガイド。おすすめコース、輪行活用術、自転車旅の準備や予算まで徹底解説!次の休日は、自転車旅に出かけよう。
目次
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関東でサイクリングを楽しむ魅力

関東には、初心者でも安心してサイクリングを楽しめる魅力がたくさんあります。
まず、最大の特徴は都心から日帰り圏内でアクセスできるコースが豊富なこと。
車を持っていなくても、電車や輪行を活用すれば、気軽に自然豊かな場所まで足を伸ばすことができます。

また、関東エリアは海・山・川といった多様な自然環境がコンパクトにまとまっているのも大きなポイント。
季節ごとに違った表情を見せる景色の中を走ることで、サイクリングそのものの楽しさがぐっと広がります。
春の桜並木、夏の青い海、秋の紅葉、冬の澄んだ空気――一年を通して飽きることがありません。

さらに、主要なサイクリングコースは初心者向けに整備されている場所も多く
初めてでも安心して走れるフラットな道や、休憩スポットが充実しているエリアが揃っています。
走りやすさだけでなく、立ち寄りスポットやグルメも豊富なので、”旅するように走る”ことができるのも魅力です。

「ちょっと遠くまで行ってみたいな」
そんな軽い気持ちで始めても、関東のサイクリングコースならきっと素敵な一日が待っています。
まずは気になるコースから、あなたも一歩を踏み出してみませんか?

自転車だから出会える風景も多い
自転車だから出会える風景も多い

初心者向け|おすすめサイクリングコース【エリア別】

つくばりんりんロード(茨城県)

廃線跡を利用した、約40kmのフラットなサイクリングロード。
ほぼ高低差がなく、初心者でも無理なく走り切れるコースです。
沿道には休憩所も多く、筑波山を望みながらのんびりとした田園風景を楽しめます。

→ 詳しくはこちら:レンタサイクルで手ぶらOK!週末はつくばりんりんロードへ気軽なサイクリング旅

チバイチ(千葉県一周サイクリング)

本格派サイクリスト向けのイメージが強いチバイチですが、南房総エリアだけを抜粋して走るなら初心者にもおすすめ。
温暖な気候と海沿いの絶景ルートを、のんびり楽しめます。
無理せず区間を区切れば、自分のペースで走破感を味わえます。

→ 詳しくはこちら:チバイチで巡る千葉一周サイクリング完全ガイド

南房総フラワーライン(千葉県)

冬でも温暖な南房総を走る絶景ロード。
特に春は菜の花が咲き乱れ、まるで花畑の中を駆け抜けるような爽快感を味わえます。
海沿いのルートなので、潮風を感じながらのんびりとライドを楽しめます。

→ 詳しくはこちら:南房総フラワーラインを走る絶景サイクリング旅

東京湾一周サイクリング(東京都・千葉県)

関東サイクリストの定番チャレンジコース。
ぐるっと湾岸を一周する達成感は格別です!
すべて自走だと距離は長いですが、途中輪行を挟めば初心者でも無理なく挑戦できます。

→ 詳しくはこちら:東京湾一周サイクリング完全ガイド|達成感と絶景の旅へ

ビワイチ(滋賀県・番外編)

関東エリアではありませんが、サイクリング初心者に全国的に人気なのが「ビワイチ」。
琵琶湖をぐるっと一周するコースで、比較的平坦&景色も最高。
「次の目標」にするのにぴったりなチャレンジです!

→ 詳しくはこちら:初心者サイクリストのためのビワイチ攻略ガイド

琵琶湖のモニュメント
琵琶湖はサイクリストに寛大

輪行を活用してもっと自由にサイクリング!

関東でサイクリングを楽しむなら、輪行(りんこう)を活用しない手はありません。
輪行とは、自転車を専用の袋に入れて電車に持ち込むスタイルのこと。
これを使えば、遠くのスタート地点まで一気に移動できたり、走り切った後に電車で楽に帰ってこれたりと、サイクリングの自由度がぐっと広がります。

特に、関東エリアは電車網が発達しているため、輪行との相性が抜群。
JRや私鉄各社では、輪行を歓迎している駅や、サイクルトレイン(自転車そのまま持ち込みOKの特別列車)も運行されています。

たとえば、

  • 関東鉄道サイクルトレイン(茨城県)

  • いすみ鉄道サイクルトレイン(千葉県)

など、地方ローカル線を使えば輪行初心者でも気軽にチャレンジできます。

また、輪行を始めるにあたっては、専用の輪行袋が必須アイテムになります。
選び方やおすすめモデルについては、以下の記事で詳しく解説しています!

→ 詳しくはこちら:サイクリング旅の輪行袋おすすめ4選と収納のコツ

輪行の基本を押さえておけば、
「行きは自走、帰りは電車」なんていう自由な旅スタイルも楽しめます。
ぜひ、輪行スキルを身につけて、さらに行動範囲を広げてみてください!

→ サイクルトレインに興味がある方はこちら:関東で楽しむサイクルトレイン:初心者におすすめの路線ガイド

輪行を覚えると世界が広がる
輪行を覚えると世界が広がる

初心者向け|自転車旅行に必要な準備と予算

「サイクリング旅をしてみたいけど、何を準備すればいいんだろう?」
そんな初心者の方に向けて、最低限揃えておきたい持ち物と、旅にかかるおおよその費用感を紹介します!

まず揃えたい基本装備

自転車旅行を快適に楽しむためには、以下のアイテムがあると安心です。

  • 輪行袋
     → 電車移動するなら必須。コンパクトにまとめられるモデルがおすすめ。
     → 詳しくはこちら:サイクリング旅の輪行袋おすすめ4選と収納のコツ

  • パンク修理キット&空気入れ(ミニポンプ)
     → 旅先でのトラブルに備えて。

  • モバイルバッテリー&スマホホルダー
     → ナビ使用でバッテリー消費が激しいので必携。

  • 簡単な工具セット(アーレンキーなど)
     → 緩んだネジの締め直しなどに役立つ。

  • 軽量バッグやサドルバッグ
     → 荷物を背負わず、バイクに載せるスタイルが疲れにくい。

必要最小限に抑えつつ、「万が一」に備えるのがコツです。

自転車旅行にかかる予算目安

「旅行って高そう…」と思うかもしれませんが、
サイクリング旅は意外とコストを抑えられます。

1泊2日モデルケースなら、ざっくりこんなイメージです。

項目目安金額
輪行交通費(電車賃)3,000〜6,000円
宿泊費(ビジネスホテル・民宿)5,000〜10,000円
食費・飲み物代3,000〜5,000円
予備費(お土産・観光など)2,000〜3,000円
合計目安13,000〜24,000円

もちろん、日帰りライドなら宿泊費ゼロでさらに節約できますし、
格安ホテルやゲストハウスを使えばさらにリーズナブルに旅が可能です。

→ より詳しい費用感や節約テクは、こちらの記事も参考に!
自転車旅の予算ガイド|1泊2日を安く楽しむコツ

限られた積載量で工夫するのも楽しい

サイクリングイベントにも挑戦してみよう

サイクリングに慣れてきたら、イベントに参加してみるのもおすすめです。
一人で走るのとはまた違う楽しさや達成感があり、新しい自転車仲間に出会えるチャンスでもあります。

最近のサイクリングイベントは、昔のようなレース中心ではありません。
順位やタイムを競わない「ロングライドイベント」が主流となり、初心者でも気軽に参加できる雰囲気になっています。

たとえば、

  • 100km程度のコースを制限時間内に完走する「ロングライド」

  • 地元の景色やグルメを楽しみながら巡る「サイクルツーリズム型イベント」

など、楽しみながら達成感を味わえるスタイルが人気です。

初めてのイベント参加に不安を感じる方も多いと思いますが、
参加者の多くは「サイクリングが好きな一般の人たち」。
肩の力を抜いて、自分のペースで楽しめるのが魅力です!

→ 初心者向けのイベント参加方法については、こちらの記事で詳しく解説しています!
サイクルイベント初心者向けガイド|怖くない!楽しい大会デビュー

「ただ走る」だけでは味わえない、新しいサイクリングの世界。
ぜひ一度、挑戦してみてください!

まとめ|まずは近場からサイクリングデビューしよう!

関東には、初心者でも安心して楽しめるサイクリングスポットがたくさんあります。
少し郊外へ足を延ばすだけで、海や山、川沿いの自然豊かな道を気持ちよく走ることができます。

特別な装備や難しいテクニックは必要ありません。
「まずは一度、近場のコースを軽く走ってみる」
それだけで、自転車旅の魅力にきっと気づくはずです。

輪行やサイクリングイベントへの挑戦など、楽しみ方を広げる手段もたくさんありますが、
大事なのは「気負わず、楽しむこと」。

初めての1日旅が、あなたにとって大きな冒険になるかもしれません。
ぜひ、自分だけのサイクリングストーリーを探しに出かけてみてください!

苦しいことも多いが、心が動くことも多い

よくある質問(FAQ)

Q. サイクリング初心者におすすめの関東コースはどこですか?

初心者におすすめなのは、平坦で走りやすい「つくばりんりんロード」や、海沿いの絶景を楽しめる「南房総フラワーライン」です。アクセスも良く、レンタサイクルも充実しているので、初めてのサイクリング旅にもぴったりです。

はい、基本的な輪行手順を覚えれば、初心者でもすぐにできるようになります。
折りたたみ方や注意点は事前に確認しておくと安心です。
最初は「サイクルトレイン対応路線」など、サポートが手厚い電車を利用するとスムーズです。

最低限、輪行袋、パンク修理キット、モバイルバッテリー、簡単な工具、軽量バッグがあると安心です。
宿泊を伴う場合は、着替えや小型の洗面用品も持参しましょう。
詳しい持ち物リストや準備のコツは、本文内でも紹介していますのでぜひ参考にしてください!